大阪市を更に魅力的な街に! 「難波宮跡公園(北部ブロック)」の整備検討に向けたマーケットサウンディング(市場調査)を実施!
-難波宮跡公園(北部ブロック)-
「大阪府」と「大阪市」は、「難波宮跡公園(北部ブロック)」の整備検討に向けてマーケットサウンディング(市場調査)を実施します。
引用資料 大阪市・公式HP(2018/02/09)
難波宮跡公園(北部ブロック)の整備検討に向けたマーケットサウンディング(市場調査)を実施します
「難波宮跡公園の北部ブロック」については、その周辺に、大阪城公園、大阪歴史博物館、そして、難波宮跡公園という、都心部にある大阪を代表する歴史魅力あふれる貴重な施設が集中しており、北部ブロックは、その3つの結節点として位置づけています。
史跡区域外の「区域A」は、提案必須区域とし、民活施設の整備と園地整備の両方の提案を求めます。一部史跡区域を含む「区域B」は、任意提案区域とし、民活施設の整備は不可とし、園地整備についてのみ提案を求めます。
「難波宮跡公園位置図」です。
「難波宮跡公園提案対象区域図」です。
「北部ブロック 計画平面図(案)」です。提案対象区域は、史跡に指定されていない区域を含んでいますが、内裏などの重要な遺構が隣接し、また区域Bには、実際に「遺構(後期難波宮外郭築地遺構)」が存在しています。
南部ブロック
「南部ブロック(約7.7ha)」を北西側から見た様子です。「大極殿」の基壇復原などが行われ、歴史体験の場として市民に開放されています。
大極殿(基壇部を再現)
「大極殿」については、1971~1980年に基壇部を再現しています。建物復元までには、長期にわたる事業期間と多額の事業費が必要になります。復元の可能性を含めた公園のあり方について、専門家を交え方向性を決めていきます。
礎石(そせき)
「大極殿」の建造物の基礎となる「礎石(そせき)」も設置済みなので、「あとは建物を建てるだけです!」という訳ではありません・・・
● 復原の際には基壇部の造り替えが必要
「大極殿」の構造は、復原原案のままでは今日における建築構造上の安全性を満たしません。地震による揺れを最小限に軽減させるために「免震構造」にする必要があるためです。
奈良市の平城宮跡の「第一次大極殿」の復元では、基壇内部を空洞として、「リニアスライダー、積層ゴム、粘性体ダンパー」の組み合わせからなる免震装置を挿入し、復原建物を地盤から切り離しています。
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