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2018年1月

2018年1月31日 (水)

姫路市 ホテルモントレ姫路 2018/01/30 2018年3月23日のグランドオープンに向けて外構工事が本格化!

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-ホテルモントレ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテル「ホテルモントレ姫路」が建設中です。「ホテルモントレ姫路」は2018年3月23日にグランドオープンします。

ホテルモントレ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町60(予定)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-274室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年03月23日(グランドオープン)


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外観は完成しています。


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北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。正面は「タワーパーキング」です。


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南東側から見た様子です。


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敷地南側のJR線の高架橋との間です。「piole(ピオレ)姫路」の2階と歩行者デッキで直結します。


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東側から見た「外構工事」の様子です。


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「植栽」も行われています。


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西側から見た「外構工事」の様子です。


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JR姫路駅のホームから見た様子です。


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JR姫路駅があるので、南側の眺望は安泰です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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西側から引いて見た様子です。



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2018年1月30日 (火)

広島駅改良工事 全面開通した「南北自由通路」 JR広島駅が超豪華に!

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-広島橋上駅新築他工事-

 「JR広島駅」は、1日800本近い列車が発着し、14万人を超える乗降客が利用する巨大ターミナルです。広島駅周辺では多くの工事が同時進行しています。

 「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。2018年6月の完成を目指しています。

 工事の進行に伴い、新跨線橋を2014年11月2日(日)始発列車より供用開始しました。新跨線橋の供用開始後に、現在の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。

 更に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。乗り換え通路、店舗などからなるコンコースと自由通路を合わせると、南北100m×東西150mに及び、JR西日本管内ではフロア面積が最大の橋上化工事となります。

● 「南北自由通路」が全面開通
 
広島駅の南北通り抜けが可能となる「南北自由通路」が2017年5月28日から使えるようになりました。周辺の整備が続くため実際の通路幅は6m~10mでした。

 2017年10月29日には、通路幅15mで「南北自由通路」を全面開通しました。あわせて通路に面したエキナカ商業施設「ekie」の第1期がオープンしました。


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2017年10月29日に、通路幅15mで全面供用しました。

 引用資料 広島市・公式ホームページ(2017/06/08)
 広島駅自由通路の全面供用の開始時期について


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南口

 「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」1階の移転した新しい「南口」です。


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エスカレーター×2基、階段×2ヶ所となっています。利用者が多くて、エスカレーター×2基では足りないように思います。「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」は、将来的には建て替える予定なので、暫定施設ということでしょうか?


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「南北自由通路」の上から見たエスカレーターと階段です。


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階段のすぐ東側に「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の入口が設けられました。


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2017年10月29日に全面開通した「南北自由通路」です。通路幅15mとメチャメチャ広いです。


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すぐ西側に新改札口の「中央口」があります。「自動改札機」は14レーンあります。14レーンは関西の駅でもなかなかお目にかかれません。


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「中央口」の前には、待ち合わせスポットが設けられています。


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待ち合わせスポット目印となる「時計塔」です。平和都市の象徴として「折り鶴」をモチーフにデザインされています。


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天井の三角の意匠です。平和都市の象徴として「折り鶴」をモチーフにデザインされています。


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中央口の北側にある「自動きっぷうりば」です。


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自動きっぷうりばの北側にある「みどりの窓口」です。


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北側から振り返った様子です。


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更に北側から振り返った様子です。


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東側には、1階の「北口(新幹線口広場)」へのエスカレーターと階段が設置されています。


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更に北側から振り返った様子です。


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西側は「新幹線のりば」です。


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更に北側に進むと「北口(新幹線口)」のペデストリアンデッキが見えてきます。


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「南北自由通路」の北端から振り返った様子です。


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北口(新幹線口)

 更に北側に進むと「北口(新幹線口)」のペデストリアンデッキに出ます。



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広島駅改良工事 南北自由通路沿いにオープンした「ekie」の第1期 & 12面の「デジタルサイネージ」

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-広島橋上駅新築他工事-

 「JR広島駅」は、1日800本近い列車が発着し、14万人を超える乗降客が利用する巨大ターミナルです。広島駅周辺では多くの工事が同時進行しています。

 「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。2018年6月の完成を目指しています。

 工事の進行に伴い、新跨線橋を2014年11月2日(日)始発列車より供用開始しました。新跨線橋の供用開始後に、現在の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。

 更に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。乗り換え通路、店舗などからなるコンコースと自由通路を合わせると、南北100m×東西150mに及び、JR西日本管内ではフロア面積が最大の橋上化工事となります。

● 「南北自由通路」が全面開通
 
広島駅の南北通り抜けが可能となる「南北自由通路」が2017年5月28日から使えるようになりました。周辺の整備が続くため実際の通路幅は6m~10mでした。

 2017年10月29日には、通路幅15mで「南北自由通路」を全面開通しました。あわせて通路に面したエキナカ商業施設「ekie」の第1期がオープンしました。


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2017年10月29日に、通路幅15mで全面供用しました。

 引用資料 広島市・公式ホームページ(2017/06/08)
 広島駅自由通路の全面供用の開始時期について


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2017年10月29日に、「南北自由通路」の全面開通にあわせて、通路の東側にエキナカ商業施設「ekie」の第1期がオープンしました。


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2017年10月29日にオープンしたのは、「線路上空エリア(約1,700㎡)」の22店舗です。


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「ekie」の入口です。


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通路側は、明るくて開放的な空間になっています。


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「ekie」を北西側から見た様子です。


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「南北自由通路」の東側には、各2面×6ヶ所=12面の「デジタルサイネージ」が設置されています。


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「ekie」の天井近くに設置されているので非常に目立ちます。


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JR大阪駅と同じく、両側から見えるように「V字型」に設置されています。



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2018年1月29日 (月)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年1月25日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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「オールケーシング掘削機」です。


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オールケーシング掘削機で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築する部分に「表層ケーシング」を建込んでいます。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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「鉄筋かご」を建込んでいます。「鋼管」も同時に建込まれています。この基礎杭は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」である事が分かります。


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「構真柱建込み架台」が見えます。「コンクリートミキサー車」で、コンクリートの打設が行われています。


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中心に「ガイド管」がセットされています。コンクリートの打設が終わると「構真柱」を建込みます。


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敷地の南東側に「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。構真柱は「逆打ち支柱」とも呼ばれます。


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敷地の北西側にも1本「構真柱」がありました。



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堂島のランドマークだった「堂島ホテル」 堂島ホテル既存建物解体工事 2018年1月25日の状況

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-堂島ホテル既存建物解体工事-

 大阪・キタの社交場として親しまれた「堂島ホテル」は、老朽化もあって2016年12月27日夜の宴会利用と館内レストランのディナー営業をもって閉館を迎え、32年の歴史に幕を閉じました。

 「堂島ホテル」は、1984年に開業し、1994年には高級ホテルを目指して大幅に改装されました。客室の内装も豪華で、「いつかは泊まりたい憧れのホテル」として定着していました。

 現在は解体工事が行われています。工事名は「堂島ホテル既存建物解体工事」で、労災保険関係成立票によると、工期は2017年10月2日~2018年8月31日(予定)となっています。

 まだ具体的な発表はありませんが、跡地に約300室のホテルを建設します。外資系の高級ブランドの誘致を検討しており、2020年に開業する予定です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。



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2018年1月28日 (日)

東京の高級ホテル「パレスホテル」の進出が有力な「(仮称)堂島浜プロジェクト」 準備工事が始まる!

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側に2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体工事を行っています。
 「労災保険関係成立票」によると、解体工事の工期は、2017年7月3日~2018年3月31日(予定)で、「鹿島建設」により解体工事が行われています。

パレスホテルが有力
 跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設されます。ビルは地上16階、地下1階で、用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討しているようです。客室数は約200室規模を予定しています。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番9他1筆(地名地番)
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-819.88㎡
◆ 延床面積-12,201.62㎡(容積率対象面積10,668.90㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-約200室
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月中旬予定
◆ 竣工-2020年03月下旬予定


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重機を見ると地上躯体の解体工事が終わって、準備工事に入ったようです。


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大堀の「OHマシン」です。


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「セメントミルクプラント」のようです。「流動化処理土」で地下を埋め戻すのでしょうか?


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2018年1月25日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・ファインタワー 梅田豊崎

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た様子です。


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最高部です。数えてみると33階まで到達しているようです。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。



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2018年1月27日 (土)

1985年に「BCS賞」受賞 「東京建物」が取得した北区堂島の「電通大阪ビル」 跡地の敷地面積約4,830㎡には超高層複合ビルを建設か?

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-電通大阪ビル-
 日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。

 「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。

 堂島という好立地、長方形の敷地形状、敷地面積約4,830㎡など不動産開発を行うにはかなりの好条件です。ウワサでは、東京建物による「ブリリア」を冠する超高層タワーマンション、もしくは共同住宅を含む超高層複合ビルが建設される可能性があると言われていますが、実際はどうなるのでしょうか?

電通大阪ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島二丁目4-5
◆ 階数-地上13階、塔屋1階、地下2階
◆ 敷地面積-約4,830㎡
◆ 建築面積-約1,716㎡
◆ 延床面積-約22,866㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-電通
◆ 設計者-槇文彦+株式会社槇総合計画事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1983年03月


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「電通大阪ビル」の下層階を北東側から見た様子です。敷地形状は長方形の理想的な形状をしています。敷地面積も約4,830㎡と結構な広さです。


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南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。敷地は「仮囲い」で囲われています。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。解体の準備工事が始まるのもそう遠くないと思われます。


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下層階を南西側から見た様子です。西隣の「新藤田ビル」が敷地に余裕を持って建てられているので、クリアランスが結構あります。



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咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発用地売却 「アーク不動産」に決定 地上22階(約600室)のホテルや総戸数600戸のマンション等を建設!

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咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発用地売却-
 売却が進まない咲洲コスモスクエアですが、
大阪市は、咲洲コスモスクエアで複合一体開発の市場性の有無について事前確認を実施しました。
 対象は4画地のうち2画地以上を使い、業務機能、商業機能、文化機能、レクリエーション機能、居住機能などをバランスよく配置した、一体感のある複合的な開発計画を求めました。

 大阪市は、咲洲コスモスクエア地区複合一体開発用地売却に関する開発事業者募集プロポーザルへの応募申込者の計画提案内容について、優秀提案者を対象として、2018年1月26日に価格提案審査を実施し、事業予定者を決定しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2018/01/26)
 咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発用地売却に関する開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定しました

 私はもっと盛り上がるかと思っていましたが、「アーク不動産」のみが応募していました。2025年万国博覧会の大阪招致構想やカジノを含む統合型観光リゾート(IR)がどうなるのかまだ分からないので、大手デベロッパーは動きようが無かったのだと思います。

 「夢洲 」への2025年万国博覧会やカジノを含む統合型観光リゾート(IR)の誘致が決まれば間違いなく玄関口として大化けする立地なのですが・・・


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「売却対象地の位置図」です。

画地1の概要
◆ 地積-12,073.00㎡
◆ 延床面積-約2,000㎡
◆ 建物規模-5棟、地上1階
◆ 用途-店舗(飲食)、スポーツ施設
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2024年度予定

画地2の概要
◆ 地積-12,443.71㎡
◆ 延床面積-約6,600㎡
◆ 建物規模-3棟、地上2階
◆ 用途-店舗(物販、飲食)
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2022年度予定

画地3の概要
◆ 地積-16,205.39㎡
◆ 建物規模-2棟、地上15階、総戸数約300戸・約300戸(合計約600戸)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 着工-(1期)2018年度予定、(2期)2019年度予定
◆ 竣工-(1期)2021年度予定、(2期)2022年度予定

画地4の概要
◆ 地積-3,431.52㎡
◆ 建物規模-1棟、地上22階、客室数約600室
◆ 用途-複合ビル(ホテル、店舗)
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2027年度予定


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「画地1」の空撮写真です。


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「画地3」と「画地4」の空撮写真です。



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2018年1月26日 (金)

大阪市交通局 「大阪市高速電気軌道株式会社」の愛称を「Osaka Metro(オオサカ メトロ)に決定!

