京都経済センター(仮称)整備事業 2012/12/25 「Apple Store京都」が進出するウワサも?
-京都経済センター(仮称)整備事業-
京都・室町の繊維産業を50年にわたって支えてきた「京都産業会館」が建て替えられ、「京都経済センター」が機能を引き継ぎます。
京都の主要経済団体が入る「京都経済センター(仮称)整備事業」に生まれ変わる「京都産業会館」は、解体工事のため2016年3月末に閉館しました。
「京都産業会館」は、室町の繊維商社が資金を出し合い、京都市と協力して1965年11月に開設しました。「きらっ都プラザ」の愛称で多くの商社が着物などの繊維製品の展示会や商談会、就職セミナーなどの会場に使ってきました。正に「室町の聖地」と言える存在です。
「京都経済センター(仮称)整備事業」は、「京都産業会館」跡地と南側に隣接する「京都市駐車場」敷地に建設します。
地上7階、地下2階、延床面積29,387.19㎡で、建設費は約100億円を予定しています。「大成建設」が施工し、2019年1月の完成予定です。
完成予想図引用 京都新聞(2016/07/13) リンク切れ
京都経済センター、9者が事業契約締結
● Apple Store京都が進出するウワサも?
今年の9月くらいに「京都経済センター(仮称)整備事業」に「Apple Store京都」が進出すると一部のメディアを賑わせました。
今年の夏ころから求人が始まり、京都にApple Storeができることはほぼ確実のようです。開業時期や出店場所は不明ですが、本命が「京都ゼロゲート」、対抗馬が「京都経済センター(仮称)整備事業」のようです。
日本人は、世界でも屈指の「Apple」好きです。その割には、Apple Storeは休業中を含めて「(1)仙台一番町、(2)銀座、(3)表参道、(4)渋谷・休業中、(5)名古屋栄、(6)心斎橋、(7)福岡天神」の7店舗しかありません。
これは他国と比べて圧倒的に少ないです。アメリカが多いのは当然ですが、イギリスの38店舗や上海7店舗、香港6店舗、北京5店舗と比べると少なさが際立ちます。
日本では、「ソフトバンク、NTTドコモ、au」が先兵となって「Apple」の拡販に努めているので、Apple Storeが、あまり必要無いのだと思われます。またヨドバシカメラの店内には、Apple Storeと見間違うような特化した広い売場もあります。
京都経済センター(仮称)整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-最高部34.723m、軒高30.723m
◆ 敷地面積-4,397.30㎡(京都産業会館敷地+京都市駐車場敷地)
◆ 建築面積-3,633.39㎡
◆ 延床面積-29,387.19㎡(容積対象外面積3,640.72㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、展示場、劇場、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫
◆ 土地-60年間定期借地(京都市所有)
◆ 建物-京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有
◆ 建築主-京都経済センター(仮称)整備共同企業体
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2016年04月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2017年01月10日
◆ 竣工-2019年01月11日予定
◆ 施設建設費-約100億円(税込)
「京都経済センター(仮称)整備事業」の建設現場を北西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
北側の鉄骨建方の様子です。
少し引いた様子です。
南側の鉄骨建方の様子です。
南東側から見た様子です。
「京都経済センター(仮称)整備事業」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。
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