最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目「(仮称)大阪Mプロジェクト」 2018年6月4日の建設状況
-(仮称)大阪Mプロジェクト-
永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。
ちなみに北隣の「プラダ大阪心斎橋店」が入居する「心斎橋GROVE(Gビル御堂筋02)」は、三菱商事系の「日本リテールファンド投資法人」が、2018年1月12日付で150億円で取得しています。今から考えればみずほ銀行心斎橋支店跡の100億円は、いい買い物だったと思います。
仮設店舗の解体や地中障害物の撤去が終わって、新築工事の着工を期待していましたが、ずっと着工しませんでした。2018年3月に「建築計画のお知らせ」が掲示され、2018年6月に遂に着工しました。
● ルイ・ヴィトンのフラッグシップストアを出店?
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。
都市別(2018年6月8日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。
ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。
あくまでも私の願望ですが、「ルイ・ヴィトン 表参道店」や「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」のような旗艦店「フラッグシップストア」を出店するのではないか? と妄想しています。ちなみに日本の「フラッグシップストア」はこの2店舗のみです。
(仮称)大阪Mプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日
◆ 竣工-2019年11月15日予定
「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。
ゲートの隙間から覗いた様子です。重機が見えますが、まだ本格的な工事は始まっていないようです。
「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設予定地を北西側から見た様子です。
「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建築計画のお知らせです。延床面積4,182.22㎡なので、売場面積は約半分と考えて約2,000㎡くらいでしょうか?
建築計画のお知らせの「立面図」です。
建築計画のお知らせの「配置図」です。
ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転するだけの可能性もあります。
だだ、リーマンショック前のプチバブルの頃とは大阪ミナミを取り巻く環境は一変しています。ミナミには「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店」の2店舗がありますが、3店舗体制でも充分やっていけると思います。
大阪のキタ(梅田)も3店舗体制だし、東京の「東京・日本橋地区、銀座地区、新宿地区」もそれぞれ3店舗体制となっています。
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