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2018年6月

2018年6月30日 (土)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 2018/06/28 Part1・北1工区 仮線の工事が本格化!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北1工区の工区位置図と施工ステップ

 「北1工区」の工区位置図と施工ステップです。「梅田貨物線」の現在線を仮線に切り替えて、現在線跡地に「地下函体」を構築します。


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北1工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北1工区」です。「北1工区」は、「奥村組・鉄建建設JV」の施工により行われています。


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アップです。


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バラスト軌道で「仮線」の軌道の整備が行われています。第一段階として「梅田貨物線」を現在の位置から東側の「仮線」に移設します。移動量は最大17mです。

 「現在線を仮線に切替(H29年度末頃)」と書いていますが、まだ切り替えが行われていないので、工事はちょっと遅れているようです。

 
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「中国街道架道橋」の仮線の橋桁が架け替えられています。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から南側が「北2工区」です。高架橋の直下は「北1工区」になります。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2018年6月28日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。すでに全戸完売しています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」はなかなかの存在感です。今回はかなり手抜きで、地上からの撮影は無しです。


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「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の建設現場です。足元では「ブランズタワー梅田 North」もかなり高くなっています。


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塔屋も含め最高部に到達しているように見えます。



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2018年6月29日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/06/28 3階・4階部分の鉄骨建方が始まる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「タワークレーン」が3基すべて完成していました。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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敷地東側です。


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3階・4階部分の鉄骨建方が始まっています。


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制振装置

 「制振装置」が設置されていました。「制振間柱」のタイプですが、初めて見るタイプだったので、ネットで調べても名称は分かりませんでした。


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内部に「オイルダンパー」らしきものが見えます。制振間柱のこの部分で「地震エネルギー」を吸収するようです。


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久しぶりに梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見てみました。地震の風評被害で外国人観光客が大幅に減っているのでは? と心配していましたが、6月28日に見た私の印象では以前と変わらない賑わいでした。

● 2018年7月2日にリニューアルオープン!
 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」は、1993年の開業から25年を迎え、展望台の全フロアの改装工事を行っています。白色を基調にした内装に一新されていたのでビックリしました。

 2018年7月2日(月)にリニューアルオープンしますが、残念ながら7月2日から大人の入場料が1,000円から1,500円に値上げされます。さすがに1,500円では気軽に入れなくなりますね・・・(涙)



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三菱倉庫と名古屋鉄道 JPタワー名古屋の西隣にオフィスビル「(仮称)名駅一丁目計画」を建設!

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-(仮称)名駅一丁目計画-

 「三菱倉庫」および「名古屋鉄道」は、名古屋市西区名駅一丁目に建設予定のオフィスビルについて、共同事業を行うことを決定しました。

 リニア中央新幹線の開通により、ますます利便性が高まることが期待される名古屋駅から徒歩4分の立地に地上14 階の賃貸オフィスビルを建設するものです。

 引用資料 名古屋鉄道(PDF:2018/06/25)
 オフィスビル「(仮称)名駅一丁目計画」の開発を決定 ―三菱倉庫と名古屋鉄道の共同事業―

(仮称)名駅一丁目計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市西区名駅一丁目1004番他
◆ 交通-JR「名古屋」駅から徒歩4分、(利用可能路線)JR東海道新幹線、名鉄名古屋本線、市営地下鉄東山線・桜通線、JR東海道本線・中央本線・関西本線、近鉄名古屋線、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下1階
◆ 敷地面積-2,236.06㎡
◆ 延床面積-約19,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途- オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱倉庫、名古屋鉄道
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2018年秋頃予定
◆ 竣工-2020年夏頃予定


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「位置図」です。


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「(仮称)名駅一丁目計画」の建設予定地です。何か建設されるだろう? と予想してとりあえず撮影しておきました。


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「JRゲートタワー」や「JPタワー名古屋」が建設中の頃の予定地です。北西側に取り残された区画の一部に「(仮称)名駅一丁目計画」が建設されます(撮影日2013年9月6日)。


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東隣は「JPタワー名古屋」です。



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2018年6月28日 (木)

地上31階、高さ約150mの「なんばスカイオ」 商業フロア5階「伝統・文化の体験工房 ほんまもん」を開設!

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-なんばスカイオ-
 
それにしても「神戸市」はどうして民間の投資意欲を削ぐ政策を連発するのでしょうか? 今の三宮地区にオフィスと商業の需要がそんなにあるとは到底思えません。もう完全に迷走していますね。

 朝日新聞(2018/06/28)
 神戸市長「三宮でのタワマン建設を規制する」

 本題に戻って、南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。

 2017年8月に「なんばセカイエタワー、なんばスカイオ、なんばグローバタワー、なんばミライオテラス」の4件の中から「ネーミング総選挙」が行われ、「なんばスカイオ」が1位になり、11月28日に「なんばスカイオ」に正式決定しました。

● 商業フロア5階「伝統・文化の体験工房 ほんまもん」
 「なんばスカイオ」では、日本の伝統・文化、こだわりのJAPANブランド、安全安心な食をテーマに「体験する、学ぶ、訪れる」をコンセプトとした商業フロア「伝統・文化の体験工房 ほんまもん」を開設することに決定しました。

 南海電気鉄道 ニュースリリース(PDF:2018/06/07)
 なんばスカイオ 商業フロア5階について

なんばスカイオの概要
◆ 計画名-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1番60号
◆ 交通-南海「なんば」駅徒歩1分、地下鉄御堂筋線「なんば」駅徒歩2分、近鉄難波線・阪神なんば線「大阪難波」駅徒歩5分、地下鉄四つ橋線・千日前線「なんば」駅徒歩5分~8分
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール・カンファレンス、医療施設
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ オープン-2018年10月中旬予定
◆ 事業費-約440億円


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「施設構成イメージ」です。


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「内装イメージ」です。


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北西側から見た低層部です。


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接続部分は、窓のように見えますが窓ではありません。窓のようなデザインの色違いのタイルとなっています。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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「なんばパークス」との接続部分です。


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「なんばパークス」から見た様子です。


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「パークスガーデン」から見た様子です。



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「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part10・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の8階から見たカーテンウォールの裏側と景色編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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阪神梅田本店
 
Ⅰ期部分の「阪神梅田本店」は、売場面積が約27,000㎡しかありません。内部の第一印象は「本当に狭いなあ!」という感じです。そのため2018年度通期の売上目標は420億円と非常に控えめです。全面開業まではこの状態が続きます。

● 内装はかなり節約モード
 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は外装が豪華なので、百貨店内部も豪華かな? と思っていましたが、かなり節約モードでした。

 エレベーター回りの壁などを見るとかなり節約している事が分かります。一番驚いたのが、外壁がガラスの部分の「阪急うめだ本店」側の天井がむき出しになっていた事です。
 家電量販店の天井のように「耐火被膜」や「配管」がむき出しになっていました。そういう演出をしているだと思いますが、百貨店に果たして必要かな? と思いました。

 「梅田阪急ビル」は外装が節約、「阪急うめだ本店」の内装が豪華ですが、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は外装が豪華、「阪神梅田本店」の内装が節約なので逆ですね。


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「阪急うめだ本店」側の8階・9階が吹き抜けになっています。


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「阪急うめだ本店」側の8階・9階の吹き抜け部分です。


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「カーテンウォール」の裏側です。


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「カーテンウォールの裏側に光の演出をする装置があるかも?」と思って期待していましたが、何もないようです。パイプ状のものは何でしょうか?


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「カーテンウォール」の取り付け方が良く分かります。


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8階からは「阪急うめだ本店」の全景を見る事が出来ます。外壁が「中之島フェスティバルタワー」のように本物の「レンガ」だったら物凄く豪華だったでしょうね!


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8階からは「大阪富国生命ビル」の全景を見る事が出来ます。



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2018年6月27日 (水)

神戸市営地下鉄・三宮駅 稼働した「ホームドア(可動式ホーム柵)」

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三宮駅可動式ホーム柵設置工事-
 
「神戸市交通局」は、神戸市営地下鉄西神・山手線三宮駅に設置した「ホームドア(可動式ホーム柵)」を2018年3月3日から稼働させています。

 「三宮駅」は、神戸市営地下鉄26駅のうち乗降客数が最も多く、国土交通省が設置目安とする「1日10万人以上」に唯一該当します。
 兵庫県内でホーム柵を含めて設置されるのは、JRと神戸新交通(ポートライナー、六甲ライナー)以外では初めてとなります。

 「ホームドア(可動式ホーム柵)」は、約120mにわたって設置され、開閉する部分は高さ1.2m×幅2.8mで、1番線は2月13日、2番線は2月15日の終電後に設置されました。

 現有車両は、停車時に車掌がホームドアも手動で開閉する必要がありますが、2018年度から順次導入する新型車両「6000形」は、車両ドアと連動して開閉します。西神・山手線は、2023年度までに全16駅への設置を目指しています。


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神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮駅」のコンコースは地下1階にあります。


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1番ホーム

 1番ホームの「新神戸・谷上方面」は、地下2階です。


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車両が停車した状態です(写真は1番ホーム)。


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開閉するドア部分は高さ1.2m×幅2.8mです。ドア部分は強化ガラスとなっています(写真は1番ホーム)。


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停車時間は50秒ほどです。現在はホームドアを車掌が手動で開閉をするため、設置前と比べて約10秒長くなっています(写真は1番ホーム)。


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♪ ピロリン ピロリン♪ という音と共にドアが閉まります(写真は1番ホーム)。


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2番ホーム

 2番ホームの「名谷・西神中央方面」は、地下3階です。


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車両が停車した状態です(写真は2番ホーム)。


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♪ ピロリン ピロリン♪ という音と共にドアが閉まります(写真は2番ホーム)。



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神戸の中心地・三宮の新たなランドマーク 神戸阪急ビル東館 建替計画 2018年6月22日の建設状況

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-神戸阪急ビル東館 建替計画-
 阪急電鉄では、2021年春の竣工を目指して、地上29階、地下3階、高さ約120mの「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めています。既存建物等の解体工事が完了し、2017年7月3日より新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2017/07/03)
 神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークを目指して 神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します

 新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。

 最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討している産学交流拠点を誘致する考えです。

神戸阪急ビル東館 建替計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,850㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月03日
◆ 竣工-2021年春予定


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(段階1) 東側部分の新築工事(2017年7月~2018年秋頃)


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(段階2) 西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事(2018年秋頃~2021年春)


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北東側から見た様子です。


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アップです。「養生シート」で内部は見えません。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た地上躯体です。


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外壁のレンガが少しだけ見えます。


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「段階2」の西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事は、2018年秋頃~2021年春の予定です。



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2018年6月26日 (火)

大阪都市再生環状道路の一部を構成 延長約4.3kmの「淀川左岸線2期事業」 2018年6月22日の状況

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-淀川左岸線2期事業-
 
「淀川左岸線2期事業」は、既に開通済みの1期区間に続くもので、「海老江JCT」から新御堂筋と直結する「豊崎IC」の延長約4.3kmの自動車専用道路です。完成は2026年度予定です。

 全線が堤防沿いの地下に建設される点では「6号大和川線」と似ていますが、こちらは道路構造物と堤防の構造物が一体となっているのが特徴です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 淀川左岸線2期 環境影響に関する説明会の開催について


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「路線概要」です。延長約4.3kmの自動車専用道路です。


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「断面イメージ」です。既存の堤防を強化した「スーパー堤防」となります。「淀川左岸線(2期)」の南側には「淀川南岸線」、上部には「歩行者専用道」が整備されます。


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阪神電車の車窓から見た様子です。


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準備工事が始まっています。


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淀川左岸線延伸部

 「淀川左岸線2期事業」の先には、更に「淀川左岸線延伸部」が計画されています。
「淀川左岸線延伸部」は、政府の「都市再生プロジェクト」に位置付けられた「大阪都市再生環状道路」の一部を構成する道路で、大阪市北区豊崎付近から門真市薭島付近までの延長約8.7km自動車専用道路です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 (仮称)淀川左岸線延伸部について

 この道路は、事業中の大和川線・淀川左岸線及び整備済みの湾岸線、近畿自動車道とともに、延長約60kmの「大阪都市再生環状道路」を形成します。



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近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「ザ・パークハウス 神戸タワー」 2018年6月22日の建設状況

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ザ・パークハウス 神戸タワー
 
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が行われました。

 「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
 老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積3,051.00㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。

 跡地には、地上33階、塔屋2階、地下1階、高さ116.95m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。正式名称は「ザ・パークハウス 神戸タワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・パークハウス 神戸タワー

ザ・パークハウス 神戸タワーの概要 
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅より徒歩5分、神戸高速線東西線「西元町」駅より徒歩2分、神戸高速線東西線「高速神戸」駅より徒歩6分、市営海岸線「みなと元町」駅より徒歩6分、市営海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩6分、神戸高速線東西線「花隈」駅より徒歩7分、市営西神・山手線「大倉山」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-116.95m
◆ 敷地面積-3,051.00㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,594.29㎡
◆ 延床面積-39.520.55㎡(容積対象面積27,426.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定


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低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。


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北側から見た様子です


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タワークレーンが姿を現しています。


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東側から見た様子です。躯体が地上に姿を現しています。

● 神戸市の高さ制限
 「神戸市」のデベロッパーの投資意欲を削ぐ規制の乱発を見ているとこのマンションが神戸市の最後の高さ100mを超える超高層タワーマンションになるような気がしてきました。

 神戸市は新たに山側の「ヴィーナスブリッジ」から眺めた高さ制限の条例が成立させようとしています。海側の「ポートアイランドしおさい公園」から眺めた高さ制限の時は怒りが爆発しましたが、今回は「もう好きにしたら!」という諦めの境地です。

 「ポートアイランドしおさい公園」から眺めた高さ制限の時には、このブログで何度も「こんな事をしていたら神戸市は衰退する!」と書きました。実際にその通りになりつつあります。
 ライバルの横浜市の「横浜みなとみらい21地区」の疾風怒濤の開発ラッシュを見たら悔しくないのかな? と不思議でたまりません。

 私は、小学校で「ポートアイランド」の建設を習った時から日本で「神戸市」が一番好きな街でした。次々と新しい事に挑戦する神戸市は非常に魅力的でした。しかし、ここ最近は「神戸市」への興味が急速に薄れています。

 乃木坂46に「Threefold choice」という曲があります。現在の関西は三都からの「Threefold choice」ですが、2030年頃には「三都物語」という呼び方も無くなっているかも知れません・・・


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南側から見た様子です。



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2018年6月25日 (月)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 2018/06/22 「北3工区」の未着工区間が本格着工!