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-大阪市高速電気軌道株式会社-
 「大阪市営地下鉄」は、2017年 6月1日に、民営化に向けた準備会社として「大阪市高速電気軌道株式会社(大阪市交通局100%出資)を設立しました。

 「(1)御堂筋線、(2)谷町線、(3)四つ橋線、(4)中央線、(5)千日前線、(6)堺筋線、(7)長堀鶴見緑地線、(8)今里筋線 井高野、(9)南港ポートタウン線」の9路線を運営しています。
 「自動案内軌条式旅客輸送システム(Automated Guideway Transit)」の「南港ポートタウン線」を除くと、8路線、総キロ数129.9km、総駅数100駅となります。

Osaka Metro(オオサカ メトロ)
  「大阪市高速電気軌道株式会社」は、2018年1月25日に愛称を「Osaka Metro(オオサカ メトロ)」に決定したと発表しました。併せて、ビジュアルシンボルとなるロゴも決定しました。愛称やロゴは、2018年4月1日から、広く展開していきます。

 引用資料 大阪市交通局(2018/01/25)
 地下鉄新会社の愛称・ロゴが決まりました 

 ブランドコンセプトは、地下鉄新会社のあらゆる活動の原点とし、全社員が胸に刻み続けていく共通マインドです。この「走り続ける、変わり続ける。」には、「走り続けるために、変わり続ける。(Change to Run)」と「走り続けながら、変わり続ける。(Run and Change)」の二つの意味を持たせ、新会社のめざす方向性を示しました。


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愛称

 「Metro(メトロ)」の語源は、首都や大都市を表す「metropolis(メトロポリス)」ですが、世界の主要な都市の「地下鉄」を表す言葉として世界的に認知された名称で、多くの国・都市で使用されています。

 今後の大阪のさらなる国際化を見据え、グローバルスタンダードである「Metro」を愛称に取り入れることで、「名立たる世界の大都市の『Metro』と肩を並べるとともに、大阪らしい『Metro』になる。」という強い決意を込めました。


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ロゴ

 「Metro」の「M」の中に「Osaka(大阪)」の「O」を内包し、螺旋状の動きのあるフォルムで、「走り続ける」エネルギーや動力・推進力を表しました。
 色は、深く鮮やかな青をメインに用いることで、安全・安心の印象を想起させるとともに、エネルギッシュな大阪のまちや、走り続ける活力をイメージしました。

   また、動くシンボルマークとして、「マーク=平面の図形」という概念を打ち破る「チャレンジ精神」を表し、新会社がめざす「走り続ける」「変わり続ける」姿を象徴化しました。


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東京メトロ(東京地下鉄株式会社)
 「東京メトロ」と愛称が似ているので「二番煎じ」と言われそうですが、私は「Osaka Metro(オオサカ メトロ)」で良かったと思います。というかそれ以外に愛称が思いつきませんでした。

 ちなみに「東京メトロ」は「帝都高速度交通営団」が、200441日に「東京メトロ(東京地下鉄株式会社)」として民営化されて誕生しました。資本構成は戦時中の名残で国(財務大臣)53.42%、東京都46.58%となっています。
 
 現在「東京メトロ」は、「銀座線、丸の内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線」の9路線を運営しています。路線総延長は、195.1kmとなっています。東京にはそれ以外に「都営地下鉄」があります。

 「営団」の名称が堅苦しかったからかもしれませんが、「東京メトロ」の愛称は割と早く定着しましました。「Osaka Metro(オオサカ メトロ)」の愛称も定着するのにそんなに時間はかからないと思います。



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地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North 2018/01/25 2基のタワークレーンで地上躯体の構築が本格化!

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.69㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定 


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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南西側から見た様子です。2基のタワークレーンで建設しています。昨日はメチャメチャ寒かったです。寒風が吹き荒ぶ中、時折雪が降ったり、北極の「シロクマ」になるかと思いました(笑)。


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北西側から見た様子です。地上躯体の構築が本格化しています。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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2018年1月25日 (木)

松竹 京都「阪井座」跡地 創業の地にホテル・商業複合ビル「京都松竹阪井座ビル」を建設!

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京都松竹阪井座ビル-
 「松竹」は、京都市中京区新京極通四条上ルに、ホテルと店舗の複合ビル「(仮称)京都松竹第三ビル」を建設中です。建設現場は、かつて芝居小屋「阪井座」があり、松竹が創業の地としている場所で、「歴史を継承し、地域の新たな顔にしたい」としています。

 新ビルの名称は「京都松竹阪井座ビル」で、地上9階、地下1階です。1階に店舗、2階~9階に東急グループのホテル「東急ステイ(全54室)」が入ります。

京都松竹阪井座ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)京都松竹第三ビル
◆ 所在地-京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町557番地
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部33.71m、軒高30.91m
◆ 敷地面積-833.85㎡
◆ 建築面積-607.53㎡
◆ 延床面積-2,931.00㎡(容積対象外面積89.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、ホテル
◆ 客室数-54室
◆ 建築主-松竹
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2018年10月31日予定


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「京都松竹阪井座ビル」の建設現場を北西側から見た様子です。


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西側が「新京極商店街」に面しています。


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「(仮称)京都松竹第三ビル」の建築計画の概要です。


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「(仮称)京都松竹第三ビル」の旅館業施設の計画の概要です。



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梅田新歩道橋改修工事 基本構造以外はすべて造り替え 2018年1月18日の状況

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梅田新歩道橋改修工事-
 「阪急電鉄」は、「阪神電気鉄道、エイチ・ツー・オー リテイリング、阪急電鉄」を代表して、昨年、大阪市が公募した梅田新歩道橋(大阪市北区)のネーミングライツ(命名権)に応募し、優先交渉権パートナー企業に選定されていましたが、その名称が「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」に決定しています。

 「梅田新歩道橋」の大規模な改修工事が行われています。工事名は「梅田新歩道橋改修工事」、施主は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」、工期は2018年3月31日(予定)までとなっています。


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南側の南北部分です。


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南東側で工事が行われています。


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南側の南北部分を歩道橋から見た様子です。


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南側の東西部分です。


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北側の南北部分です。


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最後に着工した北側の東西部分です。


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JR大阪駅直結の「階段」の改修工事が行われています。


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南側の「階段」の改修工事も始まっています。



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2018年1月24日 (水)

インバウンドで大人気の奈良市 奈良市内で1泊してもらうにはどうしたらいいのか?

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-奈良県の神社仏閣-
 奈良市が舞台だったテレビドラマ「鹿男あおによし」が放送されて丁度10年になりました。藤原先生役だった当時22歳だった「綾瀬はるか」は、今はバリバリのアクション演技をこなす大人の女優になりました。

 奈良市は、「インバウンド(訪日外国人旅行)」で大人気になっています。ところが、一人当たりの旅行消費額で見れば、奈良はダントツの全国最下位です。立ち寄った外国人観光客の約9割が日帰りで、宿泊は「大阪」や「京都」というケースがほとんです。

 奈良市に来る外国人観光客の目的は、ほとんどが「奈良公園、東大寺、鹿」です。大阪市内のホテルから電車で来ても余裕で1日で周れます。奈良市内の世界文化遺産である「薬師寺、唐招提寺」に足を延ばしても1日で周れます。

● 想像以上に難しい奈良市内での1泊
 奈良市内で1泊してもらうにはどうしたらいいのでしょうか? 奈良市以外にもう1ヶ所訪れてもらって1日では周れないようにすればいいのです。幸いにも奈良県は観光地の宝庫です。

 今の観光地は「インスタ映え」が非常に重要です。外国人観光客は「Facebook」の子会社である「Instagram(インスタグラム)」に写真をアップロードして「インスタ映え」を競っています。中国本土にはインスタグラムはありませんが、「美図秀秀」という中国版インスタグラムとも言えるサービスがあります。

 私は、超高層ビル以外に「神社仏閣」も大好きです。私が訪れた中で奈良県の奈良市以外のインスタ映えしそうな「神社仏閣」を選んでみました。

 でも冷静に考えると、近鉄もJRも奈良県内の鉄道網は大阪市内から便利なように配線されています。1泊する必要があるのなら奈良市内に宿泊するより、大阪市内に宿泊して2日に分けて行った方が便利です。私が外国人観光客だったらそうします。

 そう考えると奈良市内で1泊してもらうのは想像以上に難しそうです。でも諦めたらそこで終わりです。宿泊施設の充実を図ると共に、奈良県や奈良市や神社仏閣は、ネットでどんどん情報発信するべきです。


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室生寺(むろうじ)

 「室生寺」です。所在地は「奈良県宇陀市室生78」です。最寄りの駅は近鉄大阪線の「室生口大野駅」です。駅からバス(室生寺前行き終点下車)に乗ります。


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長谷寺(はせでら)

 「長谷寺」です。所在地は「奈良県桜井市初瀬731-1」です。最寄りの駅は近鉄大阪線の「長谷寺駅」で、駅から徒歩1.5km(約20分)です。一番上の写真も「長谷寺」です。


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談山神社(たんざんじんじゃ)
 
「談山神社」です。所在地は「奈良県桜井市多武峰319」です。最寄りの駅は近鉄大阪線とJR桜井線の「桜井駅」で、駅からバスで27分(終点下車)です。


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金峯山寺(きんぷせんじ) 世界文化遺産
 「金峯山寺」です。所在地は「奈良県吉野郡吉野町吉野山2498」です。最寄りの駅は近鉄吉野線「吉野駅」で、ロープウェイ5分、吉野山駅より徒歩10分です。


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當麻寺(たいまでら)

 「當麻寺(常用漢字体:当麻寺)」です。所在地は「奈良県葛城市當麻1263」です。 最寄りの駅は近鉄南大阪線「当麻寺駅」で、駅から徒歩約15分です。


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法隆寺(ほうりゅうじ) 世界文化遺産
 「法隆寺」です。所在地は「奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1」です。最寄りの駅はJR大和路線「法隆寺駅」で、駅から徒歩で20分(法隆寺駅からバスで5分)です。



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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2018年1月18日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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東側部分です。


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西側部分です。


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埋め戻しています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「クラムシェル」で掘削しています。


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別角度から見た様子です。


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撤去された「地中障害物」が並べられています。


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アップです。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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撤去された「地中障害物」です。地下の重要なインフラも役目を終えると「地中障害物」となります。



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2018年1月23日 (火)

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約193mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年1月18日の状況

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所で、論文のデータに捏造や改ざんがあったことが分かりました。助教授が発表した論文ですが、山中所長は会見で自身の辞職の可能性について言及しています。

 山中伸弥教授が辞職すると、京都大学はもとより日本のiPS細胞研究が遅れ、日本の国家的損失です。なんとか思いとどまって欲しいです。

 本題に戻って、児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」の入札は公募型プロポーザル方式で実施され、事業予定者に「住友不動産」が決定しており、既存建物は解体済みです。

● 準備工事が始まる!
 解体後、住友不動産系の「シスコンパーク 曽根崎2丁目」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が行われています。着工は2018年6月1日の予定です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント(2017/03/23)
 仮称)梅田曽根崎計画環境影響評価準備書


(仮称)梅田曽根崎計画
の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部193.00m(航空法の高さ制限)
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-5,039.48㎡
◆ 延床面積-106,986.28㎡(容積率対象面積75,141.72㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸(分譲・賃貸)
◆ 客室数-約200戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年06月01日予定
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「北立面図、東立面図」です。


