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2018年4月

2018年4月30日 (月)

JR西日本グループ中期経営計画2022 大阪駅西エリア開発 もしかして「ウエストゲートビルディング」の建設?

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-JR西日本グループ中期経営計画2022-

 JR西日本は4月27日に、2018年3月期期末決算に合わせて「JR西日本グループ中期経営計画2022」を発表しました。その中に三ノ宮に「2023年以降 駅ビル開発」、大阪に「2023年以降 大阪駅西エリア開発」とあります。

 JR西日本 ニュースリリース(2018/04/27)
 社長会見:2018年3月期期末決算、JR西日本グループ中期経営計画2022の発表

 「大阪駅西エリア開発」とは具体的にどのような内容でしょうか? 日本郵政グループとJR西日本の共同開発の「梅田3丁目計画(仮称)」の事を指している可能性もありますが、それならば別の表現をすると思います。

 私は「うめきた2期」の開業に合わせて、西側に「新改札口」の新設、そして「ウエストゲートビルディング」の建設をするのではないか? と思っています。
 もし「ウエストゲートビルディング」が建設されたら私のかねてからの妄想が実現することになるのでうれしいのですが・・・ とにかく楽しみですね!

● 大阪駅と京都駅は新しい改札口が必要
 
JR大阪駅に2011年に3階の「南北連絡橋・連絡橋口」が出来た時は、今後も余裕で対応出来るように思えました。しかし、想定外の事が起こりました。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増です。

  訪日外国人の多くが「キャリーバッグ」を引いているので、1人当たり2倍~3倍くらいの面積が必要になります。それが混雑に拍車をかけています。
 私が見た感じでは、混雑時の「大阪駅」と「京都駅」は限界に近付いているように感じます。混雑を分散させるためにも新しい改札口が必要です。


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ウエストゲートビルディングの建設(管理人の妄想)

 私の妄想では、「ウエストゲートビルディング」の建設予定地は、「ノースゲートビルディングから」道路を渡った「ALBi」あたりから「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」までの間です。


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この部分には、「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」の車道がありますが、ビル内に取り込む事は可能だと思います。南北の幅はそれ程広くありませんが、ヨドバシカメラ南側の「LUCUA(ルクア)」くらいの幅は確保可能です。


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改札口の新設(管理人の妄想)
 
私は、道路を超えて商業施設の「ALBi」や「梅三小路」があるあたりに、「うめきた2期」の開業に合わせて「新改札口」を新設するべきだと思っています。「うめきた2期」の開業すると梅田の重心がかなり西側に移動します。

 JR東日本は、新宿の重心が南側に移動したので「甲州街道」の南側を「バスタ新宿」のオープンに合わせて、橋上駅舎化して一大拠点としました。

● 橋上駅舎の新設が理想
 私は新改札口は橋上駅舎の新設が理想だと思っています。橋上駅舎には「改札内コンコース、改札口、自由通路」を新設します。1階にも「改札内コンコース、改札口、自由通路」を新設します。「エキナカ」の商業施設も充実させます。

 そして、「うめきた新駅」とは地下通路で直結します。妄想が止まりそうにないのでこのあたりで止めておきます(笑)。JR西日本さん是非とも実現して下さい!


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新宿交通結節点整備工事
 
「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設したプロジェクトです。

 大阪駅は構造的にこのような大規模な施設を建設するのは不可能ですが、「うめきた2期」が開業すると梅田の重心がかなり西側に移動するので、西側の強化は必須です。


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梅田3丁目計画(仮称)

 「梅田3丁目計画(仮称)」の建設予定地です。「梅田3丁目計画(仮称)」の建設によっても梅田の重心が西側に移動します。新改札口は「梅田3丁目計画(仮称)」とのアクセスの観点からも必要だと思います。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/26 Part5・新阪急ビル跡地側の外構工事編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月26日 新阪急ビル跡地側の下層階の様子です。道路の「分離帯」の植栽も行われました。


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撮影日2018年4月26日 新阪急ビル跡地側の植栽はほぼ完了しました。


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撮影日2018年4月26日 2階の歩行者デッキです。


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撮影日2018年4月26日 北側の植栽です。


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撮影日2018年4月26日 一番大きな木は、既存の街路樹をそのまま活用しています。


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撮影日2018年4月26日 小さな公園のような植栽です。


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撮影日2018年4月26日 「F-34出口」から「換気塔」の間も植栽が行われました。


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撮影日2018年4月26日 「F-34出口」です。


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撮影日2018年4月26日 「F-34出口」南側の植栽です。


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撮影日2018年4月26日 植栽横の歩道です。


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撮影日2018年4月26日 「換気塔」です。


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撮影日2018年4月26日 「F-40出口」です。


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撮影日2018年4月26日 南端部分です。


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撮影日2018年4月26日 植栽横の歩道です。


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撮影日2018年4月26日 南端です。


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撮影日2018年4月26日 南端の「エスカレーター(上り×1基、下り×1基)」と「階段」です。


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撮影日2018年4月26日 南側の歩道です。


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撮影日2018年4月26日 下層階を南東側から見た様子です。



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2018年4月29日 (日)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/26 Part4・道路上空部分の外構工事編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月26日 道路上空部分です。


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撮影日2018年4月26日 道路上空部分を地上から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2018年4月26日 道路上空部分の道路は、歩道と車道を合わせると想像以上に広いです。


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撮影日2018年4月26日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2018年4月26日 大阪神ビルディング側です。


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撮影日2018年4月26日 大阪神ビルディング側の1階部分です。歩道が広く確保されています。


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撮影日2018年4月26日 西側から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日 新阪急ビル跡地側です。


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撮影日2018年4月26日 新阪急ビル跡地側の1階部分です。


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撮影日2018年4月26日 歩道が広く確保されています。


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撮影日2018年4月26日 西側から見た道路上空部分です。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/26 Part3・大阪神ビルディング側の外構工事編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月26日 大阪神ビルディング側の下層階の様子です。


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撮影日2018年4月26日 アップです。


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撮影日2018年4月26日 北側部分です。


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撮影日2018年4月26日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続部分と全面ガラス張りの「エレベーター塔」です。


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撮影日2018年4月26日
 よく見ると「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」の内側にも「欄干」があります。このような2重構造になるのは私の中では想定外でした。既存の「エレベーター」は撤去されるのかと思っていましたが、中央に仕切りがあるので残すかも知れませんね。


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撮影日2018年4月26日 なぜ内側にも「欄干」があるのかは歩道橋から見ると分かります。


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撮影日2018年4月26日 このように高低差があるために危ないので「欄干」を設けています。


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撮影日2018年4月26日 これくらい高低差があります。新しいビルは階高が高いので、傾斜を設けても高低差が解消できなかったようです。


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撮影日2018年4月26日 接続部分です。この長さで高低差を解消すると急傾斜になるので、「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」まで傾斜が伸びています。


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撮影日2018年4月26日 「阪神百貨店」の2階入口です。


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撮影日2018年4月26日 地下街への「エスカレーター」と「階段」です。


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撮影日2018年4月26日 エスカレーター×2基、階段×1ヶ所が見えます。


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撮影日2018年4月26日 北側から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日 南側から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日 上には2階の歩行者デッキがあります。歩行者デッキの天井も美装化されています。


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撮影日2018年4月26日 更に南側にも地下街への「階段」が設置されています。


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撮影日2018年4月26日 「階段」を南側から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日
 大阪神ビルディング側の下層階を南東側から見た様子です。「路面ブロック」はまだ敷かれていません。竣工は2018年4月27日でしたが、「外構工事」はまだまだ続きます。



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2018年4月28日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/26 Part2・地下1階編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


Hanshin18040912
工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


Hanshin18040913
大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月26日 大阪神ビルディング側の地下1階部分です。「仮囲い」が撤去されていました。


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撮影日2018年4月26日 ちょっと奥まった場所にシャッターがある構造になっています。


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撮影日2018年4月26日 南側から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日 「F-34出口」の手前から見た新阪急ビル跡地側の地下1階部分です。「仮囲い」が撤去されていました。


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撮影日2018年4月26日
 階段が見えますが、このあたりは通路が高く東西に低くなる「馬の背」のような構造になっています。建て替えを機に「馬の背」のような構造を解消してほしかったのですが、地下1階床面を低くすると周辺の構造物にも広範囲に影響が及ぶので無理だったようです・・・


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撮影日2018年4月26日 北側から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日 更に奥に進んでみました。


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撮影日2018年4月26日 ここの天井にもガラスの装飾がありました。


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撮影日2018年4月26日 「8-21出口」です。


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撮影日2018年4月26日 「8-21出口」の階段です。


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撮影日2018年4月26日 「8-21出口」は、道路上空部分の南側に出ます。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/26 Part1・全景編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月26日 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅠ期棟の全景です。


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撮影日2018年4月26日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2018年4月26日 「紅白幕」が見えます。竣工が2018年4月27日だったので、「竣工式」が行われたのかも知れません。


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撮影日2018年4月26日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た全景です。


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撮影日2018年4月26日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た様子です。


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撮影日2018年4月26日
 「阪神百貨店」のロゴが取り付けられました。デザイン的にちょっと古さを感じるのでこれを機会にロゴを変更するのかと思っていましたが、変更されませんでした。全面開業の時に変更するかも知れませんね。


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撮影日2018年4月26日 境目です。階高が全然違う事が分かります。


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撮影日2018年4月26日 西側から見た全景です。


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撮影日2018年4月26日 Ⅰ期棟の西面です。



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2018年4月27日 (金)

長崎市 「ジャパネットホールディングス」が500億円投入 23,000人収容のスタジアム、地上36階(高さ約150m)のホテル、地上34階(高さ約115m)のマンションを建設!

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-三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地-

 今の「長崎市」には2つの追風が吹いています。1つ目は「九州新幹線長崎ルート」の建設です。もう一つはインバウンド観光によるクルーズ船の「長崎港」への寄港実績の急増です。2つの追風を受けて、長崎の街は戦後最大の変化を遂げようとしています。

 長崎市の「三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地(約7ha)」の再開発事業の優先交渉権者に選ばれた企業グループの中心となる通信販売大手「ジャパネットホールディングス」が、4月26日に約23,000人収容の球技専用スタジアムなどを整備する計画概要を発表しました。総事業費は500億円を超える見通しで、2023年の開業を目指します。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(PDF:2018/04/26)
 ジャパネットが提案する「長崎を生きる楽しさ」を! ~長崎・幸町工場跡地活用事業に向けた優先交渉権獲得のお知らせ~ 

 長崎県佐世保市に本社を置く「ジャパネットホールディングス」が事業主となり、世界80ヶ国、300拠点で総合不動産サービスを提供するJLL及びJLLモールマネジメントが総合プロデュースの代表企業として務めます。スタジアム設計は「竹中工務店」が担います。

● 最高層は地上36階、高さ約150m!
 「ジャパネットホールディングス」のニュースリリースでは概要が分かりませんでしたが、「データ・マックス」の資料に概要が載っていました。

 23,000人収容の「サッカー専用スタジアム」、17,900㎡の「商業施設」、18,400㎡の「オフィス」、地上36階、高さ約150m、客室数300室の「ホテル」、地上34階、高さ約115m、総戸数300室の「マンション」を建設するようです。

 引用資料 データ・マックス(2018/04/26)
 ジャパネットHD、自前資金500億円投入で透明ドームスタジアム建設か

 面積・高さなどは今後変更する可能性もあるようですが、2018年3月1日の推計人口419,728人の街とは思えない驚くべきプロジェクトです。

 高田社長は「この話が出てきたのは運命的」としたうえで、「長崎をもっとワクワクする街にし、長崎県が一体になって魅力を発信できるようになるために、ジャパネットがリスクを取る」として、約500億円の建設費は「ジャパネットホールディングス」がすべて負担する考えであることを明らかにしました。

 「サッカー専用スタジアム」は子会社でサッカーJ1「V・ファーレン長崎」のホームスタジアムとなります。地元の発展に貢献する「ジャパネットホールディングス」は、正に長崎のタニマチ的存在です。このような大企業がある地元は強いですね!


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「初期構想イメージ」です。初期構想イメージのため、今後変更する可能性があります。


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「初期構想イメージ」です。初期構想イメージのため、今後変更する可能性があります。


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(仮称)長崎市交流拠点施設整備・運営事業

 長崎市は、PFIで行う「(仮称)長崎市交流拠点施設整備・運営事業」の事業者選定公募型プロポーザルで優先交渉権者に九電工を代表企業とするグループを選定しています。

 引用資料 長崎市・公式HP(2017/11/24)
 交流拠点施設の整備検討

 別途、定期借地権を設定して行う民間収益事業では、「(仮称)ヒルトン長崎」として200室のホテルやビジネスセンターなどの併設を提案しています。


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「交流拠点施設用地周辺図(イメージ図)」です。


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JR九州の新たな駅ビル
 「(仮称)長崎市交流拠点施設整備・運営事業」は、JR長崎駅の西口に建設されます。東口には、「JR九州」が、新たな駅ビルを建設する方針を明らかにしています。

 引用資料 長崎県・公式ホームページ(PDF)
 長崎駅周辺エリア デザイン指針の検討方針について


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長崎県庁舎がベイエリアに移転

 「長崎県庁舎」と「長崎警察本部庁舎」は、老朽化・狭隘化・分散化の課題を解決するため、JR長崎駅南側のベイエリアに移転する工事を進めました。2018年1月4日から新県庁舎で業務を順次開始しています。

 引用資料 長崎県・公式ホームページ
 新県庁舎整備の経緯と「県庁舎整備基本構想」

● JR長崎駅周辺周辺が凄い事に!
 現在のJR長崎駅周辺は、県都の玄関口としてはあまりにも寂しい景観ですが、北から「三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地、長崎市交流拠点施設整備・運営事業、JR九州の新たな駅ビル、長崎県庁舎」が揃うと凄い事になります!



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京セラドーム大阪 「安室奈美恵」の5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」に行ってきました!

