正に”タイガースロード”が誕生! 阪神甲子園駅周辺地区都市再生整備計画 Part2:商業施設編
-阪神甲子園駅周辺地区都市再生整備計画-
「社会資本総合整備計画」は、国土交通省所管の地方公共団体向け補助金を一つの交付金にした「社会資本整備総合交付金」により事業を実施する場合に策定するものであり、西宮市では阪神甲子園駅の周辺整備にあたり、「阪神甲子園駅周辺地区都市再生整備計画」を策定しました。
引用資料 西宮市・公式ホームページ(2017/08/29)
社会資本総合整備計画:阪神甲子園駅周辺地区都市再生整備計画(第2回変更)
(整備方針1)賑わいとうるおいのある駅前空間の整備
駅から球場に至る歩行者動線の美装化による快適な駅前空間の確保や景観に配慮した円形広場ゾーンの整備、広場内に整備するステージ等を利用し、歴史ある甲子園球場の立地する地域特性を活用したまちづくり活動を実施するにより、日常的な人々の集いの場を展開し、持続的な賑わいやうるおいのある公共空間を創出する。
(整備方針2)駅周辺部の安全で円滑な歩行空間の確保
駅舎から阪神甲子園球場に至る歩行者動線の強化により歩行者等の安全性の向上とゆとりのある歩行空間の確保を図る。
● 正にタイガースロード!
「西宮市」は2017年8月に都市再生整備計画を発表しており、「阪神電鉄」は鉄道部門やレジャー部門などと球団が一体となって整備を進めていく方針です。
グッズショップなどが入った商業施設の建設や、球場までの道のりを選手の写真などで装飾した“タイガースロード”の設置など、さまざまな可能性を追求していきます。
引用資料 デイリースポーツ(2017/12/20)
タイガースロードできる 選手パネルなど計画 阪神甲子園駅と甲子園球場間を再開発
計画では2019年度までに商業施設の建設、広場の無電柱化、円形広場の創設に加え、西バスターミナルの改築や道路整備についても盛り込まれています。
「商業施設は中にグッズショップが入るのか? レストランが入るのか? 駅前も含めて、本社の鉄道部門、レジャー部門、球団と協議していくことになる」ということです。
電車を降りて、阪神甲子園球場正面まで続く約100mルの道のりに、早ければ2019年度にも、野球観戦に向かうファンの心をかき立てる“タイガースロード”が誕生するかもしれません!
「阪神甲子園駅周辺地区(兵庫県西宮市)整備方針概要図」です。
現地に掲示されている「開発事業計画概要」です。
「配置図」です。赤線で囲まれた部分以外も再整備されます。
再整備されることになった「阪神甲子園駅」の駅前広場です。
駅前広場沿いで最新のショップと言えるのは、南東側にある「タイガースチームショップアルプス」のみです。
「阪神甲子園駅西口改札」の目の前に「店舗用地」が確保されています。
「店舗用地」を北西側から見た様子です。道路沿いの「無電柱化」も行われるようでです。
南西角の建物が解体されています。「商業施設」が建設されると思われます。
南西側から見た様子です。道路沿いの「無電柱化」も行われるようでです。
駅前広場沿い西側の少し高台にも店舗があります。
かなり年期の入った店舗です。正確には分かりませんが、これらの店舗も建て替えられると思われます。
南端では、上記の解体工事が行われています。
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