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2018年7月

2018年7月31日 (火)

北大阪健康医療都市(愛称:健都) JR西日本の複合施設「VIERRA岸辺健都」 2018年7月25日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転を控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● VIERRA岸辺健都
 都市再生機構西日本支社は、「北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域内4街区7-13画地」の敷地面積8,235.71㎡を売却する入札を実施し、24億7071万3000円でJR西日本が落札しました。

 JR西日本は、地上9階、地下0階の「(仮称)JR岸辺駅ビル開発」を2017年3月27日に着工しました。建物は、JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。

 施設名称は「VIERRA岸辺健都」です。施設の核テナントとしてスーパーマーケットに「平和堂」、フィットネスクラブに「グンゼスポーツ」の出店が決定しています。

 ホテル部分には、「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が出店します。2018年秋に、露天風呂を備え、最先端の医療都市「健都」に総客室数111室のONEランク上のジャパンクールデザインホテル「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」が誕生します。

VIERRA岸辺健都の概要
◆ 計画名-吹田操車場跡地開発
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町17他
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-8,235.71㎡
◆ 延床面積-約27,019㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店、飲食店、クリニック、宿泊施設、フィットネスクラブほか
◆ 客室数-111室(ホテル6階~9階)
◆ 建築主-JR西日本(施設運営者 JR西日本不動産開発)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年03月27日
◆ 竣工-2018年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年秋予定


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「VIERRA岸辺健都」の建設現場を西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」です。


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北東側から見た様子です。JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。


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JR岸辺駅の自由通路から見た様子です。南西側隣接地では「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」が建設中です。


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北口の「VIERRA岸辺健都」には、平和堂の「(仮称)フレンドマート健都店」が出店しますが、南口には既存の「フレンドマート岸辺店」があります。JR岸辺駅を挟んで両側を押さえる戦略です。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) (仮称)吹田市新市民病院移転建替工事 2018年7月25日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事
 
「吹田市民病院」は、施設の老朽化などから、現病院がある片山町二丁目から旧国鉄吹田操車場跡地に移転する工事を行っています。

 新病院は、JR岸辺駅とつながり、バリアフリーの観点からも患者に優しい病院となります。「国立循環器病研究センター」と近接することで密に連携をとることができ、さらなる地域医療の向上が期待できます。

 2016年9月28日に「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の起工式が行われ、8月29日に着工されました。病院移転日は2018年12月1日(土)予定、外来診療開始日は2018年12月4日(火)予定となっています。

(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町 北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階
◆ 高さ-約41m
◆ 敷地面積-17,813.69㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,697.61㎡(施設全体)
◆ 延床面積-46,239.92㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-病床数431床 内訳は一般病床386床(うちICU4床、救急専用病床8床)、回復期リハビリテーション病床45床
◆ 診療科-22診療科(内科、循環器科、神経内科、消化器内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、腎泌尿器科、放射線診断科、リハビリテーション科、麻酔科、精神科、心療内科、病理診断科、歯科(障がい者)、救急診療科、放射線治療科)
◆ 建築主-地方独立行政法人市立吹田市民病院
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・堀田特定建設工事共同企業体(大成建設、堀田工務店JV)
◆ 着工-2016年08月28日(起工式)、2016年08月29日(着工)
◆ 竣工-2018年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開院-2018年12月01日予定(病院移転日)、2018年12月04日予定(外来診療開始日)
◆ 落札金額-125億円(税抜き)


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の建設現場を北側から見た様子です。病院移転日は2018年12月1日(土)の予定です。


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隣りの「VIERRA岸辺健都」とは、歩行者デッキで直結します。「VIERRA岸辺健都」を経由して、JR岸辺駅の南北自由通路や「国立循環器病研究センター」と直結します。


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植栽が行われています。


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完成予想図には描かれていない小規模な建物が建設されています。「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」とは別の施設で、「(仮称)吹田市JR岸辺駅ビル新築工事」となっていました。「クリニック」や「薬局」が入るようです。


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植栽が行われています。


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西側から見た様子です。


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西側から引いて見た様子です。


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敷地の南西側には「駐車場棟」が建設されています。「病院棟」とは歩行者デッキで結ばれています。


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「駐車場棟」を西側から見た様子です。


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JR線の車窓から見た様子です。



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2018年7月30日 (月)

JR高槻駅 2番・5番のりばに設置中の「可動式ホーム柵(ホームドア)」 2018/07/25 「可動式ホーム柵」の構造がよく分かる珍しい設置工事!

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-東海道本線(JR京都線)高槻駅-

 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を行いました。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に「新快速電車」が停車するプラットホームを整備しました。

 「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
 ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。2016年3月26日にダイヤ改正に合わせて供用開始されました。

● 新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置!
 JR西日本は、駅のホームにおける安全性向上のために、その核となるハード対策として「ホーム柵」の設置を進めてています。

 高槻駅の「2番のりば」と「5番のりば」に新たに、新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置することになりました。当初計画では2018年春頃の使用開始予定でしたが、2018年秋頃に延期されています。ホームの補強工事に時間を要しているためです。

 引用資料 JR西日本(2017/12/26)
 高槻駅 2・5番のりばの「可動式ホーム柵」の使用開始時期を延期します。

可動式ホーム柵(ホームドア)の概要
◆ 設置箇所-JR京都線・高槻駅の2、5番のりば(2番のりば:京都方面への快速・普通列車が発着、5番のりば:大阪方面への快速列車が発着)
◆ 高さ-約1.3m
◆ 開口幅-約3.3m
◆ 柵延長-約240m(1のりばあたり)
◆ 着工-2017年05月09日
◆ 使用開始時期-2018年秋頃予定


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「可動式ホーム柵(一重引戸式)」の設置イメージです。「昇降式ホーム柵」ではなく、本格的な「ホームドア」です。


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5番のりば

 先に「可動式ホーム柵(一重引戸式)」が設置が開始された「5番のりば」です。「5番のりば」は、大阪方面への快速列車が発着します。


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2番のりば
 
「5番のりば」に続き、「可動式ホーム柵(一重引戸式)」が設置が開始された「2番のりば」です。「2番のりば」は、京都方面への快速・普通列車が発着します。


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「2番のりば」は、ホームの補強工事が終わっています。


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「戸袋」がドアを収納された状態で設置されています。ドアが見える状態で設置されているのを見るのは高槻駅が初めてでした。緑の4ヶ所の出っ張りのようなものがあるので、最終的にはドアは鉄板で囲われて保護されると思われます。


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ドアが重ねて収納されています。通常は見る事が出来ませんが、戸袋の内部はこのような構造になっているんですね。後から鉄板で保護されるであろうガイド部分が見えます。


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裏側から見た様子です。裏側も最終的には鉄板で保護されるようです。


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「片肺飛行」の状態です(笑)。ドアが戸袋に収まっていない状態で設置されるのは非常に珍しいです。


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一般的なドアが収まったタイプの「戸袋」もあります。2種類の「戸袋」を使い分ける理由は何でしょうか?