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-安室奈美恵-

 昨日(4月26日)、「京セラドーム大阪」で行われた「安室ちゃん(安室奈美恵)」の5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」に行ってきました。メチャメチャ良かったです。私にとって「安室ちゃん」のライブは、5月初旬の「東京ドーム」が最後になると思います。

 2018年9月16日での引退を表明している「安室ちゃん(安室奈美恵)」が、2018年2月17日から5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」をスタートしています。

 全公演が終わると17公演、約75万人を動員するソロアーティスト史上ツアー最多動員数の記録を更新することになります(これまでは小田和正の74万人が最多)。
 また、アジアツアー5公演では約5万人を動員することも発表されており、国内ドームツアーとアジアツアーを合わせると約80万人を動員することになります。

5大ドームツアー及びアジアツアーのスケジュール
(01) 2018/02/17(土)   ナゴヤドーム
(02) 2018/02/18(日)   ナゴヤドーム

(03) 2018/02/24(土)   福岡ヤフオク!ドーム
(04) 2018/02/25(日)   福岡ヤフオク!ドーム
(05) 2018/02/27(火)   福岡ヤフオク!ドーム(追加公演)

(--) 2018/03/17(土)   深圳湾体育中心(中国・深圳)
(--) 2018/03/18(日)   深圳湾体育中心(中国・深圳)
(--) 2018/03/31(土)   香港コロシアム(香港)

(06) 2018/04/14(土)    札幌ドーム
(07) 2018/04/15(日)    札幌ドーム(追加公演)

(08) 2018/04/21(土)    京セラドーム大阪
(09) 2018/04/22(日)    京セラドーム大阪
(10) 2018/04/25(水)    京セラドーム大阪
(11) 2018/04/26(木)    京セラドーム大阪

(12) 2018/05/02(水)   東京ドーム
(13) 2018/05/03(木・祝) 東京ドーム
(14) 2018/05/05(土・祝) 東京ドーム
(15) 2018/05/06(日)   東京ドーム

(--) 2018/05/19(土)    台北アリーナ(台湾・台北)
(--) 2018/05/20(日)    台北アリーナ(台湾・台北)

(16) 2018/06/02(土)   東京ドーム
(17) 2018/06/03(日)   東京ドーム

2018/09/16 引退


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パッと見は、8割以上が女性です。一番最初の2013年の8月に行った時は、アウェー感が半端無かったですが、今回は11回目だったのですっかり慣れて全くアウェー感を感じませんでした。


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ミュージックビデオやライブの衣装のコスプレをした女性が多いのも「安室ちゃん」のライブの特徴です。


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「docomo号」です。


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グッズ売場です。


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グッズは、「ビスケットPINK缶(¥2,500)、マフラータオル(¥1,500)、干支キーホルダー(¥500)」を買いました。


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チケットは電子チケットとなっています。スマホの画面を撮影しました。「アリーナB6ブロック」という花道のすぐ横の奇跡のような席でした。「安室ちゃん」のライブ11回目にして初めて神席が当たりました。

 花道に「安室ちゃん」が来ると数m先に「安室ちゃん」がいるので目まいがしそうになりました。間近で見ると本当に顔が小さかったです。

 ライブは、全30曲で、午後6時37分に始まって、9時22分に終わりました。MCはいつもは「今日はどうもありがとうございました。また遊びに来てね! バイバ~イ!」しか言わないのに、引退ツアーなので最後に数分間お別れの挨拶をしていました。ライブであんなに喋る「安室ちゃん」を初めて見ました。

● 涙腺崩壊寸前
 私の周囲は泣いている方が多かったです。私も何度か涙がこぼれました。私は小室以降は「Get Myself Back」、小室時代は「a walk in the park」が特に好きですが、この2曲が続いた時には、涙腺が崩壊寸前でした。


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ドコモのCM曲「How do you feel now?」で発射されたテープはたくさんゲットしました。しかし、「ONE PIECE」のTVアニメ主題歌「Hope」の時にたくさんのバルーンが降ってきましたが、席が良すぎて中央には降って来ず逆に取れませんでした・・・



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2018年4月26日 (木)

「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 2018/04/20 廃止された地下道の解体工事が完了!

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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中間部分にあった「うめきたガーデン」への通路が西側に移設された事により、中間部分の解体工事が行われました。「うめきたガーデン」は、2018年3月18日(日)で終了しました。


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完全に埋め戻されています。「シートパイル(鋼矢板)」もすべて引き抜かれました。廃止された地下道の解体工事が完了しています。


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先に解体工事が終わっていた東側です。


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別の工事が始まっていました。


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「オールケーシング掘削機」です。「地中障害物」を撤去しています。地下道以外にも地中障害物が残っているようです。


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「オールケーシング掘削機」の本体です。


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この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でした。「地中障害物」の撤去が終わると「北3工区(鴻池組・前田建設工業JV)」の未着工だった部分の工事が始まると思われます。



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京都駅前 JR西日本2ブランド約900室のホテル建設現場西隣 「(仮称)京都ロイヤルツインズホテル」の建設予定地

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-(仮称)京都ロイヤルツインズホテル-

 京都駅前は空前のホテル建設ラッシュになっています。JR西日本グループが2棟合計約900室のホテルを出店予定です。

 JR西日本グループが出店予定のすぐ西側には、「(仮称)京都ロイヤルツインズホテル」が建設予定です。地上10階、客室数219室を予定しています。

(仮称)京都ロイヤルツインズホテルの概要
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条室町46番2、56番
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 高さ-建築物30.90m
◆ 敷地面積-1,719.32㎡
◆ 敷地面積-925.01㎡
◆ 延床面積-6,287.07㎡(容積対象外面積215.50㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-219室
◆ 建築主-三越ユニティー
◆ 設計者-新生設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年05月01日予定
◆ 開業-2019年10月31日予定


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「(仮称)京都ロイヤルツインズホテル」のの建築計画の概要です。


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「(仮称)京都ロイヤルツインズホテル」の旅館業施設計画の概要です。


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すぐ西側には、「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画」が建設中です。JR西日本グループが2棟合計約900室のホテルを出店する予定です。


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(仮称)京都駅八条口前ホテル計画
 JR西日本グループは、JR京都駅八条口から徒歩2分という抜群のロケーションに、「ジェイアール西日本ホテル開発」の運営するハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と、「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が運営する宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の2ホテルを出店します。2棟合計約900室を予定しています。

 引用資料 JR西日本グループ(2017/02/02)
 JR京都駅前に2ブランド計900室の新規ホテルを開業(2019年春ごろ)

 JR京都駅前のJRのホテルの概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)、(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条殿田町42番ほか
◆ 階数-(東棟)地上9階、地下0階、(西棟)地上10階、地下0階
◆ 高さ-最高部34.4m(東棟、西棟)
◆ 敷地面積-約3,150㎡(東棟)、約2,800㎡(西棟)
◆ 建築面積-約2,510㎡(東棟)、約1,700㎡(西棟)
◆ 延床面積-約17,750㎡(東棟)、約14,100㎡(西棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-423室(東棟)、468室(西棟)
◆ 建築主-松原興産
◆ 設計者・監理者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体(奥村組、日本国土開発JV)
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2019年03月15日予定
◆ 開業-2019年春頃予定(東棟、西棟)



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2018年4月25日 (水)

USJのオフィシャルホテルとして合意 延床面積約6万㎡、客室数760室(予定)の巨大ホテル「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」

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(仮称)桜島1丁目ホテル計画-
 
「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」は活況を呈しています。その影響はJRゆめ咲線「桜島駅」周辺にも及んでいます。

 JRゆめ咲線「桜島駅」の目の前に延床面積約6万㎡の巨大なホテル「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」を建設中です。敷地面積16,970.86㎡の広大な敷地に地上14階、延床面積60,395.52㎡の巨大なホテルです。

 建築主は「武蔵野」で、コンビニエンスストア向けに弁当や総菜を製造販売する会社です。東隣に「桜島第4駐車場」を建設した企業と同じグループ(本社は埼玉県朝霞市)です。

● 客室数は760室(予定)
 「武蔵野」は、大阪市此花区の桜島駅前にグループ会社が土地を取得したホテル計画について、その運営を受託し、2019年秋(予定)にホテル(名称未定)を開業することとなりました。

 引用資料 武蔵野(2018/04/24)
 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの周辺にエリア最大のオフィシャルホテルを開業 

 客室数は周辺エリアでは最大となる760室を予定しています。さらにパブリックスペースとして、地下1,000メートルからくみ上げる天然温泉の大浴場と、ガーデンテラスを備えた大規模な都市型リゾートホテルとなります。

 また、2018年4月1日付でユー・エス・ジェイと「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」のオフィシャルホテルとして合意しました。

(仮称)桜島1丁目ホテル計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目511番
◆ 交通-JRゆめ咲線「桜島」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上14階、塔屋あり、地下0階
◆ 高さ-最高部66.606m、建築物57.056m
◆ 敷地面積-16,970.86㎡
◆ 建築面積-10,147.35㎡
◆ 延床面積-60,395.52㎡(容積対象床面積48,426.28㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-1階(エントランス、フロント、ロビー、カフェ、駐車場)、3階(レストラン、大浴場、ファンクションルーム)、4階~14階(客室)
◆ 客室数-760室(予定)
◆ 建築主-武蔵野
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月01日
◆ 竣工-2019年04月30日予定
◆ オープン-2019年秋予定

(備考) 「労災保険関係成立票」では、工期が2017年9月15日~2019年9月30日(予定)となっています。


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「計画地略図」です。


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北東側から見た様子です(撮影日2018年3月13日)。


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「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。幅が162.8mもあります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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地上40階、高さ約130mの「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」 2018年4月20日の建設状況

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グランドメゾン上町台 ザ・タワー
 大阪城の南に難波宮がありますが、その西側に「国立病院機構 大阪医療センター」があります。その南側に ”♪ 日本直販テレビショップ~ ♪” でお馴染みだった「日本直販」などを運営していた「総通」の本社ビルがありました。

 しかし、「総通」は2012年に175億円の負債を抱え、民事再生法を申請しました。敷地を2014年3月30日付けで「積水ハウス」が取得しました。

 跡地には、地上40階、地下0階、高さ130.69mの分譲マンション「(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画」が建設中です。正式名称は「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドメゾン上町台 ザ・タワー

グランドメゾン上町台 ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区内久宝寺町二丁目5-1(地番) 
◆ 交通-Osaka Metro 谷町線「谷町六丁目」駅まで徒歩5分、Osaka Metro 谷町線「谷町四丁目」駅まで徒歩5分
◆ 階数-地上40階、地下0階
◆ 高さ-130.69m
◆ 敷地面積-3,164.30㎡(登記面積・実測面積)、3,129.91㎡(建築確認対象面積) 
◆ 建築面積-1,536.57㎡
◆ 延床面積-30,308.43㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-244戸
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、鴻池組(構造)
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年03月20日
◆ 竣工-2019年12月下旬予定
◆ 入居開始工-2020年01月下旬予定


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「敷地配置図イラスト」です。


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「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」を北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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西側から見た様子です。タワークレーン1基で建設しています。東側のタワーマンション「D’グランセ上町台ハイレジデンス」とお見合いの配置になります。



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2018年4月24日 (火)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 」 2018年4月20日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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敷地東側です。1階床が重機等が乗入れる「作業床」として使用されています。


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2台の「クローラークレーン」も作業床の上に移動しました。


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「作業床」では非常に重い重機が稼働するので、1階床は非常に頑強に構築されています。


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敷地西側もコンクリート打設が終わりました。


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敷地北側は、1階床が完成しました。


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敷地北側の1階床が完成したので、敷地南側で本格的に掘削工事が始まっています。


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油圧ショベル」で掘削して、「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出しています。


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掘削土を敷地外に運び出す「ダンプトラック」がスタンバイしています。


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この部分の1階床の鉄骨ともうすぐ一体化します。



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JR西日本 嵯峨野線「京都駅~丹波口駅」間の新駅「京都・丹波口間新駅新設工事」 ホームは「七条通」より更に北側に伸びていた!

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-京都・丹波口間新駅新設工事-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。本格的に工事が行われており、2019年春の開業予定です。

 引用資料 京都市・建設局(PDF:2016/08)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅設置事業について 

 高架下の約1000㎡に「高架下駅舎」を設置します。ホームは相対式2面、延長165m、ホーム幅は3.0m~6.7mとなります。
 自動改札機は4通路、券売機は3台、エレベーターは2基(各ホームに1基)、エスカレーターは4基(各ホーム上下1基ずつ)設けます。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

京都・丹波口間新駅新設工事の概要
◆ 高架下駅舎(約1,000㎡)
◆ ホーム(相対式2面、延長165m、幅員3.0mから6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札4通路、券売機(3台)
◆ 着工-2016年09月19日(安全祈願祭と起工式典)
◆ 開業-2019年春予定
◆ 事業費-約49億円(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)


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「新駅のイメージ(新駅の南西から北東の眺め)」です。


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「JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 位置図」です。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2016/08/12)
 嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅デザインなど概要決定 


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デルタ線
 写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続していた連絡線(短絡線)です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。

 新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線(短絡線)は廃止されました。


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(下り線ホーム側)下り線ホームの建設現場を南西側から見た様子です。


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(下り線ホーム側)このあたりの1階に「改札内コンコース」が設けられます。


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(下り線ホーム側)下り線ホームの建設現場を南側から見た様子です。


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(上り線ホーム側)上り線ホームの建設現場を南側から見た様子です。


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(上り線ホーム側)南東側から見た様子です。


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(上り線ホーム側)階段が見えます。


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(上り線ホーム側)2車線道路の部分です。


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(上り線ホーム側)「七条通」のすぐ南側です。


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(上り線ホーム側)北東側から見た様子です。


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「七条通」から南側に見た様子です。


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地震時に橋桁が落下しないように補強されました。


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(上り線ホーム側)「七条通」の橋桁を東側から見た様子です。既存の橋桁は撤去されて、新しい橋桁に架け替えられました。


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「七条通」から北側に見た様子です。


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「七条通」の北側では、橋脚を「鋼板巻立て工法」により耐震補強工事が行われました。


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(上り線ホーム側)私は、「七条通」の橋桁の北端が、ホームの北端と思っていましたが、ホームは「七条通」より更に北側に伸びていました。


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(上り線ホーム側)アップです。


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(上り線ホーム側)「七条通」より北側は、ホームの設置をする方法が無いと思っていましたが、このような特殊な橋脚を建ててホームの設置しています。


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(上り線ホーム側)既存の橋脚にはこのような特殊な方法でホームを設置しています。いろいろな建設現場を見ているとアイデアや技術に感心する事が多いです。


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(上り線ホーム側)橋脚は、耐震補強工事と同時にホームを支える梁を取り付ける「仕口」が設置されています。


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(上り線ホーム側)「仕口」です。


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(上り線ホーム側)このあたりがホーム北端になると思われます。



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2018年4月23日 (月)

積水ハウス×三菱地所レジデンス 地上36階、高さ約131mの「(仮称)上町台タワープロジェクト」 公式HPオープン!