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「東西断面図」です。設計者・施工者が「大林組」に決定しています。中央に立体駐車場を設ける構造から、地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「低層部西面」です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設予定地です。住友不動産系の「シスコンパーク 曽根崎2丁目」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が行われています。


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週間の「作業工程」です。「既存外周塀解体撤去、既存杭引抜工事」となっています。


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「三点式パイルドライバ」です。


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アタッチメントです。「既存杭引抜工事」を行っています。


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「テレスコピッククローラクレーン」です。


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西側の「曽根崎お初天神商店街」側から見た様子です。


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南側の歩道です。「既存外周塀解体撤去」が行われています。


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東側の「新御堂筋」側から見た様子です。


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「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築計画のお知らせです。



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大阪市北区曽根崎二丁目 謎の廃墟ビルの跡地に建設中の「K’sスクエアビル」 2018年1月18日の建設状況

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-K’sスクエアビル-

 大阪市北区曽根崎二丁目に謎の「廃墟ビル」がありました。「曽根崎お初天神通り商店街」に面した1階ではペットショップとパチンコ屋さんが営業していましたが、閉店して解体工事が行われました。跡地には「K’sスクエアビル」が建設中です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「K’sスクエアビル」の建設現場です。


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「曽根崎お初天神商店街」です。


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「K’sスクエアビル」を北西側から見た様子です。フェンスにテナント募集中の案内がありました。「重飲食店・24時間使用・複合店舗使用可」と書いてありました。


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南西側から見た様子です。前回見た時は3階は「カプセルホテル」の案内がありましたが、今回は見当たりませんでした。


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「新御堂筋」側の北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。地上3階、搭屋1階のようです。



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2018年1月22日 (月)

地上38階、高さ約189mの「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」 2018年1月18日の建設状況

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2018年1月18日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2018年1月18日 Ⅰ期部分の外観がほぼ完成しています。


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撮影日2018年1月18日 残っているクレーンはこの1基だけです。


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撮影日2018年1月18日 「大阪神ビルディング」側の下層階の様子です。


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撮影日2018年1月18日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」と接続する部分です。


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撮影日2018年1月18日 エレベーターの先端です。


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撮影日2018年1月18日 地下街への「エスカレーター」と「階段」です。


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撮影日2018年1月18日 屋根にガラスはまだ取り付けられていません。


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撮影日2018年1月18日 道路上空部分です。


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撮影日2018年1月18日 道路上空部分を地上から見た様子です。


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撮影日2018年1月18日 新阪急ビル跡地側の下層階の様子です。


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撮影日2018年1月18日 2階の歩行者デッキです。


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撮影日2018年1月18日 2階の歩行者デッキを地上から見た様子です。


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撮影日2018年1月18日 3階以上が張り出して歩行者デッキの屋根となっています。


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撮影日2018年1月18日
 南側の道路で、歩道の拡幅工事が行われています。工期は2018年5月31日までの予定です。その頃を目途に「Ⅰ期部分」がオープンすると思われます。


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撮影日2018年1月18日 南東側から見た様子です。



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「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」横の歩道の拡幅工事 2018年1月18日の状況

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」を進めています。

 それに合わせて、「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」横の歩道の拡幅工事が行われています。発注者は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」、工期は2018年5月31日までの予定です。


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工期は2018年5月31日までの予定ですが、ほとんど工事は終わっています。


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「大阪駅前第3ビル」の部分です。内側の既存の「路面ブロック」を一部敷き替える工事も行われました。


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「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」の間です。内側の既存の「路面ブロック」を広範囲に敷き替える工事も行われました。


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この部分は「駐輪場」が道路沿いにほとんど無いので歩道が各段に広くなりました。


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非常にゆったりしています。


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「駐輪場」は、「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」の間の歩行者デッキの下に設置されています。


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「大阪駅前第4ビル」の部分です。内側の既存の「路面ブロック」を一部敷き替える工事も行われました。


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道路沿いの「駐輪場」です。


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工事を行っているのは、「大阪駅前第4ビル」の北東側のみです。



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2018年1月21日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年1月18日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。


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「拡底バケット」を「高圧洗浄機」で洗浄しています。掘削バケットは「掘削土」や「安定液」ですぐに汚れます。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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「鉄筋かご」を建込んでいます。


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「掘削孔」は、1つの「鉄筋かご」の長さより遥かに深いので、複数の「鉄筋かご」をこのように連結します。


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「鉄筋かご」の連結作業です。「鋼管」も同時に建込まれています。この基礎杭は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」である事が分かります。


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「構真柱建込み架台」が見えます。中心に「ガイド管」がセットされています。コンクリートの打設が行われています。コンクリートの打設が終わると「構真柱」を建込みます。


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「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。構真柱は「逆打ち支柱」とも呼ばれます。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) 「(仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画」の建設予定地

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● (仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画
 都市型居住ゾーンの敷地については、「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産」の共同事業体が、2015年5月29日に実施された摂津市、URおよびJR貨物を譲渡者とする「吹田操車場跡地地区(7・8街区)土地譲受事業者募集」に応募し、落札しました。

 先行して「A敷地」に「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」を建設中です。隣接地の「B敷地」には「(仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画」が建設予定です。

(仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画の概要
◆ 所在地-大阪府摂津市千里丘新町
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 高さ-30.14m
◆ 敷地面積-5,100.36㎡
◆ 建築面積-1,723.26㎡
◆ 延床面積-11,139.20㎡
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-142戸
◆ 建築主-近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2018年08月予定
◆ 竣工-2020年02月予定


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「(仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画」の建設予定地を西側から見た様子です。


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「仮囲い」の透明のアクリル板から見た内部の様子です。


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北東側から見た様子です。南西側には「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」が建設中です。


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北東側は「明和池公園」となっています。


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「(仮称)摂津市千里丘新町B敷地計画」の開発計画公開標識です。



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2018年1月20日 (土)

国土交通省発表 2017年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績(速報値) 1位の「博多港」を2位の「長崎港」が猛追!

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1位の「博多港」を2位の「長崎港」が猛追!
 1月16日に、「国土交通省」から「2017年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)」の発表がありました。2017年(1月~12月)の訪日クルーズ旅客数は前年比27.2%増の253.3万人、クルーズ船の寄港回数は前年比37.1%増の2,765回となり、いずれも過去最高を記録しました。

 引用資料 国土交通省(2018/01/16)
 2017年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)

 九州のインバウンド観光は、「大型クルーズ船」でやって来ます。2015年・2016年は「博多港」が2位に圧倒的な差をつけてダントツで日本一でしたが、様相が変わりつつあります。
 
 「博多港」が前年を少し下回り、「長崎港」が大幅に伸ばして、1位の「博多港」を2位の「長崎港」が猛追しています。「博多港」のクルーズ船を受け入れるキャパシティが限界に達して、これ以上増やせないのだと思われます。

 外国船社が運航するクルーズ船は、需要が圧倒的に多い中国を母港として、中国→台湾→沖縄→九州→韓国→中国(またはその逆)の東シナ海を運航するルートが主力となっています。

 「博多港、長崎港、那覇港、石垣港、平良港、鹿児島港、佐世保港、八代港」などの九州・沖縄の港湾がベスト10を独占しています。沖縄県は、沖縄本島の「那覇港」、石垣島の「石垣港」、宮古島の「平良港」の3港がベスト10に入っています。

 クルーズ船にとって、寄港地は航海ルート上の港の1つに過ぎません。港がどこであるかは、一般の海外旅行と比べるとそれ程重要ではありません。
 そのためクルーズを行う航海ルート上のキャパシティに余裕がある港に流れます。「博多港」が無理だったら「長崎港」、またはその逆という感じです。

● 注目の八代港
 熊本県八代市にある「八代港」が66回といきなり10位に顔を出しました。「国土交通省」は、2017年7月26日に、国際旅客船拠点形成港湾として6港(横浜港、清水港、佐世保港、八代港、本部港、平良港)を指定しました。ちなみに「本部港」は沖縄県国頭郡本部町にあります。

 「八代港」では、官民共同でクルーズ船専用の岸壁や旅客ターミナルを整備する事業が行われています。世界最大級のクルーズ船(22万トン級)も受け入れ可能にして寄港数を増やします。運営開始は2020年春の予定です。

 このように各港がクルーズ船専用の岸壁や旅客ターミナルを整備を行っています。クルーズ船の誘致はまさに戦国時代になっており、九州・沖縄のどこの港が1位になっても不思議ではありません。


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国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数
 2017年(1月~12月)、外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。


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外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数

 2017年(1月~12月)、外国船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。


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博多港

 福岡市もキャパシティが限界に達した「博多港」の今の状況を指をくわえて見ている訳ではありません。 クルーズ船専用の岸壁や旅客ターミナルを大幅に強化するために動き出しています。

 引用資料 福岡市・公式ホームページ
 ウォーターフロントネクスト(中央ふ頭・博多ふ頭の再整備)について


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「将来の土地利用の方針図」です。



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北浜駅直結 地上43階、高さ146.8mの「北浜ミッドタワー」 2018年1月18日の建設状況

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-北浜ミッドタワー-
 「北浜三泉ビル」と「大阪市信用金庫旧本店ビル」の跡地に、地上43階、地下1階、高さ146.8mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画」が建設中です。

 3社の共同事業(三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西)となっています。正式名称は「北浜ミッドタワー」となっています。

北浜ミッドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜二丁目20番2(地番)
◆ 交通-京阪本線「北浜」駅(直結)徒歩1分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩6分、地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩1分、京阪本線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩3分
◆ 階数-地上43階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-建築物146.8m (注)最高部はあと少し高いです。
◆ 敷地面積-2,097.47㎡
◆ 建築面積-1,179.30㎡
◆ 延床面積-35,326.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(28本)
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-311戸(販売総戸数306戸、事業協力者戸数5戸含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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今回は思いっきり手抜きで、「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た写真のみです。


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タワークレーン1基で建設しています。


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最高部です。



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2018年1月19日 (金)

京都市にまた素晴らしい施設が誕生 「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」のプロポーザルによる契約候補事業者に「住友商事」を選定!

