「広島銀行」が本店ビルを建て替え 地上19階、高さ約95mの「広島銀行 新本店ビル」 解体のために閉鎖された本店ビル
-広島銀行新本店ビル-
「広島銀行」は、広島市中区紙屋町一丁目に本店を置いていた地方銀行で、通称は「ひろぎん」です。本店ビルは、地上9階、地下2階、延床面積約29,,000㎡で、1965年に竣工しました。
本店ビルは、高度経済成長期に、地域の発展に貢献するための拠点として新築しましたが、耐震化されているものの築52年が経過して老朽化が進んだことから、建替えを決定しました。
引用資料 広島銀行(2017/03/23)
新本店ビルの建設について
新本店ビルの本店棟は、地上19階、塔屋1階、地下1階、高さ94.87m、延床面積47,550.00㎡の高層ビルとなります。地震対策として「免震構造」が採用されます。建物の四隅に自然換気効果を高めた「エコボイド」が設置されます。
2018年4月から本店ビルの解体を開始し、新本店ビルは2021年1月に竣工する予定です。工事期間中は、2016年に取得した広島市南区西蟹屋一丁目の「旧ひろしまMALL」に仮移転します。2018年2月13日に移転済みです。
広島銀行 新本店ビルの概要
◆ 所在地-広島県広島市中区紙屋町一丁目3番1~3番17(3番7を除く)
◆ 交通-アストラムライン「本通」駅すぐ、広島電鉄宇品線「本通」電停すぐ
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階(本店棟)、地上5階(6層)屋上利用(駐車場棟)
◆ 高さ-94.87m(本店棟)、約20m(駐車場棟)
◆ 敷地面積-4,452.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,250.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-47,550.00㎡(施設全体)
◆ 構造-(本店棟)地上:鉄骨造、地下:鉄筋コンクリート造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-(本店棟)場所打ち鋼管コンクリート拡底杭、(駐車場棟)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(本店棟)
◆ 本店棟の構成-地下1階(地下駐車場)、地上1階~3階(本店営業部等)、4階・5階(応接室、会議室、大会議室等)、6階~18階(執務スペース等)
◆ 建築主-広島銀行
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2018年04月予定
◆ 着工-2019年01月01日予定
◆ 竣工-2021年01月31日予定
◆ 営業開始-2021年春予定
「広島市内中心部店舗ネットワーク」です。工事期間中の仮店舗は、かつてベスト電器の核店舗「ベスト電器広島本店」があった「旧ひろしまMALL」です。
2018年2月13日(火)から仮店舗で営業開始しています。新本店ビル(紙屋町)での営業開始は、2021年春を予定しています。
「広島銀行 新本店ビル」の建設予定地は、広島市の中心部「紙屋町交差点」のすぐ近くで、南北の幹線道路「鯉城通り(りじょうどおり)」に面しています。
本店ビルの建て替えプロジェクトになります。敷地の形状は「鯉城通り」側が狭い「逆L字型」となっています。「駐車場棟」は敷地の南東側に建設されると思われます。
南西側から見た様子です。両側の青色の「広島銀行」の看板が消されています。
北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。「仮囲い」はまだ設置されていませんでしたが、ビルは閉鎖されていました。
「広島銀行 新本店ビル」に建築計画のお知らせです。
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