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-JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区の未着工だった区間

 「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて本格的に工事が始まっています。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「ソイルセメント柱列壁工法」で「土留め壁」を構築しています。


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別角度から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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3連の「アースオーガ」が装着されています。


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芯材の「H形鋼」です。



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グランフロント大阪 閉鎖されている9階の「南館テラスガーデン」 再開園に向けての工事 2018年6月22日の状況

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グランフロント大阪 南館テラスガーデン-
 「グランフロント大阪」は、「北館」と「南館」に建物が別れていますが、南北それぞれのビルに屋上庭園が整備されています。南館には9階に屋上庭園があり、庭園からは西梅田エリアを中心に観賞できます。

 植栽も綺麗に行われており、ゆったりして雰囲気も良く、おまけに無料です。私は9階の「南館テラスガーデン」を定点観測の場所によく使っていました。

 しかし、諸事情により2017年2月から、「北館、南館」共にテラスガーデンが閉鎖されて、立入禁止になっています。私は、再開園を心待ちにしていましたが、すでに閉鎖から1年半近く経過しました。


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2017年2月から閉鎖されている「グランフロント大阪 南館テラスガーデン」です。


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新たに高いフェンスが設置されました。


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フェンスのアップです。以前のフェンスは、高さも低く簡易な造りだったので、その気になれば乗り越える事が出来ました。新しいフェンスは、ガラス製で、高さが高く、更に上部がオーバーハングしているので、乗り越えるのはほぼ不可能です。


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角度を変えて見た様子です。


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北西側のフェンスは以前のままなので、残念ながら再開園しても北西側は閉鎖されるようです。


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境界部分に高いフェンスが設置されているので、ここより北側には入れないようです。


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北館9階の「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」のフェンスも工事が行われているようです。



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2018年6月24日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/06/22 タワークレーンが全部で3基勢揃い!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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予想通り「タワークレーン」は、全部で3基設置されました。


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2番目に稼働した中央の「タワークレーン」です。


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西側の「タワークレーン」は組立中でした。


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「タワークレーン」の「ベース架台」です。梁の「こぶ(4ヶ所)」に「アンカーボルト」でガッチリ固定しているので、タワークレーンは倒れません。



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「鉄骨建方」が西端です。


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柱の溶接後

 柱の溶接が終わって、「建入れ直し治具」が外されています。


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柱の溶接前(2週間前)
 
柱の溶接前の2018年6月8日の様子です。「建入れ直し治具」で柱を仮に自立させています。

● 建入れ直し治具
 「建入れ直し治具」は、柱の転倒防止、目違い調整、倒れ調整、レベル調整などのために取り付けます。溶接が終わると「建入れ直し治具」は外されます。


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タワークレーンで部材を吊り上げる「揚重ヤード」です。


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「梁」が準備されれています。鉄骨建方の時にこの上に「制振装置」を取り付けます。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地震対策として「制振構造」を採用する事が分かります。


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北東側から見た様子です。



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「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part9・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の2階の歩行者デッキ編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た様子です。内側にも「欄干」があり、階高の違いを調整するために2重構造になっています。


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「大阪神ビルディング」側の2階北側のエントランスです。


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2階の歩行者デッキです。「ウッドデッキ」となっています。


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北側に振り返った様子です。ほとんど部分が上層階で覆われているため、横殴りの雨以外は雨が降っても大丈夫です。


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「大阪神ビルディング」側の東側のエントランス付近です。


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「大阪神ビルディング」側の東側の2階エントランスです。


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4基のエレベーター

 エントランスの東側に4基の「エレベーター」があります。北から「A・B・C・D」となっています。「A・B・C」の3基は地下1階~地上9階、「D」の1基は地下1階~地上2階を結んでいます。


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この部分が「エレベーター」となっています。


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「大阪神ビルディング」側の東側のエントランス付近を南側から見た様子です。


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2階の歩行者デッキの道路上空部分です。


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道路上空部分のフェンスは、「鉄柵」と「ガラス柵」の2重構造になっています。「鉄柵の隙間からの落下防止対策だと思われます。


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「新阪急ビル跡」側です。


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「新阪急ビル跡」側の東側の2階エントランスです。


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弧を描いて南側に曲がります。


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2階の歩行者デッキの南端です。


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2階の歩行者デッキの南端にある「エスカレーター×2基」と「階段×1」です。



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2018年6月23日 (土)

サンテレビジョン JR神戸駅前に本社社屋を移転 「神戸駅前プロジェクト」に建築計画のお知らせ&完成予想図掲示!

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-神戸駅前プロジェクト-
 
「サンテレビジョン」は、1969年5月に神戸市長田区で開局、1981年3月から神戸ポートアイランド博覧会に合わせて、現在の神戸国際交流会館内に移転しました。

 「NTT都市開発」は、「サンテレビジョン」及び「聚楽」との間で三者協定を締結し、神戸駅前敷地における放送局とホテルの複合開発について協議を進めることとなりました。

 「サンテレビジョン」は、本社社屋を神戸市中央区のポートアイランドから、JR神戸駅前の住宅展示場敷地内(ABCハウジング神戸駅前住宅公園)に建設予定のビルに移転します。2020年12月に竣工する見通しで、放送切替は2021年上期を予定しています。

 計画名は「神戸駅前プロジェクト」で、概要は、地上12階、地下1階、延床面積約14,000㎡です。社屋移転は、災害時の放送体制を強化するためで、地震などで停電した際、72時間放送を継続できる非常用電源を備え、放送設備も更新します。
 
 ホテルは、客室数250室程度になる見込みで、関東や東北などでホテルやレストランを展開する「聚楽(じゅらく)」が運営します。「聚楽」は、西日本で初めてのホテル進出となります。
 
神戸駅前プロジェクトの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目1番3の一部、外7筆
◆ 階数-地上12階、地下1階
◆ 高さ-55.0m
◆ 敷地面積-約3,000㎡
◆ 建築面積-約1,800㎡
◆ 延床面積-約14,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-事務所(放送局)及びホテル
◆ 客室数-250室程度
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(放送局事業者:サンテレビジョン、 ホテル事業者:聚楽(じゅらく))
◆ 設計者-CAST都市開発
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年01月予定
◆ 竣工-2020年12月予定
◆ 放送切替-2021年上期予定


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「神戸駅前プロジェクト」の建設予定地です。


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「神戸駅前プロジェクト」の建設予定地を西側から見た様子です。現在は「ABCハウジング神戸駅前住宅公園」として使用されています。


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北側から見た様子です。


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「ABCハウジング神戸駅前住宅公園」はまだ営業しています。


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東側から見た様子です。


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街区の東側は「神戸市宇治川ポンプ場」となっています。この部分は再開発の対象外です。


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「神戸駅前プロジェクト」の建築計画のお知らせです。2018年6月22日に掲示されたようですです。掲示日に撮影出来たと言う奇跡のような運の良さでした。



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名古屋駅前 地上20階、高さ約100mの「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」 2018年6月22日に着工! 

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(仮称)名古屋三井ビルディング北館-
 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。最後に中央の「菱信ビル」が解体されました。

 西側の「三井ビル北館」の跡地には、2014年4月17日に数年間の暫定的な商業施設となる「M4テラス」が開業しました。「菱信ビル」跡地の北側部分には、2017年5月27日に「KOMEHYO名古屋駅店」と併設のカフェ「THE CUPS MEIEK」がオープンしています。

 「三井不動産」は、暫定営業していた地上2階の商業施設「M4テラス」などを解体し、新たな超高層複合ビル「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」を建設します。概要は、地上20階、地下2階、高さ99.75m、延床面積29,450.98㎡です。

● 2018年6月22日に着工!
 「三井不動産株」は、「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」を2018年6月22日に着工しました。竣工は2021年1月末を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2018/06/22)
 名古屋駅前に新たなランドマーク 「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」着工

(仮称)名古屋三井ビルディング北館の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目804他
◆ 交通-JR在来線・東海道新幹線「名古屋」駅徒歩4分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩3分、名鉄名古屋本線「名鉄名古屋」駅徒歩3分、近鉄名古屋線「近鉄名古屋」駅徒歩2分 
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.75m
◆ 敷地面積-2,248.53㎡
◆ 建築面積-1,543.68㎡
◆ 延床面積-29,450.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年06月22日
◆ 竣工-2021年01月末予定


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「低層商業施設 外観イメージ」です。


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「位置図」です。残念ながら街区の一体開発にはなりませんでした。


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建設予定地を南西側から見た様子です(撮影日2018年4月2日)。



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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建設予定地を南東側から見た様子です(撮影日2018年4月2日)。


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建築計画の概要です。



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2018年6月22日 (金)

JR新大阪駅 2018年6月24日(日)始発から在来線ののりば番号を1番~10番に変更!

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-おおさか東線新大阪駅構内改良工事-

 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅~久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。2018年度末の開業に向けて工事を行っています。

 関連工事として、在来線のJR新大阪駅では、「おおさか東線新大阪駅構内改良工事」が行われています。東端では新しいホームの新設工事が行われ、2012年12月16日始発から供用開始されました。

 それに伴い、新大阪駅構内の線路配線を変更が行われ、新しいホームは「新5号ホーム(新17番・18番のりば)」となりました。
 増設されたホームは、おおさか東線用ではなく、既存の各路線を西側から東側にそれぞれホーム1面分ずつ移動させ、その結果、空いた最も西側がおおさか東線のホームになります。

 引き続き、「旧4号ホーム(旧17番・18番のりば)」の改良工事が行われました。「新4号ホーム(新15番・16番のりば)」として2013年12月8日の始発から供用開始されました。

 引き続き、「旧3号ホーム(旧15番・16番のりば)」の改良工事が行われました。「新3号ホーム(新13番・14番のりば)」として2015年1月18日(日)の始発から供用開始されました。

 引き続き、「旧2号ホーム(旧13番・14番のりば)」の改良工事が行われました。「新2号ホーム(新11番・12番のりば)」として2016年2月1日(月)の始発から供用開始されました。

● 旧1号ホームを1番・2番のりばとして使用開始
 
現在は、「旧1号ホーム(旧11番・12番のりば)」の改良工事が行われており、おおさか東線のホームとなります。このホームの改良工事が完成すると、現在の島式4面8線から5面10線の形態になります。

 これまでは、使用しているホームが4面、のりばが11番~18番でした。全ての工事が完了し、5面全てのホームを使用する場合、のりばを11番~20番とすると、在来線20番のりばと新幹線20番のりばが重複してしまうことから、在来線ののりば番号を1番~10番に変更します。

 現在、改良工事のため使用休止している「旧1号ホーム(旧11番・12番のりば)」について、一部の特急列車を停車させることから、2018年7月23日(月)始発から1番・2番のりばとして使用開始します。

 引用資料 JR西日本(2018/05/21)
 新大阪駅 在来線のりば番号変更および休止中ホームの使用再開のお知らせ 



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現在と2018年7月23日からの比較です。

● 特急列車(はるか・くろしお)の上り・下りを分離
 現状、特急列車(はるか・くろしお)については、京都方面も関西空港・和歌山方面も同一ののりばを使用しています。2018年7月23日以降は、京都方面の特急列車(はるか・くろしお)を基本的に1番のりば発着とし、上下線で異なるのりばを使用することから、のりばが分かりやすくなります。


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おおさか東線のホームとなる「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の南側(大阪方)です。


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「発車標」が「1番・2番」となっています。


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2018年7月23日以降は、京都方面の特急列車(はるか・くろしお)を基本的に1番のりば発着となります。