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3番・4番のりばに「可動式ホーム柵(二重引戸式)」を設置

 「3番・4番のりば」にも「可動式ホーム柵」が設置されます。こちらは「JR総持寺駅」で採用された「可動式ホーム柵(二重引戸式)」となる予定です。2020年春の設置を目標としています。

 高槻市 市街地整備促進特別委員会(PFD:2018/02/06)
 
JR高槻駅ホーム拡充及び駅周辺整備について

 JR高槻駅は、1・6番線が「ワイヤーロープを上昇させる昇降式ホーム柵」、2・5番線が「可動式ホーム柵(一重引戸式)」、3・4番線が「可動式ホーム柵(二重引戸式)」と3種類のホーム柵が勢揃いする事になります。


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可動式ホーム柵(二重引戸式)
 「JR総持寺駅」に設置されている「可動式ホーム柵」です。JR西日本で初となる「二重引戸式」を採用しており、開口部が3.3mと広く確保されています。


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デジタルサイネージ付きホームドア

 「JR高槻駅」とは関係ありませんが、「可動式ホーム柵(ホームドア)」はどんどん進化しています。横浜高速鉄道のみなとみらい線「みなとみらい駅」に、「デジタルサイネージ」を組み込んだホームドアが、2018年5月1日から本格的に動画広告の配信を開始しました。

 32型の縦長のディスプレイを乗客の目が向きやすい開閉部の脇に設置しています。広告画面は上りと下りに16画面ずつで、合計32画面です。



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京都大学 iPS再生医療 国内初のパーキンソン病患者で治験へ

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-京都大学-
 
山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから8年が過ぎました。現在までに「本館、第2研究棟、第3研究棟、医薬系総合研究棟」の4施設が完成しています。

● iPS再生医療、パーキンソン病患者で治験へ
 「京都新聞」によると「京都大学」は、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」から作った神経細胞をパーキンソン病患者へ移植する再生医療の治験を開始するそうです。

 京都新聞(2018/07/29)
 iPS再生医療、パーキンソン病患者で治験へ 京大が国内初

 iPS細胞を使った再生医療では目の病気「加齢黄斑変性」について患者対象の臨床研究が神戸市で行われていますが、保険適用を見据え厳格な基準で実施する治験は国内で初めてです。

 「パーキンソン病」は、脳の黒質という部分で神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞に異常なタンパク質が蓄積し、神経細胞が失われて発症します。
 難病に指定され、国内の患者は10万人以上とされています。歩きにくくなるなどの運動障害や認知症、自律神経障害といったさまざまな症状があります。


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iPS細胞研究所本館
 最初に竣工した「本館」です。「第1研究棟」と呼ばれていましたが、「本館」に名称を変更されています。


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iPS細胞研究所第2研究棟(CiRA第2研究棟)
 2番目に竣工した「iPS細胞研究所第2研究棟(CiRA第2研究棟)」です。「本館」の北側にあります。


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iPS細胞研究所第3研究棟(CiRA第3研究棟)
 3番目に竣工した「iPS細胞研究所第3研究棟(CiRA第3研究棟)」です。「本館」の東側にあります。


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医薬系総合研究棟

 4番目に竣工した「医薬系総合研究棟」は、iPS細胞を用いた再生医療・新規薬剤等の臨床研究を着実に実現することを目的として設置されました。多目的施設のためiPS細胞研究の専門施設ではありませんが、iPS細胞研究の4番目の拠点となっています。



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2018年7月29日 (日)

おおさか東線新大阪駅構内改良工事 2018年7月23日(月)始発から使用開始された「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」

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-おおさか東線新大阪駅構内改良工事-

 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅~久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。2018年度末の開業に向けて工事を行っています。

 関連工事として、在来線のJR新大阪駅では、「おおさか東線新大阪駅構内改良工事」が行われています。東端では新しいホームの新設工事が行われ、2012年12月16日始発から供用開始されました。

 それに伴い、新大阪駅構内の線路配線を変更が行われ、新しいホームは「新5号ホーム(新17番・18番のりば)」となりました。
 増設されたホームは、おおさか東線用ではなく、既存の各路線を西側から東側にそれぞれホーム1面分ずつ移動させ、その結果、空いた最も西側がおおさか東線のホームになります。

 引き続き、「旧4号ホーム(旧17番・18番のりば)」の改良工事が行われました。「新4号ホーム(新15番・16番のりば)」として2013年12月8日の始発から供用開始されました。

 引き続き、「旧3号ホーム(旧15番・16番のりば)」の改良工事が行われました。「新3号ホーム(新13番・14番のりば)」として2015年1月18日(日)の始発から供用開始されました。

 引き続き、「旧2号ホーム(旧13番・14番のりば)」の改良工事が行われました。「新2号ホーム(新11番・12番のりば)」として2016年2月1日(月)の始発から供用開始されました。

● 旧1号ホームを1番・2番のりばとして使用開始
 
おおさか東線のホームとなる「旧1号ホーム(旧11番・12番のりば)」の改良工事が終わり、島式4面8線から5面10線の形態になりました。

 これまでは、使用していたホームが4面、のりばが11番~18番でした。5面全てのホームを使用する場合、のりばを11番~20番とすると、在来線20番のりばと新幹線20番のりばが重複してしまうことから、在来線ののりば番号を1番~10番に変更しました。

 改良工事のため使用休止していた「旧1号ホーム(旧11番・12番のりば)」は、一部の特急列車を停車させることから、2018年7月23日(月)始発から1番・2番のりばとして使用開始しました。

 引用資料 JR西日本(2018/05/21)
 新大阪駅 在来線のりば番号変更および休止中ホームの使用再開のお知らせ 


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特急列車(はるか・くろしお)の上り・下りを分離
 特急列車(はるか・くろしお)については、京都方面も関西空港・和歌山方面も同一ののりばを使用していました。2018年7月23日以降は、京都方面の特急列車(はるか・くろしお)を基本的に1番のりば発着とし、上下線で異なるのりばを使用することから、のりばが分かりやすくなりました。


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「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の南端(大阪方)です。


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「発車標」です。2018年7月23日以降は、京都方面の特急列車(はるか・くろしお)を基本的に1番のりば発着となりました。


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「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の南側(大阪方)の「エスカレーター」と階段です。


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コンコースから見た「エスカレーター」と階段です。


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「待合室」です。既存の「待合室」も改修工事が行われました。


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「待合室」の内部です。


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「エレベーター」です。


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「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の北側(京都方)の「エスカレーター」と階段です。


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階段は幅が狭くなっただけで基本的にはそのままです。このように改修工事を行っても階段の床材はそのままという現場が多いです。現在はまだら模様ですが、「経年劣化」すれば同じ色になるので問題ありません。


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コンコースから見た「エスカレーター」と階段です。


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案内表示は「おおさか東線」が開業するまでの暫定版となっています。


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京都方から大阪方に振り返った様子です。


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「新1号ホーム(新1番・2番のりば)」の北端(京都方)です。


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「梅田貨物線」のこの部分にホームを増設するスペースが確保されていますが、活用される事はありませんでした。


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「梅田貨物線」の南行の軌道が撤去されました。理由はよく分かりませんが、貨物列車に関しては1本の軌道で容量的に充分ということでしょうか?



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) 総戸数824戸の大規模プロジェクト「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」 2018年7月25日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● ローレルスクエア健都ザ・レジデンス
 都市型居住ゾーンの敷地については、「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産」の共同事業体が、2015年5月29日に実施された摂津市、URおよびJR貨物を譲渡者とする「吹田操車場跡地地区(7・8街区)土地譲受事業者募集」に応募し、落札しました。

 「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産」は、「(仮称)吹田操車場跡地『健都』マンションプロジェクト」について7月12日に建築工事の着手に伴い、地鎮祭を行いました。正式名称はト「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」となっています。

 「健都」では、「国立循環器病研究センター」など他の施設に先駆けて着工しました。総戸数824戸の大規模レジデンスで、2018年2月以降順次、竣工する予定です。

ローレルスクエア健都ザ・レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)摂津市千里丘新町A敷地計画建設工事(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ工区)
◆ 所在地-大阪府摂津市千里丘新町701番、703番、705番1
◆ 交通-JR東海道本線(JR京都線)「岸辺」駅徒歩7分 ※南北自由通路北口より徒歩5分
◆ 階数-地上15階(Ⅰ工区のファーストステージ棟・セカンドステージ棟)、地上20階(Ⅱ工区のサードステージ棟・フォースステージ棟、Ⅲ工区のフィフスステージ棟)
◆ 高さ-59.895m
◆ 敷地面積-19,807.49㎡(建築確認対象面積)、19,807.48㎡(登記記録面積)
◆ 建築面積-6,681.79㎡
◆ 延床面積-73,420.87㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(各棟それぞれ25~28本)
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 総戸数-824戸〈Ⅰ工区(ファーストステージ棟・セカンドステージ棟)292戸、Ⅱ工区(サードステージ棟・フォースステージ棟)380戸、Ⅲ工区(フィフスステージ棟)152戸〉
◆ 建築主-近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2016年07月12日(地鎮祭)
◆ 竣工-2018年02月05日〈Ⅰ工区(ファーストステージ棟・セカンドステージ棟)〉、2019年01月予定〈Ⅱ工区(サードステージ棟・フォースステージ棟)〉、2019年07月予定〈Ⅲ工区(フィフスステージ棟)〉
◆ 入居開始-2018年03月〈Ⅰ工区(ファーストステージ棟・セカンドステージ棟)〉、2019年03月予定〈Ⅱ工区(サードステージ棟・フォースステージ棟)〉、2019年08月予定〈Ⅲ工区(フィフスステージ棟)〉


