2017年 大阪府を訪れた「訪日外国人(インバウンド)」は過去最多の1111万人!
-大阪府内を訪れた訪日外国人-
「大阪観光局」が1月17日に公表したデータによると、2017年の1年間に大阪府内を訪れた「訪日外国人(インバウンド)」が統計開始以来、初めて1000万人を超えて過去最多の1,111.4万人(前年同期比118%)となりました。ちなみに東京は1,326.1万人(前年同期比114%)です。
大阪観光局 プレスリリース(PDF:2018/01/17)
2017年年間外客数
「訪日外国人(インバウンド)」の約39%が大阪府を訪れています。国・地域別では、最多の中国が前年比8%増の402.4万人、2番目の韓国が53%増の241.0万人、3番目の台湾が12%増の140.0万人です。
大阪府を訪れた訪日外国人数は、「日本政府観光局(JNTO)」がまとめた「訪日外客数」に、観光庁の「訪日外国人消費動向調査」での大阪への訪問率を掛け合わせたものです。そのため数十万人の誤差がある可能性がありますが、これはしかたがありません。
年 全国 大阪府 大阪府の訪問率
2012年 835.8万人 200.8万人 24.0%
2013年 1,036.4万人 260.0万人 25.0%
2014年 1,341.3万人 373.8万人 27.8%
2015年 1,973.7万人 716.8万人 36.3%
2016年 2,403.9万人 940.5万人 39.1%
2017年 2,869.1万人 1,111.4万人 38.7%
● 人が集まらない事には始らない!
日本はすべてが東京中心に動いています。猛烈な勢いで東京一極集中が続いています。「訪日外国人(インバウンド)」も2010年頃までは東京一極集中となっていました。
しかし、ここ数年で様相が激変しています。こと「訪日外国人(インバウンド)」に関しては、東京と大阪・京都の2極集中になっています。
大阪都市圏は、「ヒト・モノ・カネ」のすべてを東京に吸い取られて抜け殻のようになっていますが、世界屈指の鉄道網と高速道路網(阪神高速道路、NEXCO西日本)があります。空港も3ヶ所あります。港湾もそこそこ立派です。東京一極集中が長く続いたのに、これだけインフラが充実しているのはある意味奇跡です。
インフラは充実しています。大阪にこんなに「訪日外国人(インバウンド)」が集まると政府も企業も大阪を見る目が全く変わってくると思います。今の大阪は、長期低落傾向から抜け出せる光が見えてきた状態です。
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