北大阪健康医療都市(愛称:健都) 国立循環器病研究センター移転建替整備事業 2017/12/11 タワークレーンが6基林立する壮観な建設現場!
-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。
「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。
こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。
● 国立循環器病研究センター移転建替整備事業
「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。医療技術は非常に高く、日本国内のみならず、海外からも患者が訪れます。
「国立循環器病研究センター」は、建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転します。2016年8月9日に、「安全祈願祭」が行われました。その後、8月20日に本体工事に着工しました。
国立循環器病研究センター移転建替整備事業の概要
◆ 所在地-北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域5街区1画地
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上10階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-54.150m
◆ 敷地面積-30,585.17㎡
◆ 建築面積-19,019.21㎡
◆ 延床面積-128,891.34㎡
◆
構造-鉄骨コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆
用途-病院、研究所、駐車場
◆ 病床数-550床
◆ 建築主-独立行政法人国立循環器病研究センター
◆ 設計者-(基本設計)佐藤総合計画、(実施設計)竹中工務店、日本設計
◆ 監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年08月09日(安全祈願祭)、2016年08月20日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 供用開始-2019年度予定
◆ 落札価格-571億3200万円(税込み)
延長約1,100m延々と続く壮観な建設現場
「健都(けんと)」の建設が佳境を迎えています。複数の施設の建設が同時進行していて、JR岸辺駅の北側に延長約1,100mの建設現場が延々と続いています。
関西でこんな大規模な建設現場はめったに見る事が出来ません。建設ヲタにとっては魂を揺さぶられる光景です。是非見に行く事をお勧めします。凄過ぎて笑ってしまいます(笑)。
「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の建設現場をJR岸辺駅の橋上駅舎から見た様子です。タワークレーンが6基林立しています。
JR岸辺駅の南北自由通路から見た様子です。
JR岸辺駅の南北自由通路の北端から見た様子です。地上躯体の建設が本格化しています。
アップです。
この建物はいろいろな構造で建設されるようです。この部分は、柱が「RC造(鉄筋コンクリート造)」、梁が「S造(鉄骨造)」のハイブリッド構造となっています。
● 柱がRC造、梁がS造の「RCS工法」
圧縮に強いコンクリートを柱に、曲げとせん断に強く軽量な鉄骨を梁に、適材適所の考え方から生まれた混合構造です。柱が「RC造(鉄筋コンクリート造)」なので、価格が高い「鉄骨」の使用料が大幅に減ります。それによりコストダウンが図れます。
南西側から見た様子です。タワークレーンが6基林立しています。
西側から見た様子です。
南西側に飛び出た部分です。
北側から見た様子です。
東側から見た様子です。
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