沸騰都市大阪 大阪・ミナミは年始からインバウンド(訪日外国人旅行)で沸騰していました!
-沸騰する大阪・ミナミ-
2008年5月~2009年2月にかけてNHKスペシャルで「沸騰都市」が放送されました。世界8都市が特集されましたが、その頃は大阪には全く無縁で羨ましく見ていました。少子高齢化、猛烈な東京一極集中などで大阪には明るい展望が描けませんでした。
しかし、状況が一変しています。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増です。今の大阪・ミナミは正に「沸騰都市」そのものです!
東洋経済(2017/12/31)
大阪・ミナミが「アジア人」で大混雑する理由
「東洋経済」の同じ記事が大晦日にYahoo!のトップページに載りました。Yahoo!のコメント欄の9割は、外国人観光客の急増に否定的でした。
外国人観光客の急増は確かに弊害も多いです。しかし、日本はこれから猛烈な少子高齢化に突入します。毎年人口が100万人近く減少する恐ろしい時代に突入します。
仮に1人当たりのGDPが同じだとすると、毎年約1%ずつ日本のGDPが縮小します。国力が衰えると領土や領海を守るのも困難になります。
出生率を上げるのは極めて難しいし、日本で移民を受け入れるのはまず無理です。人口減少のダメージを少しでも和らげるには、外国人観光客を増やすのがベストです。
● 物凄い変化が起こりそうな予感!
日本はすべてが東京中心に動いています。上野とパンダと和歌山のパンダの報道を見ても分かりますが、東京の物は価値があり、東京以外は価値が低いと見なされます。
しかし、海外から日本を見ると状況が一変します。海外の人々は日本のマスコミ等に影響されません。自分が良いと思うものをSNSで発信し、それが瞬時に世界に拡散されます。既存の価値観を壊すネットの力は偉大です!
引用資料 トラベルボイス(2017/12/31)
訪日中国人の検索ランキング2017
都道府県 検索ランキング
1 大阪府(2017年) 大阪府(2016年)
2 東京都(2017年) 東京都(2016年)
3 京都府(2017年) 北海道(2016年)
4 沖縄県(2017年) 沖縄県(2016年)
5 奈良県(2017年) 京都府(2016年)
2017年は関西の府県がベスト5に3府県も入っています。何かまだ具体的には分かりませんが、良い意味でこれから関西に物凄い変化が起こりそうな予感がして身震いします。
戎橋(通称 ひっかけ橋)
「戎橋」の上も凄い人でした。いろいろな国籍の人が入り乱れるこのようなカオス状態は私は好きです。蒸せるような熱気は躍進するアジアを感じさせ、既存の価値観を壊す何か大きな力を予感させます。
心斎橋筋商店街
「心斎橋筋商店街」です。1月4日時点でほぼすべての店が開いていました。
戎橋筋商店街
「戎橋筋商店街」です。1月4日時点でほぼすべての店が開いていました。
道頓堀商店街
「道頓堀商店街」です。1月4日時点でほぼすべての店が開いていました。
黒門市場
「黒門市場」は、1月4日時点で7割くらい店が開いていました。私がこの近くで働いていた20年くらい前は、1月4日はほとんど店が正月休みでしたが、「インバウンド(訪日外国人旅行)」に合わせて商売を変えています。
千日前道具屋筋商店街
「千日前道具屋筋商店街」です。1月4日はまだほとんどの店が正月休みでした。
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