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「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」の位置図です。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルスクエア健都ザ・レジデンス 


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「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」の建設現場をJR岸辺駅の橋上駅舎から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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先行して「Ⅰ工区」の「ファーストステージ棟」と「セカンドステージ棟」が、2018年2月5日に竣工しました。


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東側から見た様子です。


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敷地東側の植栽です。名称は「グランドパーク」です。


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北側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。



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2018年7月28日 (土)

ブラタモリ(2018年7月21日放送)で紹介された門司港駅 復元工事中の「門司港駅」が、2019年3月にグランドオープン!

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-門司港駅-

 2018年7月21日(土)にNHKのブラタモリで、「#109 関門海峡・門司 ~関門海峡はなぜ“関門”?~」が放送されました。「ブラタモリ」は、私の大好きな番組なので、必ず録画していますが、昨夜やっと見る事が出来ました。

 JR九州から「2019年3月 門司港駅グランドオープン」というリリースがありました。UPする予定は無かったのですが、「ブラタモリ」を見て急遽UPしたくなったのでUPします。

● 2019年3月に門司港駅グランドオープン
 JR九州は2018年7月25日に、保存修理工事中の鹿児島本線門司港駅が2019年3月に完成し、グランドオープンすると発表しました。

 引用資料 JR九州(PDF:2018/07/25)
 2019年3月 門司港駅グランドオープン

 大正時代初期の1914年に建てられた「門司港駅」は、大正ルネサンスを現代に伝える貴重な建造物として、1988年に鉄道駅としては日本で初めて重要文化財に指定されています。

 建設からおよそ100年が経過し、各部で老朽化が進んでいたことから、2012年9月に保存修理工事が開始されました。建設時に比べて屋根周りの飾りが失われているため、その部分を復原し、屋根には天然の石盤を葺きます。

 1929年に設置された正面車寄せの庇(ひさし)を撤去、外壁は石貼り風にモルタルを塗るなどして、建設時の姿を再現します。駅のシンボルである「大時計」は新調されます。


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保存修理工事前の「門司港駅」です。


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正面から見た様子です。正面車寄せの庇(ひさし)は撤去されます。門司港駅のシンボルである「大時計」は、大正7年に取り付けられたことが明らかになり、歴史的価値を尊重し、新調することになりました。


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旧門司税関
 
ブラタモリの
冒頭で紹介されていた「門司港レトロ」のシンボルである「旧門司税関」です。昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。

 明治以降、石炭の積み出し港として急速に発展した門司には、今も明治、大正につくられたモダンな洋風建築がたくさん残っています。


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旧大阪商船

 ブラタモリで、当時の門司の繁栄を象徴している建物として紹介されていた「旧大阪商船」です。外壁のタイルに最高級の仕上げである「覆輪目地(ふくりんめじ)」が採用されています。


 
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覆輪目地(ふくりんめじ)
 写真はブラタモリの番組内でも紹介された「東京駅丸の内駅舎」の「覆輪目地(ふくりんめじ)」です。目地の中央部が「かまぼこ」のように盛り上がっています。高度な職人技で施工されています。


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「関門海峡大橋」もよく見えます。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) (仮称)国立循環器病研究センター職員宿舎等建設工事 2018年7月25日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● (仮称)国立循環器病研究センター職員宿舎等建設工事
 「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転します。

 建設中の「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の北東側の隣接地に、「(仮称)国立循環器病研究センター職員宿舎等建設工事」を建設します。

 事業用定期借地権方式を活用した「国立循環器病研究センター職員宿舎等整備・運営事業」を担う企業を決める公募型企画競争で、「三菱倉庫、大成ユーレック、大成有楽不動産、大成有楽不動産販売、アートチャイルドケア」グループに決定しています。

職員宿舎等建設工事の概要
◆ 計画名-(仮称)国立循環器病研究センター職員宿舎等建設工事
◆ 所在地-北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(摂津市千里丘新町)
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-23.38m
◆ 敷地面積-6,999.60㎡
◆ 建築面積-3,724.72㎡
◆ 延床面積-10,827.08㎡
◆ 用途-共同住宅、寄宿舎、保育所、駐車場
◆ 総戸数-172戸+20室
◆ 建築主-三菱倉庫
◆ 設計者・監理者-大成ユーレック(大成建設グループ)
◆ 施工者-大成ユーレック(大成建設グループ)
◆ 着工-2018年02月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年04月15日予定(労災保険関係成立票より)


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建設中の「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の北東側の隣接地に、「(仮称)国立循環器病研究センター職員宿舎等建設工事」を建設しています。


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「(仮称)国立循環器病研究センター職員宿舎等建設工事」の建設現場を北側から見た様子です。


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緊急時にはすぐに「国立循環器病研究センター」に駆けつける事が出来ます。


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西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。



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2018年7月27日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年7月25日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「タワークレーン」3基で建設しています。


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急ピッチで「鉄骨建方」が行われています。


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最高部は6階(7FL)まで到達しています。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地震対策として「制振構造」を採用しています。これは、「制振間柱」のタイプの「制振装置」です。


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内部に「オイルダンパー」らしきものが見えます。制振間柱のこの部分で「地震エネルギー」を吸収するようです。


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こちらは一般的な「ブレース」と「オイルダンパー」を組み合わせた「制振装置」です。


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北東側から見た様子です。


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アール状の部分です。


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毎日の猛暑で街を歩くだけでも汗が噴き出ます。その中でも「鉄骨建方」が行われています。本当にご苦労様です。ビルヲタが撮影出来るのもこの方々のおかげです。

 昨日、東京都多摩市唐木田のデータセンターの建設現場で大変な火災事故がありました。改めて、建設現場は危険と隣り合わせだと思い知らされました。



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グランフロント大阪 ナレッジキャピタル地下1階「イベントラボ」に初めて入りました! 安室奈美恵の軌跡を辿る“最後の空間”「namie amuro Final Space」

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-グランフロント大阪-

 「グランフロント大阪(GRAND FRONT OSAKA)は、2013年4月26日にオープンしました。私はほぼ毎週行っているので、もう数百回行ったと思います。

 通路から各施設はほぼ探索しましましたが、まだ未開の地がありました。ナレッジキャピタル地下1階の「イベントラボ」です。今回、「安室ちゃん(安室奈美恵)」のイベントで初めて入りました。

● namie amuro Final Space
 
2018年9月16日に引退する「安室ちゃん(安室奈美恵)」のこれまでの活動の軌跡を辿る体感型の展覧会「namie amuro Final Space」が、「東京、大阪、福岡、沖縄」の4会場で行われています。 最終日は引退日の9月16日です。

 各会場により内容が違って、「大阪」と「福岡」は、衣装を中心にこれまでの活動を“モノ”で振り返るエキシビジョン型の空間となっています。

 「大阪会場」の期間は、第1期が7月14日(土)~7月29(日)、第2期が8月11(土)~9月16(日)となっています。入場料は、日時指定優先入場券が1,300円(税込)、当日券が1,500円(税込)です。

 安室ちゃんのライブ映像やミュージックビデオは、ブルーレイが擦り切れるくらい見ているので、衣装を見るとどのライブか? どのミュージックビデオか? ほぼすべて分かります。だからいろいろな衣装が見られて大感激でした。