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「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の南側(大阪方)の「エスカレーター」と階段です。


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「待合室」です。奇麗になったように見えるので、「待合室」も改修工事が行われたようです。


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「エレベーター」です。


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「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の北側(京都方)の「エスカレーター」と階段です。


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おおさか東線のホームとなる「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の北側(京都方)です。


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現在はコンコースが「仮囲い」で塞がれていますが、2018年7月23日(月)始発から1番・2番のりばとして使用開始されます。


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他のホームも案内表示等がすでに入れ替えられています。現在は上にシールが張られて「13番・14番」となっていますが、2018年6月24日(日)始発からからは、シールが剥がされ「5番・6番」となります。


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現在は上にシールが張られて「13番」となっていますが、2018年6月24日(日)始発からからは、シールが剥がされ「5番」となります。



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アドベンチャーワールド×JR西日本 新大阪駅で見かけたラッピング列車「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」

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-パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』-

 2017年に「JR西日本」は今年発足30周年、「アドベンチャーワールド」は来年開園40周年を迎えました。それらを記念して、和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」と JR西日本がコラボし、パークの様々なシーンがデザインされたラッピング列車を運行しています。

 引用資料 アドベンチャーワールド(PDF:2017/07/14)
 アドベンチャーワールド×JR西日本 特急「くろしお」号ラッピング列車を8月5日(土)より運行します

 「京都駅」から和歌山県「新宮駅」間を運行する特急「くろしお」号に、アドベンチャーワールドのシーンをラッピングを行っています。

 名称は「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」、運行区間は東海道本線「京都駅」~紀勢本線「新宮駅」(新大阪・天王寺・和歌山経由)、運行期間は2017年8月5日~2019年11月頃(予定)、 使用車両は「287系1編成(6両編成)」です。


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「車体 ラッピング(イメージ)」です。


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走行中の「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」は見た事がありましたが、停車しているのを見るのは初めてでした。非常に存在感があるので、外国人観光客が大喜びで撮影していました。


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「6号車」と「5号車」の間の ラッピングです。


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「5号車」と「4号車」の間の ラッピングです。



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2018年6月21日 (木)

JR西日本 約470億円を投入して「吹田総合車両所」の大規模リニューアルを実施!

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-吹田総合車両所-

 今回の大阪府北部で震度6弱を観測した地震により、JR西日本の運行再開が遅くなった事をマスコミが非難していますが、JR西日本の路線網を考えると私鉄と比べて遅くなるのはしかたのない事です。

 確かに今回のJR西日本の対応にはたくさんの問題点がありましたが、私はこの非常時に社員や関係者の方々はよく頑張ったと思っています。「JR西日本」や「JR北海道」なら叩いてもOK!というマスコミの風潮には本当に閉口します・・・

 本題に戻って、JR西日本は6月19日に、総事業費約470億円を投入して「吹田総合車両所」のリニューアルを実施することを明らかにしました。工期は2019年春~2028年度末を予定しています。
 
 引用資料 JR西日本(2018/06/19)
 6月定例社長会見:最近の営業・輸送概況、吹田総合車両所のリニューアルについて

 「吹田総合車両所」は、兵庫県太子町の「網干総合車両所」と並ぶ、JR西日本屈指の検修設備です。「大阪環状線、阪和線、関西本線(大和路線)、山陰本線(嵯峨野線)、湖西線、草津線」などで運転されている約1,800両の車両のメンテナンスを担ってます。

 今回のリニューアルは、建物の建替や耐震補強、新規設備の導入が行なわれます。新しい本所は検修棟や倉庫、入出場棟が新築され、台車検修棟は耐震補強や検修ラインの改良が図られます。

● リニューアル工事により得られる3つの効果
(1) 新たなラインでスムーズに検査・修繕を行うことで、生産性・車両品質が向上するという点
(2) リスク低減対策を実施することで、作業安全性・作業環境を向上させることができるという点
(3) 大規模な地震が発生した際にも近畿エリアの安全運行を確保することができるという点


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「現在の吹田総合車両所と、リニューアル後の完成予想図との比較」です。リニューアル後のオレンジ色部分が建替えを行う建物、青色部分が耐震補強を行う建物となります。


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上記のオレンジ色の建物のうち、新検修棟部分の拡大図にです。建物は総2階建てとし、1階部分において車両の車体を、2階部分において部品の検査を行います。


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これまでは、部品の検査を行う場所が所内の各所に点在していました。また、車体の検査についても少しずつ移動させながら行う必要があり、特に部品の搬送に無駄が生じていました。今回のレイアウトへの変更によって特に搬送の無駄を解消し、検査工程の効率化が図れます。



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中央区本町四丁目 積和不動産関西による「(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事」 地上躯体の解体がほぼ完了!

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-(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事-

 「オンワードホールディングス」は、2016年11月に大阪市中央区本町四丁目の「オンワード樫山」の大阪支店が入っていた土地と建物を「積和不動産関西」に売却しました。譲渡価額は85億円です。

 現在は、「(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事」が行われています。労災保険関係成立票によると工期は、2018年1月16日~2018年8月27日(予定)となっています。

 場所は、2017年10月上旬に竣工した「ブランズタワー御堂筋本町」の北側の区画です。すぐ南側は、「タイムズ南本町4丁目第2」となっています。「タイムズ南本町4丁目第2」との一体開発が期待出来ます。

 「ブランズタワー御堂筋本町」は、敷地面積1,845.49㎡です。「タイムズ南本町4丁目第2」の敷地と合わせると1.4倍くらいありそうです。
 平成25年2月の「オンワードホールディングス」のIR資料では、大阪支店の土地面積2,634㎡となっています。Googleマップで調べると2,634㎡くらいなので、「タイムズ南本町4丁目第2」は、大阪支店の敷地の一部だったようです。
 
● 積水ハウス+マリオットに期待!
 
私は、跡地には「グランドメゾン」シリーズの超高層タワーマンションもしくは超高層ホテルが建設されると予想しています。「積和不動産関西」の親会社である「積水ハウス」は、「マリオット・インターナショナル」と組んで関西に高級ホテルの誘致に力を入れています。

 第一弾が2010年の「セントレジスホテル大阪」、第二弾が2014年の「ザ・リッツ・カールトン京都」、第三弾が2021年2月開業予定の「W OSAKA」です。「御堂筋」に近い好立地なので、第四弾を期待したいです。


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北東側から見た様子です。解体工事の工期は、2018年1月16日~2018年8月27日(予定)となっていますが、地上躯体の解体がほぼ完了しています。


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南西側から見た様子です。敷地の北側が「中央区本町四丁目」、敷地の南側が「中央区南本町四丁目」で、敷地の途中に境界線があります。


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タイムズ南本町4丁目第2

 街区の南側は、「タイムズ南本町4丁目第2」となっています。街区をGoogleマップで図ると東西約35m×南北約75mです。大阪支店の土地面積2,634㎡から推測すると「タイムズ南本町4丁目第2」の土地も含まれるようです。

 この部分はずっと駐車場だったので、大阪支店の営業時から「タイムズ南本町4丁目第2」として使用されていた事が考えられます。



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2018年6月20日 (水)

「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part8・新阪急ビル跡側の1階部分、「Shake Shack(シェイク シャック)」のオープンカフェが素敵編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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新阪急ビル跡地側の下層階の様子です。


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新阪急ビル跡地側の北東側です。


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1階北側のエントランスです。


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1階北東側の「サウステラス」付近です。


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1階東側(北側)のエントランスです。


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シェイク シャック 梅田阪神店

 「シェイク シャック 梅田阪神店」です。ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「Shake Shack(シェイク シャック)」の関西1号店が、2018年6月1日に「阪神梅田本店」にオープンしました。


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テラス席(テラス44席)

 「Shake Shack(シェイク シャック)」のテラス席(店内136席/テラス44席)です。大阪のメインストリートである御堂筋に面した大きなガラス窓をバックとしたオープンカフェは雰囲気抜群ですね!

 「新阪急ビル」の頃には、このあたりに「ブックファースト梅田店」がありました。あまりの変わりように、その頃の景色がどんなだったのかはもう思い出せません。


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1階東側(南側)のエントランスです。


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「F-40出口」です。


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2階の歩行者デッキの南端にある「エスカレーター×2基」と「階段×1」です。


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下層階を南東側から見た様子です。


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建物の南側の道路に面して「搬入口」や「駐車場」の入口があります。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) 国立循環器病研究センター、VIERRA岸辺健都、吹田市新市民病院 2018年6月13日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● 国立循環器病研究センター移転建替整備事業
 「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。医療技術は非常に高く、日本国内のみならず、海外からも患者が訪れます。

 「国立循環器病研究センター」は、建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転します。2016年8月9日に、「安全祈願祭」が行われました。その後、8月20日に本体工事に着工しました。新病院は2019年7月1日に開院する予定です。

国立循環器病研究センター移転建替整備事業の概要
◆ 所在地-北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域5街区1画地
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上10階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-54.150m
◆ 敷地面積-30,585.17㎡
◆ 建築面積-19,019.21㎡
◆ 延床面積-128,891.34㎡
◆ 構造-鉄骨コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院、研究所、駐車場
◆ 病床数-550床
◆ 建築主-独立行政法人国立循環器病研究センター
◆ 設計者-(基本設計)佐藤総合計画、(実施設計)竹中工務店、日本設計
◆ 監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年08月09日(安全祈願祭)、2016年08月20日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 供用開始-2019年07月01日予定
◆ 落札価格-571億3200万円(税込み)


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「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の建設現場です。タワークレーンが6基林立しています。新病院は2019年7月1日に開院する予定です。


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南西側に飛び出た部分です。


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VIERRA岸辺健都
 都市再生機構西日本支社は、「北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域内4街区7-13画地」の敷地面積8,235.71㎡を売却する入札を実施し、24億7071万3000円でJR西日本が落札しました。

 JR西日本は、地上9階、地下0階の「(仮称)JR岸辺駅ビル開発」を2017年3月27日に着工しました。建物は、JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。

 施設名称は「VIERRA岸辺健都」です。施設の核テナントとしてスーパーマーケットに「平和堂」、フィットネスクラブに「グンゼスポーツ」の出店が決定しています。

 引用資料 JR西日本(2018/04/13)
 「(仮称)JR岸辺駅ビル」の施設名称を「VIERRA岸辺健都」に決定 ~平和堂・グンゼスポーツが出店~


 ホテル部分には、「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が出店します。2018年秋に、露天風呂を備え、最先端の医療都市「健都」に総客室数111室のONEランク上のジャパンクールデザインホテル「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」が誕生します。

VIERRA岸辺健都の概要
◆ 計画名-吹田操車場跡地開発
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町17他
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-8,235.71㎡
◆ 延床面積-約27,019㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店、飲食店、クリニック、宿泊施設、フィットネスクラブほか
◆ 客室数-111室(ホテル6階~9階)
◆ 建築主-JR西日本(施設運営者 JR西日本不動産開発)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年03月27日
◆ 竣工-2018年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年秋予定


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「VIERRA岸辺健都」の建設現場です。 オープンは2018年秋の予定です。


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(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事
 
「吹田市民病院」は、施設の老朽化などから、現病院がある片山町二丁目から旧国鉄吹田操車場跡地に移転する工事を行っています。

 新病院は、JR岸辺駅とつながり、バリアフリーの観点からも患者に優しい病院となります。「国立循環器病研究センター」と近接することで密に連携をとることができ、さらなる地域医療の向上が期待できます。

 2016年9月28日に「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の起工式が行われ、8月29日に着工されました。病院移転日は2018年12月1日(土)予定、外来診療開始日は2018年12月4日(火)予定となっています。

(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町 北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階
◆ 高さ-約41m
◆ 敷地面積-17,813.69㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,697.61㎡(施設全体)
◆ 延床面積-46,239.92㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-病床数431床 内訳は一般病床386床(うちICU4床、救急専用病床8床)、回復期リハビリテーション病床45床
◆ 診療科-22診療科(内科、循環器科、神経内科、消化器内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、腎泌尿器科、放射線診断科、リハビリテーション科、麻酔科、精神科、心療内科、病理診断科、歯科(障がい者)、救急診療科、放射線治療科)
◆ 建築主-地方独立行政法人市立吹田市民病院
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・堀田特定建設工事共同企業体(大成建設、堀田工務店JV)
◆ 着工-2016年08月28日(起工式)、2016年08月29日(着工)
◆ 竣工-2018年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開院-2018年12月01日予定(病院移転日)、2018年12月04日予定(外来診療開始日)
◆ 落札金額-125億円(税抜き)


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の建設現場です。病院移転日は2018年12月1日(土)の予定です。



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2018年6月19日 (火)

「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part7・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の道路上空部分編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-
 
昨日(6月18日)の午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震が発生しました。地震災害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い再建をお祈り致します。

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。大阪府北部で地震が発生したという事情により、昨日から「阪神百貨店」関連のタイトルを一部変更しています。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の道路上空部分です。


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地上から見た道路上空部分です。


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道路上空部分はかなり広いです。歩道もたっぷり確保されています。


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「大阪神ビルディング」側です。


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2車線の「車道」です。規制緩和のプラス面の威力をしみじみ感じます。


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「新阪急ビル」跡側です。


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「新阪急ビル」跡側には、駐車場の出口があります。


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道路上空部分を西側から見た様子です。


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道路上空部分を西側から引いて見た様子です。規制緩和が無かったらこのような全面的な連結は不可能でした。



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「NHK大津放送局」が滋賀県庁前に移転 NHK新大津放送会館 2018年9月に着工!