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-(仮称)上町台タワープロジェクト-

 大阪市中央区内久宝寺町四丁目のUR都市機構の「内久宝寺団地」跡地に「積水ハウス、三菱地所レジデンス」が超高層タワーマンションを建設中です。

 「建築計画のお知らせ」の高さが、最高部132,003m、軒高121.883mから最高部131,494m、軒高121.944mに変更になっていました。「(仮称)上町台タワープロジェクト」として式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)上町台タワープロジェクト

(仮称)上町台タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区内久宝寺町4丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区内久宝寺町四丁目62番、65番4、大阪市中央区和泉町二丁目39番2、43番6(地番)
◆ 交通-Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅まで徒歩6分、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「松屋町」駅まで徒歩6分、Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅まで徒歩10分 
◆ 階数-地上36階、塔屋あり、地下2階
◆ 高さ-最高部131,494m、軒高121.944m
◆ 敷地面積-3,329.66㎡(登記記録面積)、3,329.58㎡(実測面積)、3,329.56㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,632.53㎡
◆ 延床面積-32,365.89㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-287戸
◆ 建築主-積水ハウス、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月23日
◆ 竣工-2020年10月中旬予定
◆ 入居開始-2021年01月下旬予定


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「(仮称)上町台タワープロジェクト」の位置図です。


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「(仮称)上町台タワープロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。「安定液タンク」が見えます。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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北東側から見た様子です。


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「北東立面図」です。高さ10m近い塔屋が目につきます。


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「配置図」です。



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名古屋市 竣工した地上40階、高さ約150mの「御園座タワー(グランドメゾン御園座タワー)」 「御園座」も2018年4月1日にこけら落とし!

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御園座タワー
 「御園座会館」は、名古屋市の南北のメインストリートの一つである「伏見通」の地下鉄鶴舞線「伏見駅」のすぐ近くにありました。

 「御園座会館」には、歌舞伎などを公演する劇場「御園座」などが入っていました。「御園座会館」は、「積水ハウス」が事業主となり建て替えが行われ、2015年4月1日に着工しました。 

 「御園座タワー」は、名古屋の歴史と文化を継承しながら、バリアフリー化や災害時の地域支援協力など新たな視点を加えた建築家「隈研吾氏」の監修による超高層ビルです。

 1階が「店舗」、2階~4階が「御園座」、5階~40階が「グランドメゾン御園座タワー」で構成され、1階~4 階までの建物外装には「なまこ壁」のデザインを取り入れ、意匠を継承しています。

 「御園座タワー」は、2017.年12月末に竣工し、「グランドメゾン御園座タワー」は2018年1月27日から入居開始しています。2018年4月1日には「御園座」が「こけら落とし(新装開場)」しました。

● 公式ホームページを1度も見ず 
 「グランドメゾン御園座タワー」は謎です。公式ホームページは1度も見た事がありませんでした。しかし、知らない間に全戸完売しています。どのように販売したのでしょうか?

御園座タワー(グランドメゾン御園座タワー)の概要
◆ 計画名-(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目6番15号
◆ 交通-地下鉄東山線・地下鉄鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-建物約150m   (注意)最高部は約160mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,831.90㎡
◆ 建築面積-3,613.28㎡
◆ 延床面積-56,112.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、劇場(1,299席)、店舗(1区画)
◆ 総戸数-304戸(5階~40階)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 監修-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年04月01日
◆ 竣工-2017.年12月末
◆ 入居開始-2018年01月27日
◆ オープン-2018年04月01日(御園座こけら落とし)


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「御園座タワー」を南東側から見た様子です。「グランドメゾン御園座タワー」は、2018年1月27日から入居開始しています。すでに全戸完売しています。


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南東側から見た下層階の様子です。


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伝統的な「なまこ壁」の意匠を継承しています。


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南東角に「御園座」のエントランスがあります。


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「御園座」は、2018年4月1日に「こけら落とし(新装開場)」しました。


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「御園座」は2階~4階です。


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階段と上りエスカレーターです。


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「伏見通」沿いの1階は「店舗」となっています。


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「伏見通」沿いの敷地東側の歩道です。


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東側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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南東側の「白川公園」から見た様子です。正面に見えるのは「名古屋市科学館」です。


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最高部です。「ヘリポート」が見えます。



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2018年4月22日 (日)

「帝人ビルディング」の解体工事 2018/04/20 早くも地上37階、高さ137.5mの「ザ・船場タワープロジェクト」の公式HPがオープン!

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-ザ・船場タワープロジェクト-

 合成繊維の大手メーカーで、「炭素繊維」では世界2位の「帝人」は、帝人グループの大阪本社および大阪地区の拠点を、南本町一丁目の「帝人ビルディング」から「中之島フェスティバルタワー・ウェスト(大阪本社)」、および「肥後橋シミズビル(大阪本社肥後橋オフィス)」に移転しました。

 「帝人ビルディング」は、九州に本拠を置く「JR九州(九州旅客鉄道)」に売却されています。「JR九州」は、跡地に地上37階、塔屋2階、地下1階、高さ137.5mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪南本町タワー」を建設します。

 現在は、「西松建設」により解体工事が行われています。工事名は「(仮称)大阪南本町タワー新築他(その1)工事」で、工期は2017年6月21日~2018年8月31日(予定)となっています。

 現在は解体工事の最中で、着工は2018年7月初旬の予定ですが、「ザ・船場タワープロジェクト」として、早くも公式ホームページがオープンしています。ずいぶん気が早いですね(笑)。交通の欄が「Osaka Metro」となっているのがなんとも新鮮です。

 公式HP → ザ・船場タワープロジェクト

ザ・船場タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪南本町タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町一丁目11番(地番)
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅徒歩1分、Osaka Metro御堂筋線「本町」駅徒歩9分、Osaka Metro谷町線「谷町四丁目」駅徒歩11分
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部137.5m
◆ 敷地面積-3,070.55㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,858.06㎡
◆ 延床面積-約47,400㎡(容積対象面積約34,130㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)
◆ 総戸数-296戸
◆ 建築主-JR九州(九州旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所
◆ 施工者-未定(西松建設が解体工事)
◆ 解体工事-2017年06月21日~2018年08月31日予定
◆ 着工-2018年07月初旬予定
◆ 竣工-2021年02月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「対象地」です。

 引用資料 JR九州(PDF:2016/08/03)
 帝人株式会社大阪本社ビル購入のお知らせ


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解体工事の工事名は「(仮称)大阪南本町タワー新築他(その1)工事」で、工期は2017年6月21日~2018年8月31日(予定)となっています。


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敷地西側に解体用のタワークレーンが建てられています。


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南東側から見た様子です。今週の作業予定によると「7、8F躯体解体」となっていました。


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下層階を南東側から見た様子です。Osaka Metro「堺筋本町駅」に直結する好立地です。


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下層階を北西側から見た様子です。地下躯体は「流動化処理土」で埋め戻す作業を行っています。


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建築計画のお知らせの「南側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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(仮称)備後町計画 敷地面積約6,000㎡を集約化した「住友不動産」の超高層タワーマンション建設予定地 2018年4月20日の状況 

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-(仮称)備後町計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。

 「住友不動産」は更に街区北東側の「りそな銀行備後町別館」を2016年9月末に取得しました。敷地面積は約2,000㎡です。すでに取得済みの約4000㎡と合わせると約6,000㎡になります。超高層タワーマンションが建設される予定です。 


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計画名は「(仮称)備後町計画」

 計画名は「(仮称)備後町計画」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年5月15日~2022年3月31日(予定)となっています。


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敷地西側寄りです。私はこのプロジェクトに注目しているので、ブログにUPしなくても定期的に見に行っています。まだ「建築計画のお知らせ」が掲示されていません。早く概要が知りたいですね!


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西端の「山留め壁」です。


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重機で既存建物の地下躯体を解体しています。


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重機が稼働しています。


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敷地東側です。


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敷地南東側の雑居ビル群です。この雑居ビル群があるので、敷地は完全には四角形にはなりません。



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2018年4月21日 (土)

「難波宮」のすぐ南側 「ボーケン大阪本部ビル」が移転 跡地に地上29階、高さ約100mの「(仮称)中央区上町計画」を建設!

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-(仮称)中央区上町計画-
 
「難波宮」のすぐ南側に「一般財団法人ボーケン品質評価機構」があります。「一般財団法人ボーケン品質評価機構」は、衣料品、服飾雑貨、家具等を対象とした性能評価を行っていっている第三者試験機関です。

 「一般財団法人ボーケン品質評価機構」のボーケン大阪本部並びに大阪事業所が、2018年5月上旬に統合し新社屋へ移転します。

 跡地には、「関電不動産開発、三井不動産レジデンシャル」により、地上29階、塔屋2階、地下1階、高さ99.985mの「(仮称)中央区上町計画」が建設されます。

(仮称)中央区上町計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区上町一丁目18-9、18-14、18-15(地名地番)
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下1階  
◆ 高さ-高さ99.985m   (注意)建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-1,816.63㎡
◆ 建築面積-676.57㎡
◆ 延床面積-14,712.22㎡(容積対象面積9,537.20㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-関電不動産開発、三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2019年03月上旬予定
◆ 竣工-2021年09月下旬予定


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「一般財団法人ボーケン品質評価機構」のボーケン大阪本部並びに大阪事業所は、現在はまだ営業していますが、2018年5月上旬に統合して「大阪市港区築港一丁目」の新社屋へ移転します。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。北側、西側、南側の3面が道路に接しています。


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「(仮称)中央区上町計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。大阪市内の「建築計画のお知らせ」で、カラーの「配置図」を始めて見ました。



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広島市 広島高速5号線 二葉の里地区の「広島駅北口インターチェンジ(仮称)」付近 2018/04/10 「シールドマシン」の組み立て開始?

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-広島高速5号線-

 「広島高速5号線」は、「広島高速1号線」を介して「山陽自動車道」と直結します。広島市の都心部と広島県東部地区間の高速性・定時性向上や広島空港へのアクセス改善に大きく貢献するもので、一般道路の交通混雑解消や広島都市圏の更なる発展をけん引する広島駅周辺地区の開発促進などの役割を担います

 引用資料  広島高速道路公社
 広島高速5号線及び関連道路路線図 

● 主にシールド工法で建設
 
山岳部におけるトンネルの建設と言えば、「ナトム工法(NATM工法)」のイメージがありますが、広島高速5号線のトンネル区間は主に「シールド工法」で建設します。

 周辺には住宅もあり、地盤沈下が懸念されたため、地下水への影響が極めて少く、地表面沈下抑制効果に最も優れている「シールド工法」に変更されました。一部の区間は「ナトム工法(NATM工法)」も採用します。


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広島高速道路

 「都市高速道路」と言えば、「首都高速道路」と「阪神高速道路」が有名ですが、「名古屋高速道路、福岡高速道路、北九州高速道路」もあります。あまり知られていませんが、「広島高速道路」もあります。日本には6つの「都市高速道路」が存在します。

 「広島高速道路」は、「広島高速道路公社」が建設と管理を行っています。「広島高速道路公社」は、広島県ならびに広島市を設立団体としています。

 引用資料 広島県・公式HP → 広島高速道路


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「広島高速5号線」の建設現場です。


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巨大な「クロラ―クレーン」が稼働しています。


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「シールドマシン」の発進する場所が分かります。


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「シールドマシン」の組み立てが始まっているように見えます。通常「シールドマシン」は地下深くの「発進立坑」から発進するので、地上で発進するのはめったに見る事が出来ません。



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2018年4月20日 (金)

JR広島駅新幹線口前 竣工した「広島テレビ放送新社屋」 2018年9月下旬に移転完了!

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-広島テレビ放送新社屋-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用しています。

 1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
 4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入る予定です。

 2018年3月16日に「完成記念式典」が開かれ、2018年3月26日から業務開始しています。2018年3月31日に登記上の本社を移転しました。2018年9月下旬の移転完了を予定しています。

広島テレビ放送新社屋の概要
◆ 計画名-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目5番4号
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日(竣工)、2018年03月16日(完成記念式典)
◆ 業務開始-2018年03月26日(経営戦略局、総務部)、2018年09月下旬予定(移転完了)
◆ 建設費-75億円


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JR広島駅北口(新幹線口)のペデストリアンデッキから見た「広島テレビ放送新社屋」です。


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「HiroshimaTV」のロゴです。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「広島テレビ新社屋」の1階~3階には、「コンベンションホール」となります。


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南東側のエントランスです。


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「広島テレビ放送株式会社」は、2018年3月31日に登記上の本社を「広島県広島市東区二葉の里三丁目5番4号」に移転しました。


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南側の歩道です。


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免震構造

 このビルは、「基礎免震構造」なので、躯体が周囲の地盤に衝突して破損しないように切り離しています。地震時には建物が最大60cm動きます。

● エキスパンションジョイント
 地震時に、構造物に破壊的な力を伝達しないように継目に損壊を最小限に抑える役割を持つ「エキスパンションジョイント」を設置しています。

 「エキスパンションジョイント」は、「エキスパンションジョイントカバー」で塞がれています。仕上材として、タイルや石貼りで覆われていますが、切れ目があるので見たらすぐに分かります。


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注意書きです。「基礎免震構造」のビルは必ずこのような注意書きが書かれています。


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南西側から見た様子です。


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「広島テレビ」のロゴです。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「エスカレーター」がクロスしています。



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JR広島駅新幹線口前 地上20階、高さ約91mの「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」 2018年4月10日の建設状況

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-(仮称)広島二葉の里プロジェクト-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の概要は、地上20階、地下2階、高さ90.750m、延床面積49,709.62㎡です。ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、オフィス、商業機能などを収容する複合施設となります。

 2016年8月31日に起工式が行われました。実質的には着工していましたが、着工は2016年12月1日です。施工者は大和ハウスグループの「フジタ」となっています。

(仮称)広島二葉の里プロジェクトの概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番7
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-90.750m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、6,339.23㎡(広島二葉の里プロジェクト)
◆ 建築面積-3,209.13㎡
◆ 延床面積-49,709.62㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、(地下部)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、駐車場
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-(基本設計)安井建築設計事務所、 (実施設計)フジタ
◆ プロジェクト・マネジメント-安井建築設計事務所
◆ 監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年12月01日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の建設現場です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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最高部です。「ホテル」部分の鉄骨建方を行っています。


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南東側から見た様子です。


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この現場は「逆打ち工法」で建設されています。地下階の構築も同時に行っています。


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南西側から見た様子です。隣のビルは「広島テレビ放送新社屋」です。


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ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」の取り付けを行っています。


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西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2018年4月19日 (木)

京阪ホールディングスの複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクト (仮称)四条河原町計画 2018年4月5日の建設状況

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-「BIOSTYLE」プロジェクト-

 京阪ホールディングスは、「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」と「ザ・京都レジデンス四条河原町」に挟まれた敷地に複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクトを建設中です。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2016/11/07)
 「BIOSTYLE(ビオスタイル)」プロジェクト 京都・四条河原町における複合型商業施設の開発計画について

 1階・2階が「EAT」、3階が「CARE」、4階~9階は「STAY」と位置付けます。「STAY」は、約170室の宿泊特化型ホテルとなります。

 このプロジェクトは「高島屋京都店」の増築扱いになります。「建築計画の概要」の数値は、既存の「高島屋京都店」と合算になっています。下記の建築面積と延床面積は、施設全体から「高島屋京都店」を引き算して算出しています。