 会場内は女性比率が9割くらいなので、男性ファンはちょっと肩身が狭いですが、気にせずに男性ファンも行ってほしいです。慣れたら平気です。私は「第2期」も行きます。 


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「イベントラボ」は、北館地下1階の西側中央にあります。

 引用資料 → グランフロント大阪(フロアマップ)


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「南館」への歩行者デッキです。イベントの吊り広告があります。


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「南館」から「北館」への歩行者デッキです。


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吊り広告のアップです。


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北側から見た様子です。


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北館地下1階の「イベントラボ」の入口です。


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この部屋から先は「撮影禁止」でした。外から見ると空いているのかな? と思っていましたが、内部は長蛇の列でした。


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出口前の部屋は撮影OKでした。安室ちゃんを起用したファッション誌の表紙が並べられていました。無数の表紙を見ているとファンション界にも絶大な影響を与えた事が分かります。


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安室ちゃんを起用した「コーセー」の歴代CMが並べられていました。私は「エスプリーク」のCMが大好きでした。



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2018年7月26日 (木)

北大阪健康医療都市(愛称:健都) 国立循環器病研究センター移転建替整備事業 2018/07/25 巨大な全貌が姿を現す!

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● 国立循環器病研究センター移転建替整備事業
 「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。医療技術は非常に高く、日本国内のみならず、海外からも患者が訪れます。

 「国立循環器病研究センター」は、建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転します。2016年8月9日に、「安全祈願祭」が行われました。その後、8月20日に本体工事に着工しました。新病院は2019年7月1日に開院する予定です。

国立循環器病研究センター移転建替整備事業の概要
◆ 所在地-北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域5街区1画地
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上10階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-54.150m
◆ 敷地面積-30,585.17㎡
◆ 建築面積-19,019.21㎡
◆ 延床面積-128,891.34㎡
◆  構造-鉄骨コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆  用途-病院、研究所、駐車場
◆ 病床数-550床
◆ 建築主-独立行政法人国立循環器病研究センター
◆ 設計者-(基本設計)佐藤総合計画、(実施設計)竹中工務店、日本設計
◆ 監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年08月09日(安全祈願祭)、2016年08月20日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 供用開始-2019年07月01日予定
◆ 落札価格-571億3200万円(税込み)


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「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の建設現場です。最盛期にはタワークレーンが6基林立していましたが、工事が進んで3基に減っています。新病院は2019年7月1日に開院する予定です。


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「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の建設現場をJR岸辺駅の橋上駅舎から見た様子です。巨大な全貌が姿を現しています。


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JR岸辺駅の南北自由通路と直結します。


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南西側から見た様子です。


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南西側に飛び出た部分です。


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西側から見た様子です。


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近くで見るとめちゃめちゃ巨大です。


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「国立循環器病研究センター」のロゴが取り付けられました。


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道路沿いに工事現場が延々と続いています。


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北側から見た様子です。


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東側から見た様子です。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都)  Y字型のペデストリアンデッキ「岸辺駅北公共通路等整備工事」 2018年7月25日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● 岸辺駅北公共通路等整備工事
 JR岸辺駅の北口交通広場に「ペデストリアンデッキ」が整備されます。ペデストリアンデッキは「Y字型」で、「JR岸辺駅の南北自由通路、国立循環器病研究センター、VIERRA岸辺健都」の3点が結ばれます。

 JR西日本の「VIERRA岸辺健都」を経由して「市立吹田市民病院」とも結ばれます。これらの3拠点は、JR岸辺駅から地上に降りること無く行き来できるようになります。


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仮囲いに掲示されている「イメージ図」です。


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「岸辺駅北公共通路等整備工事のお知らせ」です。


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「岸辺駅北公共通路等整備工事」の様子です。


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「JR岸辺駅の南北自由通路」と接続されます。


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「JR岸辺駅の南北自由通路」との接続部分です。


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「国立循環器病研究センター」と接続されます。


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「国立循環器病研究センター」との接続部分です。


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「VIERRA岸辺健都」と接続されます。「VIERRA岸辺健都」を経由して「市立吹田市民病院」とも結ばれます。


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「VIERRA岸辺健都」との接続部分です。



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2018年7月25日 (水)

阪急阪神ホールディングス 2022年以降に「阪急村」をドミノ式再開発 「大阪新阪急ホテル」と「阪急ターミナルビル」をじっくり見てみました!

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-阪急村-

 今年の6月に「日本経済新聞」が、「阪急阪神ホールディングス」の「金城湯池」である大阪・梅田にあるオフィスビルや商業施設を2022年以降に順次建て替えると報道しました。

 日本経済新聞(2018/06/14)
 阪急阪神HD、新阪急ホテル建て替え検討

 「
阪急阪神ホールディングス」は、阪急村の「大阪新阪急ホテル」と駅ビルの「阪急ターミナルビル」の建て替えを検討します。その後も古いオフィスビルや商業施設を順次建て替えます。

 インバウンド(訪日外国人)対応やスタートアップなど新規事業を育てる機能も持たせ、本拠地・梅田の競争力を高める戦略です。


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大阪新阪急ホテル

 2022年以降の阪急村の再開発の第一弾となる事が予想される「大阪新阪急ホテル」です。


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間に他のビルが複数棟建っているので、敷地がいびつな形状をしています。


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歩行者デッキから見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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阪急うめだ本店の「屋上広場」から見た様子です。


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阪急ターミナルビル

  阪急17番街のある「阪急ターミナルビル」は、「阪急梅田駅」の直上にあるため超難工事となります。


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阪急うめだ本店の「屋上広場」から見た様子です。


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「阪急梅田駅」の直上というだけではなく、JR線にも近接しているので、建て替えは非常に難しい工事となります。



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「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 「淀川東岸踏切」の「陸閘(りっこう)」を探索してきました!

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-阪神なんば線淀川橋梁改築事業-

 阪神なんば線の「淀川橋梁(きょうりょう)」の架け替え工事が2018年秋から始まります。「水面すれすれの橋」として知られ、線路は堤防より低くなっています。

 浸水を防ぐため、桁下を約7m高くします。「淀川橋梁」の架け替えと共に、「淀川橋梁」を挟んだ約2.4kmの連続立体交差化を行います。総事業費は563億円で、2032年度の完成を目指します。

 朝日新聞デジタル(2018/07/02)
 水面すれすれ解消へ 阪神なんば線、淀川橋梁架け替え

 引用資料  国土交通省近畿地方整備局(PDF)
 阪神なんば線淀川橋梁改築事業パンフレット

 「淀川橋梁」は1924年に設置されました。大阪湾最低潮位「O.P.(Osaka Peil)」から桁下までの高さは4.28mで、計画堤防高に3.82m、計画高潮位に0.92m足りません。
 阪神なんば線の線路は、両端の淀川の堤防より1.8m低く、高潮時は線路を横切る形で「防潮扉」を閉じるため、運行が出来なくなります。


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平面図

 「平面図」です。「淀川橋梁」の架け替えと共に、「淀川橋梁」を挟んだ約2.4kmの連続立体交差化を行います。これにより「阪神なんば線」は、ほぼ立体交差化が完了します。


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縦断図

 事業実施前と事業実施後の「縦断図」です。橋を7m高くし、現在39本ある橋脚を10本に減らして「淀川」の水を流れやすくします。


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「淀川橋梁(きょうりょう)」です。かなり低い位置を電車が走っています。


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堤防部分にある「淀川東岸踏切」です。大型車が次々と通過して行くのでかなり危険です。撮影には細心の注意が必要です。


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「陸閘(りっこう)」です。「阪神なんば線」の軌道のために、堤防を約1.8m切り込みしています。

● 陸閘(りっこう)
 「陸閘」とは、やむを得ない理由で、堤防が連続していない場合、洪水や高潮時に堤防の機能を確保するために締め切ることのできる施設です。容易に閉塞できる構造となっています。


