JR西日本グループ 京都市の梅小路公園 「梅小路社宅跡地」に直営の新業態・ブランドのホテルを建設!
-梅小路社宅跡地-
JR西日本は、京都市の梅小路公園内に国内最大級の「京都鉄道博物館」を建設しましたが、「鉄道博物館」の建設場所は、京都市の土地だったため代替地として「梅小路公園」の北側にあったJR西日本の「JR梅小路社宅」の一部を廃止して京都市に提供しました。
京都市は、「JR梅小路社宅」跡地を活用して、公園の中心にあたる広場を拡張整備しました。2014年3月8日に、2つの新広場「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」を開園しました。
しかし、「JR梅小路社宅」跡地の一部が更地として残っていました。私は「この更地をどうするのだろう?」とずっと不思議に思っていました。
● 梅小路社宅跡地開発
今回のニュースリリースで謎が解明しました。JR西日本グループは、観光など国内外からの観光や個人レジャーを主体とするホテルを梅小路社宅跡地に開発することになりました。
引用資料 JR西日本(2017/11/22)
梅小路社宅跡地開発と 新ホテル業態開発に向けた合弁会社の設立について
JRグループ直営の新業態・ブランドとして開発し、運営会社として、「JR西日本」、「ジェイアール西日本ホテル開発」、および「ホロニック」の3社で新たに合弁会社「JR西日本ホロニック」を設立しました。
近くでは、JR嵯峨野線の新駅が建設中です。京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」も計画されています。「梅小路公園」しかなかった場所が、一大観光地になりつつあります。
それにしても最近の京都市の勢いは本当に凄いです。街を歩いていてもどんどん競争力を増して、魅力的な街になって行くのが肌で感じられます。
梅小路社宅跡地新ホテルの概要
◆ 所在地-京都市下京区観喜寺町15他
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 延床面積-約8,700㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約140室
◆ 建築主-JR西日本、ジェイアール西日本ホテル開発、JR西日本ホロニック
◆ オープン-2019年秋頃予定
「計画地」です。
「梅小路社宅跡地開発」予定地を北西側から見た様子です。東隣は「京都水族館」です。
「梅小路社宅跡地開発」予定地を北東側から見た様子です。
手前が「梅小路公園」、奥が「京都水族館」です。
「京都鉄道博物館」です。
| 固定リンク
« 姫路市 キャスティ21コアゾーン・Aブロック ホテルモントレ姫路 2017年11月17日の建設状況 | トップページ | ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/11/22 「構真柱」の建込みが本格化! »
「61 京都府」カテゴリの記事
- 「任天堂」の過去の商品の展示と体験ができる施設 「任天堂資料館(仮称)」の名称が「ニンテンドーミュージアム(Nintendo Museum)」に決定!(2023.09.17)
- 京都市伏見区 「イオン伏見店」跡地 「東急不動産」の商業一体型分譲マンション「ブランズ伏見桃山」の開発が始動!(2023.09.12)
- 興行不毛の地である京都市 「京都府立大学下鴨キャンパス」に1万人規模の収容人数を想定するアリーナ機能を持つ体育館を建設する構想(2023.07.09)
- 京都のハイテク企業十傑(10社) 2023年3月期の連結決算 「ニデック(旧:日本電産)」と「京セラ」が初めて売上高2兆円突破!(2023.06.19)
- 京都府京田辺市 シーアールイー 延床面積155,878.19㎡の大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」を着工!(2023.05.04)