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2018年3月

2018年3月31日 (土)

最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目「(仮称)大阪Mプロジェクト」 フラッグシップストアを出店?

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(仮称)大阪Mプロジェクト-
 永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。

 仮設店舗の解体や地中障害物の撤去が終わって、新築工事の着工を期待していましたが、着工しませんでした。動くのをずっと待っていましたが、遂に「建築計画のお知らせ」が掲示されました。

 2018年3月27日に発表された「公示地価」ですが、キタを初めてミナミが追い抜きました。 こんな事は今まで考えられませんでした。
 「ルイ・ヴィトン ジャパン」が遂に動き出したのは、ミナミが「インバウンド(訪日外国人旅行)」で沸騰しているのとは無縁ではないと思います。今や大阪ミナミは、アジアの「ショーケース」です。

 用途が「物販店舗、飲食店、展示場、駐車場」となっています。「飲食店」と言う部分が気になりますが、テナントビルとして他に貸すという事は無いと信じています。あくまでも私の願望ですが・・・(笑)

ルイ・ヴィトンのフラッグシップストアを出店?
 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。

 都市別(2018年3月31日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。

 ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。

 あくまでも私の願望ですが、「ルイ・ヴィトン 表参道店」や「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」のような旗艦店「フラッグシップストア」を出店するのではないか? と妄想しています。ちなみに日本の「フラッグシップストア」はこの2店舗のみです。

(仮称)大阪Mプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日予定
◆ 竣工-2019年11月15日予定


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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仮囲いの南西角が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。更地になっています。「地中障害物」の撤去も終わっています。


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建築計画のお知らせです。延床面積4,182.22㎡なので、売場面積は約半分と考えて約2,000㎡くらいでしょうか?


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店

 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転するだけの可能性もあります。

 だだ、リーマンショック前のプチバブルの頃とは大阪ミナミを取り巻く環境は一変しています。ミナミには「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店」の2店舗がありますが、3店舗体制でも充分やっていけると思います。

 大阪のキタ(梅田)も3店舗体制だし、東京の「東京・日本橋地区、銀座地区、新宿地区」もそれぞれ3店舗体制となっています。



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御堂筋高さ制限解除第一号プロジェクト 地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル」 2018年3月30日の建設状況

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-オービック御堂筋ビル-
 
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。公式ホームページを見ると、正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定したようです。

 引用資料 公式ホームページ
 オービック御堂筋ビル

 三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-オービック御堂筋ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅徒歩3分、地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩4分、京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「御堂筋に面した1F東側のスタイリッシュなたたずまい」です。


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「オービック御堂筋ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。


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高くなってきました。


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御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト
 
「オービック御堂筋ビル」の公式ホームページによると、「オービック御堂筋ビル」が「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」だそうです。


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南東側から見た様子です。


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自力昇降式の落下防護柵
 
自力昇降式の「落下防護柵」です。竹中工務店が施工した「あべのハルカス」や「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」で活躍しのと同じような仕組みの「鹿島建設」版だと思われます。



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2018年3月30日 (金)

JR西日本グループ 2ブランド約900室のホテルを出店「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画」 2018年3月27日の建設状況

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-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画-
 JR西日本グループは、JR京都駅八条口から徒歩2分という抜群のロケーションに、「ジェイアール西日本ホテル開発」の運営するハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と、「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が運営する宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の2ホテルを出店します。2棟合計約900室を予定しています。

 引用資料 JR西日本グループ(2017/02/02)
 JR京都駅前に2ブランド計900室の新規ホテルを開業(2019年春ごろ)

 土地所有者の「松原興産」からホテル建築物を賃借します。設計者・監理者は「東急設計コンサルタント」、施工者は「奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体」です。2019年春頃の開業を目指します。2棟の総投資額は100億円超となります。

● 東棟(ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA)
 敷地東側の敷地面積約3,150㎡に、地上9階、地下0階、延床面積約17,750㎡、客室数423室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本ホテル開発」がハイクラス宿泊特化型ホテルを運営します。

 ホテルの名称は「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」です。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。

● 西棟(ヴィアイン)
 敷地西側の敷地面積約2,800㎡に、地上10階、地下0階、延床面積約14,100㎡、客室数468室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が、宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」を運営します。

JR京都駅前のJRのホテルの概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)、(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条殿田町42番ほか
◆ 階数-(東棟)地上9階、地下0階、(西棟)地上10階、地下0階
◆ 高さ-最高部34.4m(東棟、西棟)
◆ 敷地面積-約3,150㎡(東棟)、約2,800㎡(西棟)
◆ 建築面積-約2,510㎡(東棟)、約1,700㎡(西棟)
◆ 延床面積-約17,750㎡(東棟)、約14,100㎡(西棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-423室(東棟)、468室(西棟)
◆ 建築主-松原興産
◆ 設計者・監理者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体(奥村組、日本国土開発JV)
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2019年03月15日予定
◆ 開業-2019年春頃予定(東棟、西棟)


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「計画地」です。京都駅ビル内にある「ホテルグランヴィア京都」に加え、八条口側にハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の3つのブランドの異なるホテルを揃える事になります。


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ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA

 「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)」の建設現場を南東側から見た様子です。ハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」が建設されます。

 施工者は、「奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体」となっています。「建築基準法による確認済」の標識をみると、東敷地は「奥村組」の施工のようです。


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東敷地の建設現場です。南側のゲートが開いていました。


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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。


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打設されたコンクリートです。


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ヴィアイン

 「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)」の建設現場を南西側から見た様子です。宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」が建設されます。

 施工者は、「奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体」となっています。「建築基準法による確認済」の標識をみると、西敷地は「日本国土開発」の施工のようです。


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西敷地の建設現場です。南側のゲートが開いていました。


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「乗入れ構台」が見えます。週間の作業工程では、「鉄筋工事、ステコン打設」となっていました。「ステコン」は「捨てコンクリート」の事です。



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JR西日本グループ 京都市の梅小路公園 「梅小路社宅跡地」に直営の新業態・ブランドのホテルを整備 ボーリング調査が始まる!

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-梅小路社宅跡地-

 JR西日本は、京都市の梅小路公園内に国内最大級の「京都鉄道博物館」を建設しましたが、「鉄道博物館」の建設場所は、京都市の土地だったため代替地として「梅小路公園」の北側にあったJR西日本の「JR梅小路社宅」の一部を廃止して京都市に提供しました。

 京都市は、「JR梅小路社宅」跡地を活用して、公園の中心にあたる広場を拡張整備しました。2014年3月8日に、2つの新広場「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」を開園しました。

 しかし、「JR梅小路社宅」跡地の一部が更地として残っていました。私は「この更地をどうするのだろう?」とずっと不思議に思っていました。 

● 梅小路社宅跡地開発
 JR西日本グループは、観光など国内外からの観光や個人レジャーを主体とするホテルを梅小路社宅跡地に開発することになりました。

 引用資料 JR西日本(2017/11/22)
 梅小路社宅跡地開発と 新ホテル業態開発に向けた合弁会社の設立について

 JRグループ直営の新業態・ブランドとして開発し、運営会社として、「JR西日本」、「ジェイアール西日本ホテル開発」、および「ホロニック」の3社で新たに合弁会社「JR西日本ホロニック」を設立しました。

 近くでは、JR嵯峨野線の新駅が建設中です。京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」も計画されています。「梅小路公園」しかなかった場所が、一大観光地になりつつあります。

梅小路社宅跡地新ホテルの概要
◆ 所在地-京都市下京区観喜寺町15他
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 延床面積-約8,700㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約140室
◆ 建築主-JR西日本、ジェイアール西日本ホテル開発、JR西日本ホロニック
◆ オープン-2019年秋頃予定


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「計画地」です。


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「梅小路社宅跡地開発」予定地を北西側から見た様子です。東隣は「京都水族館」です。


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「梅小路社宅跡地開発」予定地を南東側から見た様子です。


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標識類はまだ掲示されていませんでしたが、「ボーリング調査」が始まっていました。


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春のぽかぽか陽気に誘われて、「梅小路公園」は平日にも関わらず凄い人でした。


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「梅小路公園」の桜が見頃でした。今年は全国的に桜の開花がメチャメチャ早いですね。



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2018年3月29日 (木)

JR草津駅前 地上26階、高さ約99mの「アトラスタワー草津」 2018年3月27日の建設状況

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-アトラスタワー草津-

 「旭化成不動産レジデンス」が参加組合員として参画する「北中西・栄町地区市街地再開発組合」によるJR草津駅前の「北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業」が、2017年10月5日に起工式を開催しました。

 再開発によって誕生するマンションは、分譲マンションを中心とする地上26階の「高層棟」と、地上4階の「低層棟」が建設され、1階・2階に魅力ある店舗が軒を連ねるほか、低層棟に「サービス付き高齢者向け住宅」を併設します。

 「北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業」の正式名称は、売主が「旭化成不動産レジデンス」なので、予想通り「アトラスタワー草津」となりました。

 引用資料 公式ホームページ
 アトラスタワー草津
 
アトラスタワー草津の概要
◆ 計画名-北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-滋賀県草津市大路一丁目字西浦926番(地番)
◆ 交通-JR「草津」駅より徒歩3分
◆ 階数-(高層棟)地上26階、地下1階、(低層棟)地上4階、地下0階
◆ 高さ-最高部99.057m
◆ 敷地面積-5,708.89㎡(建築確認面積)
◆ 建築面積-3,818.25㎡(建築確認面積)
◆ 延床面積-40,160.15㎡(建築確認面積)
◆ 構造-(高層棟)鉄筋コンクリート造、(低層棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(37本)
◆ 地震対策-免震構造(高層棟)
◆ 用途-(高層棟)1階・2階「店舗」、3階「共用部」、4階~26階「共同住宅」、(低層棟)1階・2階「店舗」、3階・4階「サービス付高齢者向け住宅」
◆ 総戸数-265戸(非分譲住戸19戸含む)、サービス付高齢者向け住宅39戸
◆ 建築主-北中西・栄町地区市街地再開発組合(売主 旭化成不動産レジデンス) 
◆ 設計者・監理者-昭和設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2017年10月05日(起工式)、2017年10月20日(着工)
◆ 竣工-2020年02月下旬予定
◆ 入居開始-2020年03月下旬予定


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「建物概要」です。

 引用資料 旭化成不動産レジデンス(2017/10/05)
 JR草津駅前に「商業・サ高住・住宅」の一体再開発マンション着工


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「位置図」です。


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「アトラスタワー草津」の建設現場を南側から見た様子です。


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「建物概要説明」です。高さ約99mとしか分かりませんでしたが、最高部の高さが99.057mと判明しました。


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「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」を37本構築する工事が2018年2月下旬で終わり、2018年9月中旬まで「地下工事」を行います。「西松建設」が施工する大規模プロジェクトの建設現場は、このような図解付きの現場が多くて好感が持てます。


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建築関係の本に載せて欲しいくらいの素晴らしい解説図です。


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南側のゲートが開いていました。


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「高層棟」の建設現場です。


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掘削工事が行われています。地面から出ている「H形鋼」は、「乗入れ構台」を支える柱です。更に深く掘削して、「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」の頭部分を掘り出します。


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西側から見た様子です。


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西側のゲートが開いていました。


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「低層棟」の建設現場です。


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東側から見た様子です。こちら側に「仮設店舗」が設けられています。奥に見える超高層タワーマンションは、地上32階、塔屋2階、地下1階 高さ111.00mの「TOWER・111 リーデンスタワー草津」です。



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「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む廃止された地下道 2018年3月23日の状況

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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解体工事が終わった「グランフロント大阪」側の階段とスロープと「梅北地下道」の東側部分が完全に埋め戻されました。「シートパイル(鋼矢板)」もすべて引き抜かれました。


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中間部分にあった「うめきたガーデン」への通路が西側に移設された事により、中間部分の解体工事が行われています。


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「コンクリート破砕機」取り付けた「油圧ショベル」で解体を行っています。


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カニばさみのような「コンクリート破砕機」です。


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「コンクリートガラ」と「鉄筋」を分けています。


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引き抜かれた「松杭」が並べられています。



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2018年3月28日 (水)

天神ビッグバン 「旧大名小学校跡地活用事業」の優先交渉権者が「積水ハウス・西日本鉄道・三菱地所」の企業連合に決定 「ザ・リッツ・カールトン」が進出!

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-旧大名小学校跡地活用事業

 福岡市は、「福岡空港」に近いことから航空法による高さ制限が非常に厳しいです。「国家戦略特区」の規制緩和の一環として、旧大名小学校の跡地は建物の高さ制限が緩和され、これまでより39m高い、高さ115mの建物が建てられるようになります。

 航空法による高さ制限は概ね76mですが、高さ115mの根拠は、より福岡空港に近い南東側にある「NTTコム福岡天神ビル」の避雷針の高さが約115mあるためです。

● 積水ハウス・西日本鉄道・三菱地所の企業連合
 
再開発事業者の公募には、「積⽔ハウスを代表とするグループ、福岡地所を代表とするグループ、JR九州を代表とするグループ」の3グループが応募していました。

 優先交渉権者を積⽔ハウスを代表とする12社で構成する企業グループ(代表企業:積水ハウス、構成員:西日本鉄道、三菱地所、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事、久米設計、醇建築まちづくり研究所、鴻池組、積和建設九州、西鉄ビルマネージメント、積和管理九州)に決定しました。

 引用資料 福岡市・公式ホームページ(2018/03/27)
 旧大名小学校跡地活用の事業者公募の実施について 

 核となる「オフィス・ホテル棟」は、地上24階、高さ110.0mとなります。高層階にはマリオット・インターナショナルの超高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン(客室数147室)」が進出します。それにしても「積水ハウス+マリオット」の企業連合は無敵ですね!

 高さ制限は115mですが、高さ110.0mとなりました。いずれにしても天神初の高さ100mを超える超高層ビルになります。全体開業は2022年12月頃の予定(公共施設2021年秋一部供用可能)です。

 西日本鉄道は、「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」の天神を死守しました。西鉄は東隣で「西鉄グランドホテル」を運営、西隣の「オンワード樫山」の福岡支店も買収しています。両側の敷地を抑えていたのも有利だったと思われます。


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「広場東側から」のイメージパースです。


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「全体配置イメージ」です。


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「位置図」です。


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オンワード樫山の福岡支店跡地
 
「西日本鉄道」は、旧大名小学校跡地の北西側隣接地の「オンワード樫山」が保有していた敷地面積約2,122㎡の土地と建物を、2017年8月28日に61億5000万円で取得しました。

 東隣で福岡の老舗ホテル「西鉄グランドホテル」を運営しています。両側の敷地は、将来的には「旧大名小学校跡地」と連携して再開発が行われると思われます。


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北側の「明治通り」側から見た様子です(撮影日2018年2月27日)。


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周囲を建物で囲まれていて、正門からしか内部は撮影出来ません(撮影日2018年2月27日)。



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JR西日本 大阪弥生会館跡地開発の「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」 2018年3月23日の建設状況

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ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA
 2015年9月30日に閉館したJR西日本グループのホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んだ東側にありました。跡地には「ハイクラス宿泊特化型ホテル」が建設中です。

 ホテルのブランド名が「ホテルヴィスキオ」に決まっています。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。2018年6月6日オープン予定です。

ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪北NKビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目4番10号   
◆ 交通-JR「大阪駅」から徒歩5分 
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-32.438m
◆ 用地面積-3,200.58㎡
◆ 建築面積-2,246.86㎡
◆ 延床面積-13,762.31㎡(容積対象面積12,780.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-合計400室(シングル79室、ダブル97室、ツイン224室)
◆ 建築主-JR西日本不動産開発、西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 事業主体-ジェイアール西日本ホテル開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 監理者-安井建築設計事務所(基本計画、設計監修、工事監理)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年06月01日~2017年03月15日
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2018年04月15日予定
◆ 開業-2018年06月06日予定


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「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「外構工事」が本格化しています。


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「植栽」も行われています。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「外構工事」が行われています。


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北東側から見た様子です。



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2018年3月27日 (火)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North 2018年3月23日の建設状況

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.69㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定 


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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北西側から見た様子です。地上躯体の構築が本格的に行われています。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。2基のタワークレーンで建設しています。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2018年3月23日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。すでに全戸完売しています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北側から見た様子です。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。


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最高部です。数えてみると39階の躯体を構築中のようでした。


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北東側から見た下層階の様子です。



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2018年3月26日 (月)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年3月23日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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1階床の「鉄骨建方」が行われています。「デッキプレート」も敷かれています。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の上に「CFT柱」を載せて鉄骨建方を行っている様子がよく分かります。


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捨てコンクリート

 コンクリートが打設されています。コンクリートは「捨てコンクリート」です。「捨てコンクリート」は、地下1階の構築が始まると解体されます。

 解体するのにコンクリートを打設するのは、建設現場に実寸の設計図を書く「墨出し」などを行う「作業床」として使用するためです。


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捨てコンクリートの「作業床」にカラーで「墨出し」が行われています。


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敷地南端の予想外の場所で掘削が始まりました。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の既存の「山留め壁」が姿を現しています。地下階で一部連結もしくは通路でつながるので、既存の「山留め壁」は一部撤去されます。



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「ミズノ」のグローバルフラッグシップストア MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI(ミズノオオサカ茶屋町) 2018年4月20日(金)オープン!

