大阪市交通局 「大阪市高速電気軌道株式会社」の愛称を「Osaka Metro(オオサカ メトロ)に決定!
-大阪市高速電気軌道株式会社-
「大阪市営地下鉄」は、2017年 6月1日に、民営化に向けた準備会社として「大阪市高速電気軌道株式会社(大阪市交通局100%出資)を設立しました。
「(1)御堂筋線、(2)谷町線、(3)四つ橋線、(4)中央線、(5)千日前線、(6)堺筋線、(7)長堀鶴見緑地線、(8)今里筋線 井高野、(9)南港ポートタウン線」の9路線を運営しています。
「自動案内軌条式旅客輸送システム(Automated Guideway Transit)」の「南港ポートタウン線」を除くと、8路線、総キロ数129.9km、総駅数100駅となります。
● Osaka Metro(オオサカ メトロ)
「大阪市高速電気軌道株式会社」は、2018年1月25日に愛称を「Osaka Metro(オオサカ メトロ)」に決定したと発表しました。併せて、ビジュアルシンボルとなるロゴも決定しました。愛称やロゴは、2018年4月1日から、広く展開していきます。
引用資料 大阪市交通局(2018/01/25)
地下鉄新会社の愛称・ロゴが決まりました
ブランドコンセプトは、地下鉄新会社のあらゆる活動の原点とし、全社員が胸に刻み続けていく共通マインドです。この「走り続ける、変わり続ける。」には、「走り続けるために、変わり続ける。(Change to Run)」と「走り続けながら、変わり続ける。(Run and Change)」の二つの意味を持たせ、新会社のめざす方向性を示しました。
愛称
「Metro(メトロ)」の語源は、首都や大都市を表す「metropolis(メトロポリス)」ですが、世界の主要な都市の「地下鉄」を表す言葉として世界的に認知された名称で、多くの国・都市で使用されています。
今後の大阪のさらなる国際化を見据え、グローバルスタンダードである「Metro」を愛称に取り入れることで、「名立たる世界の大都市の『Metro』と肩を並べるとともに、大阪らしい『Metro』になる。」という強い決意を込めました。
ロゴ
「Metro」の「M」の中に「Osaka(大阪)」の「O」を内包し、螺旋状の動きのあるフォルムで、「走り続ける」エネルギーや動力・推進力を表しました。
色は、深く鮮やかな青をメインに用いることで、安全・安心の印象を想起させるとともに、エネルギッシュな大阪のまちや、走り続ける活力をイメージしました。
また、動くシンボルマークとして、「マーク=平面の図形」という概念を打ち破る「チャレンジ精神」を表し、新会社がめざす「走り続ける」「変わり続ける」姿を象徴化しました。
東京メトロ(東京地下鉄株式会社)
「東京メトロ」と愛称が似ているので「二番煎じ」と言われそうですが、私は「Osaka Metro(オオサカ メトロ)」で良かったと思います。というかそれ以外に愛称が思いつきませんでした。
ちなみに「東京メトロ」は「帝都高速度交通営団」が、2004年4月1日に「東京メトロ(東京地下鉄株式会社)」として民営化されて誕生しました。資本構成は戦時中の名残で国(財務大臣)53.42%、東京都46.58%となっています。
現在「東京メトロ」は、「銀座線、丸の内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線」の9路線を運営しています。路線総延長は、195.1kmとなっています。東京にはそれ以外に「都営地下鉄」があります。
「営団」の名称が堅苦しかったからかもしれませんが、「東京メトロ」の愛称は割と早く定着しましました。「Osaka Metro(オオサカ メトロ)」の愛称も定着するのにそんなに時間はかからないと思います。
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