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2018年5月18日 (金)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/05/14 Part2・外観を見るといろいろ見えてくる編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビル名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年5月14日
 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全景です。フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。

● 東京でも宣伝
 東京へ行った時に、山手線の車内や品川駅の自由通路のデジタルサイネージで、「阪急阪神不動産」の広告が頻繁に流れていました。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の宣伝もしていました。


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撮影日2018年5月14日 地上11階は「スカイロビー」です。地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2018年5月14日 窓が無く、階高が2層分の高さがある地上10階は、「構造切替え階」で、「機械室」となります。

● 構造切替え階
 商業フロアとオフィスフロアでは柱の位置が大きく異なります。商業フロアは基本的に均等に柱を配置しますが、オフィスフロアは柱の無い「整形無柱空間」を確保する必要があるので、柱を建物外周とコア部分に集中させます。

 柱の位置が大きく異なるので、下層階が商業フロア、上層階がオフィスフロアの超高層ビルは、構造を切替える「構造切替え階」を設けます。「構造切替え階」はフロアとしては使いにくいので多くの場合「機械室」になります。


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撮影日2018年5月14日 3階~9階の外壁の一部がガラスになっており内部を見る事が出来ます。


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撮影日2018年5月14日 9階部分です。この部分は「和風」のテイストとなっています。


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撮影日2018年5月14日 6階部分です。木製と思われる「店舗什器」が見えます。


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撮影日2018年5月14日 4階・5階部分です。テラス状になっています。


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撮影日2018年5月14日 2階・3階・4階部分です。3階はテラスに出られるのでしょうか?


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撮影日2018年5月14日
 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続部分、全面ガラス張りの「エレベーター塔」、地下街への「エスカレーター」と「階段」です。


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撮影日2018年5月14日 ガラスが無い部分の奥には複数台の「エレベーター」が設置されています。



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