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-NHK新大津放送会館-

 「NHK」は、「滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール」の近くにある「NHK大津放送局」を「滋賀県庁」北側の滋賀会館跡地に移転します。

 当初は2017年9月に着工し、2019年度中の完成を予定していましたが、一般競争入札が不調に終わったため、東京オリンピック後の2020年度後期に新会館での業務を開始する予定です。

 旧滋賀会館は、シネマホールやギャラリーなどを備えた「文化の拠点」として活用されていましたが、老朽化に伴い閉鎖されました。滋賀県は敷地をNHKに売却しました。旧会館は滋賀県が解体して、現在は更地になっています。

NHK新大津放送会館の概要
◆ 所在地-滋賀県大津市京町三丁目1番8号および同301号
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-25,015m
◆ 敷地面積-4,231.91㎡
◆ 建築面積-2,088.11㎡
◆ 延床面積-4,787.72㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(プレストレストコンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-事務所、テレビスタジオ
◆ 建築主-NHK(日本放送協会)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年09月01日予定
◆ 竣工-2020年04月予定
◆ 運用開始-2020年度後期予定


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現地に掲示されている完成予想図です。


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「NHK新大津放送会館」の建設予定地を南西側から見た様子です。6月13日(水)に、「滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール」で行われた西野カナの全国ホールツアー2018「LOVE it Tour」の前に撮影しました。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。すぐ南側は「滋賀県庁」です。


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滋賀県庁舎本館(国登録有形文化財)
 
「滋賀県庁舎本館」は、国登録有形文化財に登録されています。現在の県庁舎本館は、昭和12年9月に工事着手し、昭和14年5月に竣工しました。設計は「佐藤功一氏、國枝博氏」、施工は「大林組」です。


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「NHK新大津放送会館」の事業計画の概要です。



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2018年6月18日 (月)

「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part6・大阪神ビルディング側の1階編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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「大阪神ビルディング」側の下層階の様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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4基のエレベーター

 エントランスの南側に4基の「エレベーター」があります。北から「A・B・C・D」となっています。「A・B・C」の3基は地下1階~地上9階、「D」の1基は地下1階~地上2階を結んでいます。


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この部分が「エレベーター」となっています。


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「大阪神ビルディング」側の1階のエントランスです。


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角度を変えて見た様子です。


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1階の天井高

 既存の「阪神百貨店」は、全階共に天井高が非常に低いです。既存の1階の天井高に比べてかなり高くなっている事が分かります。



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JR高槻駅 「昇降式、一重引戸式、二重引戸式」の3種類の「ホーム柵」が勢揃いする予定 2018/06/13 5番のりばに「戸袋」の設置が始まる!

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東海道本線(JR京都線)高槻駅-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を行いました。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に「新快速電車」が停車するプラットホームを整備しました。

 「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
 ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。2016年3月26日にダイヤ改正に合わせて供用開始されました。

● 新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置!
 JR西日本は、駅のホームにおける安全性向上のために、その核となるハード対策として「ホーム柵」の設置を進めてています。

 高槻駅の「2番のりば」と「5番のりば」に新たに、新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置することになりました。当初計画では2018年春頃の使用開始予定でしたが、2018年秋頃に延期されています。ホームの補強工事に時間を要しているためです。

 引用資料 JR西日本(2017/12/26)
 高槻駅 2・5番のりばの「可動式ホーム柵」の使用開始時期を延期します。

可動式ホーム柵(ホームドア)の概要
◆ 設置箇所-JR京都線・高槻駅の2、5番のりば(2番のりば:京都方面への快速・普通列車が発着、5番のりば:大阪方面への快速列車が発着)
◆ 高さ-約1.3m
◆ 開口幅-約3.3m
◆ 柵延長-約240m(1のりばあたり)
◆ 着工-2017年05月09日
◆ 使用開始時期-2018年秋頃予定


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「可動式ホーム柵(一重引戸式)」の設置イメージです。「昇降式ホーム柵」ではなく、本格的な「ホームドア」です。


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5番のりば

 新たに「可動式ホーム柵(一重引戸式)」が設置される「5番のりば」です。「5番のりば」は、大阪方面への快速列車が発着します。


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「5番のりば」の南側に「戸袋」が設置されました。


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「5番のりば」のホームの補強工事が行われています。「戸袋」を設置する部分は、「桁」を「可動式ホーム柵(ホームドア)」の重量に耐えられる厚さに置き換える補強工事が行われています。


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設置された「戸袋」の列です。


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「戸袋」がドアを閉じた状態で設置されていました。閉じた状態で設置されているのを見るのは今回が初めてでした。


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「戸袋」の間隔が非常に広いです。両側の戸袋の幅よりドア部分の幅が広いように感じます。「二重引戸式」ではないのでどうするのかな? と不思議に思いました。それとも広く見える目の錯覚でしょうか?


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4番のりばに「可動式ホーム柵(二重引戸式)」を設置
 
「4番のりば」にも「可動式ホーム柵」が設置されます。こちらは「JR総持寺駅」で採用された「可動式ホーム柵(二重引戸式)」となる予定です。2020年春の設置を目標としています。

 高槻市 市街地整備促進特別委員会(PFD:2018/02/06)
 
JR高槻駅ホーム拡充及び駅周辺整備について

 JR高槻駅は、1・6番線が「ワイヤーロープを上昇させる昇降式ホーム柵」、2・5番線が「可動式ホーム柵(一重引戸式)」、3・4番線が「可動式ホーム柵(二重引戸式)」と3種類のホーム柵が勢揃いする事になります。



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可動式ホーム柵(二重引戸式)
 
「JR総持寺駅」に設置されている「可動式ホーム柵」です。JR西日本で初となる「二重引戸式」を採用しており、開口部が3.3mと広く確保されています。


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2番のりば

 新たに「可動式ホーム柵(一重引戸式)」が設置される「2番のりば」です。「2番のりば」は、京都方面への快速・普通列車が発着します。


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「2番のりば」のホームの補強工事が行われています。補強工事はほぼ完成しているように見えます。


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「戸袋」を設置する部分の盛土式ホームを撤去して補強工事が行われています。


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3番のりばに「可動式ホーム柵(二重引戸式)」を設置
 
「2番のりば」です。まだ「戸袋」は設置されていません。反対側の「3番のりば」にも「可動式ホーム柵」が設置されます。こちらは「JR総持寺駅」で採用された「可動式ホーム柵(二重引戸式)」となる予定です。



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2018年6月17日 (日)

祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part5・新阪急ビル跡側の地下1階 & 大阪駅前第4ビル方面と直結する地下通路編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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「阪神百貨店」の地下1階の売場は、「ディアモール大阪」への地下通路で南北に分断されています。


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「新阪急ビル」跡側の地下1階北側のエントランスです。地下1階は「スナックパーク」となっています。


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地下1階の「スナックパーク」は、今はオープン景気で賑わっていますが、立地的に非常に難しい場所です。オープン景気が過ぎた後はかなり厳しいと思います。

 私は「スナックパーク」は、百貨店の全面開業時にはⅡ期工事の地下1階に移転すると予想しています。この場所は立地にあまり影響されないサービス関係のテナント誘致するのでは? と予想しています。


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売場の外側(東側)の地下1階の通路です。このあたりは天井高が非常に低いです、


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南側に進むと「ホワイティうめだ」からの通路と合流します。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のロゴがカッコイイです! 

● この下はOsaka Metro御堂筋線?
 地下1階の通路の天井高を高くしなかったのには理由があると思います。高くしなかったのではなく、出来なかったのだと思います。考えられるのが「途中障害物」の存在です。

 地図を見るとビルの敷地に接するように「Osaka Metro御堂筋線」が走っています。地下1階の通路を掘り下げると隣接する「Osaka Metro御堂筋線」の躯体に深刻な影響を与える可能性があるので、掘り下げる事が出来なかったのでは? と私は推測しています。


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売場の外側(東側)の地下1階の通路を南側に進みます。


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更に南側に進むと「F-40出口」があります。


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「新阪急ビル」跡側の地下1階南側のエントランスです。

天井高を確保するために地下1階の床を掘り下げ
 地下1階の通路は天井高が非常に低いです。同じ高さにすると百貨店の売場としては支障があるくらいの高さです。そのため、南側のエントランスを入るとすぐに床を掘り下げて天井高を確保しています。


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更に南側です。


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南側から振り返った様子です。西側から「エスカレーター×2基」、「エレベーター×1基」、「階段×1」が設置されています。「エレベーター」は、地下2階、地下1階、1階(地上)、2階(歩行者デッキ)に停止します。


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更に南側から振り返った様子です。この部分は地下2階となります。2層分の吹き抜けになっています。


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南側に見た様子です。


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更に南側には、大阪駅前第4ビル方面と直結する地下2階の地下通路が伸びています。



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ヴォーリズ建築の歴史的文化的価値の継承 大丸心斎橋店本館建替計画 2018年6月4日の建設状況

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-大丸心斎橋店本館建替計画-
 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。「本館」は、2015年12月30日で営業を終了し、「大丸心斎橋店本館等解体工事」が行われました。

 アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られている「大丸心斎橋店本館」の外観はもう見られません。

 新たに誕生する本館は、地上11階、塔屋1階、地下3階、高さ59.97m、延床面積66,122.79㎡(現本館約49,000㎡)、売場面積約40,000㎡(現本館約31,000㎡)となります。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/10/30)
 大丸心斎橋店本館建替え計画の概要に関するお知らせ 

 本館・北館は、大宝寺通りの上空で接続、一体化させ、回遊性の向上をはかります。御堂筋側の外壁を保存するとともに、新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和をはかります。

● 北館の大型核テナントとして「パルコ」導入
 「北館」の地下2階~地上7階には「パルコ」が出店、地上8階~14階は「大丸松坂屋百貨店」の不動産事業部が運営する事になります。

 J.フロント リテイリング(PDF:2017/09/28)
 大丸心斎橋店北館の大型核テナントとして「パルコ」導入を決定

 「J.フロント リテイリング」は脱百貨店を進めています。松坂屋銀座店跡地の「GINZA SIX」や「松坂屋上野店」で進めた手法を「大丸心斎橋店」にも導入します。

大丸心斎橋店本館建替計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目1番ほか20筆(地名地番)
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-59.97m(申請以外82.50m)
◆ 敷地面積-10,755.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,720.15㎡(施設全体)、5,530.00㎡(本館)
◆ 延床面積-124,600.26㎡(施設全体)、66,122.79㎡(本館)
◆ 容積対象面積-120,813.17㎡(施設全体)、63,979.38㎡(本館)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年02月15日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月01日
◆ 竣工-2019年08月31日予定
◆ 開業-2019年秋予定
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「北館」と「本館」の間です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでします。


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「北館」との接続部分の「仕口」の形状は、「梁」が更に北側に伸びるようになっているのが分かります。


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地下通路改造工事

 「北館」と「本館」の間の地下通路の改造工事が行われています。工事名は「高速電気軌道第1号線心斎橋停留場南中階地下通路改造請願受託工事」と舌を噛みそうなややこしい名称です(笑)。

 分かりやすく言えば、「Osaka Metro御堂筋線」の「心斎橋駅」の地下通路の改良工事です。工期は、2017年8月7日~2019年10月31日(予定)で、「竹中工務店」により行われています。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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新たに誕生する「本館」は、既存の「北館」に完全に階高を合わせている事が分かります。御堂筋側の保存外壁は単なる外壁で、窓の位置を見ると建物本体と階高が一致していない事が分かります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年6月16日 (土)

祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part4・大阪神ビルディング側の地下1階編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


Hanshin18040912
工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


Hanshin18060411
「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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地下1階の「阪神梅田駅」前のコンコースから見た様子です。


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「大阪神ビルディング」側の内部にも地下1階の通路があり、地下1階の売場はかなりセットバックして配置されています。


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更に南側です。


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「大阪神ビルディング」側の地下1階のエントランスです。


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地下1階の売場の天井高は許容範囲

 既存の「阪神百貨店」は、全階共に天井高が非常に低いです。特に地下1階の天井高が低く非常に圧迫感があります。その事もあり、地下1階の天井高が非常に気になっていました。

 結論から言えば、天井高は確保されており、圧迫感はありませんでした。「阪急うめだ本店」の地下1階と比べると天井高は低いですが、新しい百貨店としては許容範囲だと思います。

 地下1階の新しい売場は、床を掘り下げて天井高を確保するのかな? などといろいろ考えていましたが、掘り下げを行わず、既存の売場の地下1階床面と高さを合わせていました。


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4基のエレベーター

 エントランスの反対側に4基の「エレベーター」があります。北から「A・B・C・D」となっています。「A・B・C」の3基は地下1階~地上9階、「D」の1基は地下1階~地上2階を結んでいます。


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この部分が「エレベーター」となっています。


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「エレベーター」の反対側は、地上への「階段」となっています。


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「大阪神ビルディング」側の地下1階外側です。



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地上29階の「ローレルタワー心斎橋」 2018年6月4日の建設状況


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-ローレルタワー心斎橋

 西心斎橋一丁目に新たに超高層タワーマンションが建設されています。「(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事」で、正式名称が「ローレルタワー心斎橋」です。

 建設現場は、西心斎橋一丁目のトラストパークが立体駐車場「トラストパーク西心斎橋1丁目」として使っていた土地です。土地の信託受益権は「大栄不動産」が取得しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルタワー心斎橋

ローレルタワー心斎橋の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区西心斎橋一丁目15番2(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅徒歩3分、Osaka Metro四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩3分 
◆ 階数-地上29階、地下0階
◆ 高さ-95.52m
◆ 敷地面積-1,246.29㎡(建築確認対象面積)、1,246.69㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-615.36㎡
◆ 延床面積-14,421.31㎡(容積対象面積9,968.68㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(弾性すべり支承、直動転がり支承、高減衰ゴム系積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-140戸  
◆ 建築主-近鉄不動産、大栄不動産
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2016年09月
◆ 竣工-2018年12月予定
◆ 入居開始-2019年02月予定


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北東側から見た様子です。


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最高部に到達しています。撮影時は、一回り小型のタワークレーンに入れ替えていました。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。南東側にあった「ローレルバンクマシン」の旧本社が解体されて、「タイムズ西心斎橋」になっていました。



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2018年6月15日 (金)

阪急阪神ホールディングス 2022年以降に金城湯池の「阪急村」を順次再開発 第一弾は「大阪新阪急ホテル」の建て替え?

