JR姫路駅南口が大きく変わる 姫路駅南駅前広場の再整備 2017年12月14日の建設状況
-姫路駅南駅前広場の再整備-
JR姫路駅の北駅前広場は、大規模整備によって日本でも有数の素晴らしい駅前広場に生まれ変わりました。そうなると今度は、南駅前広場がみずぼらしく見えます。
JR姫路駅南駅前広場は、山陽新幹線の開通に合わせて、1972年に整備されました。広さは約12,300㎡です。1972年の供用開始以来後は大規模な再整備は行われていません。
現在は、送迎などでの利用のほか、広場を通り抜けるだけの一般車が多く、朝夕の通勤通学時間帯を中心に混雑が常態化しています。
これらの問題を解消するために大規模な再整備を行い、新幹線も発着する姫路駅の南の玄関口としてふさわしい空間を創出します。
北駅前広場は全国最大規模の歩行者空間を整えましたが、南駅前広場は市民による一般車の利用も重視する方針です。
引用資料 姫路市ホームページ
姫路駅南駅前広場の再整備について
JR姫路駅中央口・駅正面の歩行者空間
駅正面の歩行者空間は、「JR姫路駅中央コンコース」の動線から西側にずれていましたが、東側に振る事により動線を合わせます。「JR姫路駅中央口」には屋根が設置されます。
「計画平面図」です。駅正面に安全かつゆとりある歩行者空間を創出します。公共交通と一般車を完全分離することにより、交通混雑を解消します。更に、一般車スペースを増設します。
以前に公表されていた「整備イメージ図」です。上記の新しいイメージはかなり洗練されています。
姫路駅南駅前広場を北東側から見た様子です。
本格的に工事が始まっています。
工程を分けて行います。現在は東側の工事が行われています。「工事工程(ステップ図)」を見ると工程が分かります。
工事工程(PDF) → ステップ図
西側の工事はまだ始まっていません。
現在の「歩行者空間」です。JR姫路駅南口の「歩行者空間」と「JR姫路駅中央口」の位置がずれています。「歩行者空間」の北側を東側に振る事により動線を合わせます。
「JR姫路駅中央口」です。まっすぐに南側に進むと東側のロータリーに入ってしまいます。どうしてこんな配置に? と不思議に思ってしまいます。
在来線の高架工事前はこの位置がベストだったのかも知れません。在来線の高架工事前の姫路駅がどんなだったのか? 私はもう思い出す事が出来ません・・・
「JR姫路駅中央口」には屋根が設置されます。
| 固定リンク
« グランフロント大阪-梅田スカイビル間 「梅北地下道」を地上歩道に切り替え Part2:供用開始された地上部新歩道を歩いて見ました! | トップページ | 東京の高級ホテル「パレスホテル」の進出が有力な「(仮称)堂島浜プロジェクト」 「建築計画のお知らせ」掲示! »
「55 兵庫県・姫路市」カテゴリの記事
- JR西日本 山陽本線 姫路・英賀保間新駅ならびに自由通路の概要 コンセプトは「生まれ変わる公園の新たな玄関口」 (2022.12.10)
- 姫路市 大型娯楽施設「大劇会館」跡地 NTT都市開発の分譲マンション「ウエリス姫路」 (2022.09.28)
- トヨタ自動車 姫路市で車載用電池生産 「プライムプラネットエナジー&ソリューションズ 姫路工場」などに約4000億円投資!(2022.09.02)
- 姫路市の「山陽電鉄飾磨駅周辺整備事業」 本線と網干線が接続する主要駅「飾磨駅」に北口を新設 2022年3月27日から供用開始!(2022.04.01)
- 姫路市 JR山陽本線「英賀保駅」 「北改札口」と「自由通路」を整備 事業期間は2021年度~2025年度予定!(2021.12.04)