阪急阪神ホールディングス 2022年以降に金城湯池の「阪急村」を順次再開発 第一弾は「大阪新阪急ホテル」の建て替え?
-阪急村-
「東急グループ」は、「渋谷」を他の地区から撤退してまで、東急グループ総力で怒涛の勢いで集中的に再開発を行っています。渋谷は東急グループの「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」だからです。
ビックリするようなニュースが入って来ました。「阪急阪神ホールディングス」の「金城湯池」は梅田ですが、2022年以降に、大阪・梅田にあるオフィスビルや商業施設を順次建て替えると「日本経済新聞」が報道しました。
日本経済新聞(2018/06/14)
阪急阪神HD、新阪急ホテル建て替え検討
「阪急阪神ホールディングス」は、阪急村の「大阪新阪急ホテル」と駅ビルの「阪急ターミナルビル」の建て替えを検討します。その後も古いオフィスビルや商業施設を順次建て替えます。
インバウンド(訪日外国人)対応やスタートアップなど新規事業を育てる機能も持たせ、本拠地・梅田の競争力を高める戦略です。
大阪新阪急ホテル
2022年以降の阪急村の再開発の第一弾となる事が予想される「大阪新阪急ホテル」です。 阪急17番街のある「阪急ターミナルビル」は、「阪急梅田駅」の直上にあるため超難工事となります。そのため比較的工事が容易な「大阪新阪急ホテル」から着手すると思われます。
梅田阪急ビル
21世紀に入って「梅田阪急ビル」が建設されました。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全体竣工と同時にビルの名称を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に変更する予定です。
大阪梅田ツインタワーズ・サウス
「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟です。2022年3月下旬に全体竣工する予定です。「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全体竣工後に、阪急村のドミノ式の建て替えを始めるようです。
そごう神戸店の建て替えは遠のく?
「セブン&アイ・ホールディングス」と阪急阪神百貨店を傘下に置く「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、資本業務提携しました。「エイチ・ツー・オーリテイリング」に「そごう神戸店、西武高槻店」の2店が譲渡されました。
「そごう神戸店」の建て替えが検討されていましたが、同じ「阪急阪神東宝グループ」の「阪急阪神ホールディングス」が、阪急村のドミノ式の建て替えを始めると建て替えは非常に厳しい状況になると思います。
ちなみに「阪急阪神東宝グループ」は、「阪急阪神ホールディングス、エイチ・ツー・オー リテイリング、東宝」を中心に構成される企業グループです。
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