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2018年2月17日 (土)

沖縄県 旧石垣空港跡地に建設予定の「石垣市新庁舎」 隈研吾JVが設計した赤瓦屋根が集まる集落のような外観が素晴らしい!

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-石垣市新庁舎-

 沖縄県の「石垣島」は、世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー」が発表した「人気上昇中の観光地ランキング2018」で1位に輝いています。
 私は、亜熱帯の「石垣島」と「宮古島」は日本の宝だと思っており、将来的には国際的なリゾートになると思っています。

 「石垣市」は、旧石垣空港跡地での新庁舎建設予定地を確定しています。「石垣空港」は、2013年3月7日に「新石垣空港」の開港したため廃止されています。

 引用資料 石垣市・公式ホームページ
 総務部 新庁舎建設室

● 赤瓦屋根が集まる集落のような外観
 設計は「隈研吾建築都市設計事務所・洲鎌設計室JV」が担当しています。赤瓦屋根が集まる集落のような外観で「集う市役所」を表現しています。石垣島の魅力を発信するため、赤瓦屋根のほか、琉球石灰岩など地場の自然資材を活用します。

 建設費が現段階で約76億円と積算(速報値)されているそうです。基本計画での概算約64億円を12億円上回っており、実施設計が完了する2018年3月末までに縮減に向けた調整を行うことにしています。

 八重山毎日新聞(2018/02/15)
 新庁舎建設費76億円 基本計画より12億円増 市建設室、縮減へ調整

 石垣市は、建設費削減に向けた調整を行った上で新年度の早いうちに発注、2020年度内の完成・供用開始を予定しているそうですが、素晴らしい外観には手を加えないで維持して欲しいです!

石垣市新庁舎事の概要
◆ 所在地-沖縄県石垣市真栄里地内(旧石垣空港跡地内)
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部18.15m
◆ 敷地面積-30,159.01㎡
◆ 建築面積-7,559.18㎡
◆ 延床面積-13,565.60㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-石垣市
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所・洲鎌設計室JV


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「配置図」です。旧石垣空港跡地内の新県立八重山病院建設地と市消防本部の間に建設されます。


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屋根が集まる「集う市役所」

 赤瓦屋根が集まる集落のような外観が「集う市役所」を表現します。小さな単位の屋根とすることでヒューマンスケールな建築をつくります。


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「庁舎と防災公園をつなぐアマハジ」です。


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「市民広場:温かい木の天井と琉球石灰岩の床」です。


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