もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約193mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年1月18日の状況
-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所で、論文のデータに捏造や改ざんがあったことが分かりました。助教授が発表した論文ですが、山中所長は会見で自身の辞職の可能性について言及しています。
山中伸弥教授が辞職すると、京都大学はもとより日本のiPS細胞研究が遅れ、日本の国家的損失です。なんとか思いとどまって欲しいです。
本題に戻って、児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。
「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」の入札は公募型プロポーザル方式で実施され、事業予定者に「住友不動産」が決定しており、既存建物は解体済みです。
● 準備工事が始まる!
解体後、住友不動産系の「シスコンパーク 曽根崎2丁目」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が行われています。着工は2018年6月1日の予定です。
引用資料 大阪市・環境アセスメント(2017/03/23)
(仮称)梅田曽根崎計画環境影響評価準備書
(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部193.00m(航空法の高さ制限)
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-5,039.48㎡
◆ 延床面積-106,986.28㎡(容積率対象面積75,141.72㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸(分譲・賃貸)
◆ 客室数-約200戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年06月01日予定
◆ 竣工-2022年03月下旬予定
「北立面図、東立面図」です。
「東西断面図」です。設計者・施工者が「大林組」に決定しています。中央に立体駐車場を設ける構造から、地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。
「低層部西面」です。
「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。
「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設予定地です。住友不動産系の「シスコンパーク 曽根崎2丁目」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が行われています。
週間の「作業工程」です。「既存外周塀解体撤去、既存杭引抜工事」となっています。
「三点式パイルドライバ」です。
アタッチメントです。「既存杭引抜工事」を行っています。
「テレスコピッククローラクレーン」です。
西側の「曽根崎お初天神商店街」側から見た様子です。
南側の歩道です。「既存外周塀解体撤去」が行われています。
東側の「新御堂筋」側から見た様子です。
「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築計画のお知らせです。
| 固定リンク
« 大阪市北区曽根崎二丁目 謎の廃墟ビルの跡地に建設中の「K’sスクエアビル」 2018年1月18日の建設状況 | トップページ | 大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2018年1月18日の建設状況 »
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 「淀川大堰閘門」が2025年3月16日に開通! 京都から万博会場の夢洲まで船で行くことが可能に! 災害時の緊急物資の輸送にも役立つ!(2025.02.06)
- 淀川河川敷十三エリア魅力向上事業 十三の「淀川河川敷」に約30軒並ぶ「屋台エリア(淀川つつみ市 ミナモ十三)」 2025年4月下旬に一部先行開業!(2025.02.05)
- インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2025年1月度 阪急梅田本店が前年同月比12.3%増、高島屋大阪店が前年同月比7.2%増、大丸心斎橋店が前年同月比27.7%増(2025.02.04)
- 梅田が更に北側に広がる可能性 「中津陸橋(国道176号)」の手前のJR西日本グループの用地 いつ再開発されるのか? (2025.01.26)
- インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2024年12月度 阪急梅田本店が前年同月比13.4%増、高島屋大阪店が前年同月比5.8%増、大丸心斎橋店が前年同月比15.2%増(2025.01.09)