「BIOSTYLE」プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)四条河原町計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区河原町通四条下る二丁目稲荷町318番6、寺町通四条下る貞安前之町614番54他
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.98m、軒高30.98m
◆ 敷地面積-19,905.10㎡(高島屋京都店含む)、約3,800㎡(四条河原町計画)
◆ 建築面積-3,322.44㎡(16,872.63㎡-13,550.19㎡から推計)
◆ 延床面積-27,932.65㎡(154,590.77㎡-126,658.12㎡から推計)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、商業施設、駐車場
◆ 客室数-約170室
◆ 建築主-京阪ホールディングス、高島屋京都店(既存部分)
◆ 設計者・監理者-東洋設計事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年02月20日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年春予定


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「複合型商業施設 建物外観(イメージ)」です。


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「計画地周辺図」です。建設予定地は、「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」の南側の一等地です。


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北東側から見た「(仮称)四条河原町計画」の建設現場です。


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最初に敷地西側の部分を建設しました。何故このように分けて建設しているのかは不明です。


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東側から見た建設現場です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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南東側から見た建設現場です。


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「(仮称)四条河原町計画」の建築計画の概要です。ややこしいですが、「建築計画の概要」の数値は、既存の「高島屋京都店」と合算になっています(現在は撤去されています)。



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四条通のシンボル 登録有形文化財「京都四條南座」 南座耐震補強大規模改修工事 2018年4月5日の状況

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-京都四條南座-

 「松竹」が保有、経営する直営劇場、「京都四條南座」の現在の建物は、京都の歴史的景観に溶け込んだ劇場として、1996年には国の「登録有形文化財」に登録され、京都市の歴史的意匠建造物にも指定されています。

 1929年(昭和4年)の建築以来、複数回の設備改修や1991年の大規模改修を経ています。しかし、2015年から耐震診断が行われましたが、改正耐震改修促進法の耐震基準を満たしていないことが判明し、初春公演が終わった2016年1月19日から公演は行われず休館となっています。

● 南座耐震補強大規模改修工事計画
 「南座」については、耐震性能をはじめとする安全性の向上と劇場設備全般の更新を併せた大規模改修工事計画を検討していましたが、その概要がまとまりました。

 引用資料 松竹・公式HP(PDF:2018/02/07)
 [南座]耐震補強大規模改修工事計画と新開場に関するお知らせ

 開場は、2018年11月の予定です。南座が新たな歴史の第一歩を刻む2018年11月、新開場のお披露目となる「吉例顔見世興行」が行われます。

南座耐震補強大規模改修工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区四条通大和大路西入る中之町198
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-1,952.6㎡
◆ 建築面積-1,797.3㎡
◆ 延床面積-6,521.0 ㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 工事内容-建物全域に亘る耐震補強工事及び設備更新工事
◆ 用途-劇場
◆ 客席数-従来と同程度を予定(従来は1,078席)
◆ 建築主-松竹
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2018年秋予定
◆ 開場-2018年11月予定


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折り上げ格天井、舞台のプロセニアムの破風、桟敷席の擬宝珠付き欄干などはそのまま、美しくなってよみがえります!


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最新技術を活用する新たなライブ・エンタテインメントにも対応します。


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客席上が舞台、花道と同じ高さのワンフロアになります。大天井から映像装置などを使い、場内一体型の演出も可能になります。


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北西側から見た様子です。


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四条通のシンボルの前に普通に電柱が立っているのが京都のダメな所ですね。


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西側から見た様子です。


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アップです。


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大屋根は「軽量瓦」に葺き替えられます。



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2018年4月18日 (水)

京都の五花街の一つ「先斗町(ぽんとちょう)」 先斗町通無電柱化事業 2018年4月5日の建設状況

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-先斗町(ぽんとちょう)-
 
「先斗町(ぽんとちょう)」は、阪急の「河原町駅」近く、鴨川と木屋町通の間にある狭い通りで、北端には「先斗町歌舞練場」があります。

 京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空は電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。

● 新工法採用により無電柱化!
 
先斗町通は道幅が狭く、両側に家屋が近接して建ち並んでいることから、これまで実施してきた無電柱化事業の整備手法では、技術的に整備することが困難でした。

 そこで、地域の協力を得て、新たな実施方法を取り入れることにより、無電柱化の取組みを行う事となりました。2017年2月5日に起工式典が開催され着工しました。2019年度末の完成を目指しています。

 引用資料 京都市情報館(2017/11/30)
 先斗町通無電柱化事業での小型ボックス活用・埋設の開始について

(1) 地域の協力(必要となる土地の提供)
 
無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地上機器は、道路内に設置すると通行の妨げとなりますが、先斗町通では、地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。

(2) 新たな実施方法(先斗町方式による無電柱化の推進)
 
国で検証中の低コスト整備手法を先行的に取り入れることで、他のライフラインとの干渉が少なくなります。

(3) 先斗町通に特化した地上機器の設置
 
地上機器に加え、地中に設ける電力桝のサイズ(幅220㎝×深さ150cm×奥行120㎝)が大きく、設置工事の際の掘削に伴う影響や設置後の土地利活用に与える影響が大きいことから、公共用地の外へ設置する際の課題となっていました。

 そのことから、「関西電力」と調整し、地上機器及び電力桝の仕様変更(サイズの縮小)を行い、協力いただく方への負担を小さくしました。


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事業区間は、一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」です。延長490m、幅員1.6m~4.4mとなっています。


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無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。先斗町通の京町家の意匠(犬矢来等)にあわせた美装化を行います。


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「電力桝」のサイズを縮小し、設置に伴う負担(影響)を低減します。


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運良くほんまもんの「舞妓さん」が歩いていました。みなさん「舞妓さん」と「芸妓さん」の違い分かりますか? 


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「先斗町」は、京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。


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ゴムマットが敷かれています。道幅が1.6m~4.4mと狭く工事用の重機で深い穴を掘ることは困難なため、人力で掘れる浅い位置に小型の共同溝を設け、電線を通すことにしました。この工法は国土交通省が検証中で、全国に先駆けて実施を決めました。


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ゴムマットが敷かれている部分には「通信・電力桝」の設置が行われていると思われます。工事は夜中から朝にかけて行われています。現在は路面がアスファルトですが、「石畳」となります。

● 京都の街は宝の山!
 京都の街を歩いていると風情がある場所がたくさんあります。しかし、上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観が台無しになっています。

 「無電柱化」と「石畳化」が終わった場所と比べるとあまりの違いに愕然とします。京都は、「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増で、祇園、清水寺、嵐山あたりはキャパを超えつつあります。

 京都の街は風情がある場所がたくさんあるので、「無電柱化」や「石畳化」を推進して、観光拠点を「点→線、線→面」へ広げて多極化・広域化して混雑を少しでも緩和するする必要があります。


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北端手前には、「先斗町」のシンボルである「先斗町歌舞練場」があります。


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「先斗町歌舞練場」を鴨川側から見た様子です。



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京都市 元立誠小学校跡地活用計画 多様なにぎわいが地域に広がる複合施設「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」 2018年4月5日の状況

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-元立誠小学校跡地活用計画-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 京都市は、「元立誠小学校跡地活用」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を契約候補事業者に特定しました。2017年11月22日には、跡地活用計画の合意に至った内容について、覚書締結式を執り行いました。

 引用資料 京都市情報館(2017/11/22)
 元立誠小学校跡地活用計画の合意に関する覚書締結式について

● (仮称)ザ・ゲート立誠京都
 「ヒューリック」の提案は、「高瀬川」からの景観に配慮し、貴重な近代建築である既存校舎と調和したデザインの新築棟を敷地西側に建設するとともに、周囲に回廊を巡らせたオープンスペースを確保した計画であり、地域のシンボルである既存校舎やグラウンドを上手く活用した施設配置となっています。

 文化事業スペース(立誠ホール)、図書館、屋外オープンスペース(立誠ガーデン)、宿泊施設(約200室)、商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)、自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)などを整備します。2020年の建物竣工を目指しています。

元立誠小学校跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 敷地面積-4,933.12㎡(実測面積)
◆ 延床面積-約15,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-自治会活動スペース、文化事業スペース、商業施設、ホテル等
◆ 客室数-約200室
◆ 開発事業者-ヒューリック
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店、古瀬組JV
◆ 竣工-2020年予定


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地域のシンボルである既存校舎の主要部分を保存・再生します


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「1階の施設配置」です。


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「位置図」です。阪急河原町駅から約250m、東側の木屋町通側沿いには「高瀬川」が流れる抜群の立地です。


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準備工事が本格的に行われています。


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校舎も閉鎖されました。「内装解体・搬出、校舎一部解体」が行われています。地域のシンボルである既存校舎の主要部分を保存・再生します。


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南東側から見た様子です。「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の予定地は、東側が「木屋町通」で、「高瀬川」が流れる最高のロケーションです。


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「高瀬川」沿いに仮設店舗が設置されました。


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建物内に「仮設駐輪場」も設置されました。


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南西側から見た様子です。「仮囲い」に校舎のイメージが描かれています。内部では「駐輪場解体」が行われています。



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2018年4月17日 (火)

福岡市 天神ビッグバン 「天神コア」が2020年3月に閉店、周辺ビル(福岡ビル、天神ビブレ)と一体開発へ!

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-天神コア-
 「福岡市」では、航空法による高さ制限や容積率の緩和などを通じ、2024年までに30棟の民間ビル建て替えを促す都心再開発「天神ビッグバン」を推進しています。

 「西日本鉄道」が、福岡市・天神の商業ビル「天神コア」について、2020年3月末で閉店する意向をテナント側に伝えていたことが分かりました。隣接する複合ビル「福岡ビル」や商業ビル「天神ビブレ」との一体的な開発を視野に、建て替えに向けて本格的に動きだします。

 位置図引用 西日本新聞(2018/04/16)
 福岡「ギャルの聖地」2020年3月閉店 天神コア、営業40年超 周辺ビルと一体開発へ

 毎日新聞(2018/04/16) 空撮写真あり
 <西鉄>福岡ビル再開発、天神コアは退店交渉へ

 ギャル系ファッションの聖地である「天神コア」は1976年6月に開業しました。地上8階、地下2階で、若者向けのファッションブランドなど約120店が入っています。

 西日本鉄道は、本社が入る「福岡ビル」の建て替えも計画しています。「天神コア」や「天神ビブレ」との一体開発も視野に入れた建物の基本設計に着手し、2018年度中に今後のスケジュールを固める考えを公表しています。

● 高さ制限は約94m~約99m
 「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」のある街区は、「天神ビッグバン」による航空法の規制緩和で、高さ約94m(南東角)~約99m(北西角)までの高層ビルが建設可能となっています。

 それにしても「天神ビッグバン」による規制緩和の効果てきめんですね! 天神では次々と再開発プロジェクトが動き出そうとしています。
 大阪府知事や大阪市長を務めた橋下氏や福岡市長の高島氏は、猪突猛進型です。批判もありますが、スピードと行動力は物凄いと思います。


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「位置図」です。同じ街区にある「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の3棟の一体開発を視野に入れています。


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福岡ビル
 角にあるのが「福岡ビル」です。「西日本鉄道」が所有しています。テナント約50店とは、2019年3月末までの退店を求め交渉しています。この街区にある「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の3棟の一体開発を視野に入れています。


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天神コア

 「天神コア」です。「福岡ビル」の南側にあります。「西日本鉄道」が管理運営しています。


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天神ビブレ

 「天神ビブレ」です。 「天神コア」の東側にあります。西鉄系ではありませんが、一体開発を視野に入れています。


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天神明治通り地区
 「国家戦略特区」として福岡市において認められている、「航空法高さ制限のエリア単位での特例承認」について、「天神明治通り地区」において更なる特例承認が認められるとともに、新たにウォーターフロント地区が追加されることになりました。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2017/09/26)
 『天神明治通り地区』と『ウォーターフロント地区』における航空法高さ制限が緩和されました! 

 これによって、シンボリックなビル建設、建物低層部のゆとりある空間(広場、歩行空間等)の確保や魅力あるまち並みの形成など、プランの自由度が上がり、民間活力を最大限活用したまちづくりが可能となります。

 「福岡市」では、老朽化した民間ビルなどが多く集まる天神地区において、国家戦略特区による規制緩和等を活用し新たな空間と雇用を生み出す「天神ビッグバン」を進めています。


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「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」のある街区は、高さ約94m(南東角)~約99m(北西角)までの高層ビルが建設可能となっています。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/04/13 1階床が「作業床」として使用開始!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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敷地東側です。東側は1階床の「コンクリート」の打設が終わっています。


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東端から1階床が重機等が乗入れる「作業床」として使用開始されました。


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敷地東側では、既存の「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」とすでに一部接続されています。


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「コンクリートポンプ車」が、長いブームを伸ばしてコンクリートを打設しています。


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「コンクリートミキサー車」と「コンクリートポンプ車」が連携してコンクリートを打設しています。


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1階床の配筋された鉄筋の上にコンクリートを打設しています。


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この部分の1階床の鉄骨建方は前回と変化がありません。



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2018年4月16日 (月)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2018/04/13 東側の地上部分がかなり姿を現す!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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この構造物は一体何でしょうか? 換気施設? 空調機器置場? 皆目見当がつきません・・・


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「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」から見た様子です。地上からかなり高さがあります。


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東側の構造物です。


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屋根があります。


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西側の構造物です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「開口部」です。


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鉄筋の配筋を行っています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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別角度から見た様子です。


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「地中障害物」の撤去を行っているようです。



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「広島銀行」が本店ビルを建て替え 地上19階、高さ約95mの「広島銀行 新本店ビル」 解体のために閉鎖された本店ビル

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-広島銀行新本店ビル-
 
「広島銀行」は、広島市中区紙屋町一丁目に本店を置いていた地方銀行で、通称は「ひろぎん」です。本店ビルは、地上9階、地下2階、延床面積約29,,000㎡で、1965年に竣工しました。

 本店ビルは、高度経済成長期に、地域の発展に貢献するための拠点として新築しましたが、耐震化されているものの築52年が経過して老朽化が進んだことから、建替えを決定しました。

 引用資料 広島銀行(2017/03/23)
 新本店ビルの建設について 

 新本店ビルの本店棟は、地上19階、塔屋1階、地下1階、高さ94.87m、延床面積47,550.00㎡の高層ビルとなります。地震対策として「免震構造」が採用されます。建物の四隅に自然換気効果を高めた「エコボイド」が設置されます。

 2018年4月から本店ビルの解体を開始し、新本店ビルは2021年1月に竣工する予定です。工事期間中は、2016年に取得した広島市南区西蟹屋一丁目の「旧ひろしまMALL」に仮移転します。2018年2月13日に移転済みです。

広島銀行 新本店ビルの概要
◆ 所在地-広島県広島市中区紙屋町一丁目3番1~3番17(3番7を除く)
◆ 交通-アストラムライン「本通」駅すぐ、広島電鉄宇品線「本通」電停すぐ
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階(本店棟)、地上5階(6層)屋上利用(駐車場棟)
◆ 高さ-94.87m(本店棟)、約20m(駐車場棟)
◆ 敷地面積-4,452.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,250.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-47,550.00㎡(施設全体)
◆ 構造-(本店棟)地上:鉄骨造、地下:鉄筋コンクリート造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-(本店棟)場所打ち鋼管コンクリート拡底杭、(駐車場棟)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(本店棟)
◆ 本店棟の構成-地下1階(地下駐車場)、地上1階~3階(本店営業部等)、4階・5階(応接室、会議室、大会議室等)、6階~18階(執務スペース等)
◆ 建築主-広島銀行
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2018年04月予定
◆ 着工-2019年01月01日予定
◆ 竣工-2021年01月31日予定
◆ 営業開始-2021年春予定


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「広島市内中心部店舗ネットワーク」です。工事期間中の仮店舗は、かつてベスト電器の核店舗「ベスト電器広島本店」があった「旧ひろしまMALL」です。

 2018年2月13日(火)から仮店舗で営業開始しています。新本店ビル(紙屋町)での営業開始は、2021年春を予定しています。


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「広島銀行 新本店ビル」の建設予定地は、広島市の中心部「紙屋町交差点」のすぐ近くで、南北の幹線道路「鯉城通り(りじょうどおり)」に面しています。

 本店ビルの建て替えプロジェクトになります。敷地の形状は「鯉城通り」側が狭い「逆L字型」となっています。「駐車場棟」は敷地の南東側に建設されると思われます。


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南西側から見た様子です。両側の青色の「広島銀行」の看板が消されています。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。「仮囲い」はまだ設置されていませんでしたが、ビルは閉鎖されていました。


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「広島銀行 新本店ビル」に建築計画のお知らせです。



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2018年4月15日 (日)

阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋 2018/04/13 改修工事がほぼ完成してメチャメチャ奇麗に!