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-阪急村-
 
「東急グループ」は、「渋谷」を他の地区から撤退してまで、東急グループ総力で怒涛の勢いで集中的に再開発を行っています。渋谷は東急グループの「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」だからです。

 ビックリするようなニュースが入って来ました。「阪急阪神ホールディングス」の「金城湯池」は梅田ですが、2022年以降に、大阪・梅田にあるオフィスビルや商業施設を順次建て替えると「日本経済新聞」が報道しました。

 日本経済新聞(2018/06/14)
 阪急阪神HD、新阪急ホテル建て替え検討

 「
阪急阪神ホールディングス」は、阪急村の「大阪新阪急ホテル」と駅ビルの「阪急ターミナルビル」の建て替えを検討します。その後も古いオフィスビルや商業施設を順次建て替えます。
 インバウンド(訪日外国人)対応やスタートアップなど新規事業を育てる機能も持たせ、本拠地・梅田の競争力を高める戦略です。


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大阪新阪急ホテル

 2022年以降の阪急村の再開発の第一弾となる事が予想される「大阪新阪急ホテル」です。 阪急17番街のある「阪急ターミナルビル」は、「阪急梅田駅」の直上にあるため超難工事となります。そのため比較的工事が容易な「大阪新阪急ホテル」から着手すると思われます。


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梅田阪急ビル

 21世紀に入って「梅田阪急ビル」が建設されました。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全体竣工と同時にビルの名称を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に変更する予定です。


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大阪梅田ツインタワーズ・サウス
 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟です。2022年3月下旬に全体竣工する予定です。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全体竣工後に、阪急村のドミノ式の建て替えを始めるようです。


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そごう神戸店の建て替えは遠のく?
 「セブン&アイ・ホールディングス」と阪急阪神百貨店を傘下に置く「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、資本業務提携しました。「エイチ・ツー・オーリテイリング」に「そごう神戸店、西武高槻店」の2店が譲渡されました。

 「そごう神戸店」の建て替えが検討されていましたが、同じ「阪急阪神東宝グループ」の「阪急阪神ホールディングス」が、阪急村のドミノ式の建て替えを始めると建て替えは非常に厳しい状況になると思います。

 ちなみに「阪急阪神東宝グループ」は、「阪急阪神ホールディングス、エイチ・ツー・オー リテイリング、東宝」を中心に構成される企業グループです。



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(仮称)堂島浜プロジェクト 東京の高級ホテル「パレスホテル」の進出が正式決定!

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

● パレスホテルの進出が正式決定!
 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討していましたが、「関電不動産開発」と「パレスホテル」は、定期建物賃貸借予約契約を締結したと発表しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/06/14)
 大阪市北区堂島浜におけるホテル開発のお知らせ

 1階~13階が客室数212室のホテル、14階~16階が総戸数27戸の高級賃貸 レジデンスの複合施設となります。2020年3月末竣工、初夏の開業を目指します。

 「パレスホテル」は、宿泊主体型の新ブランドを創設し、施設はコンパクトでありながらも洗練されたデザインとサービスで、国内外のゲストに上質で快適なホテルステイを提供します。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番地(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩7分、JR東西線「北新地」駅より徒歩5分、京阪電鉄中之島線「大江橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-212室
◆ 総戸数-27戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ オープン-2020年初夏予定


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場を北西側から見た様子です(撮影日2018年5月31日)。


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です(撮影日2018年5月31日)。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年6月14日 (木)

JR西日本 「東淀川駅」を橋上駅舎化 & 東西自由通路を整備 2018/06/13 鉄骨建方が本格化!

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-東淀川駅を橋上駅舎化-

 「JR西日本」は、東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止し、同時に「東淀川駅」を橋上駅舎化し、駅の東西を結ぶ自由通路を整備します。

 引用資料 JR西日本(2016/05/11)
 JR京都線(東海道線) 東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止し、橋上化します

 「東淀川駅」付近は、旅客列車用の線路が上下計4線、貨物列車用の線路が上下計4線敷かれています。このため東淀川駅を通る列車が多く、「東淀川駅」の京都方に設けられている「北宮原第1踏切・北宮原第2踏切」と大阪方にある「南宮原踏切」は、遮断時間が非常にに長い「開かずの踏切」と化しています。この状況は「おおさか東線」が開業すると更に悪化します。

 「東淀川駅」は、通路幅員が狭く、バリアフリーに対応していません。こうしたことからJR西日本は、大阪市と共同で自由通路の整備や橋上駅舎化などを行うことにしました。2018年末ごろの踏切廃止、施設の使用開始をめざします。

踏切廃止、自由通路新設(大阪市とJR西日本の共同事業)
 踏切の代替となる自由通路(階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーター)を整備、自由通路の使用開始に合わせて踏切、駅構内地下通路の廃止

駅橋上化(JR西日本の事業)
 既存の駅構内こ線橋を活用し、自由通路に接続する橋上駅舎を整備


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「事業計画図」です。


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南側(新大阪駅方面)から見た様子です。鉄骨建方が本格化しています。


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「西口」側の工事の様子です。


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「自由通路」の工事が行われています。


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「自由通路」の工事を真横から見た様子です。


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北側(吹田駅方面)から見た「自由通路」の工事の様子です。


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上りホームと下りホームの間の工事の様子です。


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本格的に鉄骨建方が行われています。新設される「階段」も見えます。


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上りホームと下りホームの間の工事を北側(吹田駅方面)から見た様子です。新設される「エスカレーター」部分が見えます。


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跨線橋
 「跨線橋」の内部です。工事が行われていますが、通行出来ます。移動手段はエレベーターのみで、エスカレーターや階段が設置されていないため、非常に使いにくくほとんど利用されていません。「跨線橋」は、橋上駅舎化を見越して先に建設したのだと思われます。

駅橋上化
 既存の駅構内の跨線橋を活用して「橋上駅舎」を整備します。橋上駅舎化されるとエスカレーターや階段が設置されるので、一気に使いやすくなります。跨線橋の南側には、駅の東西を結ぶ自由通路も整備します。


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「跨線橋」から北側(吹田駅方面)を見た様子です。「跨線橋」の北側に「エスカレーター」を設置する工事が行われています。


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「東口」側の工事の様子です。


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本格的に鉄骨建方が行われています。



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滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 西野カナの全国ホールツアー2018「LOVE it Tour」に行って来ました!

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-西野カナ-

 6月13日(水)に、「滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール」で行われた西野カナの全国ホールツアー2018「LOVE it Tour」に行って来ました。

 6月12日(火)の「ロームシアター京都 メインホール」も申し込んだのですが、こちらは抽選に外れました。すぐ後に、全国アリーナツアー2018「LOVE it Tour ~10th Anniversary~」の発表があったので、京都は外れて良かったです(笑)。次は8月末の「大阪城ホール」です。

 私の自宅から大津までは交通費が高いので、JR西日本の「夏の関西1デイパス」で行く予定だったのですが、当日買えない事を知らなかったので、実費で払う羽目になりました。いつもながら自分のアホさに嫌になります(涙)。


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「滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール」です。初めて入りました。開館は1998年9月5日です。「優良ホール100選」に選定されています。

 竣工から20年近く経っていますが、メチャメチャ奇麗です。大ホール1,848席、中ホール804席、小ホール323席で構成されています。


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すぐ北側は「琵琶湖」です。


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「カナやん号」です。カナやんのライブは今回が10回目でしたが、「カナやん号」を始めて見ました。


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グッズ売り場の列です。建物内部はこのようにメチャメチャ奇麗です。


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グッズ売り場です。内部は撮影禁止でした。


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グッズは、「ソフトクリームフリフラライト(¥2,800)、オリジナルフェイスタオル ブラック/ピンク(各¥1,300)を買いました。「フリフライト」は、コンピューター制御で一斉やランダムに色が変わるので本当に綺麗です。 


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チケットです。3階上段のクソ席でしたが、会場が狭いのでよく見えました。7時5分~9時20分くらいまで、約2時間15分でした。私は舞台セットが貧弱なホールツアーはあまり好きじゃないので、8月末の「大阪城ホール」が本番です。



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2018年6月13日 (水)

祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part3・ガラス屋根の地下街へのエスカレーターと階段編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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「大阪神ビルディング」側の下層階の様子です。


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ガラス屋根付きの地下街への「エスカレーター」と「階段」です。


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真上から見たガラス屋根です。


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地下1階に下りてみましょう!


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地上から見た様子です。


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地下1階から見た「エスカレーター」と「階段」です。


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エスカレーター×2基、階段×1ヶ所となっています。


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引いて見たよう様子です。手前は地下2階への「エスカレーター」と「階段」です。


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更に引いて見たよう様子です。写真左側は「エレベーター」です。多層構造で迷宮となっている東京の「渋谷」では、「縦」の移動拠点を「アーバン・コア」と呼んでいますが、この部分は正に梅田の「アーバン・コア」です。



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「扇町公園」の近く 地上30階、高さ約107mの「シティタワー東梅田パークフロント」 2018年6月4日の建設状況

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-シティタワー東梅田パークフロント-
 
地下鉄堺筋線扇町駅近くの地上4階の「堀川ビル」には、「大日本住友製薬」の子会社の「ニチエイ産業」や「エイコーサービス」が入っていましたが、ビルの北側にあった地上2階の立体駐車場「ニチエイパーキング」と共に「住友不動産」に63億4500万円で売却されました。

 跡地には、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ107.68mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪扇町計画新築工事」が建設されています。正式名称は「シティタワー東梅田パークフロント」となっています。

シティタワー東梅田パークフロントの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪扇町計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪府大阪市北区野崎町26番1(地番)
◆ 交通-大阪地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩10分、大阪地下鉄堺筋線「扇町」駅から徒歩4分、 大阪地下鉄谷町線「南森町」駅から徒歩7分、JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩10分、 大阪地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩13分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-107.68m  *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-4,944.52㎡(販売対象面積4,944.57㎡)  
◆ 建築面積-2,642.16㎡
◆ 延床面積-49,808.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(36本)
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-490戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年06月中旬頃
◆ 竣工-2019年01月上旬予定 
◆ 入居開始-2019年05月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「シティタワー東梅田パークフロント」の建設現場です。


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アップです。


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塔屋も含め最高部に到達しています。


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「梅田阪急ビル」のスカイロビーから見た様子です。


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最高部です。今回は思いっきり手抜きで現地には行きませんでした。



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2018年6月12日 (火)

りんくう中央公園用地開発(売却) マレーシアの不動産会社が、地上27階、延床面積約82,000㎡の複合型施設を建設!