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-MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI-

 阪急電鉄は、「NU茶屋町」近くに新たな商業ビル「茶屋町17番地計画 新築工事」を建設しています。低層階が店舗の共同住宅「茶屋町アパート」を解体して、東側の駐輪場も含めて一体的に開発します。

 「ミズノ」は、創業の地である大阪市北区に2018年4月に、グローバルフラッグシップストア 「MIZUNO OSAKA(ミズノ大阪店)」をオープンします。
 「阪急電鉄」と「ミズノ」が賃貸借契約を結び、阪急電鉄が建設する新たな商業ビル「茶屋町17番地計画 新築工事」の主要テナントとしてほぼ1棟借りします。

● 2018年4月20日(金)オープン!
 「ミズノ」は、2018年4月20日(金)にグローバルフラッグシップストア「MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI(ミズノオオサカ茶屋町)」をオープンします。7階層で構成され、「BE STRONG」をコンセプトにスポーツをするだけではなく、日常にスポーツを取り入れたライフスタイルを発信していく店舗です。

 ミズノ ニュースリリース(2018/03/19)
 新たな体験価値を提供「MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI」オープン

 通りに面する1階フロアにはスポーツカジュアル品を展開し、新カテゴリー「MIZUNO SPORTS STYLE」のアパレルや「MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI」限定モデルなどを展開します。

MIZUNO OSAKA CHAYAMACHIの概要
◆ 計画名-茶屋町17番地計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町町13-5
◆ 階数-地上8階、地下1階(8階、地下1階は機械室他)
◆ 高さ-34,42m
◆ 敷地面積-442.21㎡
◆ 延床面積-2,778.21㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-物販店舗
◆ フロア構成-(7階)イベントホール、(6階)野球、ソフトボール、(5階)フットボール、バレーボール、陸上競技、トレーニングアパレル、(4階)スイム、テニス、バドミントン、卓球、柔道、トレーニング品、(3階)ウォーキング、トラベル、アウトドア、フット・ケア・ステーション、(2階)ランニング、F.O.R.M.、(1階)スポーツスタイル、トレーニングアパレル
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2017年01月06日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年03月上旬
◆ 竣工-2018年03月末日予定
◆ オープン-2018年04月20日予定


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「MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「ミズノ」のロゴマークです。よく目立つのでこのあたりのランドマークになりそうです。


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南西側から見た下層階の様子です。「株式会社エイブル梅田茶屋町店」もテナントで入るようです。


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「エントランス」です。


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店内では、商品を展示する「什器」が組み立てられています。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。



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2018年3月25日 (日)

祝! ホテルモントレ姫路 2018年3月23日(金)にグランドオープン!

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-ホテルモントレ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテル「ホテルモントレ姫路」が建設されました。「ホテルモントレ姫路」は2018年3月23日(金)にグランドオープンしました。

ホテルモントレ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町60
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-274室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年03月23日(グランドオープン)


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2018年3月23日にグランドオープンした「ホテルモントレ姫路」です。一番最初は、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡で計画されていました。

 あくまでも私個人の意見ですが、私はこの高さに収まって良かったと思っています。姫路市は何よりも世界文化遺産「姫路城」の景観が優先されるべきだと思っています。だからJR線より北側には、高層ビルは建てるべきではないと思っています。


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北東側から見た様子です。


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低層階は「商業施設」になりますが、まだオープンしていません。


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敷地北側の歩道を東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。正面は「タワーパーキング」です。


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駐車場のスロープです。


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敷地東側の歩道を北側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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A-Bブロック間歩行者デッキ(閉鎖中)
 「A-Bブロック間歩行者デッキ」です。「内々環状東線」をオーバーパスしています。現在は改修工事のため閉鎖されています。


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敷地南側のJR線との間の歩道を東側から見た様子です。


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驚くほど綺麗になりました。姫路市は駅前の開発に本当に良く頑張っています。県都の「神戸市」に爪の垢を煎じて飲ませたいです・・・


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「ローソンホテルモントレ姫路店」も2018年3月23日にオープンしました。


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南側のエントランスです。


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南西側から見た下層階の様子です。2階南端には建物を貫通する「歩行者デッキ」が設けられています。


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西側壁面です。


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敷地西側の「ピオレ姫路ビル」との間を北側から見た様子です。まだ路面の美装化が一部終わっていません。


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JR姫路駅のホームから見た様子です。JR姫路駅があるので、南側の眺望は安泰です。


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西側から引いて見た様子です。JR姫路駅前の2010年代の変化は驚くべきものがあります。



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ホテルモントレ姫路がグランドオープン 「ピオレ姫路ビル~ホテルモントレ姫路」の歩行者デッキが供用開始!

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キャスティ21コアゾーン-
 
「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となるひめ「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

● 歩行者デッキ
 「山陽百貨店(キャスパ)」~「Dブロック」までが歩行者デッキで直結します。先行して「A-Bブロック間歩行者デッキ」が供用開始し、「ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ、B-Cブロック間歩行者デッキ、C-Dブロック間歩行者デッキ」が建設中です。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ(PDF)
 コアゾーン用地等の概要


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「コアゾーン用地等の概要」です。


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ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ

 ホテルモントレ姫路のオープンに合わせて、「ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ」が供用開始されました。姫路市により、「階段、エレベーター、エスカレーター(上り)」も整備されています。


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南側に「階段、エスカレーター(上り)」が整備されました。


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「階段、エスカレーター(上り)」を東側から見た様子です。JR姫路駅と直結しています。


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JR姫路駅の「東側自由通路」と直結しています。


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「ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ」を北側から見た様子です。


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北側に「エレベーター」が整備されました。


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屋根付きの歩行者デッキとなっています。


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「ピオレ姫路ビル」の東側の2階の壁をぶち抜いて歩行者デッキと直結しました。「ピオレ姫路ビルは、歩行者デッキと接続する事を想定して設計されています。


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東側は、「ホテルモントレ姫路」の2階と接続されました。


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「ホテルモントレ姫路」の2階南端に、建物を貫通する歩行者デッキが設けられています。


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「エディオン姫路駅前店」が2018年4月初旬にオープンするようです。姫路駅前には大型の家電量販店が無かったので重宝すると思います。


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「ホテルモントレ姫路」の2階南端の入口です。


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歩行者デッキ東端から西側に振り返った様子です。


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この先は工事中のため行き止まりになっています。


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この先の「A-Bブロック間歩行者デッキ、Bブロック(テラッソ姫路)、B-Cブロック間歩行者デッキ、Cブロック、C-Dブロック間歩行者デッキ」は工事中です。最終的には「山陽百貨店(キャスパ)~Dブロック」までが歩行者デッキで直結します。



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2018年3月24日 (土)

2019年2月に大阪城公園に3館の劇場が誕生! 劇場型文化集客施設「クールジャパンパーク大阪(仮称)」の建設現場

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クールジャパンパーク大阪(仮称)-
 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりを目指し、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」と本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」の2つの施設を整備しました。

 第一弾として「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」が、2017年6月22日にオープンしました。第二弾として大阪城本丸広場の「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」を改修した「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」が、2017年10月19日にオープンしました。

  第三弾として、大阪城公園の森ノ宮駅前エリアの整備を進めています。2018年4月~5月にかけて便益施設等を順次オープンする予定です。

● 第四弾は劇場型文化集客施設
 民間13社と官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」が組成した「クールジャパンパーク準備株式会社」は3月23日に、大阪城公園に2019年2月に開業する劇場型文化集客施設「クールジャパンパーク大阪(仮称)」の概要と外観イメージ図を発表しました。

 引用資料 クールジャパンパーク(PDF:2018/03/23)
 劇場型文化集客施設「クールジャパンパーク大阪(仮称)」2019年2月開業

 「クールジャパンパーク大阪(仮称)」は、さまざまなジャンルのエンターテインメントの上演に対応する最新鋭の設備環境を整えた大・中・小のキャパシティの異なった3劇場を建設します。

 大阪城公園への訪日外国人をはじめとした国内外の来園者をさらに増加へつなげ、世界的な観光都市・エンタテインメントシティ大阪の魅力の向上を図り、大阪および関西全域の経済・産業の成長に貢献することを目指していきます。

クールジャパンパーク大阪(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城2
◆ 計画名-大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事
◆ 階数-地上2階
◆ 建築面積-約2,479㎡(劇場A)、約2,304㎡(劇場B・C)
◆ 延床面積-約3,293㎡(劇場A)、約2,970㎡(劇場B・C)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 建築主-大阪城パークマネジメント株式会社(運営 クールジャパンパーク準備株式会社)
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2018年03月08日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年02月予定


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劇場建設地

 地下鉄中央線・長堀鶴見緑「森ノ宮」駅、JR大阪環状線「森ノ宮」駅から徒歩5分です。玉造筋沿いの南北に大・中・小キャパシティ異なった3館を建設します。ホールB・Cは一体型になります。


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(劇場外観イメージ)左側が劇場Aのエントラス、中央が多目的スペースです。


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(劇場外観イメージ)左側が劇場A、右側が劇場Bのエントラスです。


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(劇場外観イメージ)劇場B・Cです。


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「クールジャパンパーク大阪(仮称)」の建設現場を北西側から見た様子です。近いうちに正式発表があるだろうと予想して事前に撮影しておきました(撮影日2018年3月13日)。


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建設現場を南西側から見た様子です(撮影日2018年3月13日)。


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木の枝が影になって見づらいですが、計画名は「大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事」のようです。


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木の枝が影になって見づらいですが、4枚の標識です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2018年3月8日~2019年1月31日(予定)となっています。



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祝! おおさか東線のJR長瀬駅~新加美駅間の新駅「衣摺加美北駅」が2018年3月17日(土)に開業 Part3・「衣摺加美北駅」の駅舎・改札外コンコース・駅前広場編

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衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)-
 「おおさか東線」に新駅「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」が、2018年3月17日(土)に開業しました。「衣摺加美北駅」は、JR長瀬駅から約1.3km、新加美駅から約1.4kmに位置します。

 JR長瀬駅~と新加美駅の間は駅間距離が2.7kmと長いため、東大阪市が大阪市との境付近に新駅設置を要望していました。
 2008年3月15日に、おおさか東線の「放出駅~久宝寺駅間」が部分開業しましたが、この時点では既に新駅設置の準備はされていました。

● 駅名が覚えられない・・・(笑)
 駅名は「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」と舌を噛みそうな名称です(笑)。地元の方や鉄ちゃんでないとまず名称を覚えられません。私も半年後には正確に名称が言えないと思います(笑)。

 駅名の決定理由は、新駅が東大阪市と大阪市平野区の市境に位置しており、駅が所在する「衣摺(東大阪市)」と「加美北(大阪市平野区)」の地名をあわせた駅名としました。


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「衣摺加美北駅」を南西側から見た様子です。


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改札外コンコースは、駅の南側に設けられています。


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改札外コンコースです。


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「自動きっぷうりば」です。


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改札外コンコースから見た「改札口」です。改札口はこの1ヶ所のみです。


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「1番のりば(放出方面)」側の西側に駅前広場が設けられます。


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「ロータリー」を整備中でした。駅の開業には間に合わなかったようです。


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別角度から見た様子です。


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駅のすぐ南側は道路で東西に抜ける事が出来ます。


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南側から見た様子です。既存の複線の高架橋をそのままにホームを追加する形で駅が設置されています。


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東側から見た様子です。東側には駅の施設は何もありません。



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2018年3月23日 (金)

祝! おおさか東線のJR長瀬駅~新加美駅間の新駅「衣摺加美北駅」が2018年3月17日(土)に開業 Part2・「衣摺加美北駅」の改札内コンコース編

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衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)-
 「おおさか東線」に新駅「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」が、2018年3月17日(土)に開業しました。「衣摺加美北駅」は、JR長瀬駅から約1.3km、新加美駅から約1.4kmに位置します。

 JR長瀬駅~と新加美駅の間は駅間距離が2.7kmと長いため、東大阪市が大阪市との境付近に新駅設置を要望していました。
 2008年3月15日に、おおさか東線の「放出駅~久宝寺駅間」が部分開業しましたが、この時点では既に新駅設置の準備はされていました。

● 駅名が覚えられない・・・(笑)
 駅名は「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」と舌を噛みそうな名称です(笑)。地元の方や鉄ちゃんでないとまず名称を覚えられません。私も半年後には正確に名称が言えないと思います(笑)。

 駅名の決定理由は、新駅が東大阪市と大阪市平野区の市境に位置しており、駅が所在する「衣摺(東大阪市)」と「加美北(大阪市平野区)」の地名をあわせた駅名としました。


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「衣摺加美北駅」の改札内コンコースを北西側から見た様子です。


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「衣摺加美北駅」の改札内コンコースを北東側から見た様子です。


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「1番のりば(放出方面)」側の西側はガラスとなっています。


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「2番のりば(久宝寺方面)」側の東側は壁となっています。


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北側から「階段、上りエスカレーター、エレベーター、下りエスカレーター」が、左右対称に配置されています。


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北端に「トイレ」があります。


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一番北側に「階段」があります(写真は1番のりば)。


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次に「上りエスカレーター」があります(写真は1番のりば)。


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次に「エレベーター」があります(写真は2番のりば)。


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一番南側に「下りエスカレーターがあります(写真は2番のりば)。


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南側に「改札口」があります。


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改札内コンコースから見た「改札口」です。改札口はこの1ヶ所のみです。



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祝! おおさか東線のJR長瀬駅~新加美駅間の新駅「衣摺加美北駅」が2018年3月17日(土)に開業 Part1・「衣摺加美北駅」のホーム編

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衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)-
 「おおさか東線」に新駅「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」が、2018年3月17日(土)に開業しました。「衣摺加美北駅」は、JR長瀬駅から約1.3km、新加美駅から約1.4kmに位置します。

 JR長瀬駅~と新加美駅の間は駅間距離が2.7kmと長いため、東大阪市が大阪市との境付近に新駅設置を要望していました。
 2008年3月15日に、おおさか東線の「放出駅~久宝寺駅間」が部分開業しましたが、この時点では既に新駅設置の準備はされていました。

● 駅名が覚えられない・・・
 駅名は「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」と舌を噛みそうな名称です(笑)。地元の方や鉄ちゃんでないとまず名称を覚えられません。私も半年後には正確に名称が言えないと思います(笑)。

 駅名の決定理由は、新駅が東大阪市と大阪市平野区の市境に位置しており、駅が所在する「衣摺(東大阪市)」と「加美北(大阪市平野区)」の地名をあわせた駅名としました。


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「1番のりば(放出方面)」から南側を見た様子です。「衣摺加美北駅」は、相対式2面2線の高架駅です。


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「1番のりば(放出方面)」から北側を見た様子です。8両編成対応で、北側から「階段、上りエスカレーター、待合室、エレベーター、下りエスカレーター」が、左右対称に配置されています。


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「2番のりば(久宝寺方面)」から南側を見た様子です。既存の複線の高架橋をそのままににホームを追加する形で駅が設置されています。


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「2番のりば」の北端から北側(放出方面)を見た様子です。


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「2番のりば」の北端です。


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一番北側に「階段」があります(写真は2番のりば)。


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次に「上りエスカレーター」があります(写真は2番のりば)。


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次に「待合室」があります(写真は2番のりば)。


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次に「エレベーター」があります(写真は1番のりば)。


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一番南側に「下りエスカレーターがあります(写真は1番のりば)。


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「2番のりば」の南端です。


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「2番のりば」の南端から南側((宝寺方面)を見た様子です。


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「発車標」です(写真は1番のりば)。


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「ベンチ」は最近のJR西日本の他の駅と同じく線路と平行方向に設置されています(写真は1番のりば)。



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2018年3月22日 (木)

近畿大学「東大阪キャンパス」 超近大プロジェクト 近畿大学史上最大の約500億円を投じて大規模にキャンパス整備!

