うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 開通した「迂回路」を歩いて見ました!
-JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。
区間別の構造概要と工事の進め方
大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
引用資料 大阪市・公式ホームページ
JR東海道線支線地下化事業
工区割図
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。
各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV
南1工区
「南1工区」の範囲です。施工範囲417mで、「大林組・淺沼組JV」」の施工により行われています。「なにわ筋線」が北側に分岐する部分の施工も含まれている事が分かります。
迂回路(UR工事)
「九条梅田線」部分の工事が円滑に行えるように、うめきた2期区域に「迂回路(UR工事)」が設置されました。2017年11月18日(土)の25時頃から「迂回路」に移行しています。「迂回路」には歩道も設けられています。
路面がアスファルトがら途中で「メトロデッキ(路面覆工板)」に変わります。
「メトロデッキ(路面覆工板)」の直下では、「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が行われています。
迂回路が完成したので、「九条梅田線」部分の工事が始まっています。
重機が稼働しています。
「九条梅田線」が閉鎖されて、「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」が陸の孤島となりましたが、「九条梅田線」に出入口と車道はちゃんと確保されています。この部分は「歩行者通り抜け不可」となっています。
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