うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北2工区 2018年2月2日の建設状況
-JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。
区間別の構造概要と工事の進め方
大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
引用資料 大阪市・公式ホームページ
JR東海道線支線地下化事業
工区割図
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。
各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV
北2工区
梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北2工区」です。「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。
「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から南側が「北2工区」です。高架橋の直下は「北1工区」になります。
北1工区
「北1工区」は、「奥村組・鉄建建設JV」の施工により行われています。
「北2工区」の北側です。あまり工事が進んでいないのは、地下に「ガス管、下水道」などが埋まっているためです。ガス管は仮配管を行い、下水道は上部に切替ます。
「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。
「下水管」を上部に切替ています。下水管の下に鉄道の「地下函体」を構築します。
「北2工区」の中央部です。
「北2工区」の南側です。
アップです。
屋根の少し南側からフェンスの形状や土留め壁を支える「切梁」の位置や色が違うので、「北2工区」と「北3工区」の境目だと思われます。
| 固定リンク
« 近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「ザ・パークハウス 神戸タワー」 2018年2月2日の建設状況 | トップページ | 茶屋町 「ミズノ」のグローバルフラッグシップストア「MIZUNO OSAKA(ミズノ大阪店)」 2018/02/08 外観が姿を現す! »
「91 鉄道編・JR」カテゴリの記事
- JR京橋駅 京橋駅周辺のまちづくり検討調査業務委託 公募型プロポーザルを公告!(2022.06.30)
- JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業 六地蔵駅改良工事の概要が決定 ホームを京都方面へ延伸・移設、ホーム部分の曲線緩和!(2022.06.26)
- JR西日本 広島駅在来線中央口改札横(橋上階)の増床部 2022年7月1日より順次開業!(2022.06.22)
- うめきた2期区域 うめきた(大阪)地下駅に導入するシステム ~デジタル可変案内サイン・世界初のフルスクリーンホームドア~(2022.06.19)
- 松山市 JR松山駅付近連続立体交差事業 高架化される「JR松山駅」の西口デザイン案が公表!(2022.06.15)
「03 グランフロント大阪(うめきた)」カテゴリの記事
- うめきた2期区域 うめきた(大阪)地下駅に導入するシステム ~デジタル可変案内サイン・世界初のフルスクリーンホームドア~(2022.06.19)
- うめきた2期地区開発事業 ~食と文化を体験できるフードマーケット~ 「Time Out Market Osaka(タイムアウトマーケット大阪)」がアジア初進出!(2022.05.20)
- うめきた2期地区開発事業 大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約45,000㎡ 「(仮称)うめきた公園」工事本格着手!(2022.05.17)
- うめきた2期地区 地上26階、高さ約124mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟」 2022年4月27日の建設状況(2022.05.08)
- (仮称)うめきた2期地区開発事業 大阪駅前に約45,000㎡の都市公園 2022年4月27日の状況 (2022.05.06)