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-近畿大学-

 「近畿大学」は、東大阪市に本部を置く1943年に設置された私立大学です。2017年5月現在の在籍学生数は大学だけで33,125人、大学院や系列の小中高校なども含めると53,114人のマンモス大学です。

 学部は全部で、「法学部、経済学部、経営学部、文芸学部、総合社会学部、理工学部、建築学部、薬学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部、国際学部」の14学部です。

● 超近大プロジェクト(約500億円を投資)
 「近畿大学」は、現在、東大阪キャンパスの大規模整備「超近大プロジェクト」を実施しています。その第一期工事が完了し、2017年4月6日に新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」がグランドオープンしました。

 近畿大学 → アカデミックシアター構成

 新エリア「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」は、5つの建物で構成された、文理融合による実学教育のための拠点です。

 「超近大プロジェクト」では、今後も第二期工事として「食堂」や「実験棟」などを建設し、2020年の完成を予定しています。 総事業費は約500億円(第二期工事を含む)を予定しています。


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「18号館(国際学部)」です。「国際学部」は、2016年に設立されました。


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写真右側手前が「実学ホール/オープン・キャリアフィールド(2号館)」、奥が「ナレッジフィールド(4号館)」です。


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「インターナショナルフィールド(1号館)」です。


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「東大阪キャンパス(本部)」のキャンパスマップです。斜線の部分が、「第二期工事」の範囲です。

 キャンパスマップ → 東大阪キャンパス(本部)


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「第二期工事」の建設現場を北側から見た様子です。


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「第二期工事」の建設現場を東側から見た様子です。


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「第二期工事」の建設現場を南側から見た様子です。



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近畿大学 2018年度一般入試の志願者数が15万6225人 5連連続で大学一般入試の志願者数が日本一!

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-近畿大学-
 
「近畿大学」は、東大阪市に本部を置く1943年に設置された私立大学です。2017年5月現在の在籍学生数は大学だけで33,125人、大学院や系列の小中高校なども含めると53,114人のマンモス大学です。

 学部は全部で、「法学部、経済学部、経営学部、文芸学部、総合社会学部、理工学部、建築学部、薬学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部、国際学部」の14学部です。

● 5連連続で大学一般入試の志願者数が日本一
 「近畿大学」は3月12日に、2018年度一般入試の志願者数が前年度比9,329人増の15万6,225人で過去最高になったと発表しました。5年連続で志願者数日本一です。志願者数の推移をみると、2009年度からの10年間で約2.2倍に伸びています。

 近畿大学 ニュースリリース(2018/03/12)
 一般入試志願者数 過去最高の15万6,225人 2018年度一般入試志願者数確定

 ちなみに、推薦入試などを含む全入試の総志願者数は、過去最高の20万3404人です。なんと20万を超えました。学部の併願も多いと思いますが、物凄い人数ですね。

 近大ブランドが全国に浸透したのが大きな理由だと言われています。最大の功労者は、世界初の完全養殖に成功した「近大マグロ」です。
 また、受験生の動向は文高理低となる中で、募集定員比率が文系:理系でほぼ1:1となる幅広い学問分野を備えていることで、多様な受験者層を獲得していのも理由です。

● 女子学生比率が高くてビックリ!
 私が子供の頃は、私の田舎の高知県では「近畿大学」と言えばちょっと怖い大学というイメージがありました。近畿大学が、「嗚呼!!花の応援団」に登場する「南河内大学」のモデルとも言われ、印象があまりにも強烈だったからです。

 友人が「近畿大学」に行っていましたが、いつも「女子学生がいない・・・」と嘆いていました(笑)。実際にキャンパスを見ると本当に女子学生が少なかったです。

 久しぶりにキャンパスに行って驚きました。「ここ本当に近大? 女子学生比率が高い!」 変われば変わるもんです。女子学生比率が高いとキャンパスが華やかでいいです。

 大学受験パスナビ 近畿大学
 学部ごとの男女比

 女子学生比率が高い「文芸学部(1989年)、総合社会学部(2010年)、国際学部(2016年)」が設置されたのが大きな理由ですね。
 2009年度と比較して約2.6倍と、この10年間で女子志願者数が増加し続けています。2018年度の女子志願者数は全体の29.5%で、3割近くが女性です。


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近畿大学のシンボルであるレンガ造りの西門

 おおさか東線の新駅「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」が、2018年3月17日(土)に開業しました。取材に行ったついでに「JR俊徳道駅」で下車して、「近畿大学」をメチャメチャ久しぶりに取材しました。


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3月17日は近大の卒業証書授与式のあった日だったようです。お笑い芸人で芥川賞作家の「ピース又吉直樹」が、サプライズ登場して、卒業生にエールをおくったそうです。


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近畿大学のシンボルであるレンガ造りの「西門」をキャンパス内から見た様子です。


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「西門」がある「18号館」東側の広場です。


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非常に綺麗く整備されています。昔の面影がありません。女子学生はキャンパスが綺麗な事が志願の絶対条件です。


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引いて見た様子です。


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「東正門」側の東西の通路です。


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「東大阪キャンパス(本部)」は広いので、道路でたくさんの区画に分かれています。



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2018年3月21日 (水)

「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む廃止された地下道 2018年3月17日の状況

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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解体工事が終わった「グランフロント大阪」側の階段とスロープと「梅北地下道」の東側部分が埋め戻されました。


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引き抜かれた「シートパイル(鋼矢板)」が並べられています。


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中間部分にあった「うめきたガーデン」への通路が西側に移設された事により、中間部分の解体工事が行われています。


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解体用の土留め壁として「シートパイル(鋼矢板)」が両側に建込まれました。


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解体用の「油圧ショベル」が「梅北地下道」の上でスタンバイしています。


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「油圧ショベル」のアタッチメントにカニばさみのような「コンクリート破砕機」を取り付けています。



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JR高槻駅 2番・5番のりばに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置 2018年3月17日の状況

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東海道本線(JR京都線)高槻駅-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を行いました。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に「新快速電車」が停車するプラットホームを整備しました。

 「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
 ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。2016年3月26日にダイヤ改正に合わせて供用開始されました。

● 新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置!
 JR西日本は、駅のホームにおける安全性向上のために、その核となるハード対策として「ホーム柵」の設置を進めてています。

 高槻駅の「2番のりば」と「5番のりば」に新たに、新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置することになりました。当初計画では2018年春頃の使用開始予定でしたが、2018年秋頃に延期されています。ホームの補強工事に時間を要しているためです。

 引用資料 JR西日本(2017/12/26)
 高槻駅 2・5番のりばの「可動式ホーム柵」の使用開始時期を延期します。

可動式ホーム柵(ホームドア)の概要
◆ 設置箇所-JR京都線・高槻駅の2、5番のりば(2番のりば:京都方面への快速・普通列車が発着、5番のりば:大阪方面への快速列車が発着)
◆ 高さ-約1.3m
◆ 開口幅-約3.3m
◆ 柵延長-約240m(1のりばあたり)
◆ 着工-2017年05月09日
◆ 使用開始時期-2018年秋頃予定


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「可動式ホーム柵」の設置イメージです。「昇降式ホーム柵」ではなく、本格的な「ホームドア」です。


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2番のりば

 新たに「可動式ホーム柵」が設置される「2番のりば」です。「2番のりば」は、京都方面への快速・普通列車が発着します。反対側の「3番のりば」には設置されません。


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「2番のりば」のホームの補強工事が行われています。


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「戸袋」を設置する部分の盛土式ホームを撤去して補強工事が行われています。


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「戸袋」を設置する部分の盛土式ホームを撤去して補強工事が行われています。


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5番のりば

 新たに「可動式ホーム柵」が設置される「5番のりば」です。「5番のりば」は、大阪方面への快速列車が発着します。反対側の「4番のりば」には設置されません。


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「5番のりば」のホームの補強工事が行われています。


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よくみると「5番のりば」は、「盛土式ホーム」を「桁式ホーム」で拡幅しています。


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「戸袋」を設置する部分は、「桁」を「可動式ホーム柵(ホームドア)」の重量に耐えられる厚さに置き換える補強工事が行われています。



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2018年3月20日 (火)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年3月17日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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1階床の「鉄骨建方」が行われています。「デッキプレート」も敷かれています。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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「溶接」をしています。「構真柱(こうしんちゅう)」の上に「CFT柱」を載せて鉄骨建方を行っている様子がよく分かります。


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北側の「梁」が「山留め壁」まで伸びました。


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アップです。


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「山留め壁」は、本設の「地下外壁」および「地下外周の柱」としての役割も兼ねます。


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捨てコンクリート

 コンクリートが打設されています。コンクリートは「捨てコンクリート」です。「捨てコンクリート」は、地下1階の構築が始まると解体されます。

 解体するのにコンクリートを打設するのは、建設現場に実寸の設計図を書く「墨出し」などを行う「作業床」として使用するためです。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分です。作業員と比べると太さが分かります。捨てコンクリートの「作業床」にカラーで「墨出し」が行われています。


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「油圧ショベル」で掘削して、「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出しています。


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先に敷地北側の構築を行っています。1階床の構築が終わると敷地南側の掘削が始まると思われます。



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姫路市 すべてがつながった「ピオレ姫路ビル~Dブロック」の歩行者デッキ 2018年3月13日の建設状況

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キャスティ21コアゾーン-
 
「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となるひめ「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

● 歩行者デッキ
 「山陽百貨店(キャスパ)」~「Dブロック」までが歩行者デッキで直結します。先行して「A-Bブロック間歩行者デッキ」が供用開始し、「ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ、B-Cブロック間歩行者デッキ、C-Dブロック間歩行者デッキ」が建設中です。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ(PDF)
 コアゾーン用地等の概要


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「コアゾーン用地等の概要」です。


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ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ

 「ピオレ姫路ビル-Aブロック間歩行者デッキ」の工事を南東側から見た様子です。姫路市により、「階段、エレベーター、エスカレーター(上り)」も整備されます。


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南側に「階段、エスカレーター(上り)」が整備されます。


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北側に「エレベーター」が整備されます。


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Aブロックである「ホテルモントレ姫路」の2階南側に歩行者デッキが整備されます。


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Aブロックである「ホテルモントレ姫路」の2階南側の歩行者デッキは、東端まで続いています。「ホテルモントレ姫路」は、2018年3月23日にグランドオープンします。


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東端で90度北側に曲がります。


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A-Bブロック間歩行者デッキ(閉鎖中)

 先行して供用開始された「A-Bブロック間歩行者デッキ」です。「内々環状東線」をオーバーパスしています。


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Bブロックである「テラッソ姫路」の2階南側に歩行者デッキが整備されています。


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「Bブロック」を南東側から見た様子です。


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B-Cブロック間歩行者デッキ

 「B-Cブロック間歩行者デッキ」の工事を南側から見た様子です。


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「Cブロック」の歩行者デッキの工事を南西側から見た様子です。


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「Cブロック」の歩行者デッキの工事を南東側から見た様子です。


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C-Dブロック間歩行者デッキ

 「C-Dブロック間歩行者デッキ」の工事を南西側から見た様子です。「内環状東線」をオーバーパスしています。


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「Dブロック」側の終点です。歩行者デッキはここまでです。「山陽百貨店(キャスパ)」~「Dブロック」までが歩行者デッキでつながりました。



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2018年3月19日 (月)

JR総持寺駅前 ライオンズ茨木プロジェクト 地上約40階、高さ約140mの超高層タワータワーマンションの建設構想がある「(ライオンズ茨木ニューシティ・C街区)」

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-ライオンズ茨木プロジェクト

 かつて阪急京都線の「総持寺駅」近くにエレベーターやエスカレーターで有名な「フジテック」の本社および大阪製作所(工場)がありました。

 敷地内にあった紅白のエレベータ研究塔は、このエリアのランドマーク的存在でしたが解体されました。大阪製作所(工場)跡地は、「ライオンズ茨木ニューシティ」として開発されています。

 「ライオンズ茨木ニューシティ」の「A街区、B街区」はすでに竣工し、2018年3月17日(土)には、目の前に「JR総持寺駅」が開業しました。

● C街区
 残るは「C街区」だけとなりました。「C街区」には、地上約40階、高さ約140m、総戸数約450戸の超高層タワーマンションの建設構想があります。概要は変更される可能性がありますが、超高層タワーマンションが建設されるのはほぼ間違いないようです。


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「JR総持寺駅 周辺概要図」です。新駅開業に合わせて、茨木市が「自由通路」や「歩行者専用道路」の整備を、開発事業者が「駅前広場」などの整備を行いました。

 引用資料 茨木市・公式ホームページ
 3.17 JR総持寺駅オープン


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「土地利用計画図」です。「住宅棟」と商業棟」が建設されるようです。

 引用資料 茨木市都市整備部(PDF:2017/10/13)
 JR総持寺駅周辺の都市計画(庄一丁目地区地区計画)変更について


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「C街区」のすぐ東側は「フジテックビッグフィット」です。


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「C街区」は駅前広場に面しています。


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仮囲いに「ライオンズ茨木プロジェクト建設予定地」の告知あります。事業主は「大京、関電不動産開発」です。


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「C街区」は仮囲いで囲まれていて内部が見えません。


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「C街区」を南側から見た様子です。


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南側の「ゲート」が開いていました。


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「ライオンズ茨木ニューシティ」の「A街区、B街区」は竣工済みです。



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祝! JR京都線の茨木駅~摂津富田駅間の新駅「JR総持寺駅」が2018年3月17日(土)に開業 Part3・「JR総持寺駅」のコンコース・駅舎・駅前広場編

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-JR京都線・JR総持寺駅-

 かつて阪急京都線の「総持寺駅」近くにエレベーターやエスカレーターで有名な「フジテック」の本社および大阪製作所(工場)がありました。
 敷地内にあった紅白のエレベータ研究塔は、このエリアのランドマーク的存在でしたが解体されました。大阪製作所(工場)跡地は、「ライオンズ茨木ニューシティ」として開発されています。
 
 JR京都線の「茨木駅」と「摂津富田駅(高槻市)」の間は、約3.7kmと結構距離が離れているので、新駅設置の要望は前からありましたが、「ライオンズ茨木ニューシティ」の建設に合わせて新駅「JR総持寺駅」が建設されました。近隣にある阪急総持寺駅と区別するために「JR」を付与しています。
 
 「JR総持寺駅」の設置場所は、「摂津富田駅」から約1.7km、茨木駅から約2.0kmの盛土区間になります。盛土区間は、北側にも南側にも拡張余地がほとんどないために、ホームはJR西日本の幹線では珍しい島式1面2線となっています。

 駅舎の建設余地もないため、駅設備は盛土の下に設置されました。2012年11月29日着工し、2018年3月17日(土)に開業しました。建設費は約66億円です。JR西日本では、1日あたりの利用者を19,000人と見込んでいます。


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「JR総持寺駅 周辺概要図」です。新駅開業に合わせて、茨木市が「自由通路」や「歩行者専用道路」の整備を、開発事業者が「駅前広場」などの整備を行いました。

 引用資料 茨木市・公式ホームページ
 3.17 JR総持寺駅オープン


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「駅舎レイアウト」です。


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「改札内コンコース」です。盛土区間の内部に構築する難しい工事だっため最低限の広さになっています。


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大阪寄りに
「階段」があります。


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中央に「エレベーター」があります。


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京都寄りに上下各1基ずつの「エスカレーター」があります。


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京都寄りの一番奥に「トイレ」があります。


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改札内コンコースから見た「改札口」です。改札口はこの1ヶ所のみです。


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改札外コンコースから見た「改札口」です。


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「改札外コンコース」です。盛土区間の内部に構築する難しい工事だったため最低限の広さになっています。


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茨木市が整備した「自由通路」です。


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「駅前広場」側です。駅近くにある西国二十二番札所「総持寺」の山門をイメージしたデザインとなっています。撮影に行った時間帯が「JR総持寺駅開業記念イベント」が行われていた時間帯と撤収作業を行っていた時間帯だったので凄い人でした。             


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「フジテックビッグフィット」側に「駅前広場」が整備されています。「ライオンズ茨木ニューシティ」の開発事業者が整備したようです。


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「バズ乗降場」と「タクシー乗降場」が整備されています。駅側は急傾斜な「擁壁(ようへき)」となっています。

● 急傾斜な擁壁(ようへき)
 4本ある線路の中央にホームをつくるため、ホーム設置位置付近の軌道を拡幅し、ホームを設置するスペースを確保しました。
 新しい擁壁を設置して外側の線路を移設、次に内側の線路を移設しました。そのためこのような急傾斜な「擁壁」となっています。


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「フジテックビッグフィット」と線路の間には、茨木市が「歩行者専用道路」を整備しました。「市道総持寺駅前線」側に抜ける事が出来ます。


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「三島中学校」側です。北東側は行き止まりです。


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「三島中学校」と線路の間には、茨木市が「歩行者専用道路」を整備しました。こちら側も急傾斜な「擁壁」となっています。



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2018年3月18日 (日)

祝! JR京都線の茨木駅~摂津富田駅間の新駅「JR総持寺駅」が2018年3月17日(土)に開業 Part2・「JR総持寺駅」の可動式ホーム柵(二重引戸式)」編!