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-りんくう中央公園用地開発(売却)-

 「泉佐野市」は、りんくう中央公園用地における売却事業者募集について、2018年1月に募集要項を公表し、国際観光に資する施設とMICE施設を有する事業を行うことが可能な事業者を募集したところ、1者から応募提案がありました。

 応募提案の内容について、りんくう中央公園用地開発事業者審査委員会における選定を経て、2018年5月25日に事業予定者を決定し、2018年6月8日にマレーシアの不動産開発会社の日本法人である「Setia International Japan 合同会社」と仮契約を締結しました。

 引用資料 泉佐野市
 りんくう中央公園用地開発(売却)事業者の決定について

 引用資料 泉佐野市
 りんくう中央公園用地開発(売却)事業者の募集について

 「Setia International Japan 合同会社」の提案によると、対象⾯積19,854.73㎡に延床面積約82,000㎡の施設を建設します。4つ星クラスのホテル、コンベンションホール、物販・飲食店舗、サービスアパートメントを含む複合型施設を想定しています。

 地上27階と地上18階の2棟の高層ビルを地上6階の中低層部でつなぎます。高層階には、客室数315室のホテルや、375戸の共同住宅が入り、中低層部分はコンベンションホールや物販・飲食店舗などに使用する予定です。5年後の開業を目指しています。

りんくう中央公園用地開発(売却)の概要
◆ 所在地-⼤阪府泉佐野市りんくう往来南6番39
◆ 階数-地上27階(住戸棟)、地上18階(ホテル棟)、地上6階(フロア棟)
◆ 敷地面積-19,854.73㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約82,000㎡(施設全体)
◆ 用途-ホテル、コンベンションホール、物販・飲食店舗、サービスアパートメントを含む複合型施設
◆ 総戸数-375戸
◆ 客室数-315室
◆ 最優秀提案者-Setia International Japan 合同会社
◆ 着工-2020年夏頃予定
◆ 竣工-2023年初め頃予定


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「位置図」です。所在地は、⼤阪府泉佐野市りんくう往来南6番39です。


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「位置図詳細」です。対象⾯積は19,854.73㎡です。


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バブル期の1990年末に発表された「りんくうタウン」の完成予想図です。バブル崩壊によりほとんどの計画は中止されました。当初は空地だらけでしたが、かなり埋まって来ました。



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北浜駅直結 地上43階、高さ146.8mの「北浜ミッドタワー」 2018年6月4日の建設状況

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-北浜ミッドタワー-

 「北浜三泉ビル」と「大阪市信用金庫旧本店ビル」の跡地に、地上43階、地下1階、高さ146.8mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画」が建設中です。

 3社の共同事業(三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西)となっています。正式名称は「北浜ミッドタワー」となっています。

北浜ミッドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜二丁目20番2(地番)
◆ 交通-京阪本線「北浜」駅(直結)徒歩1分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩6分、地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩1分、京阪本線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩3分
◆ 階数-地上43階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-建築物146.8m (注)最高部はあと少し高いです。
◆ 敷地面積-2,097.47㎡
◆ 建築面積-1,179.30㎡
◆ 延床面積-35,326.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(28本)
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-311戸(販売総戸数306戸、事業協力者戸数5戸含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月下旬予定
◆ 入居開始-2019年04月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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アップです。


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最高部です。「ヘリポート」が良く分かります。


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土佐堀川に架かる「淀屋橋」から見た様子です。


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「土佐堀通」から見た様子です。今回は思いっきり手抜きで現地には行きませんでした。


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最高部です。



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2018年6月11日 (月)

祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part2・ガラス張りのエレベーター塔編(既存のエレベーターは閉鎖)

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続部分です。現時点では下記の模型写真とかなり異なりまが、最終的には模型写真と同じになるようです。


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模型写真です(写真提供:OSAKAビル景のショーケン氏)。

 参考ブログ(OSAKAビル景のショーケン氏)
 梅田1丁目1番地計画の巨大模型と現物比較


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「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た様子です。内側にも「欄干」があり、階高の違いを調整するために2重構造になっています。


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「エレベーター」の2階入口です。


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将来的にはこの部分の「欄干」が撤去されて、東側にも「階段」が設置されます。


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「階段」の設置予定場所には、「空調機器」の室外機等があり、「阪神百貨店」が部分開業に合わせるのは無理だったようです。「Ⅱ期工事」と密接に関連するので、いつ階段が設置されるのかは、現時点では予想がつきません。


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既存の「エレベーター」は閉鎖されていました。この事により最終的には上記の模型写真と同じになる事が分かりました。


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既存の「エレベーター」は、新しい「エレベーター」が供用開始された2018年6月1日に閉鎖されたようです。


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この階段も改修工事が行われます。美装化と共に嵩上げして、階高の違いを調整する2重構造を解消します。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の2階の歩行者デッキから見た「エレベーター塔」です。


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「エレベーター塔」の周囲が吹き抜けになっています。


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「採光」するための吹き抜けとなっています。


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「エレベーター」の地上入口です。


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「エレベーター」の地下1階と地下2階の位置関係です。


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「エレベーター」の地下1階入口です。


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「エレベーター」の地下2階入口です。



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御堂筋高さ制限解除第一号プロジェクト 地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル」 2018年6月4日の建設状況

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-オービック御堂筋ビル-
 
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 オービック御堂筋ビル

 三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-オービック御堂筋ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅徒歩3分、地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩4分、京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「御堂筋に面した1F東側のスタイリッシュなたたずまい」です。


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「オービック御堂筋ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。

● 御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト
 
「オービック御堂筋ビル」の公式ホームページによると、「オービック御堂筋ビル」が「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」となっています。


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御堂筋側にセットバックした部分より上の構築が始まっています。


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自力昇降式の落下防護柵
 
自力昇降式の「落下防護柵」です。竹中工務店が施工した「あべのハルカス」や「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」で活躍しのと同じような仕組みの「鹿島建設」版だと思われます。


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南東側から見た様子です。


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「柱・梁カバー方式」の「PCカーテンウォール」の取り付けが行われています。


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地下の掘削が行われています。この現場は「逆打ち工法」で建設されているので、地上階と地下階の構築が同時進行で行われています。


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南西側から見た様子です。



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2018年6月10日 (日)

祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part1・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の地下2階編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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地下2階の「阪神梅田駅」の改札外コンコースから見た地下2階の入口です。


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地下2階から「阪神梅田駅」方向を見た様子です。


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地下2階です。地下2階には「阪神百貨店」の売場はありません。「阪神百貨店」の売場は地下1階~9階までの10層です。


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仮設の壁があります。この奥は「2期工事」の区画のようです。


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「阪神梅田駅」側にも仮設の壁があります。「阪神梅田駅」は大規模な改修工事を行っています。それらが完成するとこの壁は撤去されると思われます。


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一番東側には「エレベーター」があります。特徴的な外観の「エレベーター塔」の地下2階部分です。


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地下1階への「エスカレーター×1基」と「階段」です。


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地下1階への「エスカレーター×1基」と「階段」を正面から見た様子です。


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地下1階から地下2階を見た様子です。



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(仮称)御堂筋プロジェクト 地上21階、高さ約74mのホテル「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」 2018年6月4日の建設状況

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-ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)-
 
「(仮称)御堂筋プロジェクト」は、関西圏における「東京建物」初のホテル開発事業です。大阪市の道路の大動脈である御堂筋に面し、地下鉄御堂筋線「本町」と「心斎橋」から徒歩圏のビジネスエリアの中心街に位置しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/08/01)
 都市型ホテル開発事業の展開を加速 浅草雷門、大阪心斎橋で推進する ホテル開発事業の概要、オペレーターが決定

 建物は、視認性の高いデザイン、色調で、御堂筋沿いの新しいランドマークホテルとして認知されるグレードを兼ね備えたコンセプトとしています。

 ホテルオーナーの共同事業者として高い付加価値を提供しながら、注目度の高いエリアにブランド展開することで高く評価されている独立系ホテルオペレーターである「イシン・ホテルズ・グループ」を迎え、「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」としてオープンする予定です。

ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)御堂筋北久宝寺町4丁目プロジェクト、(仮称)御堂筋プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北久宝寺町四丁目3-1、南久宝寺町四丁目25-1(地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線「本町」駅徒歩7分、地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上21階、塔屋0階、地下0階
◆ 高さ-73.985m
◆ 敷地面積-806.93㎡
◆ 建築面積-548.81㎡
◆ 延床面積-10,716.33㎡(容積率対象面積9,546.67㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-3階~21階(ホテル)、1階・2階(店舗)
◆ 客室数-309室
◆ 建築主-東京建物(ホテル運営 イシン・ホテルズ・ グループ)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年08月
◆ 竣工-2019年02月15日予定
◆ 開業-2019年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)御堂筋北久宝寺町4丁目プロジェクト」の建設現場を北側から見た様子です。タワークレーンの「マスト」がめちゃめちゃ長いですね(笑)。


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北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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「南御堂」の境内から見た様子です。


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アップです。


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ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ
 
すぐ近くの「ランボルギーニ大阪」に、ウラカンの最高性能バージョンである「ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ」が展示されていました。

 私的には新型クロスーバーSUV「ランボルギーニ・ウルス」を見たかったのですが、展示されていませんでした。私は「ウルス」の実物を未だに見た事がありません・・・



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2018年6月 9日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/06/08 タワークレーンは全部で3基設置する模様

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「乃木坂46 真夏の全国ツアー2018」の「ヤンマースタジアム長居」が当たりました。「ヤンマースタジアム長居」は、サッカーの試合では行った事がありますが、ライブでは初めてなので楽しみです。

 本題に戻って、「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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「鉄骨建方」が西端まで到達したようです。


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「建入れ直し治具」で柱を仮に自立させています。

● 建入れ直し治具
 「建入れ直し治具」は、柱の転倒防止、目違い調整、倒れ調整、レベル調整などのために取り付けます。溶接が終わると「建入れ直し治具」は外されます。


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「タワークレーン」は、全部で3基設置されるようです。


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最初に登場した東側のタワークレーンです。「五洋建設」のタワークレーンは、運転室に犬のマスコットキャラクター「Mr.PENTA」が描かれる場合が多いですが、この現場は描かれていませんでした。


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仮囲いに「五洋建設」のマスコットキャラクター「Mr.PENTA」が描かれていました。長い胴と短い足が愛らしい「バセットハウンド」がモデルとなっています。


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中央の「タワークレーン」が設置される場所です。


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西側の「タワークレーン」が設置される場所です。梁に「こぶ」が4ヶ所見えます。この部分に「タワークレーン」の「ベース架台」を固定します。


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北東側から見た様子です。



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南本町四丁目 地上29階、高さ約89mのホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」 2018年6月4日の建設状況

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(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町-
 「ユニゾホテル」は、2017年3月に大阪市中央区南本町四丁目の土地を取得していました。地上29階、地下1階、高さ89.08m、客室数487室の高層ホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」を建設します。

 西側に「オリックス本町ビル」、東側に「ブランズタワー御堂筋本町」と「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場があります。

(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1-1、1-4、1-10(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅すぐ
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-89.08m
◆ 敷地面積-855,71㎡
◆ 建築面積-494.48㎡
◆ 延床面積-9,719.00㎡(容積対象面積8,539.87㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-487室
◆ 建築主-ユニゾホテル
◆ 設計者・監理者-大建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年04月下旬(3月準備・調査工事)
◆ 竣工-2020年12月下旬予定


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「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築しています。


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南西側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの概要部分の拡大です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。非常にスリムな高層ホテルになります。どの部分の高さが89.08mなのかは不明です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年6月 8日 (金)

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約193mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年6月4日の状況

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」の入札は公募型プロポーザル方式で実施され、事業予定者に「住友不動産」が決定しており、既存建物は解体済みです。

● 2018年6月着工予定
 解体後、住友不動産系の「シスコンパーク 曽根崎2丁目」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が行われていました。着工は2018年6月1日の予定です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント(2017/03/23)
 仮称)梅田曽根崎計画環境影響評価準備書


(仮称)梅田曽根崎計画
の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部193.00m(航空法の高さ制限)
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-5,039.48㎡
◆ 延床面積-106,986.28㎡(容積率対象面積75,141.72㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸(分譲・賃貸)
◆ 客室数-約200戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年06月01日予定
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「北立面図、東立面図」です。


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「東西断面図」です。設計者・施工者が「大林組」に決定しています。中央に立体駐車場を設ける構造から、地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「低層部西面」です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設予定地です。。


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2018年6月1日着工予定でしたが、まだ本格的な工事は行われていませんでした。


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週間の「作業工程」です。着工しているのか? まだ着工していないのか? イマイチ分かりませんでした。


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南東側の「新御堂筋」側から見た様子です。「仮囲い」の設置が終わっています。


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北東側から見た様子です。「ゲート」の設置も終わっています。


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北西側の「曽根崎お初天神商店街」側から見た様子です。


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すぐ北側には「(仮称)曾根崎ホテル新築工事」が建設されます。


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「(仮称)曾根崎ホテル新築工事」の建築計画のお知らせです。



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最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目「(仮称)大阪Mプロジェクト」 2018年6月4日の建設状況

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(仮称)大阪Mプロジェクト-
 永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。

 ちなみに北隣の「プラダ大阪心斎橋店」が入居する「心斎橋GROVE(Gビル御堂筋02)」は、三菱商事系の「日本リテールファンド投資法人」が、2018年1月12日付で150億円で取得しています。今から考えればみずほ銀行心斎橋支店跡の100億円は、いい買い物だったと思います。

 仮設店舗の解体や地中障害物の撤去が終わって、新築工事の着工を期待していましたが、ずっと着工しませんでした。2018年3月に「建築計画のお知らせ」が掲示され、2018年6月に遂に着工しました。

ルイ・ヴィトンのフラッグシップストアを出店?
 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。

 都市別(2018年6月8日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。

 ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。

 あくまでも私の願望ですが、「ルイ・ヴィトン 表参道店」や「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」のような旗艦店「フラッグシップストア」を出店するのではないか? と妄想しています。ちなみに日本の「フラッグシップストア」はこの2店舗のみです。

(仮称)大阪Mプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日
◆ 竣工-2019年11月15日予定


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。


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ゲートの隙間から覗いた様子です。重機が見えますが、まだ本格的な工事は始まっていないようです。


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設予定地を北西側から見た様子です。

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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建築計画のお知らせです。延床面積4,182.22㎡なので、売場面積は約半分と考えて約2,000㎡くらいでしょうか?