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梅田新歩道橋改修工事-
 「阪急電鉄」は、「阪神電気鉄道、エイチ・ツー・オー リテイリング、阪急電鉄」を代表して、昨年、大阪市が公募した梅田新歩道橋(大阪市北区)のネーミングライツ(命名権)に応募し、優先交渉権パートナー企業に選定されていましたが、その名称が「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」に決定しています。

 「梅田新歩道橋」の大規模な改修工事が行われています。工事名は「梅田新歩道橋改修工事」、施主は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」、工期は2018年6月30日(予定)までとなっています。


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基本構造以外はすべて造り替えています。


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梁の構造などを見るとさすがに年期を感じます。


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それでは、JR大阪駅側からスタートします。JR大阪駅直結の「階段」が見違えるように奇麗に生まれ変わりました。


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上から見た様子です。両側の「手すり」も造り替えられました。


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南側の「階段」の改修工事も終わりました。


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上から見た様子です。両側の「手すり」も造り替えられました。


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北側の東西部分です。本当にメチャメチャ奇麗になりましたね!


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北側の南北部分です。歩行者デッキの改修工事だけで街の雰囲気はこんなに変わるんですね。驚きです!


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北側の南北部分を南側から見た様子です。


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「欄干」です。最初は安っぽく感じましたが、今はこれでいいと思うようになりました。夜間は「欄干」がライトアップされて、「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」のラインが浮かび上がって綺麗です。


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南側の東西部分です。


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南側の南北部分です。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」との接続部分の工事がまだ残っています。


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工期は2018年3月31日までの予定でしたが、2018年6月30日(予定)に延長されています。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」との接続部分を上から見た様子です。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅠ期部分の開業後に、西側の既存の「エレベーター」は撤去されると思われます。



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広島市 新広島ビルディング建替計画 三菱地所の「新広島ビルディング」 2018年4月10日の建設状況

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-新広島ビルディング-

 広島市中区幟町で、「新広島ビルディング」を所有していた「神戸広島ビル(株)」が、「新広島ビルディング」を解体した上で、「三菱地所」が敷地に定期借地権を設定し、新たなオフィスビルを建設します。2017年12月1日に「新広島ビルディング」の新築工事に着手しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017//11/30)
 「新広島ビルディング建替計画」着工 -広島市中心部の好立地に高機能・環境配慮型オフィスビルを建設-

 竣工後のビル名称は引き続き「新広島ビルディング」とし、オフィステナントや周辺地域の更なる賑わいに貢献する店舗テナントを誘致します。「新広島ビルディング」に入居していた「百十四銀行広島支店」は再入居する予定です。

新広島ビルディングの概要
◆ 計画名-新広島ビルディング建替計画
◆ 所在地-広島県広島市中区幟町13番13、14、15(地番)
◆ 交通-広島電鉄本線「胡町」電停徒歩1分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-59.9m
◆ 敷地面積-1,090.35㎡(建築計画のお知らせ)、1,088.23㎡(公簿)
◆ 建築面積-約970㎡
◆ 延床面積-約11,500㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、銀行の支店、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・フジタ設計監理共同企業体(三菱地所設計、フジタ)
◆ 施工者-フジタ
◆ 解体工事-2017年04月17日~2018年03月15日
◆ 着工-2017年12月01日
◆ 竣工-2019年10月31日予定


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「基準階平面図」です。完成予想図(建物外観パース)を見ると四角のビルに見えますが、「L字型」のビルです。


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「位置図」です。広島電鉄本線「胡町電停」がすぐ南側にあります。


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「新広島ビルディング建替計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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敷地南側です。


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敷地北側です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」を構築しますが、作業時は単なるクレーンとして稼働していました。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。広島電鉄本線「胡町電停」がすぐ南側にあります。


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「新広島ビルディング建替計画」の建築計画のお知らせです。


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東隣には、プレサンスコーポレーションにより、地上14階の「(仮称)広島幟町ホテル新築工事」が建設されます。


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現地に掲示されていた「(仮称)広島幟町ホテル新築工事」の完成予想図です。



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2018年4月14日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/13 外構工事も最後の追い込み!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月13日
 新阪急ビル跡地側の下層階の様子です。「外構工事」が最後の追い込み段階です。道路の「分離帯」の植栽も行われました。


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撮影日2018年4月13日 南東側から見た様子です。


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撮影日2018年4月13日 南側の「外構工事」の様子です。


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撮影日2018年4月13日 東側の「外構工事」の様子です。


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撮影日2018年4月13日 地上から見た様子です。


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撮影日2018年4月13日 少し北側です。


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撮影日2018年4月13日 「梅田阪急ビル」を見上げてみました。全体竣工を迎える2022年春に「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称されます。


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撮影日2018年4月13日 植栽が行われています。


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撮影日2018年4月13日 地上から見た様子です。


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撮影日2018年4月13日 植栽が行われています。


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撮影日2018年4月13日 「路面ブロック」が積まれています。


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撮影日2018年4月13日 道路上空部分の「外構工事」の様子です。


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撮影日2018年4月13日 道路上空部分の道路は、歩道と車道を合わせると想像以上に広いです。


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撮影日2018年4月13日 「仮囲い」が撤去されて、道路上空部分の1階外壁が見えるようになりました。


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撮影日2018年4月13日 西側から見た道路上空部分です。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/04/13 2018年4月27日(金)の竣工に向けて最終段階!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年4月13日 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅠ期棟の全景です。

● 約2ヶ月ぶりの取材
 
外観にほとんど変化が無くなったので、しばらく取材していませんでした。前回の取材が2018年2月20日だったので、約2ヶ月ぶりです。正式名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決まったので、久しぶりに取材してきました。


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撮影日2018年4月13日 オフィス部分です。


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撮影日2018年4月13日 道路上空部分の最高部です。


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撮影日2018年4月13日 最期まで「養生シート」で目隠しされていた部分は「エレベーター」でした。少しだけ「養生シート」がまだ残っています。


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撮影日2018年4月13日 新阪急ビル跡地側の最高部です。


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撮影日2018年4月13日 大阪神ビルディング側の下層階の様子です。


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撮影日2018年4月13日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続部分です。


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撮影日2018年4月13日 全面ガラス張りの「エレベーター塔」です。


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撮影日2018年4月13日 地下街への「エスカレーター」と「階段」です。


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撮影日2018年4月13日 エスカレーター×2基、階段×1ヶ所が見えます。


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撮影日2018年4月13日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た様子です。


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撮影日2018年4月13日
 全景です。「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」がほぼ完成してイメージが全く変わりました。改めて民間の活力を利用するのは素晴らしいと思いました。



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2018年4月13日 (金)

京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 本庁舎改修・北庁舎建替え・西庁舎建替え 2018年4月5日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいました。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)

● 新庁舎の全体完工は当初予定より1年遅れ
 「京都市」は、新庁舎の完成時期が当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しを明らかにしています。工事で想定以上の振動や騒音が起き、工法を見直すためで、約3億円の追加経費も発生します。


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。まだ修正されていませんでした。全体の完成時期は、当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。

全体スケジュール(変更後)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2019年02月竣工予定
◆ 北庁舎-2010年10月着工、2023年秋竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定

全体スケジュール(当初計画)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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先行して、「本庁舎」を改修と「西庁舎」を建て替えを行っています。計画名は「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事」です。


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本庁舎(外観を保存して改修)

 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。2020年11月の竣工予定は変更ありません。


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地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の工事だと思われます。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。地震対策として「地下1階柱頭免震」を採用します。作業工程は「基礎躯体工事」となっていました。

● 工期の遅れ
 
前回 ”作業工程は「内部解体工事、掘削工事、山留工事」となっていました。2017年12月25日でこの段階なので、どう考えても2018年7月竣工には間に合いません。半年くらい遅れそうですね。” と書きましたが、予想通り2019年2月予定と先延ばしされました。


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北庁舎(建て替え)

 既存の「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。

 着工が一番遅くなります。2022年9月竣工予定でしたが、着工が2010年10月と遅れるため、完成時期が当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 分庁舎新築 2018年4月5日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいました。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)

● 新庁舎の全体完工は当初予定より1年遅れ
 「京都市」は、新庁舎の完成時期が当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しを明らかにしています。工事で想定以上の振動や騒音が起き、工法を見直すためで、約3億円の追加経費も発生します。


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。まだ修正されていませんでした。全体の完成時期は、当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。

全体スケジュール(変更後)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2019年02月竣工予定
◆ 北庁舎-2010年10月着工、2023年秋竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定

全体スケジュール(当初計画)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「分庁舎鳥瞰 南西より」です。


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分庁舎(新築)

 「分庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。押小路通りを挟んで北側にある駐車場跡地(妙満寺跡地)に「分庁舎」を新築しています。

 計画名は「京都市分庁舎(仮称)新築工事 ただし、建築主体その他工事」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年4月5日~2019年5月31日(予定)となっています。「分庁舎」の竣工時期は当初予定通りです。


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「分庁舎」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「免震構造 イメージ」です。


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「京都市新庁舎整備・分庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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2018年4月12日 (木)

「Apple Store京都」が進出するウワサも? 京都経済センター(仮称)整備事業 2018年4月5日の建設状況

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-京都経済センター(仮称)整備事業-

 京都・室町の繊維産業を50年にわたって支えてきた「京都産業会館」が建て替えられ、「京都経済センター」が機能を引き継ぎます。
 京都の主要経済団体が入る「京都経済センター(仮称)整備事業」に生まれ変わる「京都産業会館」は、解体工事のため2016年3月末に閉館しました。

 「京都産業会館」は、室町の繊維商社が資金を出し合い、京都市と協力して1965年11月に開設しました。「きらっ都プラザ」の愛称で多くの商社が着物などの繊維製品の展示会や商談会、就職セミナーなどの会場に使ってきました。正に「室町の聖地」と言える存在です。

 「京都経済センター(仮称)整備事業」は、「京都産業会館」跡地と南側に隣接する「京都市駐車場」敷地に建設します。
 地上7階、地下2階、延床面積29,387.19㎡で、建設費は約100億円を予定しています。「大成建設」が施工し、2019年1月の完成予定です。

 完成予想図引用 京都新聞(2016/07/13) リンク切れ
 京都経済センター、9者が事業契約締結 

● Apple Store京都が進出するウワサも?
 昨年の9月くらいに「京都経済センター(仮称)整備事業」に「Apple Store京都」が進出すると一部のメディアを賑わせました。

 京都にApple Storeができることはほぼ確実のようです。開業時期や出店場所は不明ですが、本命が「京都ゼロゲート」、対抗馬が「京都経済センター(仮称)整備事業」のようです。 

京都経済センター(仮称)整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-最高部34.723m、軒高30.723m
◆ 敷地面積-4,397.30㎡(京都産業会館敷地+京都市駐車場敷地)
◆ 建築面積-3,633.39㎡
◆ 延床面積-29,387.19㎡(容積対象外面積3,640.72㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、展示場、劇場、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫
◆ 土地-60年間定期借地(京都市所有)
◆ 建物-京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有
◆ 建築主-京都経済センター(仮称)整備共同企業体
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2016年04月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2017年01月10日
◆ 竣工-2019年01月11日予定
◆ 施設建設費-約100億円(税込)


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「京都経済センター(仮称)整備事業」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北側の鉄骨建方の様子です。


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中央の鉄骨建方の様子です。


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南側の鉄骨建方の様子です。


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南西側から見た様子です。


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「京都経済センター(仮称)整備事業」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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岐阜市 地上24階、高さ約95mの「岐阜イーストライジング24」 2018年4月2日の建設状況

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-岐阜イーストライジング24-
 「岐阜駅東地区市街地再開発組合」は岐阜駅東地区に、地上24階、地下0階、 高さ95.16mの「岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事」を建設中です。

 名称は公募により「岐阜イーストライジング24」に決定しています。岐阜市を東から明るく照らしたいとの思いが込められています。2018年9月としていた竣工時期が、2019年1月に延期になっています。

 JR岐阜前には、地上43階、地下1階、高さ162.82mの「岐阜シティ・タワー43」と地上37階、塔屋2階、地下1階、高さ135.89mの「岐阜スカイウイング37(ザ・ライオンズ一条タワー岐阜)」が建っています。

岐阜イーストライジング24の概要
◆ 計画名-岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-岐阜県岐阜市高砂町一丁目4番、7番~16番
◆ 階数-地上24階、地下0階
◆ 高さ-最高部95.16m、軒高89.71m
◆ 地区面積-約5,000㎡
◆ 敷地面積-2,759.60㎡
◆ 建築面積-2,273.06㎡
◆ 延床面積-23,855.66㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-商業施設、業務(福祉)施設、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-分譲住宅12戸、賃貸住宅約60戸、サービス付き高齢者向け住宅約30戸、介護付有料老人ホーム100床、特別養護老人ホーム100床、 ショートステイ約20床
◆ 建築主-岐阜駅東地区市街地再開発組合
◆ 設計者-青島設計・スぺーシア共同企業体
◆ 監理者-青島設計
◆ 施工者-岐建
◆ 着工-2016年03月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月予定


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「フロア構成」です。<共同住宅>22階~24階が分譲住宅12戸、18階~21階が賃貸住宅約60戸、16階~17階がサービス付き高齢者向け住宅 約30戸、<福祉施設>10階~15階が介護付有料老人ホーム100床、5階~9階が特別養護老人ホーム100床、3階~4階がショートステイ 約20床、地域交流センター等、<商業施設>1階~2階が商業施設等となる予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 岐阜駅東地区市街地再開発事業


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南東側から見た様子です。


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かなり高くなってきました。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。「タワークレーン」は2基とも建物の北側に建てられています。


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JR岐阜駅北口駅前広場のペデストリアンデッキから見た様子です。


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阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画
 JR岐阜駅北口駅前広場では、街づくりと一体となった「安全な歩行空間の確保」、「歩行者の回遊性の向上」、「にぎわい創出」を目指して、大規模のペデストリアンデッキが整備されています。

 更に、JR岐阜駅(東自由通路2階)と「岐阜イーストライジング24(岐阜駅東地区第一種市街地再開発事業)」を接続する「岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画」が行われており、ペデストリアンデッキは東側に拡大します。


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「岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画」の建設現場を電車の車窓から見た様子です。



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2018年4月11日 (水)

広島大学本部跡地 地上53階、高さ約178mの「hitoto広島 The Tower」 2018/04/10 躯体が地上に姿を現す!