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-JR京都線・JR総持寺駅-

 かつて阪急京都線の「総持寺駅」近くにエレベーターやエスカレーターで有名な「フジテック」の本社および大阪製作所(工場)がありました。
 敷地内にあった紅白のエレベータ研究塔は、このエリアのランドマーク的存在でしたが解体されました。大阪製作所(工場)跡地は、「ライオンズ茨木ニューシティ」として開発されています。
 
 JR京都線の「茨木駅」と「摂津富田駅(高槻市)」の間は、約3.7kmと結構距離が離れているので、新駅設置の要望は前からありましたが、「ライオンズ茨木ニューシティ」の建設に合わせて新駅「JR総持寺駅」が建設されました。近隣にある阪急総持寺駅と区別するために「JR」を付与しています。
 
 「JR総持寺駅」の設置場所は、「摂津富田駅」から約1.7km、茨木駅から約2.0kmの盛土区間になります。盛土区間は、北側にも南側にも拡張余地がほとんどないために、ホームはJR西日本の幹線では珍しい島式1面2線となっています。

 駅舎の建設余地もないため、駅設備は盛土の下に設置されました。2012年11月29日着工し、2018年3月17日(土)に開業しました。建設費は約66億円です。JR西日本では、1日あたりの利用者を19,000人と見込んでいます。


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「JR総持寺駅 周辺概要図」です。新駅開業に合わせて、茨木市が「自由通路」や「歩行者専用道路」の整備を、開発事業者が「駅前広場」などの整備を行いました。

 引用資料 茨木市・公式ホームページ
 3.17 JR総持寺駅オープン


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可動式ホーム柵(二重引戸式)
 
可動式ホーム柵(二重引戸式)」です。JR西日本で初となる「二重引戸式」を採用しており、開口部が3.3mと広く確保されています。

● ナブテスコ製?
 
東京メトロ東西線の「九段下駅」で、一足先に2018年2月17日から二重引き戸による「大開口ホームドア」が本格稼働を開始しました。

 東京メトロ東西線の「九段下駅」は「ナブテスコ」製です。JR総持寺駅の「可動式ホーム柵(二重引戸式)」は調べても分かりませんでした。ただ、デザインが非常に似ているのでナブテスコ製かも知れません。


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車両が4ドアの上に、開口部が3.3mと広く確保されているためドア部分が多くを占めています。


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こうやってみると何故「二重引戸式」にしたのか一目瞭然ですね。「二重引戸式」にしないと戸袋にドアが収まりません。

● 百聞は一見にしかず
 JR京橋の大阪環状線の3番のりば・4番のりばに「可動式ホーム柵」を設置することになりました。最大開口幅が約3.5mもあるのに「二重引戸式」になりませんでした。

 どうしてかな? と思っていましたが、JR総持寺駅の「可動式ホーム柵」を見て納得しました。大阪環状線は3ドアなので、戸袋の幅が広く確保出来ます。そのためわざわざ構造が複雑な「二重引戸式」にする必要が無いのですね。正に「百聞は一見にしかず」ですね。


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標準タイプの「戸袋」です。東海道本線・山陽本線のラインカラーの「ブルー」が鮮やかです。


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幅広タイプの「戸袋」です。


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閉じた時の状態を横から見た様子です。


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開いた時の状態を横から見た様子です。


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可動式ホーム柵(二重引戸式)」の前は、分かりやすいようにホーム床の色を4段階で変えています。


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それでは、実にスムーズな「可動式ホーム柵(二重引戸式)」の一連の動きを見てみましょう!


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電車が到着しました


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可動式ホーム柵のドアが開き始めます。


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更に開きます。


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可動式ホーム柵のドアがほぼ開き終わると車両のドアが開き始めます。


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車両のドアが開きます。


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車両のドアが完全に開きました。


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可動式ホーム柵のドアが閉じ始めます。


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遅れて車両のドアが閉じ始めます。


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可動式ホーム柵のドアと車両のドアが完全に閉じました。



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祝! JR京都線の茨木駅~摂津富田駅間の新駅「JR総持寺駅」が2018年3月17日(土)に開業 Part1・「JR総持寺駅」のホーム編

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-JR京都線・JR総持寺駅-

 かつて阪急京都線の「総持寺駅」近くにエレベーターやエスカレーターで有名な「フジテック」の本社および大阪製作所(工場)がありました。
 敷地内にあった紅白のエレベータ研究塔は、このエリアのランドマーク的存在でしたが解体されました。大阪製作所(工場)跡地は、「ライオンズ茨木ニューシティ」として開発されています。
 
 JR京都線の「茨木駅」と「摂津富田駅(高槻市)」の間は、約3.7kmと結構距離が離れているので、新駅設置の要望は前からありましたが、「ライオンズ茨木ニューシティ」の建設に合わせて新駅「JR総持寺駅」が建設されました。近隣にある阪急総持寺駅と区別するために「JR」を付与しています。
 
 「JR総持寺駅」の設置場所は、「摂津富田駅」から約1.7km、茨木駅から約2.0kmの盛土区間になります。盛土区間は、北側にも南側にも拡張余地がほとんどないために、ホームはJR西日本の幹線では珍しい島式1面2線となっています。

 駅舎の建設余地もないため、駅設備は盛土の下に設置されました。2012年11月29日着工し、2018年3月17日(土)に開業しました。建設費は約66億円です。JR西日本では、1日あたりの利用者を19,000人と見込んでいます。


Sojiji180312
「JR総持寺駅 周辺概要図」です。新駅開業に合わせて、茨木市が「自由通路」や「歩行者専用道路」の整備を、開発事業者が「駅前広場」などの整備を行いました。

 引用資料 茨木市・公式ホームページ
 3.17 JR総持寺駅オープン


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ホーム設置位置付近の軌道を拡幅
 「JR総持寺駅」の東海道線は、「普通」などが走る内側線(緩行線)と、特急列車や「新快速」などが走る外側線(急行線)の4本の線路が敷かれている複々線区間です。

 4本ある線路の中央にホームをつくるため、ホーム設置位置付近の軌道を拡幅し、ホームを設置するスペースを確保しました。新しい擁壁を設置して外側の線路を移設、次に内側の線路を移設しました。


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新駅開業時のおなじみの光景ですが、たくさんの「鉄ちゃん」が、ホーム端にカメラを構えて集結していました(笑)。


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大阪方面のホーム端から大阪方面を見た様子です。


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ホームの大阪方面端です。大阪方面は将来の車両延長に備えてなのか? フェンスの先に余裕を持たせてあります。


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大阪方面端から京都方面を見た様子です。


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一番大阪寄りに「待合室」があります。


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次に「階段」があります。


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次に「エレベーター」があります。


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一番京都寄りに上下各1基ずつの「エスカレーター」があります。


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京都方面端から大阪方面を見た様子です。


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ホームの京都方面端です。


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京都方面のホーム端から京都方面を見た様子です。


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「発車標」です。


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おー!ホーム床がタイルで美装化されている! なんちゃって!(笑)


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よく見るとアスファルトにタイル柄のカラー塗装がされているだけの「なんちゃってタイル」でした(笑)。パッと見はタイルに見えるので、ただのアスファルトよりはマシですね・・・


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「ベンチ」は最近のJR西日本の他の駅と同じく線路と平行方向に設置されています。「可動式ホーム柵(ホームドア)」が設置されているので、線路と垂直方向でもいいと思うのですが・・・


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可動式ホーム柵(二重引戸式)
 
可動式ホーム柵(二重引戸式)」です。JR西日本で初となる「二重引戸式」を採用しており、開口部が3.3mと広く確保されています。「可動式ホーム柵(二重引戸式)」については、「Part2」で詳しく特集します。



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2018年3月17日 (土)

USJ近く 新たなオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」 2018年3月13日の建設状況

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-ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ-

 「オリックス」は、特別目的会社を通じて、「オリックス不動産」が運営する「ホテル ユニバーサル ポート」の隣接地で、ホテル開発用地を取得しました。

 「オリックス不動産」と「ユー・エス・ジェイ」は、大阪市此花区で建設中のホテルについてオフィシャルホテル契約を締結しました。ホテルの名称は「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」に決定しています。2018年4月に竣工、2018年7月の開業を予定しています。

 オリックス プレスリリース(PDF:2017/11/29)
 オリックス不動産、全428室「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」を2018年夏に開業!

 「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」は、全428室の客室と直営のレストランを備えています。「ホテル ユニバーサル ポート」と同様にユニバーサル・スタジオ・ジャパンと全面的なコラボレーションを行い、パークと一体となった空間づくりを目指します。

ホテル ユニバーサル ポート ヴィータの概要
◆ 計画名-(仮称)島屋6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区島屋六丁目403番1、403番2他
◆ 交通-JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ」駅徒歩1分
◆ 階数-地上15階、地下2階(運用)、地上16階、地下1階(建築基準法)
◆ 高さ-74,55m
◆ 敷地面積-4,547.17㎡
◆ 建築面積-3,712.48㎡
◆ 延床面積-35,271.47㎡(容積対象面積27,277.07㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、結婚式場
◆ 客室数-全428室
◆ 建築主-HUP2特定目的会社
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ コンストラクションマネジメント-山下ピー・エム・コンサルタンツ
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年01月12日~2016年05月31日
◆ 着工-2016年06月22日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年04月予定
◆ 開業-2018年07月予定


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「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」の建設現場を南西側から見た様子です。


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ホテルのコンセプト

 「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」は “太陽や自然の恩恵を大いに受けた、活気にあふれた場所” をデザインコンセプトとしており、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを核としたテーマパークのもつ非日常的なエンターテインメント性が感じられる街並みづくりに貢献したいと考えています。


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南西側から見た下層階の様子です。


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エントランス部分です。


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「外構工事」を行っています。


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西側から見た最高部です。


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ホテルの
施設名称
 施設名称は「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」です。「VITA」は、イタリア語、ラテン語で「生命、生活、人生」の意味です。


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ホテルの
ロゴマーク
 
ロゴマークは、「太陽の暖かさ」や「花びらの柔らかさ」をイメージしており、生命の躍動感とともに、ホテルの安心感や行き届いたおもてなしの心を表現しています。


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「ユニバーサルシティ駅」の改札外コンコース前から見た様子です。


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下層階の様子です。


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北側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。こちら側が「安治川」が望める部屋になります。


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ホテル ユニバーサル ポート
 
「オリックス不動産」が運営する「ホテル ユニバーサル ポート」です。「ホテル ユニバーサル ポート」と「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」は、相互にとってメリットのある効率的な連携を目指した計画を予定しています。

ホテル ユニバーサル ポートの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目1-111
◆ 交通-JR「ユニバーサルシティ」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下1階
◆ 敷地面積-約8,000㎡
◆ 建築面積-4,800,960㎡
◆ 延床面積-40,782,604㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-600室(3階~14階)
◆ 建築主-ユニバーサルリゾーツ
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2005年06月
◆ 開業-2005年07月15日



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JRゆめ咲線「桜島駅」前 延床面積約6万㎡の巨大ホテル「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」 2018年3月13日の建設状況

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(仮称)桜島1丁目ホテル計画-
 
「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」は活況を呈しています。その影響はJRゆめ咲線「桜島駅」周辺にも及んでいます。

 JRゆめ咲線「桜島駅」の目の前に延床面積約6万㎡の巨大なホテル「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」を建設中です。敷地面積16,970.86㎡の広大な敷地に地上14階、延床面積60,395.52㎡の巨大なホテルです。

 建築主は「武蔵野」で、コンビニエンスストア向けに弁当や総菜を製造販売する会社です。東隣に「桜島第4駐車場」を建設した企業と同じグループ(本社は埼玉県朝霞市)です。

(仮称)桜島1丁目ホテル計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目4、 511番1の一部、512番、513番1の一部(地名地番)
◆ 階数-地上14階、塔屋あり、地下0階
◆ 高さ-最高部66.606m、建築物57.056m
◆ 敷地面積-16,970.86㎡
◆ 建築面積-10,147.35㎡
◆ 延床面積-60,395.52㎡(容積対象床面積48,426.28㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-武蔵野
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月01日
◆ 竣工-2019年04月30日予定

(備考) 「労災保険関係成立票」では、工期が2017年9月15日~2019年9月30日(予定)となっています。


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北東側から見た様子です。


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東西162.8mもあるのでメチャメチャ巨大です。


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鉄骨の柱が見えます。


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JRゆめ咲線「桜島駅」の橋上駅舎から見た様子です。


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「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年3月16日 (金)

大阪ビジネスパーク(OBP) 地上17階、高さ約94mの「読売テレビ新社屋建設計画」 2018年3月13日の建設状況

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-読売テレビ新社屋建設計画-

 「読売テレビ」は、現在の社屋と同じ「大阪ビジネスパーク(OBP)」内に新社屋を建設して移転します。移転予定地は、「シアターBRAVA(ブラバ)!」跡地+西側の駐車場跡地=12,495.90㎡のかなり広い敷地です。

 「読売テレビ新社屋建設計画」」は、有事であっても正確な情報を迅速に発信できるよう、災害に強い構造の社屋や放送継続のための非常用電源などを整備するとともに、放送局の持つ情報発信力を活かしながら「にぎわい」を創出し、京橋から大阪ビジネスパーク、さらには大阪城公園につながるエリアの活性化を図るものです。

 引用資料 讀賣テレビ放送
 新社屋ニュース(工事進捗の様子)

 最高部の高さが不明でしたが、「讀賣テレビ放送」の公式ホームページで、最高部94.52mと判明しました。延床面積も少し変更になって50,850.01㎡となっています。

読売テレビ新社屋建設計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見一丁目3番2号
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部94.52m、軒高85.06m 
◆ 敷地面積-12,495.90㎡
◆ 建築面積-6,995.39㎡
◆ 延床面積-50,850.01㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
◆ 用途-テレビスタジオ、物販店、飲食店
◆ 建築主-讀賣テレビ放送
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 土地整備工事-2016年03月07日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年10月27日
◆ 竣工-2019年01月31日予定
◆ 放送開始-2019年08月28日予定(開局記念日)


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「概要図」です。PDFの数字が潰れていますが、これを見ると最高部94.51m?もしくは94.61m?に見えるので、最高部が95m近いことは分かっていました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/10/21)
 讀賣テレビ放送株式会社の民間都市再生事業計画を認定 


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西側から見た「読売テレビ新社屋建設計画」の建設現場です。


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アップです。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。この建物はいろいろな構造で建設されています。低層部分は、柱が「RC造(鉄筋コンクリート造)」、梁が「S造(鉄骨造)」の「RCS工法(RCS構法)」を多用しています。


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南東側から見た様子です。


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高層部分は、柱も「S造(鉄骨造)」、梁も「S造(鉄骨造)」となっています。


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「ブレース」が見えます。ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」の取り付けが始まっています。


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柱が「鉄筋コンクリート造」から「鉄骨造」に途中で切り替わっています。「鉄骨造」は「鉄筋コンクリート造」に比べて強度が高いので、柱が細くなっています。


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「鉄筋コンクリート造」から「鉄骨造」に構造が切り替わる部分です。構造ヲタ的には、鉄筋コンクリートと鉄骨が連続するシームレスな切り替えは珍しく萌えポイントです!(笑)


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南東側から引いて見た様子です。「大阪城ホール」でイベントがあったようで人がいっぱいいました。女性比率が異常に高かったので、韓流のライブかな? と思って自宅で調べると「東方神起」のファンクラブイベントだったようです。


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南側の「太陽の広場」越しに見た様子です。


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最高部です。


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北東側から見た様子です。


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大阪環状線初 JR京橋駅の3・4番のりばに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置 最大開口幅はなんと約3.5m!