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南西側から見た様子です。


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高潮時には、人の手により「陸閘」を閉鎖します。


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「陸閘」を真横から見た様子です(踏切から撮影)。


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堤防の切り込み部分です。


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「淀川橋梁(きょうりょう)」です(踏切から撮影)。


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「伝法駅」の北端から見た様子です。「淀川東岸踏切」のすぐ南側は「伝法駅」ですが、このあたりは「盛土」となっています。



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2018年7月24日 (火)

頂部を「全天候カバー」ですっぽり覆い、その中で各ロボットが稼働 地上24階の「(仮称)karaksa hotel Shin-Osaka Premier」 2018年7月20日の建設状況

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-(仮称)karaksa hotel Shin-Osaka Premier-
 
佐川急便を中核とする「SGホールディングスグループ」は、デリバリー事業(各種輸送サービス)・ロジスティクス事業(各種物流サービス)等の事業を行うために、多くの不動産施設を保有または賃借しています。

 それら不動産施設の大多数を保有し、管理・運営全般を集約すると共に、有効活用や新規開発を行う総合不動産会社として誕生したのが、「SGリアルティ」です。

 「SGリアルティ」が、新大阪駅近くに、地上24階のホテル「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」を「清水建設」の設計・監理・施工で建設中です。ザイマックス」は、グループ会社を通じて運営に参画します。

 ホテル名は「(仮称)karaksa hotel Shin-Osaka Premier」です。客室数398室で、低層階(5階~14階)が、21㎡を中心とした客室、高層階(15階~24階)が25㎡、36㎡~43㎡を中心とした客室となります。

● 一部をロボット施工!
 「清水建設」は、施工中の高層ホテルの工事現場において、2018年秋から「清水建設」が開発した建設ロボットが稼働し、作業員とコラボしながら資材搬送、鉄骨柱溶接、天井ボード貼りなどの作業の一部を担います。

 引用資料 清水建設(2018/06/12)
 新大阪で施工中の高層ホテルの一部をロボット施工へ ~建設ロボットが資材搬送、鉄骨柱溶接、天井ボード貼り~

(仮称)karaksa hotel Shin-Osaka Premierの概要
◆ 計画名-(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区宮原三丁目3番9、3番10、3番11、3番12
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-約95m
◆ 敷地面積-2,080.24㎡
◆ 建築面積-約1,110㎡
◆ 延床面積-約18,450㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-398室(5階~14階:21㎡を中心とした客室、15階~24階:25㎡、36㎡~43㎡を中心とした客室)
◆ 建築主-SGリアルティ(ザイマックスグループが運営)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年06月20日
◆ 竣工-2019年08月末予定


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全天候カバー

 現場では、施工中の建物の頂部を「全天候カバー」ですっぽり覆い、その中で各ロボットが稼働するとともに、新型クレーン「Exter」が鉄骨柱をはじめとする資材をカバー内に吊り込みます。

 幅30m×奥行き40m×高さ40mの「全天候カバー」の架設が行われます。全天候カバーの全容が現れるのは8階部分の鉄骨建方が終了する2018年9月初旬頃になります。


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世界初の水平スライドクレーン「Exter」

 「清水建設」は、新たに構築した次世代型生産システム「Shimz Smart Site」の一翼を担う新型建機として、水平方向に伸縮するブームにより作業半径を自由に調整できる世界初の水平スライドクレーン「Exter」を開発しました。

 清水建設 公式ホームページ(2017/08/24)
 Shimz Smart Site(シミズ・スマート・サイト)対応の新型タワークレーンが完成


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「(仮称)karaksa hotel Shin-Osaka Premier」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「全天候カバー」となる自力昇降式の足場です。全天候カバーの全容が現れるのは2018年9月初旬頃になります。足場が無い部分が、水平スライドクレーン「Exter」で部材を吊り上げる北側の「開口部」になると思われます。


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「全天候カバー」となる自力昇降式の足場を北西側から見た様子です。


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世界初の水平スライドクレーン「Exter」です。



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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2018年7月20日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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この構造物は一体何でしょうか? 最初は空調機器置場? かと思いましたが違うようです。換気施設でしょうか?


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頂部が緑化されています。


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「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」から見た様子です。結構な高さがあります。


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遠目には「芝生」に見えましたが、「草」による緑化でした。あまりの猛暑のためかなりダメージを受けています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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角度を変えて見た様子です。「鉄筋」が並べられています。


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地下では鉄筋の「配筋」が行われています。



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2018年7月23日 (月)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North 2018年7月20日の建設状況

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.69㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定 


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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南西側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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北西側から見た様子です。


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外壁が姿を現しています。


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外壁のアップです。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2018年7月20日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。すでに全戸完売しています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北側から見た様子です。現在は塔屋を構築中です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。



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2018年7月22日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/07/20 5階・6階部分の鉄骨建方が始まる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「タワークレーン」3基で建設しています。


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急ピッチで「鉄骨建方」が行われています。


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5階・6階部分の鉄骨建方が始まりました。


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3階床の北側をタワークレーンで部材を吊り上げる「揚重ヤード」として使用しています。


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3階床の揚重ヤードに「クローラークレーン」で部材を吊り上げて、ここから「タワークレーン」で吊り上げているようです。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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この部分はまだ工事が始まっていません。完成予想図では既存建物とほぼ接続されているので、「後施工」となるようです。


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北東側から見た様子です。


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アール状の部分です。


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養生シートに「五洋建設」のマスコットキャラクター「Mr.PENTA」が描かれていました。長い胴と短い足が愛らしい「バセットハウンド」がモデルとなっています。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事 2018年7月20日の建設状況 

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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Bデッキ周辺
 「Bデッキ」周辺の完成イメージです。


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「回遊デッキ」の西側では、「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事」が再開されています。


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「養生シート」で目隠しされて内部が見えなくなりました。


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駐車場出口まで北側に伸びています。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」方向に伸びていきます。



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2018年7月21日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2018/07/20 Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側)に解体用のタワークレーン登場!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年6月8日 部分開業1週間後の日2018年6月8日の「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の全景です。


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撮影日2018年7月20日 大きな変化がありました。


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撮影日2018年7月20日 屋上部分です。


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撮影日2018年7月20日
 解体用の「タワークレーン」が設置されました。Ⅰ期部分と同じように重機を使用せずに、「コンクリートカッター」で躯体を切断しながら、ブロックごとに分割して、タワークレーンで「開口部」から地上に降ろすと思われます。


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撮影日2018年7月20日 奥に「レール式」の移動クレーンも設置されています。


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撮影日2018年7月20日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2018年7月20日 塔屋に「足場」の設置が行われています。


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撮影日2018年7月20日 歩道にはまだ「仮囲い」が設置されていません。


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撮影日2018年7月20日 東側壁面にも「足場」が設置されました。



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新大阪駅近く 地上32階、高さ約105mの「WBF新大阪ホテル」 2018/07/20 タワークレーンが登場!

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-WBF新大阪ホテルー

 新大阪駅周辺は空前のホテル建設ラッシュになっています。旅行事業、ホテル事業、レンタカー事業など観光に関するあらゆる事業をワンストップで展開する「ホワイト・ベアーファミリー」が超高層ホテルを建設しています。

 建設現場は、新大阪駅の南西側です。地上32階、塔屋1階、高さ105.55mです。それだけなら驚きませんが、なんと敷地面積911.82㎡、延床面積8,173.83㎡です。

WBF新大阪ホテルの概要
◆ 計画名-WBF新大阪ホテル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区西中島七丁目4番2他(地名地番)
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.55m、軒高99.60m
◆ 敷地面積-911.82㎡
◆ 建築面積-521.14㎡
◆ 延床面積-8,173.83㎡(容積率対象面積7,291.55㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-ホワイト・ベアーファミリー
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-日本国土開発
◆ 着工-2017年09月中旬
◆ 竣工-2019年06月下旬予定


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「タワークレーン」が登場していました。週間の「作業工程」によると、先週末から今週初めにかけて組み立てたようです。


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「鉄骨建方」が本格的に行われています。


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新御堂筋側から見た様子です。新大阪駅に近いこちら側にエントランスが設けられると思われます。


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「WBF新大阪ホテル」の建築計画のお知らせです。



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2018年7月20日 (金)

福岡市 青果市場跡地活用の事業者公募 九州初の「ららぽーと」を核とする大型複合施設に決定!