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-hitoto広島 The Tower-
 最近、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」とよく遭遇します。昨日(4月10日)は、「JR尾道駅」に停車中でした。この1ヶ月で4度も遭遇しました。

 本題に戻って、広島市中区東千田町の広島大学本部跡地にて、「三菱地所レジデンス(代表会社)、三井不動産レジデンシャル、菱重ファシリティー&プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、医療法人翠清会、広島トヨペット」の9者により進められてきた「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」は、2016年8月より、随時施設が開業し、2016年10月8日(土)に新しい街「hitoto広島」として街開きしました。  

 「街のネーミング」の「hitoto広島」は、「人の都/人都」であり、そして「人と、何かを始める街」。そんな2つの想いが込められています。

 中心となるのが、地上53階、地下0階 、高さ178.08m、総戸数665戸(ほか管理室・ゲストルーム等共用施設)の「hitoto広島 The Tower」です。

 「hitoto広島 The Tower」は、完成すると地上52階、塔屋2階、地下2階、高さ197.50mの「シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)」に次いで広島市で2番目に高い超高層ビルになります。階数では広島一です。 

 引用資料 公式ホームページ
 hitoto広島 The Tower  
 
hitoto広島 The Towerの概要
◆ 計画名-(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事
◆ 所在地-広島県広島市中区東千田町一丁目1番66(地番)
◆ 交通-広島電鉄宇品線「日赤病院前」電停より徒歩5分
◆ 階数-地上53階、地下0階
◆ 高さ-最高部178.08m、軒高177.48m
◆ 敷地面積-19,869.35㎡(売買対象面積 )
◆ 建築面積-5,930.25㎡
◆ 延床面積-79,375.44㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(42本)
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-665戸(ほか管理室・ゲストルーム等共用施設)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、菱重プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年08月下旬予定


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「hitoto広島 The Tower」の配置図です。


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「hitoto広島 The Tower」の位置図です。


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「hitoto広島 The Tower」の建設現場を「東千田公園」越しに見た様子です。


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「クローラークレーン」2台で建設しています。


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仮囲いに「hitoto広島 The Tower」のロゴが書かれています。


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南西側から見た様子です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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広島大学のシンボルだった「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木は、一部を保存・再利用します。



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福岡ソフトバンクホークス FUKUOKA超・ボールパーク宣言 「ヤフオク!ドーム」の大幅改修計画を発表!

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-FUKUOKA超・ボールパーク宣言-

 「福岡ソフトバンクホークス」は、2018年球団創設80周年、翌2019年は福岡移転30周年という、記念すべき節目の年に際し、次世代型複合エンターテインメント空間の創出を目指す、「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」を実施します。

 引用資料 福岡ソフトバンクホークス(2018/04/10)
 2019年 福岡移転30周年 福岡ソフトバンクホークスの決意。次世代型複合エンタメ空間の創出を! 「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」

 世界に誇れる様々な革新的エンターテインメントコンテンツを展開する、「エンターテインメントビル(仮称)」をヤフオクドーム敷地内に建設します。

 ヤフオクドーム施設においても、よりエキサイティングな映像コンテンツを楽しむために、映像表示装置「ホークスビジョン」ならびに音響システムの刷新、そして、多くのファンを迎えるために40,000人以上の収容を目指した増席などの大規模改修を順次実施する予定です。

● エンターテインメントビル(仮称)の建設
 ヤフオクドーム敷地内に「エンターテインメントビル(仮称)」を建設します。このビルは、ヤフオクドーム3階部分となるデッキ(外周通路)に接続する形で建設されます。

 「イメージパース」を見ると敷地南東側の平面駐車場などがある場所に建設する様です。概要は、免震構造の地上7階、延床面積約17,000㎡で、2020年春開業予定です。


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王貞治ベースボールミュージアム

 「王貞治ベースボールミュージアム」のコンテンツ全面見直しを実施し、新たなエンターテインメント要素をふんだんに取り入れた、新「王貞治ベースボールミュージアム」が、「エンターテインメントビル(仮称)」内に、リニューアルオープンします。


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ホークスビジョン改修/立体音響システム導入

 現在、5つの映像表示装置で構成されている世界最大の屋内表示装置「ホークスビジョン」もパワーアップします。 中央部分の表示装置を改修し、高輝度・高解像度の映像をシームレスに表示できる装置へと進化させます。

 また、球場内スピーカーを刷新し、明瞭性を高めた重低音サウンドを実現します。臨場感あふれる音響と世界最大の表示面積を活用したハイクオリティ映像を駆使することで、さらにエキサイティングな空間を演出します。


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スタンド席大規模増席改修

 野球興行時収容人員40,000人超えを目標に、座席大規模改修を行います。 外野エリア(現在の「王貞治ベースボールミュージアム」部分)の座席化改修などをメインに、快適性や利便性を損なうことなく観客席を増席し、バラエティ豊かな観戦空間を提案します(2018年度:野球興行時収容人員38,530人)。


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コンコース(球場内回遊通路)改修
 ヤフオクドームを回遊できるコンコース通路を全面的にリニューアルします。「エンターテインメント」、「スマート」、「アメイジング」をキーワードに非日常感を演出し、利便性が高く、スタンドに入る前のワクワク感を高揚させる空間として、エンターテインメントコンテンツの導入、壁面・床面のリペインティングなどを実施しデザインを一新します。


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ホークスタウン

 福岡にドーム球場の建設構想が発表されたのは、「ダイエー」が飛ぶ鳥を落とす勢いにあったバブル経済真っ盛りの1980年代後半です。

 当初計画では、超高層ホテル(現:ヒルトン福岡シーホーク)を間に挟み、シンメトリー(左右対称)のドーム球場とアミューズメントドーム(屋内型遊園地)が計画されていました。
 しかしバブルは崩壊し、「ダイエー」も急速に経営状態が悪化したためツインドームは実現しませんでした。



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2018年4月10日 (火)

大阪梅田ツインタワーズ・サウス 阪神梅田本店建て替え第Ⅰ期棟 2018年6月1日(金)オープン!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)に決定しました、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ・サウス
 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2018/04/09)
 阪神梅田本店建て替え第Ⅰ期棟オープンについて

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2018/04/09)
  阪神梅田本店建て替え第Ⅰ期棟各フロア紹介資料


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「第Ⅰ期棟フロア構成」です。


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スナックパーク(地下1階)

 地下1階に立ち食いだけど、おいしい!ワンコイン(500円)ランチから夜のサク飲みまで。毎日立ち寄りたくなる立ち食いの聖地「スナックパーク」が話題のお店を引き連れ、計13店舗で復活します。

 旧スナックパークの人気テナント「阪神名物 いか焼き」も移転するようです。 ♪ ロマンテックいか焼き ♪ なんちゃって(笑)。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)に決定しました、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全く予想していなかった名称でした。私は「梅田阪急ビル」に対して、「梅田阪神ビル」になるのかと思っていました。

 全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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フロア平面図

 「フロア平面図」です。幅約96m×奥行約48m、基準階貸室面積約3,500㎡と1,000坪を超える巨大なオフィスビルになります。「コア」がビルの中心部分にある事が初めてわかりました。

 オフィス部分の開業は2022年春の予定ですが、気が早くて早くも「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ 
 大阪梅田ツインタワーズ・サウス


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅠ期棟です。2018年4月27日に竣工します。



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2018年4月 9日 (月)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年4月5日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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逆打ち工法
 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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敷地東側です。


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東側は1階床の「コンクリート」の打設が終わっています。この部分から1階床が重機等が乗入れる「作業床」として使用開始されると思われます。


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敷地東側では、既存の「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」とすでに一部接続されました。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の既存の「山留め壁」が姿を現しています。地下階で一部連結もしくは通路でつながるので、既存の「山留め壁」は一部撤去されます。


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角度を変えて見た様子です。


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この部分でも1階床の鉄骨建方が始まりました。


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アップです。鉄骨の奥に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の既存の「山留め壁」が見えます。



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「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む廃止された地下道 2018/04/05 「松杭」の引き抜き!

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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中間部分にあった「うめきたガーデン」への通路が西側に移設された事により、中間部分の解体工事が行われています。「うめきたガーデン」は、2018年3月18日(日)で終了しました。


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「ラフテレーンクレーン」で「松杭」を引き抜いています。


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「杭抜き機」で「松杭」を引き抜いています。


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引き抜かれた「松杭」です。


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約90年経過しているので、流石に朽ちた「松杭」もあるようで、すべてきれいに引き抜ける訳では無いようです。


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東側では埋め戻しが始まっています。


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平らに均しています。



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2018年4月 8日 (日)

京都東山計画 世界的なラグジュアリーホテル「パーク ハイアット 京都」 2018年4月5日の建設状況


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-パーク ハイアット 京都-

 京都市東山区で料亭「山荘京大和」を運営する「京大和」と「竹中工務店」は、「山荘京大和」敷地内にホテルを新たに建設することで合意し、計画に着手しました。

 「山荘京大和」は改築のうえ、引き続き「京大和」が料亭営業を継続します。「竹中工務店」は敷地を借地のうえ、70室程度の高級ホテルを建築・所有する計画です。料亭とホテルが同居する珍しい形態となります。

 高級ホテル部分は、ハイアット ホテルズ コーポレーションの関連会社であるハイアット インターナショナル アジアパシフィック リミテッドと運営委託契約を締結し、「パーク ハイアット 京都」として開業することが決定しています。

 引用資料 竹中工務店(2016/11/01)
 京都東山にて料亭とホテル事業の計画に向けて合意 「パーク ハイアット 京都」2019年開業予定

 計画名は「京都東山計画」もしくは「(仮称)京都東山ホテル」です。世界的なラグジュアリーホテルの要素を取り入れながら、「二寧坂」に面した街並みや周辺との景観に配慮した低層建築とするとともに、歴史的建築物や庭園などは保存・復元し、常に伝統と新しい文化を融合させてきた京都らしさを取り入れたホテル・料亭とする計画です。

 「パークハイアット」の展開は国内では「パーク ハイアット 東京(新宿)」のみで、西日本は初めてとなります。訪日客の富裕層などを取り込みます。

パーク ハイアット 京都の概要
◆ 計画名-「京都東山計画」もしくは「(仮称)京都東山ホテル」
◆ 所在地-京都府京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町358、359-1、360-1
◆ 階数-地上2階、地下4階
◆ 高さ-最高部9.511m、軒高9.511m
◆ 敷地面積-8,796.47㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,157.72㎡
◆ 延床面積-13,698.11㎡(容積対象外面積1,410.98㎡)
◆ 構造-木造(既存)、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-70室程度
◆ 建築主-竹中工務店
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ インテリア設計-tonychi and associates・竹中工務店の共同設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年03月14日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年予定


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「パーク ハイアット 京都」のイメージです。周辺との景観に配慮した低層建築となっています。かなりの傾斜地に建設されるので、地上2階、地下4階と地下階の方が多い構造になります。


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建設現場は、「二寧坂」と「維新の道」が交差する観光地としては抜群の好立地です。


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敷地西側が「二寧坂」に接します。このあたりは観光客であふれかえっているので、警備員さんが、工事車両の誘導に細心の注意を払っていました。


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敷地北側が「京都霊山護国神社」の参道に接します。この道は「維新の道」と呼ばれています。


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かなりの急傾斜地に建設しています。


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振り返ると「八坂の塔(法観寺)」が見えます。


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「維新の道」沿いの建設現場です。


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「維新の道」沿いに建設現場が続きます。


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敷地の東端です。


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東端から西側に振り返った様子です。



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京都・河原町三条近く オリックス不動産の「クロスホテル京都(仮称)」 2018年4月5日の建設状況

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-クロスホテル京都(仮称)-

 「オリックス不動産」の100%子会社である「クロスホテルズ」は、京都市中京区において2018年秋に「クロスホテル京都(仮称)」を開業します。客室数は約300室で、クロスホテルブランドは、札幌、大阪に次いで第3弾となります。

 引用資料 オリックス不動(PDF:2016/11/24)
 「クロスホテル京都(仮称)」 2018 年秋開業予定 ~札幌、大阪に次ぐ、クロスホテルシリーズ~

 建設場所は、京都・河原町三条近くのボウリング場「京劇ドリームボウル」が入っていた京劇会館跡地です。河原町通と木屋町通の間、龍馬通に面して立地しており、ロケーション的には最高の場所です。

 建物は、洗練された京都の伝統的意匠とクロスホテルの都会的でスタイリッシュなデザインを融合させるとともに、街並みにも配慮した設計とします。1階のレストランは宿泊以外でも利用しやすいように龍馬通沿いに配置します。

クロスホテル京都(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)木屋町三条計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町71-1 他(地番)
◆ 交通-京阪電鉄「三条」駅徒歩4分、阪急電鉄「河原町」駅徒歩7分、京都市営地下鉄「京都市役所前」駅徒歩5分
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部35.00m、軒高31.00m
◆ 敷地面積-2,176.28㎡
◆ 延床面積-14,308.95㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-合同会社AYG(オリックス不動産)
◆ 設計者-日建設計、東洋設計事務所
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年10月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2018年秋予定


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「クロスホテル京都(仮称)」の建設現場を南東側から見た様子です。ボウリング場「京劇ドリームボウル」が入っていた京劇会館跡地に建設中です。


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「クロスホテル京都(仮称)」は、東側が「木屋町通」で、「高瀬川」が流れる最高のロケーションです。


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北側が途中で「凹」んでいます。


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1階のレストランは宿泊以外でも利用しやすいように北側の「龍馬通」沿いに配置します。


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北西側の「河原町通」から見た様子です。東西に非常に細長い敷地です。


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「クロスホテル」のロゴです。


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北側の一部が「河原町通」に面しています。



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2018年4月 7日 (土)

京都・烏丸御池の複合商業施設「新風館」跡地 (仮称)新風館再開発計画 「エースホテル(ACE HOTEL)」が日本初進出!  

