京都・烏丸御池の複合商業施設「新風館」跡地 (仮称)新風館再開発計画 「エースホテル(ACE HOTEL)」が日本初進出!
-(仮称)新風館再開発計画-
京都市登録有形文化財第1号に登録されている。烏丸御池の複合商業施設「新風館」は、2016年3月27日をもって閉館しました。
「新風館」は、1926年に竣工し、1931年に増築された「京都中央電話局」が原形です。2001年1月26日に商業施設として開業しました。
「NTT都市開発」は、京都市登録有形文化財に登録されている旧京都中央電話局の洋館を残しながら、新たに213室(予定)のホテルを開発します。
計画名は「(仮称)新風館再開発計画」で、洋館の東側に地上7階、地下2階の建物を新設します。増築部だけでなく、洋館の下も地下2階に変更します。地下部と地上1階に店舗や駐車場を集約し、2階より上はホテル機能として使用します。
● エースホテル京都
「NTT都市開発」は、「新風館再開発計画」について、「エースホテル(本社:米国ニューヨーク州)」とホテル運営委託契約を締結しました。「エースホテル京都」の出店が決定し、2019年末の開業を予定しています。
引用資料 NTT都市開発(2018/04/06)
京都「新風館再開発計画」のホテルブランドが決定 世界のホテルの新潮流『エースホテル』が日本初進出 2019年末、京都に新風を吹き込むカルチャー発信型ホテルが誕生隈研吾氏が施設の建築デザインを監修
「エースホテル(ACE HOTEL)」は、1999年にアメリカ・シアトルで最初のホテルをオープンしました。現在までにアメリカ、イギリスにおいて9ホテルを運営しています。「エースホテル京都」は、日本、またアジアでの初出店となります。
外資系ホテルの進出がウワサされていましたが、てっきり大手かと思っていました。まさかの「エースホテル」でした。ホテルの他に飲食店や物販が20店舗入る予定です。
(仮称)新風館再開発計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2外 他
◆ 交通-京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅徒歩1分
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-最高部約35m、軒高約31m
◆ 敷地面積-6,384.73㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約25,677㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、飲食店、物品販売業を営む店舗、自動車車庫
◆ 客室数-213室
◆ 店舗面積-約2,300㎡(B1及び1F)、20店舗
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ デザイン監修-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2016年03月28日~2016年06月30日
◆ 着工-2017年10月02日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年末予定
北西側上空から見たイメージパースです。
南東側の「東洞院通側エントランス」のイメージパースです。
「中庭」のイメージパースです。
「新風館再開発計画 フロア構成」です。都市営地下鉄「烏丸御池駅」と地下2階で直結します。地下接続に伴う設計、工事は、NTT都市開発が行い、費用も全額負担します。
「新風館再開発計画」の建設現場を北西側から見た様子です。「旧京都中央電話局」が「養生シート」で覆われました。2018年4月5日の撮影です。撮影日の翌日にニュースリリースが発表されたのでグッドタイミングでした。
南西側から見た様子です。京都市登録有形文化財に登録されている「旧京都中央電話局」の洋館は残されます。
北東側から見た様子です。
北東側から引いて見た様子です。
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