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-青果市場跡地-
 
「福岡市」は2018年7月19日に、博多区那珂の青果市場跡地の再開発事業者に、「三井不動産(代表)、九州電力、西日本鉄道」で構成する企業グループを選定する方針を固めました。

 福岡空港や博多駅に近い立地を生かし、三井不動産が展開する商業施設「ららぽーと」を核とする大型複合施設を2021年度末ごろに全面開業します。「ららぽーと」は九州初進出で、核テナントとして子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア」を誘致します。

 引用資料 福岡市・公式HP( 2018/07/19)
 青果市場跡地活用の事業者公募の実施について

 青果市場跡地は、1968年9月に開場した青果市場が2016年2月に「アイランドシティ」に移転したことに伴い、福岡市が民間への売却を決定しました。

 福岡空港から約2km、博多駅から約3kmの好立地にある約8.8haの広大な敷地として注目を集め、売却先の公募には、4つの企業グループ(イオンモールを代表企業とするグループ、イズミを代表企業とするグループ、JR九州を代表企業とするグループ、三井不動産を代表企業とするグループ)が応募していました。


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建設予定地です。面積は約88,316㎡(青果市場跡地約81,660㎡、駐車場跡地約1,939㎡、青果物流センター約4,717㎡)です。


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「全体配置イメージ」です。


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「花のエントランス」です。


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「森のエントランス」です。



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USJのオフィシャルホテル 2018年7月15日にオープンした「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」

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-ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ-

 「オリックス」は、特別目的会社を通じて、「オリックス不動産」が運営する「ホテル ユニバーサル ポート」の隣接地で、ホテル開発用地を取得しました。

 「オリックス不動産」と「ユー・エス・ジェイ」は、大阪市此花区で建設中のホテルについてオフィシャルホテル契約を締結しました。ホテルの名称は「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」に決定しています。

● 2018年7月15日(日)にオープン!
 「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」は、2018年7月15日(日)にオープンしました。女優でモデルの「河北麻友子」が、15日に開業テープカットを行い、一日支配人を務めました。人気キャラクターの「ミニオン」も祝福に駆けつけました。

 オリックス プレスリリース(PDF:2018/07/17)
 ヴィータホテルマネージメント、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」7月15日開業

 「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の7棟目のオフィシャルホテルとなります。た。全428室の客室と直営のレストランを備えています。

ホテル ユニバーサル ポート ヴィータの概要
◆ 計画名-(仮称)島屋6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区島屋六丁目1番16号
◆ 交通-JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ」駅徒歩2分
◆ 階数-地上15階、地下2階(運用)、地上16階、地下1階(建築基準法)
◆ 高さ-74,55m
◆ 敷地面積-4,547.17㎡
◆ 延床面積-31,600.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、結婚式場
◆ 客室数-全428室
◆ 建築主-HUP2特定目的会社
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ コンストラクションマネジメント-山下ピー・エム・コンサルタンツ
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年01月12日~2016年05月31日
◆ 着工-2016年06月22日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年04月
◆ 開業-2018年07月15日


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「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」を南西側から見た様子です。


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メインエントランスは南西側にあります。


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メインエントランスの両側には「水景」があります。


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街路樹は南国リゾート風に「シュロの木」となっています。


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「ユニバーサルシティ駅」の改札外コンコース前から見た様子です。


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下層階の様子です。


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北側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。こちら側が「安治川」が望める部屋になります。


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ホテル ユニバーサル ポート
 
「オリックス不動産」が運営する「ホテル ユニバーサル ポート」です。「ホテル ユニバーサル ポート」と「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ(HOTEL UNIVERSAL PORT VITA)」は、相互にとってメリットのある効率的な連携を行います。

ホテル ユニバーサル ポートの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目1-111
◆ 交通-JR「ユニバーサルシティ」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下1階
◆ 敷地面積-約8,000㎡
◆ 建築面積-4,800,960㎡
◆ 延床面積-40,782,604㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-600室(3階~14階)
◆ 建築主-ユニバーサルリゾーツ
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2005年06月
◆ 開業-2005年07月15日



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2018年7月19日 (木)

福岡空港民営化 優先交渉権者の提案概要及び審査講評を公表 100路線、旅客3500万人目標!

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-福岡空港-

 国土交通省は、2018年5月16日に実施した「福岡空港」の運営委託に係る優先交渉権者の選定について、客観的評価結果、優先交渉権者の提案概要及び審査講評を、7月18日に公表しました。

 引用資料 国土交通省(2018/07/18)
 福岡空港特定運営事業等の優先交渉権者選定に係る客観的評価結果等の公表について

 「福岡空港」は、2019年4月に民営化します。「西日本鉄道」や「九州電力」などが設立した「福岡エアポートホールディングス」、三菱商事、シンガポールの空港運営会社などで構成しています。

 提案概要によると、運営期間である30年間で、路線数を現在の2倍以上の100路線、旅客数を約1.5割倍の年3,500万人(国内1,900万人+国際1,600万人)に増やす計画です。


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航空ネットワークの将来像

 30年後に、路線数100路線(国際67路線+国内33路線)を目指します。


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2本目の滑走路

 2025年に予定されている2本目の滑走路の供用開始に合わせ、着陸時の滑走路への進入経路の変更も検討します。


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国内線地区(イメージ)

 国内線地区には、「複合施設(商業施設、ホテル、バスターミナル)」や「立体駐車場」を整備します。


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内際連絡バス移動ルートの短縮

 内際連絡バスの専用道化等により旅客ビル施設間の移動時間を5分以内に短縮します。


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空港アクセスの強化

 国際線地区にバスターミナルを新設し、九州全域及び広島以西とのダイレクトアクセスを強化します。路線数はを14路線から26路線に拡充します。



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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ) 大阪府北部の地震や平成30年7月豪雨の影響は?

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-ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)-
 
「日本政府観光局(JNTO)」は7月18日に、2018年6月の訪日外客数の推計値を発表しました。6月は、前年同月比15.3%増の270万5千人、上半期(1月~6月)は、前年同期比15.6%増の1,589万9千人でした。

 私は、2018年6月18日に起こった大阪府北部の地震の風評被害で前年同月比マイナスになるのでは? と心配していましたが、前年同月比15.3%増となりました。

 JNTOは、「訪日旅行市場における大阪府北部の地震や平成30年7月豪雨の影響については引き続き注視していく。」としています。

● 大阪は?
 大阪はどうでしょうか? 大阪府北部の地震や平成30年7月豪雨は、全世界で報道されたので風評被害は避けられないと思います。

 大阪駅を歩くと「外国人観光客がちょっと減ったかな?」という感じですが、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」に行ってみるとやはり減っていました。


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JRユニバーサルシティ駅

 「ユニバーサルシティ駅」です。撮影日は2018年7月17日午後2時頃です。夏休みでこの状態なので、やはり風評被害の影響は大きいようです。


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ユニバーサル・シティウォーク大阪

 「ユニバーサル・シティウォーク大阪」です。いつもは歩けないくらい人が歩いているので、ちょっとショックでした・・・


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「ユニバーサル・シティウォーク大阪」を反対側から見た様子です。


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「ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の前です。


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メインゲート前です。USJの園内はいつもと同じように賑わっていました。


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スーパー・ニンテンドー・ワールド

 うれしいニュースもあります。「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設は、「鉄骨建方」も始まり順調に進んでいました。ただ残念ながら「撮影禁止」のためUP出来ません・・・



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2018年7月18日 (水)

客室数760室のUSJのオフィシャルホテル リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 2018/07/17 「鉄骨建方」が早くも最高部に到達!

