南海高野線の堺東駅前 「ジョルノビル」跡地 地上24階、高さ約85mの「東駅南地区第一種市街地再開発事業」
-堺東駅南地区第一種市街地再開発事業-
南海高野線の堺東駅前に再開発ビル「ジョルノビル」がありました。「ジョルノビル」は、1981年に建設されました。概要は、地上8階、地下4階、延床面積約38,618㎡でした。
当初は「ダイエー堺東店」を核テナントとしてオープンしましたが、2001年に撤退して、その後は「ジョルノ専門店街」として専門店のみが入居していました。「ジョルノビル」は、建物の老朽化が進んでいることから「第一種市街地再開発事業」として建て替える計画が進んでいます。
引用資料 公式ホームページ
堺東駅南地区第一種市街地再開発事業
「ジョルノビル」は、2017年2月21日に既存建物の解体工事に着手しました。除却工事が順調に進むと2018年5月に新しいビルの本体工事に着手する見通しです。
新しいビルは、地上24階、地下2階、高さ約85m、延床面積約47,750㎡です。地下部分に駐車場、3階までの低層部に商業施設、4階以上に共同住宅(333戸)を配置する予定です。
堺東駅南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-大阪府堺市堺区三国ヶ丘御幸通152
◆ 階数-地上24階、地下2階 (注意)建築基準法上は、中2階の駐輪場階を含むため地上25階
◆ 高さ-約85m
◆ 事業区域面積-約7,000㎡
◆ 建築敷地面積-約3,660㎡
◆ 延床面積-約47,750㎡(容積対象面積約33,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)
◆ 用途-商業施設、共同住宅
◆ 総戸数-330戸
◆ 建築主-堺東駅南地区再開発株式会社
◆ 特定事業参加者-野村不動産(住宅)、サンプラザ(店舗)
◆ 設計者-(基本設計)アール・アイ・エー、(実施設計)竹中工務店・アール・アイ・エー設計共同体
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2017年02月21日
◆ 着工-2018年05月予定
◆ 竣工-2021年春予定
◆ 総事業費-175億円
「断面図」です。地震対策として、「中間免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)」を採用します。
「位置図」です。
解体前の「ジョルノビル」です。
| 固定リンク
« JR西日本 京都駅ビル改修工事 & 京都駅構内店舗改修工事 ジェイアール京都伊勢丹は、開業以来最大規模となるリニューアル! | トップページ | サンテレビジョン JR神戸駅前に「放送局・ホテル複合ビル」に本社社屋を移転 移転予定地の現状 »
「41 大阪府・堺市」カテゴリの記事
- 堺市 シャープの液晶パネル工場の跡地 「シャープ」と「KDDI」が、AIデータセンターの構築に向けて土地や建物の取得に関する契約を締結!(2025.04.05)
- 堺市 シャープの液晶パネル工場跡地 「ソフトバンク」が大規模AIデータセンターの構築 土地や建物などを約1,000億円で取得 2025年3月14日に売買契約を締結!(2025.03.17)
- 堺市 (仮称)堺東エリア市街地整備計画 瓦町公園周辺ゾーン 組合施行による再開発を想定、地元の合意形成を進める方針!(2025.02.13)
- 堺市 シャープの液晶パネル工場跡地 「ソフトバンク」が、大規模AIデータセンターの構築に向けて、土地や建物などを約1,000億円で取得 総投資額は数千億円規模に達する可能性!(2024.12.22)
- 堺市 シャープの液晶パネル工場の跡地 「シャープ」と「KDDI」が、AIデータセンター構築に関する基本合意書を締結!(2024.12.11)