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-大阪駅と京橋駅にホーム柵を設置-

 「JR西日本」は、駅のホームにおける安全性向上を重要な経営課題ととらえ、ハード・ソフトの両面からさまざまな取り組みを進めているところですが、その核となるハード対策として「ホーム柵」の整備を進めています。

 新たに、大阪駅の5番のりば・8番のりばに「昇降式ホーム柵」、京橋駅3番のりば・4番のりばに「可動式ホーム柵」を設置することにしました。

 引用資料 JR西日本(2018/03/15)
 大阪駅と京橋駅にホーム柵を設置します

大阪駅への昇降式ホーム柵設置
◆ 設置箇所-JR京都線、JR神戸線大阪駅(5・8番のりば)
◆ 備考-5番のりば(JR神戸線):主に三ノ宮方面への新快速・快速電車が発着、8番のりば(JR京都線):主に京都方面への新快速・快速電車が発着
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約13m、柵延長約240m
◆ 使用開始時期-2019年春頃予定

京橋駅への可動式ホーム柵設置
◆ 設置箇所-大阪環状線京橋駅(3・4番のりば)
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約3.5m、柵延長約160m
◆ 使用開始時期-2019年秋頃予定


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JR京橋駅(3番のりば・4番のりば)

 JR京橋駅の「学園都市線・JR東西線(1番のりば・2番のりば)」には、すでに「可動式ホーム柵(ホームドア)」が設置済みです。

 大阪環状線は、4ドアと3ドアの車両が混在しているので「可動式ホーム柵(ホームドア)」の導入がほぼ不可能でしたが、一部特急を除き3ドアに統一されつつあります。京橋駅は特急が停車しないので、モデルケースとして1番最初に設置される事になりました。

 京橋駅での稼働状況を見て問題が無ければ、大阪環状線の特急が停車しない他の駅でも順次「可動式ホーム柵(ホームドア)」が設置されると思われます。


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「京橋駅ホーム柵イメージ画像」です。


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最大開口約3.5m

 最大開口幅がなんと約3.5mもあります。学園都市線も約2.9mとかなり広いのですが、それより約60cmも広いです。これくらい広いとドア部分は、「二重引き戸」が考えられますが、「二重引き戸」ではありません。これにはビックリです。


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二重引き戸(東京メトロ東西線・九段下駅)
 
東京メトロ東西線の「九段下駅」では、2018年2月下旬から二重引き戸による「大開口ホームドア」が運用開始されました。写真は実証試験時の様子です。

 「大開口ホームドア」は、開口幅が3,585㎜または3,320㎜で、既存ホームドア(有楽町線)の開口幅2,480㎜と比べるとかなり広いです。車両のドアの幅や位置が統一されてなくても対応できます。


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昇降式ホーム柵
 
JR大阪駅の「5番のりば・8番のりば」に設置されるのは、JR高槻駅に設置された「昇降式ホーム柵」と同じ昇降ロープ式のホーム柵となります。

 高さ約1.3m、最大開口約13m、柵延長約240mです。最大開口幅が約13mもあるので、車両のドアの数、ドアの幅や位置が統一されてなくても対応できます。



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2018年3月15日 (木)

大阪城公園の魅力創出 第三弾の「大阪城公園の森ノ宮駅前エリアに便益施設」 2018年3月13日の建設状況

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大阪城公園の森ノ宮駅前エリアに便益施設

 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりを目指し、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」と本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」の2つの施設を整備しました。

 「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」は、2017年6月22日にオープンしました。大阪城本丸広場の「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」を改修した「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」は、2017年10月19日にオープンしました。

● 第三弾は森ノ宮駅前エリア
 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の森ノ宮駅前エリアの整備を進め、2018年4月~5月にかけて便益施設等を順次オープンします。

 引用資料 大阪市・公式HP(2018/01/25)
 大阪城公園の森ノ宮駅前エリアに便益施設等を設置します

 森ノ宮駅前エリア周辺は、大阪城公園の主要な入口のひとつであり、市民の憩いの場として、ランニングやウォーキングを楽しむ方などが多いエリアです。

 今回の整備では、カフェ、イートイン可能なベーカリーショップ、親子で楽しめる児童向けの新たな屋内外の遊び場(有料)の3店舗及び来園者が自由に利用できる休憩スペースを備えた公園の案内所を新たにオープンします。また、公園内に咲く見頃の花や樹木を紹介するコーナーも設けます。

 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、「電通」を代表者とし、「讀賣テレビ放送、大和ハウス工業、大和リース、NTTファシリティーズ」の計5社で構成しています。


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仮囲いに掲示してある「大阪城公園の森ノ宮駅前エリアに便益施設」のイメージです。


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仮囲いに掲示してある「大阪城公園の森ノ宮駅前エリアに便益施設」のイメージです。


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「大阪城公園全体図」です。


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森ノ宮駅前エリアの「店舗配置図」です。


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カフェ&ベーカリーショップ
 「カフェ」と「ベーカリーショップ」の建設現場です。コーヒーストアとイートイン可能なベーカリーショップです。


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児童向け遊戯施設
 「児童向け遊戯施設」の建設現場です。児童向けの新たな屋内外の遊び場(有料)です。


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ボタニカルショーケス
 「ボタニカルショーケス」の整備現場です。大阪城公園では1年を通じてさまざまな季節の植物が見頃を迎えます。公園内の代表的な植物を鑑賞できる空間を整備します。


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公園案内所
 「公園案内所」の整備現場です。公園案内のパンフレットを入手したり休憩スペースでロードトレインの運行状況を確認しながら待つことができます(無人)。


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中央の「噴水」です。現在は休止しています。


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計画名は「森ノ宮噴水エリアに整備計画工事」となっています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2018年1月5日~2018年5月18日(予定)となっています。


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大阪城公園の森ノ宮駅前エリア

 「大阪城公園の森ノ宮駅前エリア」は、森ノ宮駅(JR線、大阪市営地下鉄の中央線・長堀鶴見緑地線)からすぐです。大阪城公園の主要な入口の1つです。

● 賑わいにビックリ!
 私は、メチャメチャ久しぶりに大阪城公園の森ノ宮駅前エリアに行ってみました。私の頭の中には、自分がいつも利用している「JR大阪城公園駅」側が、大阪城公園のメインの入口との思い込みがありました。

 「JR大阪城公園駅」側ほどではないにしても物凄く賑わっていたのでビックリしました。 取材は「足で稼ぐ」と言いますが、やはり自分の足で実際に歩いて、じっくり見ないと街の本当の姿は見えてきません。


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大阪城公園内の南東端に、大阪市営地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線の「森ノ宮駅」の入口があります。


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道路を渡るとすぐにJR大阪環状線の「森ノ宮駅」があります。



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USJ南側の安治川沿いの巨大な立体駐車場 大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事) 2018年3月13日の建設状況

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-大阪市此花区立体駐車場計画-
 
ブログ仲間の「Re-urbanization -再都市化-」のロング氏の「USJ近くに新たな巨大立体駐車場が建設開始。新日鉄興和不動産、大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)の状況 18.02」を見て取材に行かなくては!と思っていました。

 昨年の10月に ”JRゆめ咲線の「ユニバーサルシティ駅」周辺と「桜島駅」周辺は、すでに開発されたり、開発中ですが、中間にはまだ更地が残っています。仮に大型ホテルを建設すると仮定すると、あと2~3棟は建設可能です。” と書きました。

 私は絶対にホテルが建設されると思っていたのでショックでしたが、「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設現場を見て納得しました。
 パーク内の一般車の平面駐車場が無くなり、「駐車場が足りない!」という事態に陥りつつあります。USJは、ホテルの客室数の確保よりも駐車場の確保が緊急課題ということです。

 将来的に、USJ周辺の工場が移転して平面駐車場が確保できた場合も、「立体駐車場」は解体工事がそれ程難しくはないので、ホテルへの建て替えも可能です。


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約半年前の状況
 2017年9月1日の様子です。平面駐車場「マイパーキング桜島駐車場」として使用されていました。まさか約半年後にこんなに激変しているとは!


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「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」の建設現場を北側から見た様子です。東側の結婚式場の「アルカンシエルベリテ大阪」の境目からが建設現場です。


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平面駐車場「マイパーキング桜島駐車場」の跡地に建設されています。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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立体駐車場の基礎となる「既製コンクリート杭」を建込んでいます。


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建込まれている「既製コンクリート杭」です。


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「既製コンクリート杭」を連結しています。


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色々な種類の「既製コンクリート杭」が並べられています。


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「既製コンクリート杭」が並べられています。


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敷地南西側です。


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高低差を解消しないで「立体駐車場」を建設するようです。


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下の段にはすでに「既製コンクリート杭」が建込まれています。


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「既製コンクリート杭」の頭部分が見えます。


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「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」の建設現場を西側から見た様子です。すぐ西側は、「ラ・ジェント・ホテル大阪ベイ」と「Zepp Osaka Bayside」です。


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「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」の建設現場を南側から見た様子です。


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計画名は「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」です。

概要
◆ 敷地面積-約21,000㎡
◆ 建築主-新日鉄興和不動産
◆ 設計者・監理者-新日鉄住金エンジニアリング
◆ 施工者-新日鉄住金エンジニアリング
◆ 着工-2017年11月06日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年10月31日予定(労災保険関係成立票より)



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2018年3月14日 (水)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン スーパー・ニンテンドー・ワールド 2018/03/13 建設現場が想像以上に広くてビックリ!

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SUPER NINTENDO WORLD-
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は、2017年6月8日に人気キャラクター「マリオ」などが登場する新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設着工式を開きました。

● 投資額は600億円超!
 新エリアは、最新技術を使った乗り物型アトラクション「マリオカート」のほか、店舗やレストランを設け、2層構造の巨大複合エリアとなります。

 建設場所は、「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」エリアの西側の駐車場です。
 投資額は、USJ史上最大の600億円超(ハリーポッターは約450億)です。東京オリンピックが開催される2020年夏までの開業を目指します。


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建設現場は想像以上に広かった!
 「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設現場は、「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」エリアの西側の平面駐車場跡です。着工後に初めて見に行きました。

 建設現場が想像以上に広くてビックリしました。私は、「平面駐車場」を一部残すのかと思っていましたが、すべて閉鎖していました。西側の「立体駐車場」のギリギリまでが工事の範囲です。

 それでも敷地面積を「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」のエリアほど広く確保出来ません。苦肉の策としてテーマパークでは非常に珍しい2層構造にして面積を確保します。

● 安治川沿いに駐車場を整備
 USJ南側の安治川沿いに立体駐車場「桜島第4駐車場」がオープンしていますが、更に安治川沿いの約21,000㎡に「新日鉄興和不動産」が、立体駐車場「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」を建設中です。

 「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設で不足する一般車の駐車場を安治川沿いの立体駐車場でカバーすると思われます。


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敷地北側です。すぐ奥に「日新製鋼大阪製造所(大阪工場)」が見えます。


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「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」の北側も工事の範囲でした。「The Wizarding World of Harry Potter」のエリアよりも北側にせり出している様子が分かります。


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西側から見た様子です。「The Wizarding World of Harry Potter」のエリア北側に建設中の建物は後方支援施設になると思われます。


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車道のすぐ北側は、「日新製鋼大阪製造所(大阪工場)」です。


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「立体駐車場」のスロープギリギリまでが建設範囲です。


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西側から見た様子です。境目には目隠しの高い樹木と、その内側に後方支援の外周道路を整備すると思われます。


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西側の「立体駐車場」のギリギリまでが工事の範囲です。境目には立体駐車場から内部が見えないように目隠しの高い樹木と、その内側に後方支援の外周道路を整備すると思われます。


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コンクリートの基礎が姿を現しています。


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コンクリートを打設しています。


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敷地南側です。


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「鉄筋」が姿を現しています。


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南端の「ウォーターワールド」との境目です。


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残り少ない開発可能用地
 パーク内で拡張余地がある部分は、「ウォーターワールド」の西側、「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」の北側の駐車場だけとなりました。ただし、この部分は大型車(バスなど)の駐車場として残しておく必要があります。


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当初言われていた予定地
 
当初言われていた敷地東端の「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設予定地です。将来的には再整備される可能性があります。



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福岡市 西新リボーンプロジェクト 地上40階、高さ約137mの超高層タワーマンションの名称を「Brillia Towers 西新」に決定!

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-Brillia Towers 西新

 
「東京建物」は、福岡県福岡市早良区の西新エルモールプラリバ跡地において、既存建物である商業施設を減築し、高層住宅を増築する「(仮称)西新プロジェクト」を行っています。

 「東京建物」は、高層住宅を増築する複合開発プロジェクト「西新リボーンプロジェクト」の高層住宅の名称を「Brillia(ブリリア)Tower 西新」に決定しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2018/03/12)
 西新エリアの新たなランドマーク 九州初の地下鉄駅直結・免震タワーレジデンス 「 Brillia Tower 西新 」着工 商業施設は2019年秋に開業予定

 「西新エルモールプラリバ」は、福岡市地下鉄空港線「西新(にしじん)駅」に直結する商業施設でしたが、2015年7月31日をもって閉店しています。
 当初は、「西新エルモール」として開業し、核店舗には地元の老舗百貨店岩田屋の子会社である「西新岩田屋」が入っていました。

 「西新リボーンプロジェクト」として、公式ホームページがオープンしています。まだイメージ広告の段階で、物件概要等は見る事が出来ません。

 公式ホームページ → 西新リボーンプロジェクト

Brillia Tower 西新の概要
◆ 計画名-(仮称)西新プロジェクト、西新リボーンプロジェクト
◆ 所在地-福岡県福岡市早良区西新四丁目113番(地番)
◆ 交通-福岡市営地下鉄「西新」駅徒歩1分(駅直結)
◆ 階数-地上40階、地下2階(Brillia Tower 西新)、地上4階、地下2階(商業施設)
◆ 高さ-最高部約約137m
◆ 敷地面積-4,200.11㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約50,789㎡(施設全体)、42,140㎡(Brillia Tower 西新)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造(地上6階部分まで)、中間層免震構造(屋内駐車場とその上部の住宅部分との間に免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-306戸(事業協力者住戸20戸含む)
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年10月24日~2018年05月15日予定
◆ 着工-2018年02月28日(安全祈願祭)、2018年03月01日(住宅棟着工)
◆ 竣工-2021年03月予定
◆ 入居開始-2021年03月末予定(Brillia Tower 西新)
◆ オープン-2019年秋(商業棟一部開業)、2021年03月(商業部分全体開業)



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「減築・増築の概要」です。既存の商業施設を8階(約29,400㎡)から4階(約10,000㎡)に減築し、既存躯体を再利用しながら、新たな高層住宅を増築します。


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「位置図」です。近くの「修猷館高等学校(しゅうゆうかん)」は、公立では福岡県一の進学校です。


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「西新リボーンプロジェクト」を西側から見た様子です。タワークレーンで、「西新エルモールプラリバ」の減築が行われています(撮影日2018年2月27日)。


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敷地東側に「Brillia Towers 西新」が建設されます(撮影日2018年2月27日)。


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「予定建築物についてのお知らせ」です。



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2018年3月13日 (火)

ホークスタウンモール跡地 地上28階、高さ約106mの超高層ツインタワーマンション「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」 2018年2月27日の建設状況

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-ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事-

 「三菱地所」は、福岡県福岡市中央区地行浜において計画を進めていた「ホークスタウンモール跡地複合再開発計画」内の商業施設について、施設名称を「MARK IS 福岡ももち」に決定し、2017年6月1日に地鎮祭を執り行い着工しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/06/01)
 ホークスタウンモール跡地複合再開発計画 商業施設棟 着工 ~商業施設名称を「MARK IS 福岡ももち」に決定~

 引用資料 福岡市・CASBEE建築(PDF)
 地行浜2丁目マンション計画

 更に、「三菱地所レジデンス、積水ハウス、西日本鉄道」の3社の共同事業である共同住宅棟の「Ⅰ期棟」も2017年11月に着工しました。
 
 計画名は「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」で、地上28階、搭屋2階、地下1階、高さ約106mの超高層タワーマンションになります。同規模の「Ⅰ期棟」と「Ⅱ期棟」で構成され、総戸数578戸(施設全体)を予定しています。

全体街区の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区地行浜(じぎょうはま)二丁目2番1
◆ 敷地面積-約54,400㎡
◆ 施設-商業施設、共同住宅(分譲)

ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事の概要
◆ 計画名-(仮称)福岡市中央区地行浜2丁目マンション計画(Ⅰ期)
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区地行浜二丁目30番26(地名地番)、福岡県福岡市中央区地行浜二丁目2(住居表示)
◆ 階数-地上28階、搭屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約106m
◆ 敷地面積-約12,094㎡(施設全体)、約6,575㎡(Ⅰ期棟)
◆ 建築面積-4,123.92㎡(Ⅰ期棟) 
◆ 延床面積-約72,300㎡(2棟+駐車場棟)、41,158.84㎡(Ⅰ期棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-578戸(施設全体)、292戸(Ⅰ期棟)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、積水ハウス、西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年11月01日(Ⅰ期棟) 、2018年度下期予定(Ⅱ期棟)
◆ 竣工-2019年度下期予定(Ⅰ期棟) 、2020年度下期予定(Ⅱ期棟)

(備考) 「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」の総延床面積約72,300㎡で、Ⅰ期棟の延床面積41,158.84㎡となっています。CASBEEの資料では、延床面積29,238㎡となっているので、Ⅰ期棟には「駐車場棟」を含むと思われます。


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「周辺地図」です。


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敷地北側の「ヤフオク!ドーム」側に「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」が建設されます。


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「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」の「Ⅰ期棟」の建設現場です。


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掘削しています。「場所打ちコンクリート拡底杭」の杭頭らしきものが姿を現しています。「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」は、地上28階、搭屋2階、地下1階となっていますが、比較的浅い場所に杭頭らしきものが姿を現しているので、変更されて地下階は無くなったのかも知れません。


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「山留め壁」です。


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こちら側に「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」の「Ⅱ期棟」が建設されると思われます。


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計画名が「ザ・パークハウス 福岡タワーズ 新築工事」なので、正式名称は「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」になると思われます。


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「(仮称)福岡市中央区地行浜2丁目マンション計画(Ⅰ期)」の予定建築物についてのお知らせです。



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(仮称)御堂筋プロジェクト 地上21階、高さ約74mのホテル「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」 2018年2月28日の建設状況

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-ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)-
 
「(仮称)御堂筋プロジェクト」は、関西圏における「東京建物」初のホテル開発事業です。大阪市の道路の大動脈である御堂筋に面し、地下鉄御堂筋線「本町」と「心斎橋」から徒歩圏のビジネスエリアの中心街に位置しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/08/01)
 都市型ホテル開発事業の展開を加速 浅草雷門、大阪心斎橋で推進する ホテル開発事業の概要、オペレーターが決定

 建物は、視認性の高いデザイン、色調で、御堂筋沿いの新しいランドマークホテルとして認知されるグレードを兼ね備えたコンセプトとしています。

 ホテルオーナーの共同事業者として高い付加価値を提供しながら、注目度の高いエリアにブランド展開することで高く評価されている独立系ホテルオペレーターである「イシン・ホテルズ・グループ」を迎え、「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」としてオープンする予定です。

ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)御堂筋北久宝寺町4丁目プロジェクト、(仮称)御堂筋プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北久宝寺町四丁目3-1、南久宝寺町四丁目25-1(地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線「本町」駅徒歩7分、地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上21階、塔屋0階、地下0階
◆ 高さ-73.985m
◆ 敷地面積-806.93㎡
◆ 建築面積-548.81㎡
◆ 延床面積-10,716.33㎡(容積率対象面積9,546.67㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-3階~21階(ホテル)、1階・2階(店舗)
◆ 客室数-309室
◆ 建築主-東京建物(ホテル運営 イシン・ホテルズ・ グループ)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年08月
◆ 竣工-2019年02月15日予定
◆ 開業-2019年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)御堂筋北久宝寺町4丁目プロジェクト」の建設現場を御堂筋の反対側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。


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「(仮称)御堂筋北久宝寺町4丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2018年3月12日 (月)

「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む廃止された地下道 2018/03/09 90年ぶりに引き抜かれた地下道の基礎杭(松杭)は驚くほどの鮮度だった!