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(仮称)桜島1丁目ホテル計画-
 JRゆめ咲線「桜島駅」の目の前に延床面積約6万㎡の巨大なホテル「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」を建設中です。敷地面積16,970.86㎡の広大な敷地に地上14階、延床面積60,395.52㎡の巨大なホテルです。

 建築主は「武蔵野」で、コンビニエンスストア向けに弁当や総菜を製造販売する会社です。東隣に「桜島第4駐車場」を建設した企業と同じグループ(本社は埼玉県朝霞市)です。

 客室数は周辺エリアでは最大となる760室を予定しています。さらにパブリックスペースとして、地下1,000メートルからくみ上げる天然温泉の大浴場と、ガーデンテラスを備えた大規模な都市型リゾートホテルとなります。

 また、2018年4月1日付でユー・エス・ジェイと「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」のオフィシャルホテルとして合意しています。

● リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
 「武蔵野」は、大阪市此花区で建設中のホテル名称を「リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(LIBER HOTEL ATUNIVERSAL STUDIOS JAPAN)」に決定しました。早くも公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの概要
◆ 計画名-(仮称)桜島1丁目ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目511番
◆ 交通-JRゆめ咲線「桜島」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上14階、塔屋あり、地下0階
◆ 高さ-最高部66.606m、建築物57.056m
◆ 敷地面積-16,970.86㎡
◆ 建築面積-10,147.35㎡
◆ 延床面積-60,395.52㎡(容積対象床面積48,426.28㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-1階(エントランス、フロント、ロビー、カフェ、駐車場)、3階(レストラン、大浴場、ファンクションルーム)、4階~14階(客室)
◆ 客室数-760室(予定)
◆ 建築主-武蔵野
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月01日
◆ 竣工-2019年04月30日予定
◆ オープン-2019年秋予定

(備考) 「労災保険関係成立票」では、工期が2017年9月15日~2019年9月30日(予定)となっています。


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「計画地略図」です。


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「リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の建設現場を北東側から見た様子です。


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前回の撮影が2018年3月13日だったので、約4ヶ月ぶりに現地に行ったのですが、すでに最高部に到達していました。約4ヶ月でこの巨大な建物の「鉄骨建方」を一気に行った事になります。驚くべきスピードです!


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2018年3月13日はまだこの状態でした。


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最高部です。この部分は「ヘリポート(R表示のホバリングスペース)」となります。


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笑ってしまうくらい巨大です。それもそのはずで、幅が162.8mもあります。


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外壁が一部姿を現していました。完成予想図を見るともっと赤っぽいかと思っていましたが、意外と落ち着いた色調でした。


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この部分の外壁は、「レンガタイル打ち込み PCカーテンウォール」となっています。


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「タワークレーン」で建設するのかと思っていましたが、最後まで「クローラークレーン」で建設しました。スーパーゼネコンにお勤めの方に聞いたことがありますが、機動力がある「クローラークレーン」の方が「タワークレーン」より遥かに作業が効率的だそうです。この建設スピードを見れば納得ですね! 


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。4台の「クローラークレーン」が稼働しています。


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「(仮称)桜島1丁目ホテル計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。幅が162.8mもあります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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USJ南側の安治川沿いの巨大な立体駐車場 大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事) 2018年7月17日の建設状況

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-大阪市此花区立体駐車場計画-
 
「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」近くの「安治川」にあった平面駐車場「マイパーキング桜島駐車場」の跡地に「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」が建設中です。

 「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設により、パーク内の一般車の平面駐車場が無くなり、「駐車場が足りない!」という事態を解消するためだと思われます。

概要
◆ 敷地面積-約21,000㎡
◆ 建築主-新日鉄興和不動産
◆ 設計者・監理者-新日鉄住金エンジニアリング
◆ 施工者-新日鉄住金エンジニアリング
◆ 着工-2017年11月06日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年10月31日予定(労災保険関係成立票より)


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着工前の様子です(撮影日2017年9月1日)。「安治川」沿いが高い高低差がある地形となっています。平面駐車場「マイパーキング桜島駐車場」として使用されていました。


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「大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)」が建設現場を北西側から見た様子です。


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敷地南西側です。


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南西側から見た様子です。私は「立体駐車場」が、敷地全体に建設されるのかと思っていましたが、「安治川」沿いの高台には建設されていませんでした。


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「立体駐車場」は地盤面が低い北側半分に建設されていました。


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「安治川」沿いの高台は、当面は「平面駐車場」として使用すると思われます。


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将来的に、USJ周辺の工場が移転して平面駐車場が確保できた場合も、「立体駐車場」は解体工事がそれ程難しくはないので、ホテルへの建て替えも可能です。


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北側から見た様子です。北東側に「スロープ」があります。


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敷地北東側です。


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「安治川」沿いの高台の「平面駐車場」への「スロープ」を建設しているようです。



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2018年7月17日 (火)

うめきた2期地区の詳細が判明 梅田の重心が西側に移動 JR西日本の「大阪駅西エリア開発」に期待!

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-JR西日本グループ中期経営計画2022-
 JR西日本は4月27日に、2018年3月期期末決算に合わせて「JR西日本グループ中期経営計画2022」を発表しました。その中に三ノ宮に「2023年以降 駅ビル開発」、大阪に「2023年以降 大阪駅西エリア開発」とあります。

 JR西日本 ニュースリリース(2018/04/27)
 社長会見:2018年3月期期末決算、JR西日本グループ中期経営計画2022の発表

 このニュースは前にも書きましたが、私は「うめきた2期」の開業に合わせて、西側に「新改札口」の新設、そして「ウエストゲートビルディング」の建設をするのではないか? と前から妄想していました。

 2018年7月12日に「うめきた2期地区開発事業者募集」における開発事業者を「三菱地所」を代表者とするグループに決定しました。数々のイメージ図に狂喜乱舞状態でした(笑)。

 私は、交通広場「西口広場」の新設に合わせて、西側に「新改札口」の新設、そして「ウエストゲートビルディング」の建設はほぼ間違いないと確信しました。


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「うめきた2期地区全景」です。あくまでも事業者募集時のイメージなのでこれから大幅に変更になると思います。「うめきた1期地区」も当初発表されたイメージから大幅に変更になりました。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2018/07/12)
 うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について


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「土地利用計画図」です。「うめきた2期」が開業すると梅田の重心がかなり西側に移動する事が分かります。


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西口広場

 「西口広場」周辺の拡大です。「ルクア」とデッキ接続となっていますが、これから本格的な設計が始まります。JR西日本の要望も取り入れられ、「ルクア」と共に、道路を超えてて商業施設の「ALBi」があるあたりにもデッキが設置されると思われます。

● 道路上空を人工地盤にして欲しい!
 デッキの規模を更に拡大して、「西口広場」南側の道路上空を人工地盤にして欲しいです。「ノースゲートビルディング」のように道路上空にビルを建設するのは無理としても、「人工地盤」なら可能だと思います。


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ウエストゲートビルディングの建設(管理人の妄想)

 私の妄想では、「ウエストゲートビルディング」の建設予定地は、「ノースゲートビルディングから」道路を渡った「ALBi」あたりから「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」までの間です。

 南北の幅はそれ程広くありませんが、ヨドバシカメラ南側の「LUCUA(ルクア)」くらいの幅は確保可能です。板状のビルで規模が大きく無くても、「西口広場」の正面に駅ビルがあると無いとでは大違いです。


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改札口の新設(管理人の妄想)
 
私は、道路を超えて商業施設の「ALBi」や「梅三小路」があるあたりに、「うめきた2期」の開業に合わせて、「新改札口」を新設するべきだと思っています。

● 橋上駅舎の新設が理想
 私は新改札口は橋上駅舎の新設が理想だと思っています。橋上駅舎には「改札内コンコース、改札口、自由通路」を新設します。
 1階にも「改札内コンコース、改札口、自由通路」を新設します。「エキナカ」の商業施設も充実させます。そして「うめきた新駅」とは地下通路で直結します。

 妄想がどんどん膨らみますが、「うめきた2期地区」のたくさんのイメージ図を見ていると夢物語では無いと思います。JR西日本さん是非とも実現して下さい!