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-元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 「元白川小学校(元粟田小学校)跡地」については、「賑わいと文化交流が生まれる施設」の整備に向けて、2017年3月に「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、プロポーザルによる契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。

● 住友商事を契約候補事業者に選定!
 京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルにおいて、2018年1月18日に「住友商事」が契約候補事業者として選定されました。

 引用資料 京都市情報館(2018/01/18)
 元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る契約候補事業者の選定について

 住友商事 ニュースリリース(2018/01/18)
 京都市「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」 契約候補事業者としての選定につい

 「住友商事」は計画地において、文化事業と賑わい事業を融合し、伝統文化や伝統産業を取り込み体現した、文化複合施設を開発する予定です。

 伝統工芸品を展示・販売するギャラリーショップや、地域住民が気軽に立ち寄れるコミュニティ・ガーデン、京文化の体験が可能なホテルなどを整備する計画としています。外観についても、京都市の魅力ある景観に調和した現代和風とする予定です。

元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175番2外
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-6,531.55㎡  
◆ 建築面積-3,108.97㎡
◆ 延床面積-12,770.71㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-地域交流施設、ホテル、飲食、物販
◆ 客室数-(不明)
◆ 契約候補事業者-住友商事


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「位置図」です。「平安神宮」と「八坂神社」の中間に位置する抜群のロケーションです。


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「三条通」沿いの北西側から見た様子です。この日に備えて前もって写真を撮影しておきました。


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「三条通」沿いの北東側から見た様子です。このあたりの三条通は「電線類地中化」が完了しています。


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南東側から見た様子です。


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「グラウンド」です。


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南西側から見た様子です。


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南側の道路です。景観に調和した現代和風の素晴らしい施設が建設されるので、それに合わせて「電線類地中化」を行って欲しいです。



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「扇町公園」の近く 地上30階、高さ約107mの「シティタワー東梅田パークフロント」 2018年1月18日の建設状況

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-シティタワー東梅田パークフロント-
 
地下鉄堺筋線扇町駅近くの地上4階の「堀川ビル」には、「大日本住友製薬」の子会社の「ニチエイ産業」や「エイコーサービス」が入っていましたが、ビルの北側にあった地上2階の立体駐車場「ニチエイパーキング」と共に「住友不動産」に63億4500万円で売却されました。

 跡地には、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ107.68mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪扇町計画新築工事」が建設されています。正式名称は「シティタワー東梅田パークフロント」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 シティタワー東梅田パークフロント

シティタワー東梅田パークフロントの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪扇町計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪府大阪市北区野崎町26番1(地番)
◆ 交通-大阪地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩10分、大阪地下鉄堺筋線「扇町」駅から徒歩4分、 大阪地下鉄谷町線「南森町」駅から徒歩7分、JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩10分、 大阪地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩13分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-107.68m  *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-4,944.52㎡(販売対象面積4,944.57㎡)  
◆ 建築面積-2,642.16㎡
◆ 延床面積-49,808.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(36本)
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-490戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年06月中旬頃
◆ 竣工-2019年01月上旬予定 
◆ 入居開始-2019年06月下旬予定 


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。高くなってきれいに見えるようになりました。


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今回は思いっきり手抜きで、「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た写真のみです。


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タワークレーン2基で建設しています。


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最高部です。



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2018年1月18日 (木)

2017年 大阪府を訪れた「訪日外国人(インバウンド)」は過去最多の1111万人!

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大阪府内を訪れた訪日外国人-
 「大阪観光局」が1月17日に公表したデータによると、2017年の1年間に大阪府内を訪れた「訪日外国人(インバウンド)」が統計開始以来、初めて1000万人を超えて過去最多の1,111.4万人(前年同期比118%)となりました。ちなみに東京は1,326.1万人(前年同期比114%)です。

 大阪観光局 プレスリリース(PDF:2018/01/17)
 2017年年間外客数

 「訪日外国人(インバウンド)」の約39%が大阪府を訪れています。国・地域別では、最多の中国が前年比8%増の402.4万人、2番目の韓国が53%増の241.0万人、3番目の台湾が12%増の140.0万人です。

 大阪府を訪れた訪日外国人数は、「日本政府観光局(JNTO)」がまとめた「訪日外客数」に、観光庁の「訪日外国人消費動向調査」での大阪への訪問率を掛け合わせたものです。そのため数十万人の誤差がある可能性がありますが、これはしかたがありません。

   年           全国            大阪府     大阪府の訪問率
2012年      835.8万人      200.8万人      24.0%
2013年    1,036.4万人      260.0万人      25.0%
2014年    1,341.3万人      373.8万人      27.8%
2015年    1,973.7万人      716.8万人      36.3%
2016年    2,403.9万人      940.5万人      39.1%
2017年    2,869.1万人    1,111.4万人      38.7%

● 人が集まらない事には始らない!
 日本はすべてが東京中心に動いています。猛烈な勢いで東京一極集中が続いています。「訪日外国人(インバウンド)」も2010年頃までは東京一極集中となっていました。

 しかし、ここ数年で様相が激変しています。こと「訪日外国人(インバウンド)」に関しては、東京と大阪・京都の2極集中になっています。

 大阪都市圏は、「ヒト・モノ・カネ」のすべてを東京に吸い取られて抜け殻のようになっていますが、世界屈指の鉄道網と高速道路網(阪神高速道路、NEXCO西日本)があります。空港も3ヶ所あります。港湾もそこそこ立派です。東京一極集中が長く続いたのに、これだけインフラが充実しているのはある意味奇跡です。

 インフラは充実しています。大阪にこんなに「訪日外国人(インバウンド)」が集まると政府も企業も大阪を見る目が全く変わってくると思います。今の大阪は、長期低落傾向から抜け出せる光が見えてきた状態です。


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大阪・ミナミ


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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)


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大阪城


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大阪・キタ



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広島市 竣工した地上16階、高さ約80mの大型複合オフィスビル「スタートラム広島」

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-スタートラム広島

 「広島電鉄」は、「日本生命保険相互会社」と共同で「(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト」として新たな大型複合オフィスビルを建設しました。

 ビルの名称は「スタートラム広島」です。日本生命の「日生」を一文字で表現すると「星」という文字になり、これを表す「スター」と広島電鉄の路面電車の英訳である「トラム」の2つを合わせて名づけたものです。

 「スタートラム広島」は、日本生命所有の「日本生命広島第二ビル(1970年竣工)」と広島電鉄所有の「第二広電ビル(1962年竣工)」を共同で新たな大型複合オフィスビルとして建替えたプロジェクトです。2017年11月30日に竣工しました。

スタートラム広島の概要
◆ 計画名-(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト
◆ 所在地-広島県広島市中区八丁堀16番11号
◆ 交通-広島電鉄「立町」電停徒歩約1分
◆ 階数-地上16階、搭屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部80.443m
◆ 敷地面積-2,581.12㎡
◆ 延床面積-約26,134㎡
◆ 構造-鉄骨造(柱CFT)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(間柱型鋼製ダンパーと間柱型粘弾性ダンパーの性質の異なる2つのダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-日本生命保険相互会社、広島電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-鹿島建設・大林組・広電建設・鴻治組 共同企業体
◆ 着工-2015年12月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年11月30日


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位置図です。

 引用資料 広島電鉄(PDF:2015/12/25)
 (仮称)広島八丁堀共同プロジェクト新築工事着工 新ビル名称は「スタートラム広島」に決定  


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南西側から見た下層階の様子です。すぐ南側に、広島電鉄の「立町電停」があります。東隣は「東急ハンズ広島店」です。


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エントランス部分です。


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敷地南側の歩道です。


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敷地西側の歩道です。


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南東側から見た様子です。


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地下階無いので地下駐車場がありません。北側に「タワーパーキング」を設けています。


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「タワーパーキング」の入口です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。

 



 


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2018年1月17日 (水)

イトーヨーカドー岡山店跡地 地上37階、高さ約134m、総延床面積約105,000㎡「杜の街づくりプロジェクト」の建設予定地 

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-杜の街づくりプロジェクト-

 岡山市の「両備グループ」は、閉店した「イトーヨーカドー岡山店」跡地を再開発します。超高層タワーマンションやオフィス、店舗など5棟を整備、2021年度の完成を目指します。総事業費は約300億円を予定しています。

 引用資料 山陽新聞(2017/12/25)
 ヨーカドー跡 マンションなど整備 両備グループが再開発計画発表

 事業名は「杜(もり)の街づくりプロジェクト」で、両備グループが100%出資する特別目的会社(SPC)「杜の街づくりプロジェクト1合同会社」が進めます。敷地面積は約16,798㎡、総延床面積は約105,113㎡です。

 5棟の中で最大のマンション棟は、地上37階、地下1階、高さ約134m、延床面積約52,000㎡です。総戸数300戸前後を分譲・賃貸する予定です。高さ約134mは、岡山県内最高となります。

 「イトーヨーカドー岡山店」は、1998年11月に「ジョイフルタウン岡山」の核テナントとしてオープンしました。2014年12月5日に約400m北にオープンした「イオンモール岡山」との競合などで、2017年2月28日に閉店しました。

杜の街づくりプロジェクトの概要
◆ 所在地-岡山県岡山市北区下石井二丁目10番2号
◆ 階数-(マンション棟)地上37階、地下1階、(オフィス・商業棟)地上9階、地下1階
◆ 高さ-約134m
◆ 敷地面積-約16,798㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約105,113㎡(施設全体)、(マンション棟)約52,000㎡、(オフィス・商業棟)約24,000㎡、
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業施設、駐車場
◆ 総戸数-300戸前後
◆ 建築主-杜の街づくりプロジェクト1合同会社(両備グループが100%出資する特別目的会社)
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 総工費-約300億円


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「配置図」です。


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「イトーヨーカドー岡山店」跡地を北東側から見た様子です。「ヤマさん」に写真を送って頂きました。ありがとうございました(写真提供ヤマさん)。


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「仮囲い」で囲われています。2018年1月5日から解体工事が始まっています。半年程度かけて旧店舗を取り壊します(写真提供ヤマさん)。


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南西側から見た様子です(写真提供ヤマさん)。


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「岡山ジョイポリス」との間の道路です(写真提供ヤマさん)。


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北側の「岡山ジョイポリス」は、当面は現状維持で営業を続けます(写真提供ヤマさん)。



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大阪環状線福島駅近く 阪神電鉄とJR西日本の共同開発「(仮称)阪神NK共同ビル」 2018年1月12日の建設状況

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-(仮称)阪神NK共同ビル-

 「神電気鉄道」と「JR西日本」は、阪神電鉄が所有する大阪市福島区の福島五丁目の土地と、その土地に隣接するJR西日本が所有するの土地を、ホテルと商業施設が入居する複合ビル「(仮称)阪神NK共同ビル」として、初めて共同で一体的に開発します。

 予定地は、大阪環状線の福島駅からは徒歩3分、阪神本線福島駅からも徒歩6分の好立地にありますが、土地の形状などから、十分な活用が図られていませんでした。

 引用資料 JR西日本(2017/05/09)
 阪神電鉄とJR西日本が初めての共同開発 ~2019年春、ホテルと商業施設が阪神本線・大阪環状線福島駅近くに開業~ 

 地上1階~12階はホテルゾーンとなります。入居テナントは「阪急阪神ホテルズ」を予定しています。ビジネス客に加えファミリー客をターゲットに据え、約250室の宿泊主体型ホテルとし、近接するホテル阪神と一体的運用を図ります。

 地上1階~3階は商業ゾーンとなります。 入居テナントはエイチ・ツー・オーリテイリンググループである「阪急オアシス」を予定しています。

(仮称)阪神NK共同ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目52番1、福島七丁目2番1の一部(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、阪神本線「福島」駅徒歩6分
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-46.13m
◆ 敷地面積-2,583.28㎡(阪神所有分約1,785㎡、JR西日本所有分約799㎡)
◆ 建築面積-1,664.44㎡
◆ 延床面積-11,183.87㎡(容積対象面積10,128.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(地上1階~12階)、物販店舗(地上1階~3階)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-阪神電気鉄道、JR西日本不動産開発
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年10月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年05月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年春予定


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位置図です。このあたりの「阪神電気鉄道本線」は、1993年9月5日に地下化されました。細長い敷地は当時の軌道跡です。


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「(仮称)阪神NK共同ビル」の建設現場を南西側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年1月16日 (火)

阪神高速道路がビルを貫通する「TKPゲートタワービル」に隣接 「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」の建設予定地

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-アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)-

 大阪市福島区に阪神高速道路がビルを貫通している「TKPゲートタワービル」がありますが、そのすぐ北側に「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」が建設予定です。

 「ティーケーピー」は、「アパホテル」とフランチャイズ契約を締結し、2019年5月の開業を目指し、2017年12月19日に起工式を執り行いました。

 引用資料 ティーケーピー(2017/12/19)
 TKP、大阪・梅田に関西初のホテル建設 本日起工式開催! 『アパホテル〈TKP大阪梅田〉』(仮称) 2019年5月開業予定 

アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目43番7他(地名地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩8分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、大阪市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩13分、JR東西線「新福島」駅徒歩5分、阪神電車「福島」駅徒歩4分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.98m、建築物42.98m
◆ 敷地面積-584.65㎡
◆ 延床面積-2,519.46㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-161室(ダブル160室、ツイン1室)
◆ 建築主-ティーケーピー
◆ 設計者-アパマンション
◆ 施工者-アパマンション
◆ 着工-2017年12月19日(起工式)
◆ 開業-2019年05月予定


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「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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奥に見えるのが、有名な阪神高速道路が貫通する「TKPゲートタワービル」です。2017年12月19日に起工式が行われたようですが、工事は行われていませんでした。


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南東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図(東面)」です。



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地上26階、高さ約83mの「ローレルタワー梅田ウエスト」 2018年1月12日の建設状況

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-ローレルタワー梅田ウエスト-

 大阪市福島区の「シティタワー西梅田」の南側に「近鉄不動産」が、地上26階、高さ83.0mの高層マンション「(仮称)福島区福島7丁目マンション」を建設中です。

 建設場所は、「萬世電機」の本社跡地の敷地面積1,492.84㎡です。「ザ・梅田ウエストタワープロジェクト」として、公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「ローレルタワー梅田ウエスト」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルタワー梅田ウエスト

ローレルタワー梅田ウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)福島区福島7丁目マンション
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目15番1(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、JR東海道本線・大阪環状線「大阪」駅徒歩11分、 大阪市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分
◆ 階数-地上26階、地下0階
◆ 高さ-83.0m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-1,492.84㎡
◆ 建築面積-685.39㎡
◆ 延床面積-13,545.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム支承×15基、弾性すべり支承×1基、直動転がり支承×2基、オイルダンパー×6基)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-134戸
◆ 建築主-近鉄不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年03月01日~2016年10月31日
◆ 着工-2017年01月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ 入居開始-2019年03月予定


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「ローレルタワー梅田ウエスト」の建設現場を南東側から見た様子です。基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)」、地震対策として「免震構造(積層ゴム支承×15基、弾性すべり支承×1基、直動転がり支承×2基、オイルダンパー×6基)」を採用しています。


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南西側から見た様子です。


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タワークレーン1基で建設しています。


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北東側から見た様子です。



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2018年1月15日 (月)

地上39階、高さ約133mの「グランドメゾン新梅田タワー」 2018年1月12日の建設状況

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グランドメゾン新梅田タワー
 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区を「積水ハウス」が複数の建物を集約化して、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)大淀南2丁目計画」を建設しています。

 正式名称は「グランドメゾン新梅田タワー」です。竣工前ですが、総戸数297戸(非分譲住戸29戸含む)が、全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
 グランドメゾン新梅田タワー

グランドメゾン新梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大淀南2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩6分、阪神本線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩9分、JR「大阪」駅徒歩12分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩15分、阪急「梅田」駅徒歩16分
◆ 階数-地上39階、塔屋2階  *店舗部分は地上3階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-2,699.65㎡
◆ 建築面積-1,535.23㎡
◆ 延床面積-36,561.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造  *店舗部分は鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-297戸(非分譲住戸29戸含む)、他非分譲店舗・非分譲事務所9区画
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年01月中旬予定
◆ 入居開始-2019年02月下旬予定


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。



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広島県三原市 新幹線と在来線の三原駅前 「三原市駅前東館跡地活用事業」の最優秀提案が鹿島建設を代表企業とするグループに決定!

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-三原市駅前東館跡地活用事業-
 広島県三原市は、「三原市駅前東館跡地活用事業」の事業者を選定する公募型プロポーザルで、「鹿島建設」を代表企業とするグループを最優秀提案者(優先交渉権者)に選定しました。

 引用資料 三原市・公式ホームページ(2017/12/26) 
 三原市駅前東館跡地活用事業の優先交渉権者を決定しました

 グループの構成企業は、建設を担当する代表企業の「鹿島建設」、設計を担当する「日本設計」、ホテル棟所有運営する「ルートインジャパン」、商業・駐車場棟所有運営する「クラフトコーポレーション」で構成されています。

 公共施設(図書館棟、広場)、民間施設(ホテル棟、商業・駐車場棟)が整備され、2019年4月に工事着手、2020年7月に供用開始する予定です。


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「事業対象地配置図」です。


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「優先交渉権者の提案概要」です。


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「三原市駅前東館跡地活用事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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すぐ北側が、在来線と新幹線の「三原駅」です。


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JR三原駅(新幹線・在来線)

 私は広島市の取材にはケチケチ作戦で、「青春18きっぷ」で行きます。ただ、岡山駅-広島駅間の直通電車は非常に少なく、岡山駅側からは「三原駅」止まり、広島駅側からは「糸崎駅(いとざきえき)」止まりの電車が多いです。

 「糸崎駅」もしくは「三原駅」で乗り換える必要があります。「糸崎駅」周辺にはほとんど店が無いので、私は「三原駅」で乗り換えています。
 「三原駅」の1階に美味しいパン屋さんがあるので、そこで昼の食料品を買い込みます。系列のパン屋さんはJR広島駅の改札内コンコースにもあります。



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2018年1月14日 (日)

「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む「グランフロント大阪」側の階段とスロープ 2018年1月12日の状況 

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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解体工事が進む「グランフロント大阪」側の階段とスロープです。このような施設があるため、JR東海道線支線地下化・新駅設置工事の「北3工区(鴻池組・前田建設工業JV)」のこの部分だけは、まだ工事が行われていません。


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稼働していた頃の「グランフロント大阪」側の階段とスロープです。


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撤去された屋根です。撤去された屋根の解体作業が行われています。


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撤去された屋根です。


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2017年12月19日(火)のAM10:00まで稼働していた東側の出入口です。



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広島市 紙屋町交差点すぐ 大型オフィスビル「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事」 2018年1月9日の建設状況

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-損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事-

 広島市の中心である紙屋町交差点の南東側すぐに「損保ジャパン東京建物広島ビル」がありましたが、解体工事が行われ、跡地にはオフィスビルが建設中です。

 計画名は「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事」で、地上13階、地下1階、高さ54.24m、延床面積13,029.90㎡の大型オフィスビルです。

損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事の概要
◆ 所在地-広島県広島市中区紙屋町一丁目2番29
◆ 交通-広島電鉄本線「紙屋町東」電停すぐ
◆ 階数-地上13階、地下1階
◆ 高さ-54.24m
◆ 敷地面積-1,238.77㎡
◆ 建築面積-988.79㎡
◆ 延床面積-13,029.90㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、飲食店舗
◆ 建築主-損害保険ジャパン日本興亜
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事共同企業体(大成建設、増岡組、砂原組JV)
◆ 着工-2017年11月17日
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事」の建設現場を北東側から見た様子です。すぐ北側に広島電鉄本線「紙屋町東電停」があります。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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計画名は「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事」です。施工者は「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事共同企業体(大成建設、増岡組、砂原組JV)」となっています。


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「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2018年1月13日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/01/12 実物大の外装モックアップが登場!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。工事の進展に伴い大幅に配置換えされました。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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2基の「安定液タンク」が敷地の南西側に移動しました。


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「構真柱(こうしんちゅう)」が敷地の南東側に移動しました。


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「構真柱」の四角いバンドのようなものは、「構真柱」を建込む時に「ガイド管」内で位置を確定する「スペーサー」です。「スペーサー」は最終的には撤去されます。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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「回遊デッキ」の西側では、「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事」が行われています。この構造物は何でしょうか?


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まさかまさかの「実物大の外装モックアップ」でした。敷地外のこの部分に設置されるとは夢にも思っていませんでした。


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ホテル部分の外装モックアップのようです。「実物大の外装モックアップ」は、意匠上の確認を行うために設置します。夜間には内部の照明を点灯して、外からどのように見えるかの確認も行います。


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ホテル部分は、タイル張り(タイル打ち込みのPCカーテンウォール)になるようです。


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ちなみに既存部分は、全面石張り(石材打ち込みのPCカーテンウォール)です。



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広島市 新広島ビルディング建替計画 三菱地所の「新広島ビルディング」 2018年1月9日の建設状況

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-新広島ビルディング-

 広島市中区幟町で、「新広島ビルディング」を所有していた「神戸広島ビル(株)」が、「新広島ビルディング」を解体した上で、「三菱地所」が敷地に定期借地権を設定し、新たなオフィスビルを建設します。2017年12月1日に「新広島ビルディング」の新築工事に着手しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017//11/30)
 「新広島ビルディング建替計画」着工 -広島市中心部の好立地に高機能・環境配慮型オフィスビルを建設-

 竣工後のビル名称は引き続き「新広島ビルディング」とし、オフィステナントや周辺地域の更なる賑わいに貢献する店舗テナントを誘致します。「新広島ビルディング」に入居していた「百十四銀行広島支店」は再入居する予定です。

新広島ビルディングの概要
◆ 計画名-新広島ビルディング建替計画
◆ 所在地-広島県広島市中区幟町13番13、14、15(地番)
◆ 交通-広島電鉄本線「胡町」電停徒歩1分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-59.9m
◆ 敷地面積-1,090.35㎡(建築計画のお知らせ)、1,088.23㎡(公簿)
◆ 建築面積-約970㎡
◆ 延床面積-約11,500㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、銀行の支店、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・フジタ設計監理共同企業体(三菱地所設計、フジタ)
◆ 施工者-フジタ
◆ 解体工事-2017年04月17日~2018年03月15日予定
◆ 着工-2017年12月01日
◆ 竣工-2019年10月31日予定


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「基準階平面図」です。完成予想図(建物外観パース)を見ると四角のビルに見えますが、「L字型」のビルです。


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「位置図」です。広島電鉄本線「胡町電停」がすぐ南側にあります。


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「新広島ビルディング建替計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。広島電鉄本線「胡町電停」がすぐ南側にあります。


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2017年12月1日に着工していますが、2017年4月17日~2018年3月15日(予定)の工期で、「フジタ」により既存建物の解体工事が行われています。


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「新広島ビルディング建替計画」の建築計画のお知らせです。


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東隣には、プレサンスコーポレーションにより、地上14階の「(仮称)広島幟町ホテル新築工事」が建設されます。出来れば一体的な再開発をして欲しかったです。


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現地に掲示されていた「(仮称)広島幟町ホテル新築工事」の完成予想図です。広島市もホテルの建設ラッシュになっています。



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2018年1月12日 (金)

JR広島駅新幹線口前 地上20階、高さ約91mの「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」 2018年1月9日の建設状況

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-(仮称)広島二葉の里プロジェクト-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の概要は、地上20階、地下2階、高さ90.750m、延床面積49,709.62㎡です。ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、オフィス、商業機能などを収容する複合施設となります。

 2016年8月31日に起工式が行われました。実質的には着工していましたが、着工は2016年12月1日です。施工者は大和ハウスグループの「フジタ」となっています。

(仮称)広島二葉の里プロジェクトの概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番7
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-90.750m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、6,339.23㎡(広島二葉の里プロジェクト)
◆ 建築面積-3,209.13㎡
◆ 延床面積-49,709.62㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、(地下部)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、駐車場
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-(基本設計)安井建築設計事務所、 (実施設計)フジタ
◆ プロジェクト・マネジメント-安井建築設計事務所
◆ 監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年12月01日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の高さがほぼ同じになりました。


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「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の建設現場です。


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最高部です。


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柱が斜めになっています。この部分がオフィスとホテルの「構造切替え階」になります。


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「構造切替え階」を別角度から見た様子です。


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「タワークレーン」が組み立てられていました。この高さまで「クローラークレーン」で「鉄骨建方」を行っていました。「タワークレーン」の登場がここまで遅い現場は珍しいです。


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南東側から見た様子です。この現場は「逆打ち工法」で建設されています。


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南西側から見た様子です。隣のビルは「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。この高さまで「クローラークレーン」で「鉄骨建方」を行っていました。



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JR広島駅新幹線口前 (仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事 2018年1月9日の建設状況

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-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用します。2018年3月に竣工し、2018年10月の移転完了を予定しています。

 1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
 4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入る予定です。

(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事の概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番4
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日予定


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JR広島駅北口(新幹線口)のペデストリアンデッキから見た「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の建設現場です。


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「Hiroshima」のロゴです。


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「広島テレビ」のロゴです。


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「広島テレビ新社屋」の1階~3階には、「コンベンションホール」となります。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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片方の柱には、すでに「耐火被覆材」が吹き付けられています。


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免震構造

 このビルは、「基礎免震構造」なので、躯体が周囲の地盤に衝突して破損しないように切り離しています。溝の幅が最大の揺れの許容範囲です。

 基礎免震構造のビル1階の外構廻りに、「このビルは免震構造です。地震時に最大〇〇cm揺れます。地震時には、この範囲に立ち入らないで下さい。」と書いてあるビルがありますが、このビルも注意書きが書かれると思われます。

● エキスパンションジョイント
 地震時に、構造物に破壊的な力を伝達しないように継目に損壊を最小限に抑える役割を持つ「エキスパンションジョイント」を設置します。

 歩行者や車路等の出入り口部位は、「エキスパンションジョイントカバー」で塞がれます。仕上材として、タイルや石貼りで覆われますが、切れ目があるので見たらすぐに分かります。


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南西側から見た様子です。


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2018年1月11日 (木)

斬新なデザイン 地上27階、高さ約117mのマリオット・インターナショナルの高級ホテル「W OSAKA」 外観イメージパースを公開!

