ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年1月18日の建設状況
-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。
● 都市再生特別措置法に認定!
「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。
引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定
(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。
「概要図」です。
● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。
すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。
「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。
「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。
1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。
「拡底バケット」を「高圧洗浄機」で洗浄しています。掘削バケットは「掘削土」や「安定液」ですぐに汚れます。
2台目の「アースドリル掘削機」です。
「鉄筋かご」を建込んでいます。
「掘削孔」は、1つの「鉄筋かご」の長さより遥かに深いので、複数の「鉄筋かご」をこのように連結します。
「鉄筋かご」の連結作業です。「鋼管」も同時に建込まれています。この基礎杭は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」である事が分かります。
「構真柱建込み架台」が見えます。中心に「ガイド管」がセットされています。コンクリートの打設が行われています。コンクリートの打設が終わると「構真柱」を建込みます。
「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。構真柱は「逆打ち支柱」とも呼ばれます。
| 固定リンク
« 北大阪健康医療都市(愛称:健都) 「(仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画」の建設予定地 | トップページ | 「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」横の歩道の拡幅工事 2018年1月18日の状況 »
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 「エルメス(HERMÈS)」が「LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン」を抜き高級品ブランドで時価総額世界一に 「エルメス」の国内39店舗の一覧、やはり「阪急うめだ本店」は凄かった!(2025.04.22)
- 「大阪マルビル」の建て替え 地上40階、高さ約192mの「(仮称)大阪マルビル建替プロジェクト」 「マルビル大阪・関西万博バスターミナル」が完成!(2025.04.13)
- 2024の「百貨店の店舗別売上高ランキング」速報 1位は「伊勢丹新宿本店」の約4,100億円、2位は「阪急うめだ本店」の約3,600億円、3位は「ジェイアール名古屋タカシマヤ」の約2,136億円(2025.04.12)
- 阪急阪神ホールディングス 曽根崎2丁目計画(梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの共同建替計画) 「梅田OSビル」の2025年4月8日の解体状況(2025.04.11)