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(仮称)新風館再開発計画
 
京都市登録有形文化財第1号に登録されている。烏丸御池の複合商業施設「新風館」は、2016年3月27日をもって閉館しました。

 「新風館」は、1926年に竣工し、1931年に増築された「京都中央電話局」が原形です。2001年1月26日に商業施設として開業しました。

 「NTT都市開発」は、京都市登録有形文化財に登録されている旧京都中央電話局の洋館を残しながら、新たに213室(予定)のホテルを開発します。

 計画名は「(仮称)新風館再開発計画」で、洋館の東側に地上7階、地下2階の建物を新設します。増築部だけでなく、洋館の下も地下2階に変更します。地下部と地上1階に店舗や駐車場を集約し、2階より上はホテル機能として使用します。

● エースホテル京都
 「NTT都市開発」は、「新風館再開発計画」について、「エースホテル(本社:米国ニューヨーク州)」とホテル運営委託契約を締結しました。「エースホテル京都」の出店が決定し、2019年末の開業を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2018/04/06)
 京都「新風館再開発計画」のホテルブランドが決定 世界のホテルの新潮流『エースホテル』が日本初進出 2019年末、京都に新風を吹き込むカルチャー発信型ホテルが誕生隈研吾氏が施設の建築デザインを監修

 「エースホテル(ACE HOTEL)」は、1999年にアメリカ・シアトルで最初のホテルをオープンしました。現在までにアメリカ、イギリスにおいて9ホテルを運営しています。「エースホテル京都」は、日本、またアジアでの初出店となります。

 外資系ホテルの進出がウワサされていましたが、てっきり大手かと思っていました。まさかの「エースホテル」でした。ホテルの他に飲食店や物販が20店舗入る予定です。

(仮称)新風館再開発計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2外 他
◆ 交通-京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅徒歩1分
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-最高部約35m、軒高約31m
◆ 敷地面積-6,384.73㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約25,677㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、飲食店、物品販売業を営む店舗、自動車車庫
◆ 客室数-213室
◆ 店舗面積-約2,300㎡(B1及び1F)、20店舗
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ デザイン監修-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2016年03月28日~2016年06月30日
◆ 着工-2017年10月02日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年末予定


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北西側上空から見たイメージパースです。


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南東側の「東洞院通側エントランス」のイメージパースです。


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「中庭」のイメージパースです。


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「新風館再開発計画 フロア構成」です。都市営地下鉄「烏丸御池駅」と地下2階で直結します。地下接続に伴う設計、工事は、NTT都市開発が行い、費用も全額負担します。


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「新風館再開発計画」の建設現場を北西側から見た様子です。「旧京都中央電話局」が「養生シート」で覆われました。2018年4月5日の撮影です。撮影日の翌日にニュースリリースが発表されたのでグッドタイミングでした。


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南西側から見た様子です。京都市登録有形文化財に登録されている「旧京都中央電話局」の洋館は残されます。


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北東側から見た様子です。


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北東側から引いて見た様子です。



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京都随一の繁華街「四条通」の歩道拡幅 歩行者の通行の邪魔になる「地上機器」に取り付けられた衝撃軽減の台がめちゃめちゃシュール!

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-四条通歩道拡幅-

 京都市は、「歩くまち・京都」を掲げる市の重点事業として「四条通」の歩道拡幅を行いました。工期は2014年11月17日のい着工し、2015年10月末に完成しました。

 引用資料 京都市・公式HP 広報資料・お知らせ(2016/02/26)
 四条通歩道拡幅事業

 整備は、基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めました。車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなりました。

 バス停は、現在は東西行き合わせて16ヶ所に分散していますが、歩道拡幅後は計4ヶ所(西行き2ヶ所、東行き2ヶ所)に集約しました。
 拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」とする予定で、バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。

 タクシー乗り場は、拡幅した歩道に切り込む形で整備しました。また、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保しました。


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区間は、「四条通(川端通から烏丸通まで)」の延長1,120m(幅員22m)です。


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工事は、2015年10月末に完成しましたが、正確にはまだ完成していません。歩道上に「地上機器」がでんと構えています。


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「地上機器」は、2018年7月までに撤去されるようです。絶対に必要な設備のため、正確には撤去では無く、「関西電力」により歩道の端に移設します。

 完成後2年半も経過しているのにまだかなりの数が残っています。予算の問題だとは思いますが、移設に時間がかかりすぎです。


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歩行の邪魔になる上に、ぶつかる可能性があり危ないです。私も何度も衝突しそうになりました。


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流石に危ないのでクレームが出たのか? 「地上機器」に帽子が取り付けられました。やっつけ感が凄いめちゃめちゃシュールな衝撃軽減の台です(笑)。


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「二等辺三角形」の帽子です。


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「直角三角形」の帽子です。


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京都市の説明書きです。



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2018年4月 6日 (金)

春の京都はインバウンド(訪日外国人旅行)で沸騰 祇園のメインストリート「花見小路通」はまるで和風のテーマパーク!

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-花見小路通(はなみこうじどおり)-
 
京都・祇園の南北のメインストリート「花見小路通」は、北は三条通から南は安井北門通までの約1kmです。特に「四条通」の南側は、電線類地中化および石畳の整備が完成しており、非常に情緒ある町並みとなっています。

 2017年4月15日に放送された「ブラタモリ」の「#70 京都・祇園 ~日本一の花街・祇園はどうできた?~」でも特集していましたが、この辺りはもともとは「建仁寺」の領地でした。

 昨日(4月5日)に「花見小路通」を歩いて見ました。春の京都は「インバウンド(訪日外国人旅行)」で沸騰していました。ただ、残念ながら今年は、桜の開花が異常に早かったので、桜の花はほとんど散っていました。

花見小路通はまるで和風のテーマパーク!
 祇園周辺を歩いていると和装の観光客とよくすれ違います。多くが外国語をしゃべっています。この近くには和服のレンタルも多く簡単に借りられます。

 前は、「舞妓さん」そっくりに変装する本格的な和服が多かったですが、今は軽めの和服が多いです。私には、「テーマパーク」に行って楽しんでいるのと同じように見えました。

 私は、女性の着物(和服)は、「世界で一番美しい民族衣装」だと思っています。着物姿は、最高にインスタ映えする素材だと思います。みなさんな楽しそうに写真撮影していました。


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「花見小路通」の「四条通」の南側は、電線類地中化および石畳の整備が完成しており、非常に情緒ある町並みとなっています。


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祇園甲部

 現在、京都には「祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東」の5つの花街があり、これを総称して「五花街(ごかがい)」と呼んでいます。「花見小路通」の東側には、祇園甲部の本拠地である「祇園甲部歌舞練場」があります。


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「花見小路通」の南端は、「建仁寺」前の「安井北門通」です。


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春の陽気のせいもあると思いますが、女性の着物(和服)姿が非常に多かったです。日本人もいましたが、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語などを話していたので、いろいろな国の人たちが「着物(和服)」を楽しんでいる事が分かります。数は少ないですが、欧米系の方もいます。


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盛んにスマホで撮影していました。インスタに投稿するのでしょうか?


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「産寧坂(三年坂)」でも着物(和服)姿をたくさん見かけました。


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「塔の下商店街」でも着物(和服)姿をたくさん見かけました。


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残念ながら4月5日時点では、桜の花はほとんど散っていました。「八坂の塔(法観寺)」前には、「白無垢(しろむく)」姿の人もいました。本当の結婚式だったのかも知れませんが、もうあんでもありの状態ですね(笑)。


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改めて思ったのが、全く個性が違う「大阪」と「京都」がある関西は、「インバウンド(訪日外国人旅行)」の観点から見ると無敵ですね!



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京都高島屋 今話題の買い占め騒動があった1体税込124,200円の人形「スーパードルフィー」

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-スーパードルフィー-

 「京都高島屋」が客1人2体までとして100体限定で受注販売した人形が、1人の男性客に買い占められていたことが分かって大きなニュースになっていました。

 日本経済新聞(2018/04/01)
 転売目的? 限定人形100体買い占め 京都高島屋      

 公式ホームページ → ボークス

 販売したのは画家の故中原淳一氏の絵を再現した「ロリーナ」という名前の女の子の人形(高さ64cm)で、1体115,000円(税込124,200円です。

 受注販売を受け付けると開店前から約200人の行列ができ、先着50人に整理券を配布しました。整理券を受け取った人がカウンターに来るたびに、最初に購入した男性客が次々と「この人の分も払います」と言って他の客の代金も支払ったそうです。

● ボークス(VOLKS)
 今回、騒動となった人形は、京都に本社がある「ボークス」が制作した「スーパードルフィー」です。「スーパードルフィー」という名称は知っていましたが、こんなに人気があるとは知りませんでした。

 昔の「ボークス」は知る人ぞ知るかなりマニアックなプラモデルを扱う模型小売店でした。当時から軍事ヲタの私は、同じく軍事ヲタの友人と高校の修学旅行で京都に宿泊した時に、夜中に抜け出してタクシーで「ボークス」に行ったのを思い出しました(笑)。

 現在も模型を扱っているようですが、主力はフィギュアのようです。公式ホームページを見てビックリしました。あの小さな模型店が年商は70億円、従業員数(グループ全体)340名に成長していました。


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「京都高島屋」の1階に人だかりが出来ていたので何事かと思いましたが、「これが話題の「スーパードルフィー」だとすぐ分かりました。人が少なくなった間に「絶好のブログネタに遭遇!」と思って撮影しました(笑)。


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人形は画家の「故中原淳一氏」の絵を再現したそうです。


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実に精巧な造りですが、価格が115,000円(税込124,200円)と聞いてビックリ! 高性能なデジタル一眼レフカメラが買える!(笑)


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私には魅力が分かりませんが、ヲタからしたら「垂涎の的」なんでしょうね!



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2018年4月 5日 (木)

JR京都駅前 京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」 2018年3月27日の建設状況

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-THE THOUSAND KYOTO

 「京阪電気鉄道、京都センチュリーホテル、京都タワー」では、京都駅前にある「京都センチュリーホテル」および「京都第2タワーホテル」の一体的再開発により、グローバルマーケットに対応する京阪グループのフラッグシップホテルの開業をめざす「京都駅前新ホテルプロジェクト」を推進しています。第1弾として「京都センチュリーホテル」の客室全面リニューアルを実施しました。

 隣接する「京都第2タワーホテル」は、2016年1月に閉館しました。第2弾として跡地には、ハイグレードの「(仮称)京都駅前新ホテル計画」を建設し、京都センチュリーホテルと地下1階~3階部分で接続した一体的施設として運営する予定です。

 正式名称は「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」で、京阪グループのフラッグシップホテルとして、2019年1月オープン予定です。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2017/11/07)
 京阪グループのフラッグシップホテル【 THE THOUSAND KYOTO 】2019年1月 JR京都駅前に誕生)

THE THOUSAND KYOTOの概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅前新ホテル計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区塩小路通下ル東塩小路町570番
◆ 交通-JR「京都」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.90m、軒高30.90m
◆ 敷地面積-6,798.09㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,301.72㎡
◆ 延床面積-18,977.70㎡(容積対象外面積3,034.10㎡) *京阪のHPでは約22,063㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(宴会場、控室、料飲施設、チャペル、ブライダルサロン、衣装室、美容室、スパ、ジム、駐車場)
◆ 客室数-222室
◆ 建築主-京阪ホールディングス
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年12月17日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年01月予定


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「全体イメージ」です。「京都センチュリーホテル」と地下1階~3階部分で接続した一体的施設として運営する予定です。


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「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」の建設現場を北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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京都センチュリーホテル

 「京都センチュリーホテル」は、1981年4月に開業、客室数218室です。主要株主である「林原グループ」の中核会社が会社更生手続に入ったことを受け、2011年7月に「京阪電気鉄道」の子会社となりました。2015年6月~2016年3月にかけて客室全面リニューアルを実施しました。



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JR京都駅前 (仮称)三井ガーデンホテル京都駅前 2018年3月27日の建設状況

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-(仮称)三井ガーデンホテル京都駅前-

 「京阪電気鉄道、京都センチュリーホテル、京都タワー」は、JR京都駅前にある「京都センチュリーホテル」および「京都第2タワーホテル」の一体的再開発を進めています。

 道路を挟んですぐ北側では、三井不動産が「(仮称)三井ガーデンホテル京都駅前」を建設しています。「(株)萩乃家」が所有する土地に「三井不動産」がホテルを建築し、「三井不動産ホテルマネジメント」が三井ガーデンホテルとして運営します。

 三井不動産 ニュースリリース(2018/02/15)
 京都駅至近の新規ホテルプロジェクト「(仮称)三井ガーデンホテル京都駅前」の計画概要を決定 2019年夏開業予定

(仮称)三井ガーデンホテル京都駅前の概要
◆ 計画名-(仮称)京都市下京区東塩小路町ホテル計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町848番
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.4m、軒高31.0m
◆ 敷地面積-7,82.66㎡
◆ 延床面積-5,212.53㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-136室(予定)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-佐藤工業
◆ 施工者-佐藤工業)
◆ 着工-2017年10月02日(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年夏予定


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西側のゲートが開いていました。


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掘削しています。


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北西側から見た様子です。


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道路を挟んだすぐ南側では、京阪ホールディングスが「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」を建設中です。



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2018年4月 4日 (水)

名古屋駅前 地上20階、高さ約100mの「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」 2018/04/02 既存建物の解体準備工事が始まる!

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(仮称)名古屋三井ビルディング北館
 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。最後に中央の「菱信ビル」が解体されました。

 西側の「三井ビル北館」の跡地には、2014年4月17日に数年間の暫定的な商業施設となる「M4テラス」が開業しました。「菱信ビル」跡地の北側部分には、2017年5月27日に「KOMEHYO名古屋駅店」と併設のカフェ「THE CUPS MEIEK」がオープンしています。

 「三井不動産」は、暫定営業していた地上2階の商業施設「M4テラス」などを解体し、新たな超高層複合ビル「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」を建設します。概要は、地上20階、地下2階、高さ99.75m、延床面積29,450.98㎡です。

 私的には、三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル跡地の一体開発を期待していました。それ以外には考えられないと思っていた。結果的には一体開発になりませんでした。本当に残念です・・・

(仮称)名古屋三井ビルディング北館の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目804他 
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.75m
◆ 敷地面積-2,248.53㎡
◆ 建築面積-1,543.68㎡
◆ 延床面積-29,450.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年06月01日予定
◆ 竣工-(未定)


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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商業施設「M4テラス」は閉店されて、解体の準備工事が始まっています。


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「菱信ビル」跡地の南側の駐車場も閉鎖されて準備工事が行われています。


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」跡地です。「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」は、「三井ビル北館」跡と「菱信ビル」跡の南側に建設されます(撮影日2017年9月5日)。


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建築計画の概要です。



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名古屋の中心部・栄のランドマーク 中日新聞社が「中日ビル(中部日本ビルディング)」を再開発!