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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解体工事が進む「グランフロント大阪」側の階段とスロープです。


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「スロープ」があった部分は埋め戻されました。


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「梅北地下道」の東側部分も埋め戻し作業が行われています。


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梅北地下道を支えた「基礎杭(松杭)」がわずかに残っています。それ以外は引き抜かれたようです。


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引き抜かれた「松杭」が山積みされています。


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90年ぶり(2018年-1928年)に引き抜かれた「松杭」は、驚くほどの鮮度です。とても90年前の木材とは思えません。

● 松杭
 昔は多くの建物や構造物を「松杭」で支えていました。「松杭」は、ヤニを多く含んでいるので、地下水にさらされても腐りにくい性質を持っている優れものです。


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こちら側にも引き抜かれた「松杭」が山積みされています。


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中間部分にあった「うめきたガーデン」への通路が西側に移設されました。


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「うめきたガーデン」への通路が西側に移設された事により、中間部分の工事が始まりました。中間部分の「梅北地下道」はまだ解体工事が行われていません。


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解体用の土留め壁として「シートパイル(鋼矢板)」が建込まれています。


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「サイレントパイラー」で、シートパイル(鋼矢板)を建込んでいます。



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(仮称)御堂会館建替計画新築工事 日本初寺院山門一体のホテル「(仮称)大阪エクセルホテル東急」 2018年2月28日の建設状況

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-(仮称)積和不動産関西南御堂ビル
 
大阪のメインストリートである「御堂筋」の名前の由来ともなった「南御堂」の通称で知られる「真宗大谷派難波別院」は、施設が老朽化した「御堂会館」を、2016年1月をもって閉館しました。

 閉館した「御堂会館」は、ホテルを主用途とした複合施設に建て替えられます。建て替え後の用途は、「東急ホテルズ」が運営する、日本初の寺院山門と一体となったホテルに加え、浄土真宗の教えを発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室等を含む、高層の複合施設となります。

 日本初寺院山門一体のホテル「(仮称)大阪エクセルホテル東急」が出店する「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」は、2017年9月7日(木)に起工式を行い、工事に着手しました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2017/09/05)
 日本初 寺院山門一体のホテル「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」着工 

 「(仮称)大阪エクセルホテル東急」のホテルコンセプトは「大阪万華鏡」で、17階が「レストラン、ファンクションルーム他」、16階が「フロントロビー、(仮称)プレミアムルーム他」、15階~5階が「客室(約360室)」となります。

(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)御堂会館建替計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目68番5(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線他「本町駅」より徒歩約1分
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-72.97m
◆ 敷地面積-2,515.58㎡
◆ 建築面積-1,670.39㎡
◆ 延床面積-22,278.48㎡(容積対象面積20,684.15㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-事務所(宗教施設)、店舗、ホテル
◆ 客室数-約360室
◆ 定期借地権設定期間-60年(2017年10月01日~2077年09月30日まで)
◆ 建築主-積和不動産関西(積水ハウスグループ)
◆ 設計者-(建築・設備)-IAO竹田設計、(構造)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年09月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年09月30日予定

(備考) 面積等は「建築計画のお知らせ」の数値です。公式ホームページでは、延床面積22,224.18㎡となっています。


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「外観イメージ(参道部)」です。


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「フロントロビーイメージ」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」の建設現場を南西側から見た様子です。


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西側の「仮囲い」の透明のアクリル板から覗いた様子です。


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南東角から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)御堂会館建替計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2018年3月11日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/03/09 1階床の「鉄骨建方」が本格化!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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遂に1階床の「鉄骨建方」が始まりました。すでに「デッキプレート」も敷かれています。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の上に「CFT柱」を載せて鉄骨建方を行っている様子がよく分かります。


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別方向から見た遂に1階床の「鉄骨建方」の様子です。円筒形の筒は、地下水をで排水する「ディープウェル」です。


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アップです。すでに「デッキプレート」も敷かれています。


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鉄骨が準備されています。


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捨てコンクリート

 コンクリートが打設されています。コンクリートは「捨てコンクリート」です。「捨てコンクリート」は、地下1階の構築が始まると解体されます。解体するのにコンクリートを打設するのは、建設現場に実寸の設計図を書く「墨出し」などを行うためです。


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「油圧ショベル」で掘削して、「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出しています。


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掘削作業を別角度から見た様子です。先に敷地北側の構築を行っています。1階床の構築が終わると敷地南側の掘削が始まると思われます。


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「山留め壁」が姿を現しています。



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博多駅すぐ 中間層免震構造の大型オフィスビル「(仮称)博多駅中央街ビル新築工事」 2018年2月28日の建設状況

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-(仮称)博多駅中央街ビル新築工事-

 「博多郵便局」の仮設店舗は、「JRJP博多ビル」か完成して2016年4月25日に移転しました。移転後に仮設店舗は解体されて更地になっていました。

 「紙与不動産」は、仮設店舗跡地で、オフィスビル「(仮称)博多駅中央街ビル新築工事」を建設しています。概要は、地上13階、地下1階、延床面積18,857.49㎡です。

 地下は駐車場・駐輪場などとして活用し、1階は店舗、2階以上がオフィスとなります。地震対策として「中間層免震構造」を採用し、1階と2階の間に「免震装置」を設置します。

(仮称)博多駅中央街ビル新築工事の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市博多区博多駅中央街18番(地名地番)
◆ 階数-地上13階、地下1階
◆ 高さ-最高部約60m(管理人の推測)
◆ 敷地面積-1,523.68㎡
◆ 建築面積-1,402.42㎡
◆ 延床面積-18,857.49㎡
◆ 構造-(地下)鉄筋コンクリート造、(1階)鉄骨鉄筋コンクリート造、(2階~13階)鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-中間層免震構造(1階と2階の間に「免震装置」を設置)
◆ 用途-オフィス、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-紙与不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年09月15日
◆ 竣工-2018年05月31日予定


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「(仮称)博多駅中央街ビル新築工事」を南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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南側は、ガラスの外側の「庇(ひさし)」を柱が貫通する構造になっています。


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建物西側の「外構工事」の様子です。


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中間層免震構造
 
「(仮称)博多駅中央街ビル新築工事」は、1階と2階の間に「免震装置」を設置した「中間層免震構造」を採用しています。



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2018年3月10日 (土)

神戸の中心地・三宮の新たなランドマーク 神戸阪急ビル東館 建替計画 2018/03/09 地上部分の「鉄骨建方」が本格化!

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-神戸阪急ビル東館 建替計画-
 阪急電鉄では、2021年春の竣工を目指して、地上29階、地下3階、高さ約120mの「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めています。既存建物等の解体工事が完了し、2017年7月3日より新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2017/07/03)
 神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークを目指して 神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します

 新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。

 最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討している産学交流拠点を誘致する考えです。

神戸阪急ビル東館 建替計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,850㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月03日
◆ 竣工-2021年春予定


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(段階1) 東側部分の新築工事(2017年7月~2018年秋頃)


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(段階2) 西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事(2018年秋頃~2021年春)


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北東側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」が本格的に行われています。3月4日に ”鉄骨建方と言えば、新快速の車窓から見ると「神戸阪急ビル東館 建替計画」の地上部分の鉄骨建方も始まっていました。下車して撮影する時間が無かったので、後日取材してUPします。” とか書きましたが、やっと取材する事が出来ました。


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少し角度を変えて見た様子です。


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下層階の特徴的な円形部分も姿を現しています。


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東側から見た様子です。この現場は「逆打ち工法」を採用しているのがほぼ間違いないので、地下階の構築はこれからです。


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JR三ノ宮駅のホームから見た様子です。


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アップです。


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「CFT柱」が斜めになっています。


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北西側から見た様子です。


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「段階2」の西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事は、2018年秋頃~2021年春の予定です。



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南本町四丁目 地上29階、高さ約89mのホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」 建築計画のお知らせ掲示!

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(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町-
 「ユニゾホテル」は、2017年3月に大阪市中央区南本町四丁目の土地を取得していましたが、やっと「建築計画のお知らせ」が掲示されました。

 地上29階、地下1階、高さ89.08m、客室数487室の高層ホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」を建設します。

 建設予定地は、西側に「オリックス本町ビル」、東側に「ブランズタワー御堂筋本町」と「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場があります。

(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1-1、1-4、1-10(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅すぐ
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-89.08m
◆ 敷地面積-855,71㎡
◆ 建築面積-494.48㎡
◆ 延床面積-9,719.00㎡(容積対象面積8,539.87㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-487室
◆ 建築主-ユニゾホテル
◆ 設計者-大建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年04月下旬予定(3月準備・調査工事)
◆ 竣工-2020年12月下旬予定


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「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。奥の超高層ビルは「オリックス本町ビル」です。


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私は、この場所を前からウォッチングしていました。2017年10月10日の解体工事の様子です。


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9日前の2018年2月28日の様子です。この時はまだ「建築計画のお知らせ」が掲示されていませんでした。


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「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの概要部分の拡大です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。非常にスリムな高層ホテルになります。どの部分の高さが89.08mなのかは不明です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年3月 9日 (金)

福岡市 ホークスタウンモール跡地複合再開発計画 大規模商業施設「MARK IS 福岡ももち」 2018年2月27日の建設状況

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-MARK IS 福岡ももち-

 「三菱地所」は、福岡県福岡市中央区地行浜において計画を進めていた「ホークスタウンモール跡地複合再開発計画」内の商業施設について、施設名称を「MARK IS 福岡ももち」に決定し、2017年6月1日に地鎮祭を執り行い着工しました。2018年秋の開業を目指します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/06/01)
 ホークスタウンモール跡地複合再開発計画 商業施設棟 着工 ~商業施設名称を「MARK IS 福岡ももち」に決定~

 計画施設の名称選定にあたっては、福岡の街とともに成長し、長く愛され続ける、地域のランドマークでありたいという願いを込めて、三菱地所の基幹商業施設ブランド「MARK IS」を冠した「MARK IS 福岡ももち」としました。

 「MARK IS」としては静岡、みなとみらいに続く3施設目となり、延床面積約125,000㎡、店舗面積約48,000㎡と三菱地所グループの商業施設でも最大級、また天神以西では福岡市内最大規模の商業施設となる予定です。

全体街区の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区地行浜(じぎょうはま)二丁目2番1
◆ 敷地面積-約54,400㎡
◆ 施設-商業施設、共同住宅(分譲)

MARK IS 福岡ももちの概要
◆ 計画名-MARK IS 福岡ももち新築工事、(仮称)マークイズ福岡新築工事
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区地行浜二丁目30番24の一部(地名地番)、福岡県福岡市中央区地行浜二丁目2(住居表示)
◆ 階数-地上4階、塔屋1階、地下0階(本体棟)、地上8階、地下0階(アネックス棟)
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-42,289.32㎡
◆ 建築面積-約30,000㎡
◆ 延床面積-約125,000㎡
◆ 賃貸面積-約48,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途- 店舗(商業施設)、その他(映画館)、駐車場
◆ 店舗数-約150~200店舗
◆ 建築主-三菱地所(運営管理 三菱地所リテールマネジメント)
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・竹中工務店共同企業体
◆ 施工者-竹中・錢高・小林・松本・坂下特定建設工事共同企業体(竹中工務店、錢高組、小林建設、松本組、坂下組)
◆ 着工-2017年06月01日(地鎮祭)
◆ 竣工-2018年10月31日予定
◆ 開業-2018年秋予定


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「ペデストリアンデッキイメージ」です。


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「周辺地図」です。


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「MARK IS 福岡ももち」の建設現場です。


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「本体棟」の建設現場です。


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「アネックス棟」の建設現場です。


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「ヤフオク!ドーム」から見た様子です。


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「ヤフオク!ドーム」です。ヤフオク!ドームまで直接行き来できる「ペデストリアンデッキ」を整備します。


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「予定建築物についてのお知らせ」です。



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地上32階、高さ約108mの「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」 2018年2月28日の建設状況

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アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>-
 
「アパグループ」は、建設中の「ブランズタワー御堂筋本町」の東隣りのオフィスビル「本町永和ビル」をグループ会社のアパマンションを通じて2015年10月30日に取得しました。

 跡地には、地上32階、地下2階、高さ108.200mの超高層ホテル「(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事」が建設されます。 2017年7月21日に「起工式」が挙行されました。2019年9月オープン予定です。

 引用資料 アパグループ(2017/07/21)
 地下鉄「本町」駅直結 超高層タワーホテル アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉 本日起工式開催 

アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事 
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目40番5
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅直結
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-最高部108.200m、建築物100.000m
◆ 敷地面積-1,222.48㎡
◆ 建築面積-879.43㎡
◆ 延床面積-17,005.12㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(地下1階大浴場・露天風呂、1階テナント、2階レストラン、3階屋外プール)
◆ 客室数-917室(ダブル811室、ツイン105室、デラックスツイン1室)
◆ 建築主-アパマンション
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2016年06月21日~2017年03月31日
◆ 着工-2017年07月21日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月下旬予定
◆ 開業-2019年09月予定

(備考) 面積等は「建築計画のお知らせ」の数値です。公式ホームページでは、延床面積16,970.47㎡となっています。


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「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「クラムシェル」が稼働しています。


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南西側から見た様子です。


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大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅直結の好立地です。


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北西側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。8.200m+100.000=108.000となっていましたが、やっと108.200mに修正されていました(笑)。



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2018年3月 8日 (木)

JR西日本 和歌山線・桜井線への新型車両「227系電車」導入 奈良県下全域ならびに和歌山線全線がICOCAエリアに!