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店

 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転するだけの可能性もあります。

 だだ、リーマンショック前のプチバブルの頃とは大阪ミナミを取り巻く環境は一変しています。ミナミには「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店」の2店舗がありますが、3店舗体制でも充分やっていけると思います。

 大阪のキタ(梅田)も3店舗体制だし、東京の「東京・日本橋地区、銀座地区、新宿地区」もそれぞれ3店舗体制となっています。



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2018年6月 7日 (木)

南海電気鉄道 「高野山ケーブルカー」に54年ぶり新型車両を導入 2019年3月初旬に運転開始!

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-高野山ケーブルカー-

 「南海電気鉄道」は6月6日に、「高野山ケーブルカー」の新造車両のデザインと概要を発表しました。新型ケーブルカーのコンセプトは「期待感」「癒し・調和」「安全・安心」の3つです。2両連結車両を2編成導入します。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2018/06/06)
  「新型 高野山ケーブルカー」の車両デザインを決定しました 

 「高野山ケーブルカー」は、南海高野線と接続する「極楽橋駅~高野山駅」まで、全長0.8km、高低差328mを約5分で結びます。1930年に開通し、今年で開通88周年を迎える国内有数の歴史を持つケーブルカーです。

 「空海(弘法大師)」が開いた真言密教の聖地である高野山への交通路としての役割に加え、高野山に住む人々の生活の足としての役割も担ってきました。

 現在は1964年に製造された日立製作所製の3代目ケーブルカーを使用しており、車両新造は54年ぶりとなります。新型ケーブルカーの製造は「日本ケーブル」、客車の製造はスイスのキャビンメーカーの「CWA社」が担当します。

 「高野山ケーブルカー」は、2018年11月26日~2019年2月下旬にかけて、車両および巻上げ機など諸設備の新造工事を行うため、ケーブルカーでの運行を休止する予定です。
 工事期間中はバスによる代行輸送を実施します。新型ケーブルカーでの運転開始は、2019年3月初旬を予定しています。


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「白のラインを施した1号車」と「オレンジのラインを施した2号車」の2両×2編成(4両)の新造車両を導入します。


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「新型 高野山ケーブルカー」の内部です。「安全」性の向上と、ゆとりある空間で「安心」を提供します。


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高野山駅

 「高野山駅」です。ケーブルカーの車両および巻上げ機など諸設備の新造工事を実施するために、2018年11月26日~2019年2月下旬にかけてケーブルカーの運行を休止します。工事期間中はバスによる代行輸送を実施します。


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3代目ケーブルカー

 現在運用されている1964年に製造された日立製作所製の3代目ケーブルカーです。自動運転の導入や電気式の自動扉は、当時のケーブルカーとしては画期的だったそうです。


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「3代目ケーブルカー」の内部です。



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大阪ミナミの中心 もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」 2018年6月4日の建設状況

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-(仮称)中央区難波3丁目新築工事-

 大阪ミナミの「もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発」が動き出しています。物販店舗、飲食店が入る地上9階、地下1階、高さ59.40mの商業ビルを建設します。

 「エディオン」は2019年春にも大阪ミナミの「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」に大型店を開業します。すぐ近くには「ビックカメラなんば店」がありますが、増加が続く「インバウンド(訪日外国人)」向けの品ぞろえを充実させて対抗します。

 「エディオン」は、1階~7階を店舗にする方針です。全体の3割をインバウンド向けの店作りにする予定で、「エディオン」の関西の店舗では最大級の旗艦店となります。飲食店フロアの展開も考えているようです。

(仮称)中央区難波3丁目新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波三丁目25番2の一部、27番22(地名地番)
◆ 階数-地上9階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-59.40m
◆ 敷地面積-4,225.99㎡
◆ 建築面積-2,928.35㎡
◆ 延床面積-22,995.42㎡(容積対象床面積21,129..74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店
◆ 建築主-成信(せいしん)
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年03月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年04月中旬予定


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南西側から見た様子です。「大阪タカシマヤ(難波高島屋)」の前から見ると想像していた以上に存在感があります。


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最高部です。


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敷地の南西角が一部だけですが繁華街に接しています。集客とっては大きなプラスになると思います。


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狭いですが「戎橋筋商店街」にも接しています。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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東側の通りです。


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建築計画のお知らせの「東側立面図」です。下層階の一部に「旧:精華小学校」のファサードのデザインを継承しています。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年6月 6日 (水)

マリオット・インターナショナルの高級ホテル「W OSAKA」 2018/06/04 「竹中工務店」により準備工事が始まる!

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W OSAKA-
 御堂筋に「積水ハウス」が、超高層ビルを建設、高級ホテル「W(ダブリュー)ホテル」が進出します。ホテル名は「W OSAKA」で、概要は、地上27階、塔屋2階、地下1階、高さ約117mです。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/01/10)
 「Wホテル」日本上陸~「W OSAKA」が2021年、大阪に誕生

 建設予定地は御堂筋の西側で、「ヨドコウ第2ビル」と「日本生命御堂筋ビル」の間です。敷地面積は約2,544㎡で、駐車場「タイムズ御堂筋南船場」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が始まっています。

● 関西での積水ハウス+マリオットの第三弾!
 
マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域社長は「大阪はインバウンド(訪日外国人)が行き交い、躍動感にあふれている」と1号店に大阪を選んだ理由を述べました。

 「積水ハウス」は、「マリオット・インターナショナル」と組んで関西に高級ホテルの誘致に力を入れています。2010年に「セントレジスホテル大阪」、2014年には「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました。「W OSAKA」はその第三弾です。

 着工は2018年10月予定、竣工は2020年10月末予定、 開業は2021年2月予定です。設計顧問として安藤忠雄建築研究所の「安藤忠雄氏」が参画します。

 「W OSAKA」は、「エクストリームWOWスイート(1室)」、「WOWスイート(2室)」をはじめとした50室のスイートを含め全337室の客室を擁し、各客室のインテリアは、Wホテルならではの斬新でスタイリッシュなデザインコンセプトを貫いています。料金は1泊数万円になる予定です。

W OSAKAの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場四丁目
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約117m
◆ 敷地面積-約2,544㎡
◆ 延床面積-(非公表)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、レストラン、ボールルーム、スパ、プール、ジム他
◆ 客室数-337室(予定)
◆ 建築主-積水ハウス(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 設計者・監理者-日建設計(設計顧問 安藤忠雄)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年10月予定
◆ 竣工-2020年10月末予定
◆ 開業-2021年02月予定


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「ロケーション」です。


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「W OSAKA」の建設予定地を南東側から見た様子です。駐車場「タイムズ御堂筋南船場」は閉鎖されて、2018年10月の着工に向けて準備工事が始まっています。「建築計画のお知らせ」はまだ掲示されていませんでした。


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「仮囲い」や「ゲート」が設置されています。


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南側の一部はまだ「仮囲い」が設置されていませんでした。


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重機が稼働しています。「竹中工務店」により準備工事が行われています。「タイムズ御堂筋南船場」跡のアスファルトはすでに剥がされています。

 本体工事の工期が約2年しかありません。超高層ビルの工期としては非常に短いです。「地中障害物の撤去」の他に、工期から考えて「山留め壁の構築」も準備工事中に終える可能性があります。


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「W OSAKA」の建設予定地を南西側から見た様子です。



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新歌舞伎座跡地 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称) 2018年6月4日の建設状況

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(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事-
 難波にあった旧「大阪新歌舞伎座」は、1958年10月開場しました。「上本町YUFURA」に移転するため、2009年6月に閉館しています。2012年3月には、冠婚葬祭大手の「ベルコ」が用地を取得しています。

● 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)
 冠婚葬祭大手の「ベルコ」は、大阪ミナミの新歌舞伎座跡地に、「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)を2016年6月に着工、2019年10月に開業すると発表しています。

 引用資料 ベルコ(PDF:2016/04/01)
 2019年秋、大阪ミナミに建築家・隈研吾氏設計の新ランドマークが誕生 「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称) 新歌舞伎座跡地に旧建築の意匠を残し生まれ変わります!

 新ホテルは、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計した地上19階、塔屋1階、地下1階の都市型ホテルです。低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザインとし、長く難波の街に馴染んできた建築を保存する意匠とします。

 内部は計150室の客室をはじめレストランやラウンジ、5つのバンケットを配置し、ブライダルに対応できるよう、2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンを設けています。

「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波四丁目59-1(住居表示:大阪市中央区難波四丁目3番25)
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-84.025m
◆ 敷地面積-2,292.65㎡
◆ 建築面積-1,893.46㎡
◆ 延床面積-26,493.58㎡(容積対象面積22,348.55㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗
◆ 客室数-150室(ダブル約30㎡×126室、ツイン約25㎡×15室、スイート約80㎡×9室)
◆ 建築主-ベルコ
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年01月31日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年07月15日予定
◆ オープン-2019年10月予定

フロア構成
◇ 地下1階-ロビー、テナント、機械式駐車場
◇ 1階-エントランスロビー、テナント、カフェ
◇ 2階-レストラン、ラウンジ
◇ 3階-バンケット①、バンケット②
◇ 4階-事務室
◇ 5階-ウェイティングルーム
◇ 6階-チャペル、フォトスタジオ
◇ 7階-バンケット③
◇ 8階-バンケット④
◇ 9階-バンケット⑤
◇ 10階-ブライダルサロン
◇ 11階-ホテルラウンジ、ホテルレセプション、レストラン
◇ 12階~18階-客室
◇ 19階-チャペル、アトリウム、バーラウンジ、パーティールーム


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北東側から見た様子です。


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かなり高くなってきました。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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タワークレーン1基で建設しています。



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2018年6月 5日 (火)

地上32階、高さ約108mの「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」 2018/06/04 タワークレーン登場!

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-アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>-
 
6月1日(金)に「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅠ期棟に「阪神百貨店」が部分開業しましたが、昨日(6月4日)2時間以上かけてじっくり取材してきたので、後日Part1~Part10くらいに分けて詳細にUPしたいと思います。

 本題に戻って、「アパグループ」は、建設中の「ブランズタワー御堂筋本町」の東隣りのオフィスビル「本町永和ビル」をグループ会社のアパマンションを通じて2015年10月30日に取得しました。

 跡地には、地上32階、地下2階、高さ108.200mの超高層ホテル「(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事」が建設されます。 2017年7月21日に「起工式」が挙行されました。2019年9月オープン予定です。

 引用資料 アパグループ(2017/07/21)
 地下鉄「本町」駅直結 超高層タワーホテル アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉 本日起工式開催 

アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事 
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目40番5
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅直結
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-最高部108.200m、建築物100.000m
◆ 敷地面積-1,222.48㎡
◆ 建築面積-879.43㎡
◆ 延床面積-17,005.12㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(地下1階大浴場・露天風呂、1階テナント、2階レストラン、3階屋外プール)
◆ 客室数-917室(ダブル811室、ツイン105室、デラックスツイン1室)
◆ 建築主-アパマンション
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2016年06月21日~2017年03月31日
◆ 着工-2017年07月21日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月下旬予定
◆ 開業-2019年09月予定

(備考) 面積等は「建築計画のお知らせ」の数値です。公式ホームページでは、延床面積16,970.47㎡となっています。


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「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場を南西側から見た様子です。


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タワークレーンが登場しています。


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LEDの「今週の工事予定」が先週のままになっていました。5月30日(水)~6月2日(土)が「クレーン工事」になっていたので、タワークレーンは先週末に完成したようです。


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南東側から見た様子です。


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東隣の御堂筋側の「太陽生命大阪ビル」跡地は、暫定的に「セブン-イレブン 御堂筋本町店」がオープンしていました。



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日本初寺院山門一体のホテル (仮称)大阪エクセルホテル東急 2018/06/04 1基目のタワークレーンが登場!

