最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目「(仮称)大阪Mプロジェクト」 フラッグシップストアを出店?
-(仮称)大阪Mプロジェクト-
永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。
仮設店舗の解体や地中障害物の撤去が終わって、新築工事の着工を期待していましたが、着工しませんでした。動くのをずっと待っていましたが、遂に「建築計画のお知らせ」が掲示されました。
2018年3月27日に発表された「公示地価」ですが、キタを初めてミナミが追い抜きました。 こんな事は今まで考えられませんでした。
「ルイ・ヴィトン ジャパン」が遂に動き出したのは、ミナミが「インバウンド(訪日外国人旅行)」で沸騰しているのとは無縁ではないと思います。今や大阪ミナミは、アジアの「ショーケース」です。
用途が「物販店舗、飲食店、展示場、駐車場」となっています。「飲食店」と言う部分が気になりますが、テナントビルとして他に貸すという事は無いと信じています。あくまでも私の願望ですが・・・(笑)
● ルイ・ヴィトンのフラッグシップストアを出店?
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。
都市別(2018年3月31日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。
ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。
あくまでも私の願望ですが、「ルイ・ヴィトン 表参道店」や「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」のような旗艦店「フラッグシップストア」を出店するのではないか? と妄想しています。ちなみに日本の「フラッグシップストア」はこの2店舗のみです。
(仮称)大阪Mプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日予定
◆ 竣工-2019年11月15日予定
「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設予定地を南西側から見た様子です。
「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設予定地を北西側から見た様子です。
仮囲いの南西角が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。更地になっています。「地中障害物」の撤去も終わっています。
「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建築計画のお知らせです。延床面積4,182.22㎡なので、売場面積は約半分と考えて約2,000㎡くらいでしょうか?
建築計画のお知らせの「立面図」です。
建築計画のお知らせの「配置図」です。
ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転するだけの可能性もあります。
だだ、リーマンショック前のプチバブルの頃とは大阪ミナミを取り巻く環境は一変しています。ミナミには「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店」の2店舗がありますが、3店舗体制でも充分やっていけると思います。
大阪のキタ(梅田)も3店舗体制だし、東京の「東京・日本橋地区、銀座地区、新宿地区」もそれぞれ3店舗体制となっています。
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