名古屋の中心部・栄のランドマーク 中日新聞社が「中日ビル(中部日本ビルディング)」を再開発!
-中日ビル(中部日本ビルディング)-
「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月末をもって「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館し、新ビルに建て替えることを決定しています。新ビルは2020年代半ばの完成を目指しています。
中日新聞(2016/09/28)
中日ビルの建て替えについて
「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。
耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。
● 中日劇場が閉館
中日ビル内にあった「中日劇場」が、2018年3月25日に閉館し、1966年の開場から半世紀あまりの歴史に幕を下ろしました。中日劇場は、御園座、名鉄ホールとともに「名古屋三座」と呼ばれ、中部地区の劇場文化の中心を担ってきました。
中日ビル(中部日本ビルディング)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号
◆ 階数-地上12階、塔屋4階、地下4階
◆ 敷地面積-6,591.5㎡
◆ 建築面積-5,772.4㎡
◆ 延床面積-84,491.7㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、劇場、文化センター、飲食店、ショッピング街、催事場・宴会場、他
◆ 建築主-中部日本ビルディング、中日新聞
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-1963年11月
◆ 竣工-1966年04月26日
「中日ビル(中部日本ビルディング)」を北西側から見た様子です。
外観の特徴である最上階の円盤状の構造物です。
少し角度を変えた様子です。
南北に細長いビルです。敷地面積6,591.5㎡あるので、かなり大規模なビルが建設可能です。
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