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W OSAKA-
 御堂筋に「積水ハウス」が、超高層ビルを建設、高級ホテル「W(ダブリュー)ホテル」が進出します。昨日(1月10日)、「マリオット・インターナショナル、積水ハウス」から外観イメージパースが公開されました。

 ホテル名は「W OSAKA」、地上27階、塔屋2階、地下1階、高さ約117mで、デザインは斬新かつカッコ良くて、「外観イメージパース」を見て思わずテンションが上がりました!

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/01/10)
 「Wホテル」日本上陸~「W OSAKA」が2021年、大阪に誕生

 建設予定地は御堂筋の西側で、「ヨドコウ第2ビル」と「日本生命御堂筋ビル」の間の駐車場です。敷地面積は約2,544㎡で、現在は駐車場「タイムズ御堂筋南船場」 となっています。

● 関西での積水ハウス+マリオットの第三弾!
 マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域社長は「大阪はインバウンド(訪日外国人)が行き交い、躍動感にあふれている」と1号店に大阪を選んだ理由を述べました。

 「積水ハウス」は、「マリオット・インターナショナル」と組んで関西に高級ホテルの誘致に力を入れています。2010年に「セントレジスホテル大阪」、2014年には「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました。「W OSAKA」はその第三弾です。

 着工は2018年10月予定、竣工は2020年10月末予定、 開業は2021年2月予定です。設計顧問として安藤忠雄建築研究所の「安藤忠雄氏」が参画します。

 「W OSAKA」は、「エクストリームWOWスイート(1室)」、「WOWスイート(2室)」をはじめとした50室のスイートを含め全337室の客室を擁し、各客室のインテリアは、Wホテルならではの斬新でスタイリッシュなデザインコンセプトを貫いています。料金は1泊数万円になる予定です。

W OSAKAの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場四丁目
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約117m
◆ 敷地面積-約2,544㎡
◆ 延床面積-(非公表)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、レストラン、ボールルーム、スパ、プール、ジム他
◆ 客室数-337室(予定)
◆ 建築主-積水ハウス(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 設計者・監理者-日建設計(設計顧問 安藤忠雄)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年10月予定
◆ 竣工-2020年10月末予定
◆ 開業-2021年02月予定


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「ロケーション」です。


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「W OSAKA」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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現在は駐車場「タイムズ御堂筋南船場」 となっています。



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広島市 広島高速5号線 二葉の里地区の「広島駅北口インターチェンジ(仮称)」付近 「シールドマシン」投入の準備工事 2018年1月9日の状況

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-広島高速5号線-

 「広島高速5号線」は、「広島高速1号線」を介して「山陽自動車道」と直結します。広島市の都心部と広島県東部地区間の高速性・定時性向上や広島空港へのアクセス改善に大きく貢献するもので、一般道路の交通混雑解消や広島都市圏の更なる発展をけん引する広島駅周辺地区の開発促進などの役割を担います

 引用資料  広島高速道路公社
 広島高速5号線及び関連道路路線図 

● 主にシールド工法で建設
 
山岳部におけるトンネルの建設と言えば、「ナトム工法(NATM工法)」のイメージがありますが、広島高速5号線のトンネル区間は主に「シールド工法」で建設します。

 周辺には住宅もあり、地盤沈下が懸念されたため、地下水への影響が極めて少く、地表面沈下抑制効果に最も優れている「シールド工法」に変更されました。一部の区間は「ナトム工法(NATM工法)」も採用します。


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広島高速道路

 「都市高速道路」と言えば、「首都高速道路」と「阪神高速道路」が有名ですが、「名古屋高速道路、福岡高速道路、北九州高速道路」もあります。あまり知られていませんが、「広島高速道路」もあります。日本には6つの「都市高速道路」が存在します。

 「広島高速道路」は、「広島高速道路公社」が建設と管理を行っています。「広島高速道路公社」は、広島県ならびに広島市を設立団体としています。

 引用資料 広島県・公式HP → 広島高速道路


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「広島高速5号線」の建設現場です。


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巨大な「クロラ―クレーン」が稼働しています。


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「シールドマシン」の発進する場所が分かるようになってきました。


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「土留め壁」の芯材の「H形鋼」は事前に撤去せずに、「シールドマシン」が自力でを円形に打ち抜いて発進するようです。2018年8月までに現地で「シールドマシン」の組み立てを行い、それ以降に発進します。

 通常「シールドマシン」は地下深くの「発進立坑」から発進するので、地上で発進するのはめったに見る事が出来ません。楽しみですね!


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地上から見た様子です。



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2018年1月10日 (水)

広島市 「広島銀行」が本店ビルを建て替え 地上19階、高さ約95mの「広島銀行 新本店ビル」に建築計画のお知らせ掲示!

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-広島銀行新本店ビル-
 
「広島銀行」は、広島市中区紙屋町一丁目に本店を置く地方銀行で、通称は「ひろぎん」です。現在の本店ビルは、地上9階、地下2階、延床面積約29,,000㎡で、1965年に竣工しました。

 現在の本店ビルは、高度経済成長期に、地域の発展に貢献するための拠点として新築しましたが、耐震化されているものの築52年が経過して老朽化が進んだことから、建替えを決定しました。

 引用資料 広島銀行(2017/03/23)
 新本店ビルの建設について 

 新本店ビルの本店棟は、地上19階、塔屋1階、地下1階、高さ94.87m、延床面積47,550.00㎡の高層ビルとなります。地震対策として「免震構造」が採用されます。建物の四隅に自然換気効果を高めた「エコボイド」が設置されます。

 2018年4月から現在の本店ビルの解体を開始し、新本店ビルは2021年1月に竣工する予定です。工事期間中は、2016年に取得した広島市南区西蟹屋一丁目の「旧ひろしまMALL」に仮移転する予定です。

広島銀行 新本店ビルの概要
◆ 所在地-広島県広島市中区紙屋町一丁目3番1~3番17(3番7を除く)
◆ 交通-アストラムライン「本通」駅すぐ、広島電鉄宇品線「本通」電停すぐ
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階(本店棟)、地上5階(6層)屋上利用(駐車場棟)
◆ 高さ-94.87m(本店棟)、約20m(駐車場棟)
◆ 敷地面積-4,452.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,250.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-47,550.00㎡(施設全体)
◆ 構造-(本店棟)地上:鉄骨造、地下:鉄筋コンクリート造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-(本店棟)場所打ち鋼管コンクリート拡底杭、(駐車場棟)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(本店棟)
◆ 本店棟の構成-地下1階(地下駐車場)、地上1階~3階(本店営業部等)、4階・5階(応接室、会議室、大会議室等)、6階~18階(執務スペース等)
◆ 建築主-広島銀行
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2018年04月予定
◆ 着工-2019年01月01日予定
◆ 竣工-2021年01月31日予定


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「広島市内中心部店舗ネットワーク」です。工事中の仮店舗は、かつてはベスト電器の核店舗「ベスト電器広島本店」があった「旧ひろしまMALL」に仮移転する予定です。


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「広島銀行 新本店ビル」の建設予定地は、広島市の中心部「紙屋町交差点」のすぐ近くで、南北の幹線道路「鯉城通り(りじょうどおり)」に面しています。

 現在の本店ビルの建て替えプロジェクトになります。敷地の形状は「鯉城通り」側が狭い「逆L字型」となっています。「駐車場棟」は敷地の南東側に建設されると思われます。


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南西側から見た様子です。2018年1月~2月にかけて「旧ひろしまMALL」に仮移転する予定です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「広島銀行 新本店ビル」に建築計画のお知らせです。



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広島大学本部跡地 地上53階、高さ約178mの超高層タワーマンション「hitoto広島 The Tower」 2018年1月9日の建設状況

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-hitoto広島 The Tower-
 
広島市中区東千田町の広島大学本部跡地にて、「三菱地所レジデンス(代表会社)、三井不動産レジデンシャル、菱重ファシリティー&プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、医療法人翠清会、広島トヨペット」の9者により進められてきた「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」は、2016年8月より、随時施設が開業し、2016年10月8日(土)に新しい街「hitoto広島」として街開きしました。  

 「街のネーミング」の「hitoto広島」は、「人の都/人都」であり、そして「人と、何かを始める街」。そんな2つの想いが込められています。

 超高層分譲マンションの計画名は「(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事」と非常に長いです。正式名称は「hitoto広島 The Tower」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 hitoto広島 The Tower  

 「hitoto広島 The Tower」は、完成すると地上52階、塔屋2階、地下2階、高さ197.50mの「シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)」に次いで広島市で2番目に高い超高層ビルになります。階数では広島一です。

hitoto広島 The Towerの概要
◆ 計画名-(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事
◆ 所在地-広島県広島市中区東千田町一丁目1番66(地番)
◆ 交通-広島電鉄宇品線「日赤病院前」電停より徒歩5分
◆ 階数-地上53階、地下0階
◆ 高さ-最高部178.08m、軒高177.48m
◆ 敷地面積-19,869.35㎡(売買対象面積 )
◆ 建築面積-5,870.72㎡
◆ 延床面積-79,305.39㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-665戸(ほか管理室・ゲストルーム等共用施設)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、菱重プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年08月下旬予定


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「hitoto広島 The Tower」の配置図です。


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「hitoto広島 The Tower」の位置図です。


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「hitoto広島 The Tower」の建設現場を「東千田公園」越しに見た様子です。


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「クローラークレーン」2台で建設しています。


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仮囲いに「hitoto広島 The Tower」のロゴが書かれています。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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広島大学のシンボルだった「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木は、一部を保存・再利用します。



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2018年1月 9日 (火)

(仮称)備後町計画 敷地面積約6,000㎡を集約化した「住友不動産」の超高層タワーマンション建設予定地 2018年1月4日の状況

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-(仮称)備後町計画-
 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。

 「住友不動産」は更に街区北東側の「りそな銀行備後町別館」を2016年9月末に取得しました。敷地面積は約2,000㎡です。すでに取得済みの約4000㎡と合わせると約6,000㎡になります。超高層タワーマンションが建設される予定です。 


