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2017年12月 5日 (火)

阪神電気鉄道「甲子園駅」 大規模リニューアル 「駅舎、改札内コンコース、ホーム」のすべての工事が完了!

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-甲子園駅・リニューアル-
 
阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われました。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われました。

 島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わりました。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置しました。自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れました。

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(当初計画)


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2011年11月から始まった「甲子園駅改良工事」ですが、当初計画では2016年度末頃完成予定でしたが、工事は少し遅れていました。阪神電気鉄道から正式なリリースがありませんが、2017年の秋くらいに完成したようです。


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「大屋根」を南側から見た様子です。


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「大屋根」を北側から見た様子です。


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「東改札口」です。


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「臨時改札口」です。


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「西改札口」です。


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ホームを東側から見た様子です。


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縦45m×横45mの膜素材の「大屋根」です。


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最後まで残っていた「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の東側の工事も完成しました。


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既存のホームを解体して、新たにホームを構築した様子が分かります。


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東側は「桁式ホーム」となっています。


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「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の東端です。


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「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の東側です。ホーム屋根も完成しています。


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「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が、上下線共に完成したので甲子園駅の東側の配線がすべて本設となりスッキリしました。


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「作業構台」があった北面の西側にもフェンスが取り付けられました。「作業構台」もすでに解体されています。


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周辺の関連工事が終わるとすべての工事が完了します。



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