神戸の中心地・三宮の新たなランドマーク 神戸阪急ビル東館 建替計画 2018/02/02 「逆打ち工法」を採用?
-神戸阪急ビル東館 建替計画-
阪急電鉄では、2021年春の竣工を目指して、地上29階、地下3階、高さ約120mの「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めています。既存建物等の解体工事が完了し、2017年7月3日より新築工事に着手しました。
引用資料 阪急電鉄(PDF:2017/07/03)
神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークを目指して 神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します
新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。
最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討している産学交流拠点を誘致する考えです。
神戸阪急ビル東館 建替計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,850㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月03日
◆ 竣工-2021年春予定
(段階1) 東側部分の新築工事(2017年7月~2018年秋頃)
(段階2) 西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事(2018年秋頃~2021年春)
「神戸阪急ビル増築工事」の建設現場を「阪急神戸本線」の車窓から見た様子です。「阪急神戸本線」には1年に1回か2回しか乗らないので初めてのアングルです。
一瞬ですが、内部が見えました。もっと前に内部が見える事に気が付くべきでした・・・
「逆打ち工法」を採用?
1階床の鉄骨の頭部分が見えます。1階床にコンクリートが打設されて「作業床」として使用するようです。この現場は「逆打ち工法」を採用しているようです。
● 基礎工法は?
「基礎工法」は、「直接基礎」なのか「杭基礎」なのか今のところ分かりません。「アースドリル掘削機」が稼働していた時期がありましたが、「アースドリル掘削機」は「構真柱(こうしんちゅう)」を建込むための「掘削孔」を掘る時にも使用します。
東京都心の超高層ビルは「直接基礎」がほとんどですが、「逆打ち工法」の場合は「アースドリル掘削機」が稼働しています。「構真柱」を建込むためです。神戸も「直接基礎」の超高層ビルが多いです。
少し角度を変えて見た様子です。1階床の鉄骨の頭部分が見えます。
北東側から見た様子です。
少し角度を変えて見た様子です。
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