JR広島駅新幹線口前 (仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事 2018年1月9日の建設状況
-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事-
JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。
「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用します。2018年3月に竣工し、2018年10月の移転完了を予定しています。
1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入る予定です。
(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事の概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番4
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日予定
JR広島駅北口(新幹線口)のペデストリアンデッキから見た「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の建設現場です。
「Hiroshima」のロゴです。
「広島テレビ」のロゴです。
「広島テレビ新社屋」の1階~3階には、「コンベンションホール」となります。
南東側から見た様子です。
南東側から見た下層階の様子です。
片方の柱には、すでに「耐火被覆材」が吹き付けられています。
免震構造
このビルは、「基礎免震構造」なので、躯体が周囲の地盤に衝突して破損しないように切り離しています。溝の幅が最大の揺れの許容範囲です。
基礎免震構造のビル1階の外構廻りに、「このビルは免震構造です。地震時に最大〇〇cm揺れます。地震時には、この範囲に立ち入らないで下さい。」と書いてあるビルがありますが、このビルも注意書きが書かれると思われます。
● エキスパンションジョイント
地震時に、構造物に破壊的な力を伝達しないように継目に損壊を最小限に抑える役割を持つ「エキスパンションジョイント」を設置します。
歩行者や車路等の出入り口部位は、「エキスパンションジョイントカバー」で塞がれます。仕上材として、タイルや石貼りで覆われますが、切れ目があるので見たらすぐに分かります。
南西側から見た様子です。
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