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計画名は「(仮称)備後町計画」

 計画名は「(仮称)備後町計画」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年5月15日~2022年3月31日(予定)となっています。


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敷地北東側の「りそな銀行備後町別館」の地上躯体の解体工事が終わっています。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「ロックオーガ」が装着されています。「山留め壁」を構築する部分の地中障害物を撤去していると思われます。


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敷地西側です。


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北西側から見た様子です。


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北東側の「りそな銀行備後町別館」跡地です。「オールケーシング掘削機」で、地中障害物を撤去しています。


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敷地南東側の雑居ビル群です。この雑居ビル群があるので、敷地は完全には四角形にはなりません。


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雑居ビル群です。



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地上30階、高さ約103mの「クレヴィアタワー大阪本町」 2018年1月4日の建設状況

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-クレヴィアタワー大阪本町-
 
大阪市中央区瓦町三丁目にあった「トーア紡ビル」跡地に、地上30階、塔屋2階、地下0階、高さ103.21mの超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は、「クレヴィアタワー大阪本町」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 クレヴィアタワー大阪本町 

クレヴィアタワー大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町三丁目8番(地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩5分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩7分、 地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩7分 地下鉄堺筋線「堺筋本町」駅徒歩7分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部103.21m、軒高98.47m
◆ 敷地面積-1,412.18㎡
◆ 建築面積-720.57㎡
◆ 延床面積-18,346.75㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(低降伏点鋼ダンパーを4階~24階の1フロア当たり4ヶ所に配置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-181戸
◆ 建築主-伊藤忠都市開発、野村不動産
◆ 設計者-(意匠・設備)IAO竹田設計、(構造)鴻池組
◆ 監理者-IAO竹田設計、鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 解体工事-2015年11月09日~2016年09月30日
◆ 着工-2016年10月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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位置図です。


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「クレヴィアタワー大阪本町」の建設現場を南東側から見た様子です。非常にゆっくりしたスピードで上に伸びています。


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外壁が姿を現しました。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。西隣の「千寿製薬本社」との間はあまりスペースがありません。



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2018年1月 8日 (月)

近鉄グループ 地上16階、客室数約300室「(仮称)堺筋本町ホテル計画」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)堺筋本町ホテル計画
 「近鉄・都ホテルズ」は、東京都港区および大阪市中央区に新たに宿泊主体型ホテルを出店することになりました。今回の出店により、都ホテルズ&リゾーツが運営するホテル・旅館は、建替え中のものも含めて26施設、約7,000規模となります。

 引用資料 近鉄グループ(PDF:2017/07/05)
 東京・大阪で新たな宿泊主体型ホテルを出店 2018年(東京)、2020年(大阪) 開業予定

 「(仮称)堺筋本町ホテル計画」の建設予定地である堺筋本町は、観光客の増加が著しい難波・心斎橋エリアに近く、京都、奈良、神戸などへの交通の便が良く、今後も宿泊需要の増加が期待できる立地です。

 加えて、近隣に「シェラトン都ホテル大阪、大阪マリオット都ホテル」などのホテルを運営しており、幅広いニーズに対応することができるようになります。

(仮称)堺筋本町ホテル計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北久宝寺町一丁目5番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」駅徒歩2分
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-建築物58.7m
◆ 敷地面積-約1,594㎡
◆ 建築面積-約1,193㎡
◆ 延床面積-約14,253㎡(容積対象面積約12,748㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約300室(平均客室面積約25㎡)、レストラン1店舗
◆ 建築主-三菱UFJ信託銀行(江綿グループと三菱UFJ信託銀行が賃借契約を結び、三菱UFJ信託銀行がホテル建物を建設、近鉄・都ホテルズが賃借しホテルを運営)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年01月末日予定
◆ 竣工-2020年01月末日予定
◆ 開業-2020年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)堺筋本町ホテル計画」の建設予定地を北西側から見た様子です。現在は三井住友銀行系の「銀泉」が運営している駐車場「GSパーク堺筋船場」となっています。


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南西側から見た様子です。奥に見えるのは「プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー」の建設現場です。


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「(仮称)堺筋本町ホテル計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「西立面図」です。塔屋を除く建築物の高さが58.7mです。



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地上30階、高さ約99mの「プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー」 2018年1月4日の建設状況

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-プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー-

 大阪市営地下鉄堺筋線・中央線の「堺筋本町駅」のすぐ南側に「大阪市立東商業高等学校」がありました。「大阪市立東商業高等学校」は、少子化による学校統廃合のために2012年3月に移転しています。

 大阪市立東商業高等学校跡地は、大阪市の一般競争入札により、「プレサンスコーポレーション」が52億1200万円で落札しました。

 大阪市から落札した敷地面積は5,455.98㎡です。敷地の東側部分の2,956.33㎡に地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ99.44mの超高層タワーマンション「(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事」を建設中です。

 正式名称は「プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー」で、竣工は2018年1月下旬予定、入居開始は2018年3月下旬予定です。すでに全戸完売しています。 

プレサンス レジェンド 堺筋本町タワーの概要 
◆ 計画名-(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町一丁目31番1、大阪市中央区北久宝寺町一丁目29番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線「堺筋本町」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄中央線「堺筋本町」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線「本町」駅徒歩9分、大阪市営地下鉄四つ橋線「本町」駅徒歩9分、大阪市営地下鉄中央線「本町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部99.44m、建築物96.440m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-2,956.33㎡(実測面積・売買対象面積)、2,956.32㎡(登記簿面積)、2,645.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,388.18㎡
◆ 延床面積-35,147.55㎡(容積対象床面積23,803.84㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に免震装置(積層ゴム、すべり支承、転がり支承、免震用オイルダンパー)を設ける基礎免震構造)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-337戸 
◆ 建築主-プレサンスコーポレーション
◆ 設計者-(設計・監理)日企設計、(構造設計)さくら構造
◆ 施工者-日本国土開発株式会社・徳倉建設株式会社・TSUCHIYA株式会社建設 共同事業体
◆ 着工-2015年05月21日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月下旬予定
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定


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南東側から見た下層階の様子です。2018年1月下旬の竣工予定なので、工事はほぼ完成しています。


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敷地南側の公開空地です。


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敷地東側の公開空地です。


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東側です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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敷地北側の公開空地です。


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北西側から見た下層階の様子です。外から見る限り工事は北側のこの部分だけでした。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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最高部です。小さな塔屋があります。



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2018年1月 7日 (日)

地上37階、高さ137.5mの「(仮称)大阪南本町タワー」 2018/01/04 「帝人ビルディング」の解体工事が本格化! 

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-(仮称)大阪南本町タワー-

 合成繊維の大手メーカーで、「炭素繊維」では世界2位の「帝人」は、帝人グループの大阪本社および大阪地区の拠点を、南本町一丁目の「帝人ビルディング」から「中之島フェスティバルタワー・ウェスト(大阪本社)」、および「肥後橋シミズビル(大阪本社肥後橋オフィス)」に移転しました。

 「帝人ビルディング」は、九州に本拠を置く「JR九州(九州旅客鉄道)」に売却されています。「JR九州」は、跡地に地上37階、地下1階、高さ137.5mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪南本町タワー」を建設します。

 現在は、「西松建設」により解体工事が行われています。工事名は「(仮称)大阪南本町タワー新築他(その1)工事」で、工期は2017年6月21日~2018年8月31日(予定)となっています。

(仮称)大阪南本町タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町一丁目11番
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」駅直結
◆ 階数-地上37階、地下1階
◆ 高さ-最高部137.5m
◆ 敷地面積-2,844.46㎡
◆ 建築面積-約1,920㎡
◆ 延床面積-約47,400㎡(容積対象面積約34,130㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-JR九州(九州旅客鉄道)
◆ 設計者-INA新建築研究所
◆ 施工者-西松建設(解体工事)
◆ 解体工事-2017年06月21日~2018年08月31日予定
◆ 着工-2018年07月初旬予定
◆ 竣工-2021年04月末日予定

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「対象地」です。

 引用資料 JR九州(PDF:2016/08/03)
 帝人株式会社大阪本社ビル購入のお知らせ


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南西側から見た様子です。ビル全体が「足場」と「防音壁」でほぼ覆われました。


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解体工事の工事名は「(仮称)大阪南本町タワー新築他(その1)工事」で、工期は2017年6月21日~2018年8月31日(予定)となっています。

 工事名から推測すると解体工事から引き続き本体工事も「西松建設」が行うと思われます。「西松建設」の建設現場は、詳しい工程図が掲示される事が多いので楽しみです。


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敷地西側に解体用のタワークレーンが建てられています。


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南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。地下鉄「堺筋本町駅」に直結する好立地です。


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北西側から見た様子です。


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下層階を北西側から見た様子です。地下躯体は「流動化処理土」で埋め戻す作業を行っています。


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建築計画のお知らせの「南側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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「帝人ビルディング」のすぐ北側 プレサンスコーポレーションの「(仮称)中央区南本町1丁目ホテル 計画」

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-(仮称)中央区南本町1丁目ホテル 計画-

 合成繊維の大手メーカーの帝人グループの大阪本社および大阪地区の拠点だった「帝人ビルディング」は、九州に本拠を置く「JR九州(九州旅客鉄道)」に売却されています。跡地に地上37階、地下1階、高さ137.5mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪南本町タワー」を建設します。

 「帝人ビルディング」の道路を挟んだすぐ北側にプレサンスコーポレーションが、「(仮称)中央区南本町1丁目ホテル 計画」を建設します。

(仮称)中央区南本町1丁目ホテル 計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町一丁目18番3(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」駅すぐ
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-建築物44.820m
◆ 敷地面積-779.72㎡(開発敷地面積)、719.24㎡(有効敷地面積)
◆ 建築面積-504.26㎡
◆ 延床面積-6,247.32㎡(容積率対象面積5,609.30㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-(未定)
◆ 建築主-プレサンスコーポレーション
◆ 設計者-日企設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年02月上旬予定
◆ 竣工-2019年07月初旬予定


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「(仮称)中央区南本町1丁目ホテル 計画」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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道路を挟んだすぐ南側は、帝人グループの大阪本社および大阪地区の拠点だった「帝人ビルディング」です。「帝人ビルディング」は解体工事が行われています。


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敷地の北側も道路に面しています。


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「(仮称)中央区南本町1丁目ホテル 計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南側立面図」です。塔屋を除く建築物の高さが44.820mです。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年1月 6日 (土)

御堂筋・元町二丁目交差点道路空間 バーベキューサイト・オープンカフェ・ランニング拠点「(仮称)ジャングルなんば」を整備!

