北大阪健康医療都市(愛称:健都) JR西日本の複合施設「VIERRA岸辺健都」 2018年7月25日の建設状況
-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。
「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転を控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。
こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。
● VIERRA岸辺健都
都市再生機構西日本支社は、「北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域内4街区7-13画地」の敷地面積8,235.71㎡を売却する入札を実施し、24億7071万3000円でJR西日本が落札しました。
JR西日本は、地上9階、地下0階の「(仮称)JR岸辺駅ビル開発」を2017年3月27日に着工しました。建物は、JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。
施設名称は「VIERRA岸辺健都」です。施設の核テナントとしてスーパーマーケットに「平和堂」、フィットネスクラブに「グンゼスポーツ」の出店が決定しています。
ホテル部分には、「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が出店します。2018年秋に、露天風呂を備え、最先端の医療都市「健都」に総客室数111室のONEランク上のジャパンクールデザインホテル「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」が誕生します。
VIERRA岸辺健都の概要
◆ 計画名-吹田操車場跡地開発
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町17他
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-8,235.71㎡
◆ 延床面積-約27,019㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店、飲食店、クリニック、宿泊施設、フィットネスクラブほか
◆ 客室数-111室(ホテル6階~9階)
◆ 建築主-JR西日本(施設運営者 JR西日本不動産開発)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年03月27日
◆ 竣工-2018年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年秋予定
「VIERRA岸辺健都」の建設現場を西側から見た様子です。
北側から見た様子です。
「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」です。
北東側から見た様子です。JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。
JR岸辺駅の自由通路から見た様子です。南西側隣接地では「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」が建設中です。
北口の「VIERRA岸辺健都」には、平和堂の「(仮称)フレンドマート健都店」が出店しますが、南口には既存の「フレンドマート岸辺店」があります。JR岸辺駅を挟んで両側を押さえる戦略です。
| 固定リンク
« 北大阪健康医療都市(愛称:健都) (仮称)吹田市新市民病院移転建替工事 2018年7月25日の建設状況 | トップページ | JR西日本グループ 京都市の梅小路公園 新ブランドホテル「Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)」の概要 »
「49 大阪府・その他」カテゴリの記事
- 万博記念公園に最大収容人数18,000人の大規模アリーナを建設 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業 実施協定書の締結、各棟の概要が判明!(2024.08.10)
- 京阪ホールディングス 「ステーションヒル枚方」の商業エリアと枚方市駅高架下商業施設を合わせた商業施設「枚方モール」 2024年9月6日(金)に開業!(2024.07.31)
- 大阪モノレール延伸事業 路線延長約8.9km(門真市駅~松生町駅~門真南駅~鴻池新田駅~荒本駅~瓜生堂駅) 費用増大や工期遅れも「事業継続」が妥当!(2024.07.30)
- JR千里丘駅前 千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業 地上36階、高さ約127mの「プレミストタワー千里丘」(2024.07.15)
- 泉北高速鉄道 大阪府茨木市に約18.3万㎡のマルチ型物流施設「(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟」 「中間層免震構造」の採用は、大型物流施設では全国で初! (2024.07.13)