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-中日ビル(中部日本ビルディング)-

 「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月末をもって「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館し、新ビルに建て替えることを決定しています。新ビルは2020年代半ばの完成を目指しています。

 中日新聞(2016/09/28)
 中日ビルの建て替えについて

 「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。

 耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。

● 中日劇場が閉館
 中日ビル内にあった「中日劇場」が、2018年3月25日に閉館し、1966年の開場から半世紀あまりの歴史に幕を下ろしました。中日劇場は、御園座、名鉄ホールとともに「名古屋三座」と呼ばれ、中部地区の劇場文化の中心を担ってきました。

中日ビル(中部日本ビルディング)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号 
◆ 階数-地上12階、塔屋4階、地下4階
◆ 敷地面積-6,591.5㎡
◆ 建築面積-5,772.4㎡
◆ 延床面積-84,491.7㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、劇場、文化センター、飲食店、ショッピング街、催事場・宴会場、他
◆ 建築主-中部日本ビルディング、中日新聞
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-1963年11月
◆ 竣工-1966年04月26日


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「中日ビル(中部日本ビルディング)」を北西側から見た様子です。


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外観の特徴である最上階の円盤状の構造物です。


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少し角度を変えた様子です。


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南北に細長いビルです。敷地面積6,591.5㎡あるので、かなり大規模なビルが建設可能です。



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2018年4月 3日 (火)

JR東海 リニア中央新幹線の「名古屋市ターミナル駅」 2018/04/02 在来線の名古屋駅の北端で大規模に工事が進行中!

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-リニア中央新幹線-

 昨日、「青春18きっぷ」で名古屋に撮影に行ってきました。米原駅から帰りの新快速の車窓から「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」のライトアップを始めて見ました。メチャメチャ奇麗でした。こうやって街がどんどん良くなっていくのは本当にうれしいですね!

 本題に戻って、2027年に開業を目指す「リニア中央新幹線(品川~名古屋間)」は、路線距離は約286kmで、全体の86%に当たる約246kmが地下やトンネルとなります。最高時速500キロで走行し、東京と名古屋を最短40分で結ぶ予定です。
 
 駅は、(1)東海道新幹線品川駅地下、(2)相模原市緑区のJR橋本駅付近、(3)甲府市大津町付近、(4)長野県飯田市上郷飯沼付近、(5)岐阜県中津川市千旦林付近、(6)東海道新幹線名古屋駅地下の6駅が設けられます。

中央新幹線(東京都・名古屋市間)の概要
◆ 路線延長-約286km(地上部約40km、トンネル部約246km)
◆ 駅(6駅)
 (1) 東京都-東京都港区東海道新幹線品川駅(地下駅)
 (2) 神奈川県-神奈川県相模原市緑区JR橋本駅付近(地下駅)
 (3) 山梨県-山梨県甲府市大津町付近(地上駅)
 (4) 長野県-長野県飯田市上郷飯沼付近(地上駅)
 (5) 岐阜県-岐阜県中津川市千旦林付近(地上駅)
 (6) 愛知県-名古屋市中村区東海道新幹線名古屋駅(地下駅)
◆ 車両基地(2ヶ所)
 (1) 関東車両基地-神奈川県相模原市緑区鳥屋付近(約50ha)
 (2) 中部車両基地-岐阜県中津川市千旦林付近(工場機能含む:約65ha)
◆ 変電施設-10ヶ所
◆ 保守基地-8ヶ所(保守用車留置施設含)
◆ 走行方式-超電導磁気浮上方式
◆ 最高設計速度-時速505km
◆ 開業-2027年予定(品川~名古屋間)


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名古屋市ターミナル駅の概要

 「名古屋市ターミナル駅の概要」です。「名古屋市ターミナル駅」は、新幹線や在来線の名古屋駅の北側寄りで、新幹線や在来線とは東西方向にほぼ十字に交差します。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ(PDF)
 リニア中央新幹線と名古屋駅周辺まちづくり構想 


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名古屋市ターミナル駅の断面イメージ

 「名古屋市ターミナル駅の概要(断面イメージ)」です。地下約30m(新幹線ホームからは約40m)の地下空間に建設します。品川駅と同様に各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。
 
 
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名古屋駅ターミナル駅の施工概要

 工事は「開削工法」で行われます。私のような素人が工程見ると、超難工事の品川駅よりは簡単そうに見えましたが、品川駅以上に複雑で大規模な工事となるそうです。


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高架の在来線のホームの北端を解体して、リニア中央新幹線の「名古屋市ターミナル駅」の工事が行われています。


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東側寄りです。


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中央です。「名古屋市ターミナル駅」は、在来線の名古屋駅の北端の地下に建設される予定です。新幹線や在来線とは東西方向にほぼ十字に交差します。


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西側寄り(東海道新幹線側)です。


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CHR機

 「CHR機」です。「CHR機」により施工する「CHR工法」は、桁下の空頭制限、作業用地の制約等、厳しい条件下で「鋼管杭」の施工に優れ、経済的な基礎杭工法です。

 株式会社ジオダイナミック → CHR工法


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鋼管杭
 「CHR工法」によって建込まれた「鋼管杭」です。上記の「名古屋駅ターミナル駅の施工概要」は、非常に簡略化して書かれているので、私には「CHR工法」によって建込まれた「鋼管杭」がどのような役目を果たすのか皆目見当がつきません・・・


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黄色い蓋のある部分に「鋼管杭」を建込みます。


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低空頭仕様のBG掘削機
 
ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」です。地中障害物の撤去を行っています。低空頭仕様の「BG掘削機」を始めて見ました。


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BG掘削機のアタッチメント

 ケリーバーの先端に各種アタッチメント(ツールス)を用途に応じて組み合わせる事により、地中障害物の撤去等を行います。



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名古屋市 地上28階、高さ約101mのホテル型高級賃貸マンション「栄タワーヒルズ」 2018年4月2日の建設状況

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-栄タワーヒルズー
 リーマンショック前に、「白川公園」の東側の映画館「ヘラルドシネプラザ」跡地に超高層タワーマンション「(仮称)栄タワーヒルズ」が計画されていました。

 その後、一向に着工される気配はなく、地上21階、地下1階、高さ80.395mと規模を縮小して、「建築計画の概要」まで掲示されましたが、2015年2月1日の着工予定日を過ぎても着工される事はありませんでした。

 その後「建築計画の概要」が変更されて、地上28階、地下1階、高さ100.80m、延床面積26,866.69㎡と規模が大幅に拡大されました。
 2016年10月5日に「地鎮祭」が行われ着工しました。 計画名は「(仮称)新・栄タワーヒルズ」ですが、正式名は「栄タワーヒルズ」に決定いるようです。

 引用資料 公式ホームページ → 栄タワーヒルズ

 高さですが、公式ホームページの物件概要で、高さ100.80mとなっています。「東建ビル管理」の公式ホームページには、 ”2019年、名古屋市中区栄に28階(地上28階、地下1階)建て、高さ107メートルの「栄タワーヒルズ」が完成予定となっております。” と書いてあるので、最高部は約107mの可能性があります。

 東建ビル管理 → 公式ホームページ 

栄タワーヒルズの概要
◆ 計画名-(仮称)新・栄タワーヒルズ
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄三丁目3517番地1
◆ 交通-名古屋市営地下鉄名城線「矢場町」駅徒歩8分、名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音」駅徒歩9分、名古屋市営地下鉄東山線「伏見」駅徒歩12分
◆ 階数-地上28階、地下1階  
◆ 高さ-100.80m  *最高部は約107mの可能性あり
◆ 敷地面積-3,102.41㎡
◆ 建築面積-1,970.80㎡
◆ 延床面積-26,866.69㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、ショールーム、オフィス、店舗
◆ 総戸数-156戸
◆ 建築主-(有限会社)東建大津通B
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-東建コーポレーション、清水建設
◆ 着工-2016年10月05日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年02月末予定
◆ 総工費-約200億円(土地代含む)


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「階層概要」です。


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西側の「白川公園」から見た「栄タワーヒルズ」の建設現場です。


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タワークレーン1基で建設しています。


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最高部です。「プレキャストコンクリート」の柱が見えます。公式ホームページの建設ブログによると1週間に1フロアのペースで上に伸びているそうです。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。高さ100mを超える超高層ビルとしては珍しく、基礎工法は「既成コンクリート杭」を採用しています。


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少し角度を変えた様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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2018年4月 2日 (月)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年3月30日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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西端まで1階床に「デッキプレート」が敷かれました。


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1階床に「コンクリート」を打設しています。


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「コンクリートポンプ車」が、長いブームを伸ばしてコンクリートを打設しています。


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「コンクリートミキサー車」と「コンクリートポンプ車」が連携してコンクリートを打設しています。


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東端は1階床の「コンクリート」の打設が終わっています。この部分から1階床が重機等が乗入れる「作業床」として使用開始されると思われます。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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アップです。


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「山留め壁」に沿って「鉄筋」の配筋が行われています。


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このように「山留め壁」は、本設の「地下外壁」および「地下外周の柱」としての役割も兼ねます。



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「梅北地下道」を地上歩道に切り替え 解体工事が進む廃止された地下道 2018/03/30 「松杭」の引き抜き!

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-梅北地下道-

 JR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期地区」の地下を横切り、「グランフロント大阪」とインバウンドで人気の「梅田スカイビル」を結ぶ地下歩道「梅北地下道」が姿を消します。

 1928年に完成した地下道は地下化される「JR東海道線支線」と地下で交差するため、まず全長200mのうち東側の150mを2017年12月19日に閉鎖しました。2024年頃には、残りの50mが閉鎖され、1世紀近い歴史に幕を閉じます。

 「梅北地下道」はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通しました。約500mありましたが、うめきた1期地区内の約300mが2006年に撤去されました。

 地上部新歩道は、2017年12月19日(火)のAM10:00から供用開始されました。それに伴って、東側の150mは2017年12月19日のAM10:00に閉鎖されました。


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解体工事が終わった「グランフロント大阪」側の階段とスロープと「梅北地下道」の東側部分が完全に埋め戻されました。


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中間部分にあった「うめきたガーデン」への通路が西側に移設された事により、中間部分の解体工事が行われています。「うめきたガーデン」は、2018年3月18日(日)で終了しました。


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中間部分の解体工事も終わりました。


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「ラフテレーンクレーン」で「松杭」を引き抜いています。


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「杭抜き機」です。


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「梅北地下道」の基礎だった「松杭」です。


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引き抜かれた「松杭」です。


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うめきたガーデンが終了
 「うめきたガーデン」の第3期の開催期間は、2017年10月7日(土)~2018年3月18日(日)でした。1期~3期の約1年半の期間中に延べ約31万人が訪れたそうです。


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「うめきたガーデン」の解体工事が始まっています。



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2018年4月 1日 (日)

大阪環状線福島駅近く 阪神電鉄とJR西日本の共同開発「(仮称)阪神NK共同ビル」 2018年3月30日の建設状況

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-(仮称)阪神NK共同ビル-

 「神電気鉄道」と「JR西日本」は、阪神電鉄が所有する大阪市福島区の福島五丁目の土地と、その土地に隣接するJR西日本が所有するの土地を、ホテルと商業施設が入居する複合ビル「(仮称)阪神NK共同ビル」として、初めて共同で一体的に開発します。

 予定地は、大阪環状線の福島駅からは徒歩3分、阪神本線福島駅からも徒歩6分の好立地にありますが、土地の形状などから、十分な活用が図られていませんでした。

 引用資料 JR西日本(2017/05/09)
 阪神電鉄とJR西日本が初めての共同開発 ~2019年春、ホテルと商業施設が阪神本線・大阪環状線福島駅近くに開業~ 

 地上1階~12階はホテルゾーンとなります。入居テナントは「阪急阪神ホテルズ」を予定しています。ビジネス客に加えファミリー客をターゲットに据え、約250室の宿泊主体型ホテルとし、近接するホテル阪神と一体的運用を図ります。

 地上1階~3階は商業ゾーンとなります。 入居テナントはエイチ・ツー・オーリテイリンググループである「阪急オアシス」を予定しています。

(仮称)阪神NK共同ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目52番1、福島七丁目2番1の一部(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、阪神本線「福島」駅徒歩6分
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-46.13m
◆ 敷地面積-2,583.28㎡(阪神所有分約1,785㎡、JR西日本所有分約799㎡)
◆ 建築面積-1,664.44㎡
◆ 延床面積-11,183.87㎡(容積対象面積10,128.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(地上1階~12階)、物販店舗(地上1階~3階)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-阪神電気鉄道、JR西日本不動産開発
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年10月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年05月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年春予定


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位置図です。このあたりの「阪神電気鉄道本線」は、1993年9月5日に地下化されました。細長い敷地は当時の軌道跡です。


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北東側から見た様子です。


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JR大阪環状線の車窓から見た東端です。東側から西側に移動します。


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「コンクリート型枠」を組んでいます。


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鉄筋の配筋を行っています。


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更に西側です。


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更に西側です。


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コンクリートが打設されています。柱の鉄筋の配筋が始まっています。


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西端です。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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阪神高速道路がビルを貫通する「TKPゲートタワービル」に隣接 「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」 2018年3月30日の建設状況

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-アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)-

 大阪市福島区に阪神高速道路がビルを貫通している「TKPゲートタワービル」がありますが、そのすぐ北側に「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」が建設中です。

 「ティーケーピー」は、「アパホテル」とフランチャイズ契約を締結し、2019年5月の開業を目指し、2017年12月19日に起工式を執り行いました。

 引用資料 ティーケーピー(2017/12/19)
 TKP、大阪・梅田に関西初のホテル建設 本日起工式開催! 『アパホテル〈TKP大阪梅田〉』(仮称) 2019年5月開業予定 

アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目43番7他(地名地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩8分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、大阪市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩13分、JR東西線「新福島」駅徒歩5分、阪神電車「福島」駅徒歩4分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.98m、建築物42.98m
◆ 敷地面積-584.65㎡
◆ 建築面積-357.97㎡
◆ 延床面積-2,593.96㎡(容積率対象面積2,329.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-161室(ダブル160室、ツイン1室)
◆ 建築主-ティーケーピー
◆ 設計者-アパマンション
◆ 施工者-アパマンション
◆ 着工-2017年12月19日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月上旬予定
◆ 開業-2019年05月予定


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「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」の建設現場をJR大阪環状線の車窓から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事」の建築計画のお知らせです。



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