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-(仮称)積和不動産関西南御堂ビル
 
大阪のメインストリートである「御堂筋」の名前の由来ともなった「南御堂」の通称で知られる「真宗大谷派難波別院」は、施設が老朽化した「御堂会館」を、2016年1月をもって閉館しました。

 閉館した「御堂会館」は、ホテルを主用途とした複合施設に建て替えられます。建て替え後の用途は、「東急ホテルズ」が運営する、日本初の寺院山門と一体となったホテルに加え、浄土真宗の教えを発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室等を含む、高層の複合施設となります。

 日本初寺院山門一体のホテル「(仮称)大阪エクセルホテル東急」が出店する「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」は、2017年9月7日(木)に起工式を行い、工事に着手しました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2017/09/05)
 日本初 寺院山門一体のホテル「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」着工 

 「(仮称)大阪エクセルホテル東急」のホテルコンセプトは「大阪万華鏡」で、17階が「レストラン、ファンクションルーム他」、16階が「フロントロビー、(仮称)プレミアムルーム他」、15階~5階が「客室(約360室)」となります。

(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)御堂会館建替計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目68番5(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線他「本町駅」より徒歩約1分
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-72.97m
◆ 敷地面積-2,515.58㎡
◆ 建築面積-1,670.39㎡
◆ 延床面積-22,278.48㎡(容積対象面積20,684.15㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-事務所(宗教施設)、店舗、ホテル
◆ 客室数-約360室
◆ 定期借地権設定期間-60年(2017年10月01日~2077年09月30日まで)
◆ 建築主-積和不動産関西(積水ハウスグループ)
◆ 設計者-(建築・設備)-IAO竹田設計、(構造)竹中工務店
◆ 監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年09月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年09月30日予定

(備考) 面積等は「建築計画のお知らせ」の数値です。公式ホームページでは、延床面積22,224.18㎡となっています。


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「外観イメージ(参道部)」です。


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「フロントロビーイメージ」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」の建設現場を南東側から見た様子です。


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北側に1基目のタワークレーンが登場しています。


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敷地北側で地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。


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西側の「仮囲い」の透明のアクリル板から覗いた「鉄骨建方」の様子です。


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「制振ブレース」と「オイルダンパー」が見えます。


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北東側から見た様子です。



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2018年6月 4日 (月)

「東京建物」が取得した北区堂島の「電通大阪ビル」 旧電通ビル既存建物解体工事 2018年5月31日の状況

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-旧電通ビル既存建物解体工事-
 
昨夜(6月3日)、今年9月に引退する安室ちゃんのラストツアーが、東京ドームで最終日を迎えました。本当にお疲れさまでした。私にJ-POPの素晴らしさを教えてくれた安室ちゃんには感謝の気持ちしかありません。

 8月29日に「DVD/Blu-ray」が5大ドーム別に5種類発売されます。さすがに8,800円(税込)×5も買えないので、私が見に行ったは「京セラドーム版(東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ+京セラドーム大阪公演)」と「東京ドーム版(東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ+5月東京ドーム公演)」の2つにしようと思っています。

 本題に戻って、日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。

 「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。

 現在は「旧電通ビル既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年3月20日~2019年2月28日(予定)となっています。

 堂島という好立地、長方形の敷地形状、敷地面積約4,830㎡など不動産開発を行うにはかなりの好条件です。ウワサでは、東京建物による「ブリリア」を冠する超高層タワーマンション、もしくは共同住宅を含む超高層複合ビルが建設される可能性があると言われていますが、実際はどうなるのでしょうか?

電通大阪ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島二丁目4-5
◆ 階数-地上13階、塔屋1階、地下2階
◆ 敷地面積-約4,830㎡
◆ 建築面積-約1,716㎡
◆ 延床面積-約22,866㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-電通
◆ 設計者-槇文彦+株式会社槇総合計画事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1983年03月


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「電通大阪ビル」の下層階を北東側から見た様子です。敷地形状は長方形の理想的な形状をしています。敷地面積も約4,830㎡と結構な広さです。


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南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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下層階を南西側から見た様子です。西隣の「新藤田ビル」が敷地に余裕を持って建てられているので、クリアランスが結構あります。


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解体工事の工事名は「旧電通ビル既存建物解体工事」です。解体工事の工期は、2018年3月20日~2019年2月28日(予定)となっています。



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 堂島のランドマークだった「堂島ホテル」 堂島ホテル既存建物解体工事 2018年5月31日の状況

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-堂島ホテル既存建物解体工事-

 大阪・キタの社交場として親しまれた「堂島ホテル」は、老朽化もあって2016年12月27日夜の宴会利用と館内レストランのディナー営業をもって閉館を迎え、32年の歴史に幕を閉じました。

 「堂島ホテル」は、1984年に開業し、1994年には高級ホテルを目指して大幅に改装されました。客室の内装も豪華で、「いつかは泊まりたい憧れのホテル」として定着していました。

 現在は解体工事が行われています。工事名は「堂島ホテル既存建物解体工事」で、労災保険関係成立票によると、工期は2017年10月2日~2018年8月31日(予定)となっています。

 まだ具体的な発表はありませんが、跡地に約300室のホテルを建設します。外資系の高級ブランドの誘致を検討しており、2020年に開業する予定です。


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南東側から見た様子です。かなり低くなりました。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。


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営業中だった頃の「堂島ホテル」です。豪華なホテルでした。



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2018年6月 3日 (日)

大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線 Part5・南海営業区間の「高架橋の工区」編

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-大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線-

 「大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線」は、2023年春開業予定の「(仮称)北梅田駅」と、「JR難波駅」及び南海本線の「新今宮駅」をつなぐ路線です。

 JR阪和線、南海本線を介して、西日本最大の鉄道ターミナルである梅田ターミナル、大阪市の主要鉄道ターミナルである難波ターミナル及び天王寺ターミナル、国土軸との結節点となる新大阪駅及び関西国際空港とを直結する機能を有します。

 大阪都心ならびに京阪神圏の各拠点都市と関西国際空港とのアクセス性の強化等、広域鉄道ネットワークの拡充に資する事業で、関西の最重要プロジェクトと言っても過言ではありません。

 引用資料 大阪市・報道発表資料(2018/02/21)
 大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線に係る環境影響評価方法書  
 
なにわ筋線の概要
◆ 建設延長-約7.4 ㎞(複線)
◆ 中間駅-(仮称)中之島駅、(仮称)西本町駅、(仮称)南海新難波駅
◆ 事業スキーム-地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式(想定)
◆ 整備主体-関西高速鉄道株式会社
◆ 営業主体-JR西日本(西日本旅客鉄道)、南海電気鉄道
◆ 開業目標-2031年春



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「事業計画路線」です。


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「計画平面図」です。


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「(仮称)南海新難波駅」付近の拡大です。「パークス通」の地下を南下して、「新今宮駅」の手前で合流(分岐)します。


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「計画縦断図(西本町駅~南海新今宮駅)」です。南海営業区間はほとんどの部分が「単線シールド×2本」で建設されます。


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「阪神高速環状線」の少し南側で地上に出ます。このあたりで「掘割」から「高架橋」に移行すると思われます。すぐ南側の「国道25号」をオーバーパスする必要があるため急勾配で駆け上がって行きます。


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南側から見た様子です。高架橋を「パークス通」の上に設けるのか? もう少し東側にずれるのか? 詳細な図面が無いので現時点では分かりません。


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「パークス通」の南端です。


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「パークス通」と「国道25号」の交差点です。


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「パークス通」の東側の建物群です。あくまでも私の勝手な推測ですが、ルートによってはこの部分の用地を一部使用する可能性があると思われます。


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同じ部分を南東側から見た様子です。「パークス通」の南端まで高架橋を設けるのか? 「パークス通」の東側の建物群の用地を一部使用するのか? 詳細な図面が無いので現時点では分かりません。  


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東西に走っている「国道25号」です。「国道25号」を高架橋でオーバーパスします。そのため「国道25号」の北側で、高架橋の桁下がなりの高さになっている必要があります。


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「国道25号」の南側の建物群です。あくまでも私の勝手な推測ですが、ルートによってはこの部分の用地を一部使用する可能性があると思われます。


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「国道25号」の南側で「南海本線」と合流します。「南海本線」の側道に高架橋を構築すると思われます。



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東京の高級ホテル「パレスホテル」の進出が有力な「(仮称)堂島浜プロジェクト」 2018年5月31日の建設状況

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。

 用途は「ホテル、共同住宅」となっています。ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討しているようです。客室数は約200室規模を予定しています。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番9他1筆(地名地番)
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-約200室
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年04月30日予定(労災保険関係成立票より)


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年6月 2日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/05/31 1基目のタワークレーンが登場!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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東側に1基目のタワークレーンが登場しました。


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「五洋建設」のタワークレーンです。「五洋建設」のタワークレーンは、運転室に犬のマスコットキャラクター「Mr.PENTA」が描かれる場合が多いですが、この現場は描かれていませんでした。

 
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「五洋建設」のマスコットキャラクター「Mr.PENTA」です。長い胴と短い足が愛らしい「バセットハウンド」がモデルとなっています。


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「タワークレーン」の「ベース架台」です。梁の「こぶ(4ヶ所)」に「アンカーボルト」でガッチリ固定しているので、タワークレーンは倒れません。


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地上部分の「鉄骨建方」の範囲が西側に広がりました。


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柱が「グレー」で塗装されています。


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北東側から見た様子です。


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1基目のタワークレーンです。



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西梅田 新サンケイビル解体工事 2018年5月31日の状況

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-新サンケイビル解体工事-

 大阪市北区梅田二丁目に「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」がありましたが、閉鎖されての解体工事が行われています。跡地の活用方針は、「サンケイビル」から現時点では明らかにされていません。

 解体工事の工事名は「新サンケイビル解体工事」で、「竹中工務店」の施工により行われています。解体工事の工期は、「労災保険関係成立票」によると、2018年2月1日~2019年1月31日(予定)となっています。

大阪新サンケイビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田二丁目5-2
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」徒歩3分、JR東西線「北新地駅」徒歩5分・「大阪駅」徒歩6分、阪神電鉄本線「阪神梅田駅」徒歩6分
◆ 階数-地上9階、塔屋2階、地下1階
◆ 敷地面積-1,566.34㎡
◆ 延床面積-12,220.71㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1979年10月(1990年増築)


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「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」の解体工事が行われています。


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一つのビルに見えますが、南東側の低い部分は「サンケイビル別館」です。


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北東側から見た様子です。


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解体工事の工事名は「新サンケイビル解体工事」で、解体工事の工期は、「労災保険関係成立票」によると、2018年2月1日~2019年1月31日(予定)となっています。



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2018年6月 1日 (金)

祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分が2018年6月1日(金)にオープン Part2・「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続部分編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業が、2018年6月1日(金)です。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年5月31日 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全景です。


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撮影日2018年5月31日 大阪神ビルディング側の下層階の様子です。


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撮影日2018年5月31日
 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続部分です。下記の模型写真とかなり異なります。最終的には模型写真と同じになるのか? 設計変更されたのか? 分かりません。


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模型写真です(写真提供:OSAKAビル景のショーケン氏)。

 参考ブログ(OSAKAビル景のショーケン氏)
 梅田1丁目1番地計画の巨大模型と現物比較


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撮影日2018年5月31日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た様子です。


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撮影日2018年5月31日 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は階高が高いのでスロープになっています。


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撮影日2018年5月31日 2階のエントランス部分です。


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撮影日2018年5月31日 ガラス張りの「エレベーター塔」です。


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撮影日2018年5月31日 「エレベーター」の2階入口です。


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撮影日2018年5月31日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から角度を変えて見た様子です。


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撮影日2018年5月31日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」の内側にも「欄干」があります。階高の違いを調整するために2重構造になっています。


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撮影日2018年5月31日 この部分でこれだけの高低差があります。


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撮影日2018年5月31日
 この部分は、路面タイルの美装化しか行われていません。最終的には階段を嵩上げして、既存の「エレベーター」を撤去して、模型写真と同じになるのかも知れません。



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祝! 「阪神百貨店」のⅠ期部分が2018年6月1日(金)にオープン Part1・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の外観編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟の竣工日が、2018年4月27日(金)、「阪神百貨店」の部分開業が、2018年6月1日(金)です。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年5月31日 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全景です。


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撮影日2018年5月31日 ガラス越しに見た売場です。


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撮影日2018年5月31日 売場が完成しています。


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撮影日2018年5月31日  3階のこの部分はテラスになるようです。


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撮影日2018年5月31日
 大阪神ビルディング側の下層階の様子です。歩道はアスファルトのままです。路面ブロックでの美装化と植栽は行われませんでした。 Ⅱ期工事の関連で今行うと不都合なのかも知れません。


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撮影日2018年5月31日 大阪神ビルディング側を地上から見た様子です。


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撮影日2018年5月31日 大阪神ビルディング側の1階エントランス部分です。


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撮影日2018年5月31日 道路上空部分です。


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撮影日2018年5月31日 新阪急ビル跡地側の下層階の様子です。


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撮影日2018年5月31日 新阪急ビル跡地側の北東角です。


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撮影日2018年5月31日 「F-34出口」の南側です。


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撮影日2018年5月31日 壁面です。


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撮影日2018年5月31日 新阪急ビル跡地側の1階エントランス部分です。


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撮影日2018年5月31日 エントランス付近の壁面です。


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撮影日2018年5月31日 「F-40出口」です。


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撮影日2018年5月31日 下層階を南東側から見た様子です。



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