ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/06/22 タワークレーンが全部で3基勢揃い!
-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。
「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。
引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定
(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。
「概要図」です。
「グランフロント大阪 南館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。
「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。
逆打ち工法
1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。
地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。
予想通り「タワークレーン」は、全部で3基設置されました。
2番目に稼働した中央の「タワークレーン」です。
西側の「タワークレーン」は組立中でした。
「タワークレーン」の「ベース架台」です。梁の「こぶ(4ヶ所)」に「アンカーボルト」でガッチリ固定しているので、タワークレーンは倒れません。
「鉄骨建方」が西端です。
柱の溶接後
柱の溶接が終わって、「建入れ直し治具」が外されています。
柱の溶接前(2週間前)
柱の溶接前の2018年6月8日の様子です。「建入れ直し治具」で柱を仮に自立させています。
● 建入れ直し治具
「建入れ直し治具」は、柱の転倒防止、目違い調整、倒れ調整、レベル調整などのために取り付けます。溶接が終わると「建入れ直し治具」は外されます。
タワークレーンで部材を吊り上げる「揚重ヤード」です。
「梁」が準備されれています。鉄骨建方の時にこの上に「制振装置」を取り付けます。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地震対策として「制振構造」を採用する事が分かります。
北東側から見た様子です。
| 固定リンク
« 「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part9・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の2階の歩行者デッキ編 | トップページ | グランフロント大阪 閉鎖されている9階の「南館テラスガーデン」 再開園に向けての工事 2018年6月22日の状況 »
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 「淀川大堰閘門」が2025年3月16日に開通! 京都から万博会場の夢洲まで船で行くことが可能に! 災害時の緊急物資の輸送にも役立つ!(2025.02.06)
- 淀川河川敷十三エリア魅力向上事業 十三の「淀川河川敷」に約30軒並ぶ「屋台エリア(淀川つつみ市 ミナモ十三)」 2025年4月下旬に一部先行開業!(2025.02.05)
- インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2025年1月度 阪急梅田本店が前年同月比12.3%増、高島屋大阪店が前年同月比7.2%増、大丸心斎橋店が前年同月比27.7%増(2025.02.04)
- 梅田が更に北側に広がる可能性 「中津陸橋(国道176号)」の手前のJR西日本グループの用地 いつ再開発されるのか? (2025.01.26)
- インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2024年12月度 阪急梅田本店が前年同月比13.4%増、高島屋大阪店が前年同月比5.8%増、大丸心斎橋店が前年同月比15.2%増(2025.01.09)