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-227系電車-

 「広島シティネットワーク」にを駆け抜ける新型車両「227系近郊型直流電車」が、2015年3月14日のダイヤ改正でデビューを飾りました。

 広島地区への新型電車投入は32年ぶりとなりました。投入線区は、広島エリアの「山陽本線、呉線、可部線」で、入車両数276両(3両編成×64本、2両編成×42本)の大量投入を予定しています。

227系電車を和歌山線・桜井線に導入
 JR西日本は、和歌山線・桜井線で運用している「105系・117系車両」を「227系車両(近畿エリアでは初めての導入)に順次置き換えます。車両数は、56両(2両編成×28本)で、2019年春から順次投入し、2020年春に全車両置き換え完了予定です。

 引用資料 JR西日本(2018/03/07)
 和歌山線・桜井線への新型車両導入と車載型IC改札機を使用したICOCAエリア拡大について

 引用資料 マイナビニュース(2018/03/07)
 JR西日本227系、和歌山線・桜井線に投入 - 車載型IC改札機を搭載

 まさか「和歌山線・桜井線」に最新の「227系電車」を投入するとは思ってなかったので、ビックリ仰天です。もうすぐ「アーバンネットワーク」で古い車両を見つけるのが逆に難しい時代になりそうでうですね。


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「車内イメージ」です。「広島シティネットワーク」に投入された「227系電車」と違って、ロングシートになります。


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広島シティネットワーク」に投入されている「227系近郊型直流電車」です。


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カラーリングは、奈良と和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した「緑色」を基調となりますが、外観デザインは同じです。


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車内の様子です。座席は「クロスシート」です。最新の「空気バネ」の効果で乗り心地が旧型の車両と全く違います。室内灯は、蛍光灯と同じ形状の「LED照明」となっています。とっさの際につかまりやすい形状、オレンジ色調の吊手・手スリを採用しています。


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車載型IC改札機を使用したICOCAエリア拡大

 新型車両に全車置き換え完了後「車載型IC改札機」を使用する予定です。これにより奈良県下全域ならびに和歌山線全線がICOCAエリアとなります。

 私は前から、「路面電車やバスみたいにどうして車載型IC改札機を導入しないのかな?」と思っていました。新型車両投入まで設備投資を待っていたんですね。



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福岡市 西新エルモールプラリバ跡地 着工された地上40階、高さ約140mの「西新リボーンプロジェクト」

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西新リボーンプロジェクト
 
「東京建物」は、福岡県福岡市早良区の西新エルモールプラリバ跡地において、既存建物である商業施設を減築し、高層住宅を増築する「(仮称)西新プロジェクト」を行っています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/03/21)
 ~既存商業施設を減築、高層住宅を増築~「(仮称)西新プロジェクト」計画概要について

 「西新エルモールプラリバ」は、福岡市地下鉄空港線「西新(にしじん)駅」に直結する商業施設でしたが、2015年7月31日をもって閉店しています。
 当初は、「西新エルモール」として開業し、核店舗には地元の老舗百貨店岩田屋の子会社である「西新岩田屋」が入っていました。

 すでに「西新リボーンプロジェクト」として、公式ホームページがオープンしています。まだイメージ広告の段階で、物件概要等は見る事が出来ません。

 公式ホームページ → 西新リボーンプロジェクト

西新リボーンプロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)西新プロジェクト
◆ 所在地-福岡県福岡市早良区西新四丁目113番(地番)、福岡県福岡市早良区西新四丁目1番(住居表示)
◆ 交通-福岡市営地下鉄「西新」駅直結
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部約140m
◆ 敷地面積-4,200.11㎡
◆ 建築面積-1,528.15㎡
◆ 延床面積-42,851.91㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-店舗、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-306戸
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年10月24日~2018年05月15日予定
◆ 着工-2018年02月28日(安全祈願祭)、2018年03月01日(住宅棟着工)
◆ 商業部分一部先行開業-2019年度予定
◆ 商業部分全体開業・住宅部分竣工-2021年度予定


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「減築・増築の概要」です。既存の商業施設を8階(約29,400㎡)から4階(約10,000㎡)に減築し、既存躯体を再利用しながら、新たな高層住宅を増築します。


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「位置図」です。近くの「修猷館高等学校(しゅうゆうかん)」は、公立では福岡県一の進学校です。


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「(仮称)西新プロジェクト」の予定地を西側から見た様子です。


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タワークレーンで、「西新エルモールプラリバ」の減築が行われています。解体工事の工期は、「労災保険関係成立票」によると、2016年10月24日~2018年5月15日(予定)となっています。


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北東側から見た様子です。


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敷地東側に超高層の「住宅棟」が建設されます。


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東京建物は、「西新リボーンプロジェクト」として売り出すようです。


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「週間工事予定」です。2018年2月28日に「安全祈願祭」が行われ、2018年3月1日に「住宅棟」が着工しています。


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「予定建築物についてのお知らせ」です。



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2018年3月 7日 (水)

JR西日本 「東淀川駅」を橋上駅舎化 & 東西自由通路を整備 2018年2月28日の建設状況

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-東淀川駅を橋上駅舎化-

 「JR西日本」は、東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止し、同時に「東淀川駅」を橋上駅舎化し、駅の東西を結ぶ自由通路を整備します。

 引用資料 JR西日本(2016/05/11)
 JR京都線(東海道線) 東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止し、橋上化します

 「東淀川駅」付近は、旅客列車用の線路が上下計4線、貨物列車用の線路が上下計4線敷かれています。このため東淀川駅を通る列車が多く、「東淀川駅」の京都方に設けられている「北宮原第1踏切・北宮原第2踏切」と大阪方にある「南宮原踏切」は、遮断時間が非常にに長い「開かずの踏切」と化しています。この状況は「おおさか東線」が開業すると更に悪化します。

 「東淀川駅」は、通路幅員が狭く、バリアフリーに対応していません。こうしたことからJR西日本は、大阪市と共同で自由通路の整備や橋上駅舎化などを行うことにしました。2018年末ごろの踏切廃止、施設の使用開始をめざします。

踏切廃止、自由通路新設(大阪市とJR西日本の共同事業)
 踏切の代替となる自由通路(階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーター)を整備、自由通路の使用開始に合わせて踏切、駅構内地下通路の廃止

駅橋上化(JR西日本の事業)
 既存の駅構内こ線橋を活用し、自由通路に接続する橋上駅舎を整備


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「事業計画図」です。


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「西口」の工事の様子です。


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「西口」の工事をホームから見た様子です。この部分に「スロープ」を建設します。


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「アンギラス杭打機」です。


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「東淀川駅」は、島式2面4線の地上駅です。


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工事のためホームの一部が非常に狭くなっています。


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跨線橋

 「跨線橋」です。「東淀川駅」は、全くバリアフリー化されていない訳ではありません。「跨線橋」にはエレベーターが設置され、東口とつながっています。

駅橋上化
 既存の駅構内の跨線橋を活用して「橋上駅舎」を整備します。橋上駅舎化されるとエスカレーターや階段が設置されるので、一気に使いやすくなります。跨線橋の南側には、駅の東西を結ぶ自由通路も整備します。


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「跨線橋」の内部です。移動手段はエレベーターのみで、エスカレーターや階段が設置されていないため、非常に使いにくくほとんど利用されていません。「跨線橋」は、橋上駅舎化を見越して先に建設したのだと思われます。


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「東口」の工事をホームから見た様子です。跨線橋の南側には、駅の東西を結ぶ自由通路を整備します。


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この部分に東口の「スロープ」を建設します。


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「アースドリル掘削機」です。スロープの橋脚の基礎となる「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。



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北大阪急行電鉄 桃山台駅 2018年3月11日(日)の始発列車から「可動式ホーム柵(ホームドア)」を使用開始!

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-桃山台駅-

 「北大阪急行電鉄」では、「千里中央駅、桃山台駅、緑地公園駅」の3駅で「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置工事を進めてきました。

 「千里中央駅、緑地公園駅」については、既に使用を開始していますが、「桃山台駅」でも2018年3月11日(日)の始発列車から「可動式ホーム柵(ホームドア)」を使用開始します。

 北大阪急行電鉄 ニュースリリース(PDF:2018/03/06)
 桃山台駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します

 設置された「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、床面から1.3mの腰高タイプのもので、地上側に設置するセンサーで扉を自動的に開閉します。開口部の大きさ約2.6m、柵延長は約200mです。

使用開始個所
◇ 北大阪急行線 桃山台駅(島式ホーム 1番線・2番線)

仕様
◇ 腰高タイプの可動式ホーム柵(固定部ホーム床面から約1.3m)
◇ 開口部約2.6m
◇ 柵延長約200m
◇ 地上側に設置するセンサにて、ホーム柵扉を自動開閉

使用開始日
◇ 桃山台駅-2018年03月11日(日)の始発列車から


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「桃山台駅」は、島式1面2線の地上駅です。10両編成対応となっているのでホームは結構長いです。


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1番線(南行き)

 1番線(江坂・新大阪・梅田・なんば・天王寺・あびこ・なかもず方面)に設置された「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。2018年3月11日(日)の始発列車から利用開始予定です。


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「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置に合わせて「路面タイル」も敷き替えられています。


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「点字ブロック」も含めると4色の「路面タイル」を使用して分かりやすくしています。


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2番線(北行き)

 2番線(千里中央行き)に設置された「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。2018年3月11日(日)の始発列車から利用開始予定です。


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「戸袋」を横から見た様子です。



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2018年3月 6日 (火)

「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む廃止された地下道 2018/02/28 地下道の基礎は「松杭」だった!

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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解体工事が進む「グランフロント大阪」側の階段とスロープです。


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たくさんのイガイガが見えます。

● 梅北地下道の基礎は松杭?
 これは「松杭」の頭部分だと思われます。昔は多くの建物や構造物を「松杭」で支えていました。「新丸の内ビルディング」や「阪急百貨店・旧本館」は建て替えられましたが、旧建物の基礎にはたくさんの「松杭」が使用されていました。

 地下から引き抜かれた「松杭」は、表面は劣化していても、内部はほとんど傷んでいない驚くほどの鮮度だったということで話題になりました。

 「松杭」は、ヤニを多く含んでいるので、地下水にさらされても腐りにくい性質を持っている優れものです。昔の技術だから劣るという事はありません。


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「スロープ」があった部分を埋め戻しています。


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「梅北地下道」の東側部分です。土留め壁として両側に「シートパイル(鋼矢板)」が建込まれています。「梅北地下道」の解体は終わっています。


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アップです。「松杭」に間違いないですね。


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閉鎖された「梅北地下道」の西側部分です。


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「梅北地下道」の解体が終わり、ほとんど埋め戻されました。


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土留め壁として使用されていた「シートパイル(鋼矢板)」が引き抜かれて、並べられています。



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新歌舞伎座跡地 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称) 2018年3月3日の建設状況

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(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事-
 難波にあった旧「大阪新歌舞伎座」は、1958年10月開場しました。「上本町YUFURA」に移転するため、2009年6月に閉館しています。2012年3月には、冠婚葬祭大手の「ベルコ」が用地を取得しています。

● 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)
 冠婚葬祭大手の「ベルコ」は、大阪ミナミの新歌舞伎座跡地に、「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)を2016年6月に着工、2019年10月に開業すると発表しています。

 引用資料 ベルコ(PDF:2016/04/01)
 2019年秋、大阪ミナミに建築家・隈研吾氏設計の新ランドマークが誕生 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称) 新歌舞伎座跡地に旧建築の意匠を残し生まれ変わります!

 新ホテルは、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計した地上19階、塔屋1階、地下1階の都市型ホテルです。低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザインとし、長く難波の街に馴染んできた建築を保存する意匠とします。

 内部は計150室の客室をはじめレストランやラウンジ、5つのバンケットを配置し、ブライダルに対応できるよう、2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンを設けています。

「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波四丁目59-1(住居表示:大阪市中央区難波四丁目3番25)
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-84.025m
◆ 敷地面積-2,292.65㎡
◆ 建築面積-1,893.46㎡
◆ 延床面積-26,493.58㎡(容積対象面積22,348.55㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗
◆ 客室数-150室(ダブル約30㎡×126室、ツイン約25㎡×15室、スイート約80㎡×9室)
◆ 建築主-ベルコ
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年01月31日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年07月15日予定
◆ オープン-2019年10月予定

フロア構成
◇ 地下1階-ロビー、テナント、機械式駐車場
◇ 1階-エントランスロビー、テナント、カフェ
◇ 2階-レストラン、ラウンジ
◇ 3階-バンケット①、バンケット②
◇ 4階-事務室
◇ 5階-ウェイティングルーム
◇ 6階-チャペル、フォトスタジオ
◇ 7階-バンケット③
◇ 8階-バンケット④
◇ 9階-バンケット⑤
◇ 10階-ブライダルサロン
◇ 11階-ホテルラウンジ、ホテルレセプション、レストラン
◇ 12階~18階-客室
◇ 19階-チャペル、アトリウム、バーラウンジ、パーティールーム


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北東側から見た様子です。


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「タワークレーン」です。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。今まで ”南側にもう1基タワークレーンが建つと思われます。” と書いてきましたが、こうやってみると「タワークレーン」は、ほぼ中央に設置されているようです。どうやらこの1基の「タワークレーン」で「鉄骨建方」を行うようです。



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2018年3月 5日 (月)

御堂筋高さ制限解除第一号プロジェクト 地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル」 2018/02/28 自力昇降式の落下防護柵が登場! 

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-オービック御堂筋ビル-
 
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。公式ホームページを見ると、正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定したようです。

 引用資料 公式ホームページ
 オービック御堂筋ビル

 三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-オービック御堂筋ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅徒歩3分、地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩4分、京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「御堂筋に面した1F東側のスタイリッシュなたたずまい」です。


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「オービック御堂筋ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。

● 御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト
 
「オービック御堂筋ビル」の公式ホームページによると、「オービック御堂筋ビル」が「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」だそうです。

 私はてっきり「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」が第一号で、「オービック御堂筋ビル」は第二号かと思っていました。


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タワークレーン2基で建設しています。


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自力昇降式の落下防護柵
 
自力昇降式の「落下防護柵」だと思われます。竹中工務店が施工した「あべのハルカス」や「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」で活躍しのと同じような仕組みの「鹿島建設」版だと思われます。


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歩道を挟んだ北隣の「日鐵御堂筋ビル」跡地には、東武グループがホテルを建設します。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。「落下防護柵」の位置が違うので、自力昇降式に間違いないと思います。



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北大阪急行線延伸事業 2018/02/20 Part5:新箕面駅(仮称)編

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-北大阪急行線延伸事業-
 「北大阪急行線」を現在の「千里中央駅」から北へ2.5km延伸し、「箕面船場駅(仮称)」と「新箕面駅(仮称)」の2つの新駅を作る「北大阪急行線延伸事業」がスタートしています。2020年度の開業をめざして本格的に工事が行われています。

 「北大阪急行線」は「地下鉄御堂筋線」に直接乗り入れるため、箕面市から新大阪・梅田・なんばなど大阪都心に乗り換えなしでダイレクトアクセスが可能になります。

 引用資料 北大阪急行
 北大阪急行線延伸事業について

 引用資料 箕面市・公式ホームページ
 北大阪急行線の延伸と関連まちづくり(最新情報はこちらから!)

北大阪急行線延伸事業の概要
◆ 延伸区間-千里中央駅~新箕面駅(仮称) 約2.5km
◆ 設置予定駅-箕面船場駅(仮称)、新箕面駅(仮称)
◆ 整備主体-北大阪急行電鉄及び箕面市
 ◇ 北大阪急行電鉄の整備内容-千里中央駅から箕面船場駅(仮称)南端までの区間
箕面船場駅(仮称)から新箕面駅(仮称)までの区間のうち、線路や駅内装など
 ◇ 箕面市の整備内容-箕面船場駅(仮称)から新箕面駅(仮称)までの区間のうち、コンクリート構造物や駅舎など
◆ 営業主体-北大阪急行電鉄
◆ 開業目標-2020年度予定
◆ 事業費-650億円


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「新箕面駅(仮称)」のイメージ図です。


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「高架区間(新箕面駅)」の断面図です。「新箕面駅(仮称)」は、島式1面2線の高架駅になります。


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開業後の「配置図」です。


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「国道171号」の北側が、終点の「新箕面駅(仮称)」の建設現場です。


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工事現場のすぐ脇を歩けます。


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更に北側に進んで振り返った様子です。このあたりに「タクシー乗り場」が設けられます。


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道路の北側です。


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このあたりで、「新箕面駅(仮称)」と「みのおキューズモール」が接続されます。


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「みのおキューズモール」から南側に見た様子です。


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「新箕面駅(仮称)」の建設工事が行われています。


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「新箕面駅(仮称)」は、「新御堂筋」との境目くらいに建設されます。


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東側でも工事が行われています。



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2018年3月 4日 (日)

大阪ミナミの中心 もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地 「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」 2018/03/03 地上部分の鉄骨建方が始まる!