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-(仮称)ジャングルなんば-

 星野仙一氏が亡くなりました。まだ70歳です。朝のニュースを見て愕然としました。星野仙一氏は、毎年ダントツ最下位だった暗黒時代の「阪神タイガース」を毎年優勝が狙えるチームに立て直した大功労者で、阪神ファンには神様のような存在です。ご冥福をお祈りします。

 「南海不動産」は、大阪市浪速区が実施した南海難波駅西側「御堂筋・元町二丁目交差点道路空間」活用事業プロポーザルに提案を行った結果 、2017年12月27日に事業予定者に決定されました。

 引用資料 南海不動産(2017/12/28)
 難波元町交差点道路を活用したアウトドア拠点を作ります

 南海グループはなんばエリアの各所で地域にぎわい創出寄与しており、「都心で気軽にアウトドア」をコンセプトに、バーベキューサイト、オープンカフ ェ、ランニング拠点などを整備します。

(仮称)ジャングルなんばの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中一丁目12番地先
◆ 面積-約1,300㎡
◆ 施設-バーベキュサイト、オープンカフェ、常設のトレーラハウス(シャワー、トイレ設備あり)
◆ コンセプト-周囲を道路等にまれた都会の“コンクリートジャグル”なか、植栽や木のパレットなどで“緑のジャングル”を創出し、憩いの場とする。施設内では、飲食やアウトド体験などが楽しめる。
◆ 備考-難波駅前広場や道頓堀とんぼりリバーウォクなど、南海グループが運営管理を担う施設とイベント等で連携し、地域のさらなるにぎわい創出寄与し、地域のさらなるにぎわい創出寄与する。
◆ 開業-2018年09月初旬予定


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「位置図」です。


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「御堂筋・元町二丁目交差点道路空間」活用事業である「(仮称)ジャングルなんば」の建設予定地です。


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「御堂筋」と「四つ橋筋」が合流する部分の御堂筋共同溝立坑工事完了後の道路空間を活用します。ここに「難波元町発進立坑」がありました。ここから「シールドマシン」が発進しました。


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東側が南側一方通行の「御堂筋」です。


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西側が北側一方通行の「四つ橋筋」です。



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新歌舞伎座跡地 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称) 2018年1月4日の建設状況

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(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事-
 難波にあった旧「大阪新歌舞伎座」は、1958年10月開場しました。「上本町YUFURA」に移転するため、2009年6月に閉館しています。2012年3月には、冠婚葬祭大手の「ベルコ」が用地を取得しています。

● 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)
 冠婚葬祭大手の「ベルコ」は、大阪ミナミの新歌舞伎座跡地に、「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)を2016年6月に着工、2019年10月に開業すると発表しています。

 引用資料 ベルコ(PDF:2016/04/01)
 2019年秋、大阪ミナミに建築家・隈研吾氏設計の新ランドマークが誕生 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称) 新歌舞伎座跡地に旧建築の意匠を残し生まれ変わります!

 新ホテルは、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計した地上19階、塔屋1階、地下1階の都市型ホテルです。低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザインとし、長く難波の街に馴染んできた建築を保存する意匠とします。

 内部は計150室の客室をはじめレストランやラウンジ、5つのバンケットを配置し、ブライダルに対応できるよう、2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンを設けています。

「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波四丁目59-1(住居表示:大阪市中央区難波四丁目3番25)
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-84.025m
◆ 敷地面積-2,292.65㎡
◆ 建築面積-1,893.46㎡
◆ 延床面積-26,493.58㎡(容積対象面積22,348.55㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗
◆ 客室数-150室(ダブル約30㎡×126室、ツイン約25㎡×15室、スイート約80㎡×9室)
◆ 建築主-ベルコ
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年01月31日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年07月15日予定
◆ オープン-2019年10月予定

フロア構成
◇ 地下1階-ロビー、テナント、機械式駐車場
◇ 1階-エントランスロビー、テナント、カフェ
◇ 2階-レストラン、ラウンジ
◇ 3階-バンケット①、バンケット②
◇ 4階-事務室
◇ 5階-ウェイティングルーム
◇ 6階-チャペル、フォトスタジオ
◇ 7階-バンケット③
◇ 8階-バンケット④
◇ 9階-バンケット⑤
◇ 10階-ブライダルサロン
◇ 11階-ホテルラウンジ、ホテルレセプション、レストラン
◇ 12階~18階-客室
◇ 19階-チャペル、アトリウム、バーラウンジ、パーティールーム


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北東側から見た様子です。


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地上部分の鉄骨建方が行われています。


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南東側から見た様子です。鉄骨建方の範囲が全体に広がっていました。南側にもう1基タワークレーンが建つと思われますが、まだ登場していませんでした。



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2018年1月 5日 (金)

沸騰都市大阪 大阪・ミナミは年始からインバウンド(訪日外国人旅行)で沸騰していました!

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-沸騰する大阪・ミナミ-

 2008年5月~2009年2月にかけてNHKスペシャルで「沸騰都市」が放送されました。世界8都市が特集されましたが、その頃は大阪には全く無縁で羨ましく見ていました。少子高齢化、猛烈な東京一極集中などで大阪には明るい展望が描けませんでした。

 しかし、状況が一変しています。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増です。今の大阪・ミナミは正に「沸騰都市」そのものです!

 東洋経済(2017/12/31)
 大阪・ミナミが「アジア人」で大混雑する理由

 「東洋経済」の同じ記事が大晦日にYahoo!のトップページに載りました。Yahoo!のコメント欄の9割は、外国人観光客の急増に否定的でした。

 外国人観光客の急増は確かに弊害も多いです。しかし、日本はこれから猛烈な少子高齢化に突入します。毎年人口が100万人近く減少する恐ろしい時代に突入します。
 仮に1人当たりのGDPが同じだとすると、毎年約1%ずつ日本のGDPが縮小します。国力が衰えると領土や領海を守るのも困難になります。

 出生率を上げるのは極めて難しいし、日本で移民を受け入れるのはまず無理です。人口減少のダメージを少しでも和らげるには、外国人観光客を増やすのがベストです。

● 物凄い変化が起こりそうな予感!
 日本はすべてが東京中心に動いています。上野とパンダと和歌山のパンダの報道を見ても分かりますが、東京の物は価値があり、東京以外は価値が低いと見なされます。

 しかし、海外から日本を見ると状況が一変します。海外の人々は日本のマスコミ等に影響されません。自分が良いと思うものをSNSで発信し、それが瞬時に世界に拡散されます。既存の価値観を壊すネットの力は偉大です!

 引用資料 トラベルボイス(2017/12/31)
 訪日中国人の検索ランキング2017

都道府県 検索ランキング
1 大阪府(2017年) 大阪府(2016年)
2 東京都(2017年) 東京都(2016年)
3 京都府(2017年) 北海道(2016年)
4 沖縄県(2017年) 沖縄県(2016年)
5 奈良県(2017年) 京都府(2016年)

 2017年は関西の府県がベスト5に3府県も入っています。何かまだ具体的には分かりませんが、良い意味でこれから関西に物凄い変化が起こりそうな予感がして身震いします。


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戎橋(通称 ひっかけ橋)

 「戎橋」の上も凄い人でした。いろいろな国籍の人が入り乱れるこのようなカオス状態は私は好きです。蒸せるような熱気は躍進するアジアを感じさせ、既存の価値観を壊す何か大きな力を予感させます。


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心斎橋筋商店街

 「心斎橋筋商店街」です。1月4日時点でほぼすべての店が開いていました。


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戎橋筋商店街

 「戎橋筋商店街」です。1月4日時点でほぼすべての店が開いていました。


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道頓堀商店街

 「道頓堀商店街」です。1月4日時点でほぼすべての店が開いていました。


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黒門市場

 「黒門市場」は、1月4日時点で7割くらい店が開いていました。私がこの近くで働いていた20年くらい前は、1月4日はほとんど店が正月休みでしたが、「インバウンド(訪日外国人旅行)」に合わせて商売を変えています。


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千日前道具屋筋商店街

 「千日前道具屋筋商店街」です。1月4日はまだほとんどの店が正月休みでした。



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地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル新築工事」 2018/01/04 タワークレーン登場!

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-オービック御堂筋ビル新築工事-
 大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。
 
● ロイヤルパークホテルズを新規出店
 
三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/02/07)
 大阪御堂筋に関西地区のフラッグシップホテル新規出店

 ホテルは15階~25階で、賃借面積は15,523.61㎡です。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビル新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,108.97㎡
◆ 延床面積-55,526.73㎡(容積対象面積48,914.63㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「周辺地図」です。


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「オービック御堂筋ビル新築工事」の建設現場を南東側から見た様子です。南西側にタワークレーンが登場しています。北東側にもう1基登場すると思われます。


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地上部分の鉄骨建方を行っています。


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南側の仮囲いの透明のアクリル板から見た様子です。「制振ブレース」が見えます。「オイルダンパー」はまだ取り付けられていません。この現場は「逆打ち工法」で建設しています。


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北東側から見たタワークレーンです。


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北東側から見た様子です。


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北東側から引いて見た様子です。


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歩道を挟んだ北隣の「日鐵御堂筋ビル」跡地には、東武グループがホテルを建設します。



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2018年1月 4日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017年12月28日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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2台の「アースドリル掘削機」です。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築時に「鋼管」も建込むので、正確には「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」です。


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「ガイド管」です。「構真柱」の建込み時に、「構真柱」の建込む位置を決めるために使用します。ガイド管を使用する工法を「ガイド管工法」と呼びます。

 多くの現場で「ガイド管工法」が採用されていますが、「構真柱」が太くて「ガイド管」に入らない場合などは、ガイド管を使用しない「先決め工法」や「後決め工法」などの別の工法が採用されます。


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「ガイド管」を別角度から見た様子です。


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「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。構真柱は「逆打ち支柱」とも呼ばれます。



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JR西日本 大阪弥生会館跡地開発の「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」 2018年6月6日オープン!

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ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA
 2015年9月30日に閉館したJR西日本グループのホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んだ東側にありました。跡地には「ハイクラス宿泊特化型ホテル」が建設中です。

 ホテルのブランド名が「ホテルヴィスキオ」に決まっています。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。

 公式ホームページもオープンしており、2017年10月5日から予約受付開始しています。2018年6月6日オープン予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA

ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪北NKビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目4番10号   
◆ 交通-JR「大阪駅」から徒歩5分 
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-32.438m
◆ 用地面積-3,200.58㎡
◆ 建築面積-2,246.86㎡
◆ 延床面積-13,762.31㎡(容積対象面積12,780.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-合計400室(シングル79室、ダブル97室、ツイン224室)
◆ 建築主-JR西日本不動産開発、西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 事業主体-ジェイアール西日本ホテル開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 監理者-安井建築設計事務所(基本計画、設計監修、工事監理)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年06月01日~2017年03月15日
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2018年04月15日予定
◆ 開業-2018年06月06日予定


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「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」の建設現場を北西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」は、2018年6月6日オープン予定です。


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西側壁面です。


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西側壁面です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2018年1月 3日 (水)

京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 本庁舎改修・北庁舎建替え・西庁舎建替え 2017年12月25日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 
新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


Kyotocity160922
「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


Kyotocity160923
「各庁舎概要」です。


Kyotocity170811
仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。

全体スケジュール
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年07月プレオープン予定、2020年09月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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先行して、「本庁舎」を改修と「西庁舎」を建て替えを行っています。計画名は「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事」です。


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本庁舎(外観を保存して改修)
 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。2020年7月プレオープン予定、2020年09月竣工予定となっています。


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「本庁舎」は、仮囲いでかなりの部分が閉鎖されています。


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地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の工事だと思われます。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。地震対策として「地下1階柱頭免震」を採用します。2018年7月竣工予定となっています。

 作業工程は「内部解体工事、掘削工事、山留工事」となっていました。2017年12月25日でこの段階なので、どう考えても2018年7月竣工には間に合いません。半年くらい遅れそうですね。


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「西庁舎」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北庁舎(建て替え)

 既存の「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。着工が一番遅くなるので、2022年9月竣工予定です。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 分庁舎新築 2017年12月25日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-

 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。

全体スケジュール
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年07月プレオープン予定、2020年09月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「分庁舎鳥瞰 南西より」です。


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分庁舎(新築)

 「分庁舎」の建設現場を南東側から見た様子です。押小路通りを挟んで北側にある駐車場跡地(妙満寺跡地)に「分庁舎」を新築しています。


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計画名は「京都市分庁舎(仮称)新築工事 ただし、建築主体その他工事」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年4月5日~2019年5月31日(予定)となっています。


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南側のゲートが開いていました。


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地下躯体を構築中です。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。


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「免震構造 イメージ」です。


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「京都市新庁舎整備・分庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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