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2018年1月 3日 (水)

京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 本庁舎改修・北庁舎建替え・西庁舎建替え 2017年12月25日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 
新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。

全体スケジュール
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年07月プレオープン予定、2020年09月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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先行して、「本庁舎」を改修と「西庁舎」を建て替えを行っています。計画名は「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事」です。


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本庁舎(外観を保存して改修)
 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。2020年7月プレオープン予定、2020年09月竣工予定となっています。


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「本庁舎」は、仮囲いでかなりの部分が閉鎖されています。


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地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の工事だと思われます。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。地震対策として「地下1階柱頭免震」を採用します。2018年7月竣工予定となっています。

 作業工程は「内部解体工事、掘削工事、山留工事」となっていました。2017年12月25日でこの段階なので、どう考えても2018年7月竣工には間に合いません。半年くらい遅れそうですね。


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「西庁舎」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北庁舎(建て替え)

 既存の「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。着工が一番遅くなるので、2022年9月竣工予定です。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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