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-(仮称)中央区難波3丁目新築工事-

 大阪ミナミの「もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発」が動き出しています。物販店舗、飲食店が入る地上9階、地下1階、高さ59.40mの商業ビルを建設します。

 「エディオン」は2019年春にも大阪ミナミの「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」に大型店を開業します。すぐ近くには「ビックカメラなんば店」がありますが、増加が続く「インバウンド(訪日外国人)」向けの品ぞろえを充実させて対抗します。

 「エディオン」は、1階~7階を店舗にする方針です。全体の3割をインバウンド向けの店作りにする予定で、「エディオン」の関西の店舗では最大級の旗艦店となります。飲食店フロアの展開も考えているようです。

(仮称)中央区難波3丁目新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波三丁目25番2の一部、27番22(地名地番)
◆ 階数-地上9階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-59.40m
◆ 敷地面積-4,202.26㎡
◆ 建築面積-2,931.38㎡
◆ 延床面積-22,874.80㎡(容積対象床面積21,006.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店
◆ 建築主-成信(せいしん)
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年03月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年04月中旬予定


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地上部分の鉄骨建方が始まっていました。鉄骨建方と言えば、新快速の車窓から見ると「神戸阪急ビル東館 建替計画」の地上部分の鉄骨建方も始まっていました。下車して撮影する時間が無かったので、後日取材してUPします。

● Re-urbanization -再都市化-のロング氏と取材
 
昨日は、ほぼ半年ぶりに「Re-urbanization -再都市化-」のロング氏と2人で取材しました。主に「なにわ筋線」の南海側のルートを歩きました。

 実際に歩いてみるとGoogleマップの衛星写真では分からない事がいろいろと分かりました。「どこから地上に出るのか? この場所しか考えられない!」などと2人で妄想しながらの取材は楽しかったです。「なにわ筋線」の予想ルートは後日UPします。

 「Re-urbanization -再都市化-」は、「WordPress」に移行しました。私も「(仮称)陽は西から昇る! 関西のプロジェクト探訪Ⅱ」への移行に容量的に迫られています。
 ブログで移行しようと考えていましたが、ロング氏にいろいろ教えて頂いて「WordPress」にする考えでほぼ固まりました。今年の3月末までに移行する予定です。


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敷地の南西角が一部だけですが繁華街に接しています。「想像以上に間口が広いなあ!」というのが2人の一致した感想でした。集客とっては大きなプラスになると思います。


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東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。敷地北側では、まだ地上部分の鉄骨建方が始まっていませんでした

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建築計画のお知らせの「東側立面図」です。下層階の一部に「旧:精華小学校」のファサードのデザインを継承しています。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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博多駅筑紫口駅前 壁面に滝のあるホテル「(仮称)近鉄博多ビル」 2018年2月28日の状況

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-(仮称)近鉄博多ビル-

 「近鉄不動産」および「近鉄・都ホテルズ」は福岡市博多区において、「博多都ホテル」の建替えを進めています。福岡市の掲げる「アジアの交流拠点都市」形成に貢献すべく、博多駅筑紫口駅前の新たなランドマークとなるビルを建設します。

 引用資料 近鉄不動産(PDF:2017/04/19)
 博多駅筑紫口駅前に、上質な都市型ホテルを中心とした新たなランドマークとなるビルを建設します ~「(仮称)近鉄博多ビル」計画概要~ 

 ビルの外観コンセプトは「緑と水と光のビル」とし、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を設置し、「見える滝」「見える緑」を演出します。夜間も建物全体のライトアップを行い、にぎわいを演出するなど、海外からも注目されるビルを目指します。

 ホテルは、客室数213室、客室面積は30㎡超とします。最上階には、レストランや日帰り入浴も可能な温泉を利用した屋外温泉スパ・屋内浴場などを設け、上質でゆったりとくつろげる福岡のリーディングホテルを目指します。開業は2019年度(ラグビーワールドカップ前)予定です。

(仮称)近鉄博多ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)近鉄博多ビル計画新築工事
◆ 所在地-福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目1番1号
◆ 交通-JR「博多」駅徒歩1分、地下鉄空港線「博多」駅徒歩1分
◆ 階数-地上13階、地下3階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-2,260.62㎡
◆ 建築面積-1,762.70㎡
◆ 延床面積-23,038.10㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(3階~13階)、商業施設(地下1階、1階、2階)、自動車車庫、自転車駐輪場
◆ 客室数-213室
◆ 建築主-近鉄不動産(営業 近鉄・都ホテルズ) 
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大林組・大日本土木共同企業体(大林組・大日本土木JV)
◆ 着工-2017年09月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年07月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「滝・緑化イメージ」です。


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「ビルの構成(概略)」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)近鉄博多ビル計画新築工事」の建設現場です。


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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。


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地下躯体を構築中です。この規模のホテルでは珍しく、地下3階まであります。


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「福岡市旅館等設置規制指導要綱による標識」です。


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「福岡市旅館等設置規制指導要綱による標識」の概要部分の拡大です。


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「予定建築物についてのお知らせ」です。



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2018年3月 3日 (土)

中央区本町四丁目 積和不動産関西による「(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事」 跡地には超高層ビルを建設?

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-(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事-

 「オンワードホールディングス」は、2016年11月に大阪市中央区本町四丁目の「オンワード樫山」の大阪支店が入っていた土地と建物を「積和不動産関西」に売却しました。譲渡価額は85億円です。

 すでに「(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事」が始まっています。労災保険関係成立票によると工期は、2018年1月16日~2018年8月27日(予定)となっています。

 場所は、2017年10月上旬に竣工した「ブランズタワー御堂筋本町」の北側の区画です。すぐ南側は、「タイムズ南本町4丁目第2」となっています。「タイムズ南本町4丁目第2」との一体開発が期待出来ます。

 「ブランズタワー御堂筋本町」は、敷地面積1,845.49㎡です。「タイムズ南本町4丁目第2」の敷地と合わせると1.4倍くらいありそうです。
 平成25年2月の「オンワードホールディングス」のIR資料では、大阪支店の土地面積2,634㎡となっています。Googleマップで調べると2,634㎡くらいなので、「タイムズ南本町4丁目第2」は、大阪支店の敷地の一部だったようです。
 
● 積水ハウス+マリオットに期待!
 
私は、跡地には「グランドメゾン」シリーズの超高層タワーマンションもしくは超高層ホテルが建設されると予想しています。「積和不動産関西」の親会社である「積水ハウス」は、「マリオット・インターナショナル」と組んで関西に高級ホテルの誘致に力を入れています。

 第一弾が2010年の「セントレジスホテル大阪」、第二弾が2014年の「ザ・リッツ・カールトン京都」、第三弾が2021年2月開業予定の「W OSAKA」です。「御堂筋」に近い好立地なので、第四弾を期待したいです。


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北東側から見た様子です。手前が「本館」です。解体工事の工期は、2018年1月16日~2018年8月27日(予定)となっています。


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南東側から見た様子です。南側が「別館」です。ややこしいですが、敷地の北側が「中央区本町四丁目」、敷地の南側が「中央区南本町四丁目」で、敷地の途中に境界線があります。


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タイムズ南本町4丁目第2

 街区の南側は、「タイムズ南本町4丁目第2」となっています。街区をGoogleマップで図ると東西約35m×南北約75mです。大阪支店の土地面積2,634㎡から推測すると「タイムズ南本町4丁目第2」の土地も含まれるようです。

 この部分はずっと駐車場だったので、大阪支店の営業時から「タイムズ南本町4丁目第2」として使用されていた事が考えられます。


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南西側から見た様子です。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/02/28 「構真柱」の頭部分が姿を現す!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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2台稼働していた「アースドリル掘削機」がすべて姿を消しました。「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わり次の工程に移行しました。


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役目を終えた「クローラークレーン」が解体されています。


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敷地東側で掘削作業が行われています。


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「油圧ショベル」で掘削して、「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出しています。


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姿を現した「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分です。「捨てコンクリート」も打設されています。近いうちに1階床の「鉄骨建方」が始まります。ブルーのカバーがある円筒形の筒は、地下水をで排水する「ディープウエル」です。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の西側にあった「実物大の外装モックアップ」を支えていた構造物が姿を消しました。



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2018年3月 2日 (金)

「アーク瓦町ビル(旧:大阪化学繊維会館)」跡地 地上30階、高さ約105mの「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)中央区瓦町四丁目PJ-

 大阪市中央区瓦町四丁目に「大阪化学繊維会館」がありました。私はここで20年くらい前に会社の健康診断を受けた事があります。建物の西側に「レントゲン車」が止めてあった記憶があります。

 「大阪化学繊維会館」は、「アーク瓦町ビル」へと名称変更されていました。「アーク瓦町ビル」は、閉鎖されて解体工事が行われています。
 解体工事の工事名は「(仮称)中央区瓦町四丁目計画に伴う解体工事」で、労災保険関係成立票によると工期は、2017年8月21日~2018年10月10日(予定)となっています。

 跡地には「近鉄不動産、東急不動産、総合地所」により、 地上30階、地下1階、 高さ101.65mの超高層タワーマンションが建設されます。高さ101.65mは建築物の高さで、塔屋を含めると高さ105mを少し超えるくらいあります。

(仮称)中央区瓦町四丁目PJの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町四丁目2番1 外6筆(地名地番)
◆ 階数-地上30階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-最高部約105m(立面図より推定)、建築物101.65m
◆ 敷地面積-2,179.52㎡
◆ 建築面積-1,130.14㎡
◆ 延床面積-24,983.72㎡(容積率対象面積17,712.91㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲) 
◆ 建築主-近鉄不動産、東急不動産、総合地所
◆ 設計者-IAO竹田設計、長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2017年08月21日~2018年10月10日予定
◆ 着工-2018年08月末日予定
◆ 竣工-2021年03月末日予定


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建設予定地を北西側から見た様子です。「アーク瓦町ビル(旧:大阪化学繊維会館)」の解体工事が行われています。


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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解体工事の工事名は「(仮称)中央区瓦町四丁目計画に伴う解体工事」で、「長谷工コーポレーション」により行われています。工期は2017年8月21日~2018年10月10日(予定)となっています。


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建築計画のお知らせです。2018年1月末に掲示されたようですが、「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の場所が分からなくて今まで撮影していませんでした。


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建築計画のお知らせの「西立面図」です。高さ101.65mは建築物の高さで、塔屋を含めると高さ105mを少し超えるくらいあります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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福岡市 天神都心界70周年共通キャンペーン 街全体が安室奈美恵一色 2月の天神を安室ちゃんがジャック!

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-天神都心界70周年共通キャンペーン-
 福岡・天神の商業施設の壁面や屋外広告が「安室ちゃん(安室奈美恵)」のビジュアルにジャックされました。2018年2月1日(木)~2月27日(火)の間、福岡・天神エリアに「安室奈美恵の特設ボード」が設置されました。

 これは「天神一帯を将来必ず都心に!」という願いを込めて結成された団体「都心界」の発足70周年にあわせたキャンペーンと連動したものです。ライブツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」のヤフオク!ドーム公演の開催期間にあわせて掲出されました。

 設置された場所は、「(1)福岡三越、(2)岩田屋本店、(3)ソラリアプラザ、(4)VIORO、(5)イムズ、(6)天神ビブレ、(7)ソラリアステージ専門店街、(8)天神地下街、(9)天神コア、(10)福岡パルコ、(11)新天町、(12)ノース天神、(13)イオンショッパーズ福岡店、(14)大丸福岡天神店、(15)ミーナ天神」の15商業施設です。現在は撤去されています。

 「福岡ヤフオク!ドーム」では、2月24日(土)、2月25日(日)、追加公演の2月27日(火)の3日間安室ちゃんのライブが行われました。私は2月27日(火)の追加公演の抽選に外れました。友人が当たったので撮影してもらいました。


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「天神コア」です。友人によると全国から安室ちゃんヲタが集結して撮影していたそうです。「京セラドーム大阪」で、2018年4月21日(土)~4月26日(木)までの間に4公演ライブがあるので、大阪でも4月に「梅田」か「難波」でやって欲しいなあ!


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「新天町」です。


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「岩田屋本店」です。


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「ソラリアプラザ」です。


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「福岡三越」です。


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「大丸福岡天神店」です。


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「福岡パルコ」です。


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「VIORO(ヴィオロ)」です。


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「福岡ヤフオク!ドーム」です。2月27日(火)の追加公演の日は雲一つない快晴だったそうです。私も2月27日(火)の追加公演を申し込んだんですが、外れました。

 2018年4月の「京セラドーム大阪」と2018年5月の「東京ドーム」の2公演が当たったので、それまで楽しみを残しておきます。


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福岡ヤフオク!ドームに「docomoカー」が来ていたようです。


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グッズ売場です。


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降ってきた「バルーン」はゲット出来なかったそうですが、「テープ」はなんとか1本だけゲットしたそうです。



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2018年3月 1日 (木)

千里中央 千里阪急及び商業施設セルシーとの一体再開発 延床面積10万㎡級の商業施設に!

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-千里セルシー-

 「豊中市」の千里中央の中核施設である複合商業施設「千里セルシー」は、45年以上前の万博後の1972年11月15日にオープンしました。

  ローマの「コロッセオ」を模したデザインとなっており、セルシー広場では週末や休日を中心に、アイドルや歌手によるコンサートなどのイベントがたびたび行われていました。

 豊中市によると、「震度6強から7の地震で倒壊、または崩壊する危険性が高い」とされました。テナントはかつて約100店が入っていましたが、所有者側は賃借契約を更新しておらず、20数店まで減少しています。

● 千里阪急及び商業施設セルシーとの一体再開発
 「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、阪急阪神百貨店の「千里阪急」と大型商業施設の「セルシー」の2つの商業施設を一体的に再開発し、延べ床面積10万㎡級の施設を建設すると発表しました。

 引用資料 エイチ・ツー・オーリテイリング(PDF:2018/02/28)
 千里中央地区(大阪府豊中市)における千里阪急及び商業施設セルシーとの一体再開発に関するお知らせ

 「セルシー」の建て替えは以前から報道されていたので驚きませんでしたが、「千里阪急」との一体再開発というのが驚きでした。「延床面積10万㎡級の商業施設」とはいったいどんな施設になるのか楽しみです。

 ただ、現在は「千里中央」の一強ではありません。大阪モノレールの2駅先には「EXPOCITY(エキスポシティ)」、延伸される北大阪急行の2駅先には「みのおキューズモール」があります。どのように差別化して行くのか非常に難しいです。


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「一体再開発対象エリア(現在)」です。阪急阪神百貨店の「千里阪急」と大型商業施設の「セルシー」の2つの商業施設を一体的に再開発します。


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「協議会参加施設(名称記載のもの)」です。

 引用資料 豊中市・公式ホームページ
 千里中央地区活性化基本計画」中間とりまとめについて


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千里セルシー
 
「千里セルシー」です。2018年2月20日の撮影です。そろそろ建て替えが発表されるかな? と思って撮影しましたが、ビンゴ!でした。予想が当たると気分がいいです。

千里セルシーの概要
◆ 所在地-大阪府豊中市新千里東町一丁目5番2
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 敷地面積-14,028.78㎡
◆ 延床面積-45,.305.87㎡
◆ 開業-1972年11月15日


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「千里セルシー」は、かなりの部分が閉鎖されています。


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「階段」も閉鎖されています。


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千里阪急

 「千里阪急」です。まさか、「セルシー」と「千里阪急」が一体再開発するとは夢にも思っていませんでした。そのため正面から撮影しませんでした・・・

千里阪急の概要
◆ 所在地-大阪府豊中市新千里東町一丁目5番1
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 敷地面積-4,419.55㎡
◆ 延床面積-20,575.84㎡
◆ 開業-1970年03月11日(1982年増床)


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EXPOCITY(エキスポシティ)

 吹田市千里万博公園に日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」が、2015年11月19日(木)にグランドオープンしました。

EXPOCITY(エキスポシティ)の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園地内23-17一部他
◆ 階数-地上1階~3階(一部地下1階~2階)
◆ 敷地面積-172,239.68㎡
◆ 延床面積-約223,000㎡
◆ 店舗面積-約71,000㎡
◆ 建築主-三井不動産
◆ 開業-2015年11月19日


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みのおキューズモール
 
「みのおキューズモール」は千里丘陵に広がる箕面市の新都心「かやの中央」地域の商業の中心として、2003年10月10日にグランドオープンしました。オープン時の名称は「箕面マーケットパークヴィソラ」でした。

みのおキューズモール
◆ 所在地-大阪府箕面市西宿1−17-22
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 敷地面積-約37,466㎡
◆ 延床面積-約107,037㎡
◆ 商業施設面積-約43,135㎡
◆ 建築主-東急不動産
◆ 開業-2003年10月10日



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北大阪急行線延伸事業 2018/02/20 Part4:箕面船場駅(仮称)~新箕面駅(仮称)の手前 高架区間編

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-北大阪急行線延伸事業-
 「北大阪急行線」を現在の「千里中央駅」から北へ2.5km延伸し、「箕面船場駅(仮称)」と「新箕面駅(仮称)」の2つの新駅を作る「北大阪急行線延伸事業」がスタートしています。2020年度の開業をめざして本格的に工事が行われています。

 「北大阪急行線」は「地下鉄御堂筋線」に直接乗り入れるため、箕面市から新大阪・梅田・なんばなど大阪都心に乗り換えなしでダイレクトアクセスが可能になります。

 引用資料 北大阪急行
 北大阪急行線延伸事業について

 引用資料 箕面市・公式ホームページ
 北大阪急行線の延伸と関連まちづくり(最新情報はこちらから!)

北大阪急行線延伸事業の概要
◆ 延伸区間-千里中央駅~新箕面駅(仮称) 約2.5km
◆ 設置予定駅-箕面船場駅(仮称)、 新箕面駅(仮称)
◆ 整備主体-北大阪急行電鉄及び箕面市
 ◇ 北大阪急行電鉄の整備内容-千里中央駅から箕面船場駅(仮称)南端までの区間
箕面船場駅(仮称)から新箕面駅(仮称)までの区間のうち、線路や駅内装など
 ◇ 箕面市の整備内容-箕面船場駅(仮称)から新箕面駅(仮称)までの区間のうち、コンクリート構造物や駅舎など
◆ 営業主体-北大阪急行電鉄
◆ 開業目標-2020年度予定
◆ 事業費-650億円


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「高架線路部」のイメージ図です。


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「高架区間(千里川付近)」の断面図です。


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「COM1号館」の西側あたりで一気に高架に移行します。


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「高架区間」を南側から見た様子です。


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更に北側に進みます。


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更に北側に進んで振り返った様子です。


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更に北側に進みます。工事現場のすぐ脇を歩けます。


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「鋼矢板(シートパイル)」を建込んでいます。


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更に北側に進みます。


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「千里川」の上に構台を構築して、高架橋の建設工事を行っています。


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「高架線路部」の北端です。手前の道路は「国道171号」です。


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「国道171号」です。「国道171号」を過ぎるといよいよ終点の「新箕面駅(仮称)」の建設現場です。



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