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御堂筋高さ制限解除第一号プロジェクト 地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル」 2018年7月10日の建設状況

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-オービック御堂筋ビル-
 
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 オービック御堂筋ビル

 三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-オービック御堂筋ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅徒歩3分、地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩4分、京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「御堂筋に面した1F東側のスタイリッシュなたたずまい」です。


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「オービック御堂筋ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。

● 御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト
 
「オービック御堂筋ビル」の公式ホームページによると、「オービック御堂筋ビル」が「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」となっています。


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御堂筋側にセットバックした部分より上の構築が行われています。


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自力昇降式の落下防護柵
 
自力昇降式の「落下防護柵」です。竹中工務店が施工した「あべのハルカス」や「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」で活躍しのと同じような仕組みの「鹿島建設」版だと思われます。


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南東側から見た様子です。逆光だったので街路樹で太陽を隠しました・・・


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南東側から見た下層階の様子です。



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2018年7月16日 (月)

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ191.675mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年7月10日の建設状況

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」の入札は公募型プロポーザル方式で実施され、事業予定者に「住友不動産」が決定しており、既存建物は解体済みです。

● 2018年7月4日に着工!
 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

 「建築計画のお知らせ」では最高部の高さが193.00mとなっていましたが、最高部の高さが191.675mとなりました。共同住宅は836戸、ホテルは202戸です。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。


(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸(分譲・賃貸)
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。デザインが少し変更になっています。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。


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2018年7月4日に建築工事に着工しました。


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「三点式パイルドライバ」です。「ソイルセメント柱列壁工法」により「山留め壁」を構築しています。奥に見える工事現場は「(仮称)曾根崎ホテル新築工事」で、別の工事です。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。手前には「セメントミルクプラント」も見えます。



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「アーク瓦町ビル(旧:大阪化学繊維会館)」跡地 地上30階、高さ約105mの「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」 2018年7月10日の状況

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-(仮称)中央区瓦町四丁目PJ-

 大阪市中央区瓦町四丁目に「大阪化学繊維会館」がありました。「大阪化学繊維会館」は「アーク瓦町ビル」に名称変更されました。「アーク瓦町ビル」は、閉鎖されて解体工事が行われています。

 解体工事の工事名は「(仮称)中央区瓦町四丁目計画に伴う解体工事」で、労災保険関係成立票によると工期は、2017年8月21日~2018年10月10日(予定)となっています。

 跡地には「近鉄不動産、東急不動産、総合地所」により、 地上30階、地下1階、 高さ101.65mの超高層タワーマンションが建設されます。高さ101.65mは建築物の高さで、塔屋を含めると高さ105mを少し超えるくらいあります。

(仮称)中央区瓦町四丁目PJの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町四丁目2番1 外6筆(地名地番)
◆ 階数-地上30階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-最高部約105m(立面図より推定)、建築物101.65m
◆ 敷地面積-2,179.52㎡
◆ 建築面積-1,130.14㎡
◆ 延床面積-24,983.72㎡(容積率対象面積17,712.91㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲) 
◆ 建築主-近鉄不動産、東急不動産、総合地所
◆ 設計者-IAO竹田設計、長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2017年08月21日~2018年10月10日予定
◆ 着工-2018年08月末日予定
◆ 竣工-2021年03月末日予定


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建設予定地を北側から見た様子です。地上躯体の解体はほぼ終わっています。


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「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物の撤去」が始まっています。


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「オールケーシング掘削機」の本体です。


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「ハンマークラブ」が置かれています。


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「西立面図」です。高さ101.65mは建築物の高さで、塔屋を含めると高さ105mを少し超えるくらいあります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年7月15日 (日)

JR広島駅前 日本郵政グループが「広島東郵便局」をオフィス主体の高層ビルに建て替え!

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-広島東郵便局の建て替え-
 今回の西日本の豪雨災害で、広島県は甚大な被害を受けました。このニュースをUPしようか悩みましたが、元気な広島を伝える事が私に出来る復興へのお手伝いと思いUPする事にしました。

 JR広島駅前には「広島東郵便局」があります。日本郵政グループは、各政令指定都市の駅前の「中央郵便局」をJRの駅ビルの建て替えに合わせて、再開発を行っています。

 「中国新聞」によると、日本郵政グループの「日本郵政不動産」は、JR広島駅前にある「広島東郵便局」を2023年度をめどにオフィス主体の高層ビルに建て替える方針を明らかにしました。

 中国新聞(2018/07/12)
 日本郵政子会社が高層ビル計画 


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JR広島駅前にある「広島東郵便局」です。


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ひろしま駅ビルASSE(アッセ)の建て替え
 JR西日本は、「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」を建て替える予定です。「広島東郵便局」と「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」は隣接して建っているので広島駅南口は大きく変わりそうです。


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シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)

 広島駅南口の超高層ビル第一弾として建設された「シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)」です。地上52階、塔屋2階、地下2階、高さ197.50mです。


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グランクロスタワー広島(エキシティヒロシマ)

 広島駅南口の超高層ビル第二弾として建設された「グランクロスタワー広島(エキシティヒロシマ)」です。地上46階、塔屋1階、地下1階、高さ167.9mです。



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北浜駅直結 地上43階、高さ約147mの「北浜ミッドタワー」 2018年7月10日の建設状況

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-北浜ミッドタワー-

 「北浜三泉ビル」と「大阪市信用金庫旧本店ビル」の跡地に、地上43階、地下1階、高さ146.8mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画」が建設中です。

 3社の共同事業(三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西)となっています。正式名称は「北浜ミッドタワー」となっています。

北浜ミッドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜二丁目20番2(地番)
◆ 交通-京阪本線「北浜」駅(直結)徒歩1分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩6分、Osaka Metro堺筋線「北浜」駅徒歩1分、京阪本線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩3分
◆ 階数-地上43階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-建築物146.8m (注)塔屋のデザインが変更になっているので、正確な高さは不明です。
◆ 敷地面積-2,097.47㎡
◆ 建築面積-1,179.30㎡
◆ 延床面積-35,326.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(28本)
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-311戸(販売総戸数306戸、事業協力者戸数5戸含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月下旬予定
◆ 入居開始-2019年04月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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アップです。


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「北浜ミッドタワー」の建設現場です。タワークレーンが姿を消しました。


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最高部です。「塔屋」の形状が建築計画のお知らせの「北側立面図」と大きく異なっています。当然高さも変わってきます。このビルは、正確な高さが分からないままになりそうです・・・



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2018年7月14日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年7月10日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「タワークレーン」3基で建設しています。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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3階・4階部分の鉄骨建方が行われています。


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敷地東側です。


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アーチ状の部分です。


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敷地西側です。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事 2018年7月10日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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Bデッキ周辺
 「Bデッキ」周辺の完成イメージです。


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「回遊デッキ」の西側では、「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事」が再開されています。


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ペデストリアンデッキが北側に伸び始めました。


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一時期、この部分に「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の実物大の外装モックアップが設置されていたため工事が中断していました。


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既存のデッキとの接続部分です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」方向に伸びていきます。


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既存の回遊デッキから見た様子です。


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北側に伸びていきます。


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回遊デッキは、現在は行き止まりとなっています。



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2018年7月13日 (金)

うめきた2期地区開発事業者 「三菱地所」を代表とするグループに決定 4棟の超高層ビル、総延床面積約534,000㎡!

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-うめきた2期地区開発事業者-

 「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」は、2017年12 月から実施していた「うめきた2期地区開発事業者募集」における開発事業者を「三菱地所」を代表者とするグループに決定しました。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2018/07/12)
 うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/07/12)
 うめきた2 期地区(民間提案街区)開発事業 開発事業者に選定

 開発事業者は土地譲受事業者が9者(三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社)、設計・運営事業者が6者(三菱地所設計、日建設計、SANAA事務所、Gustafson Guthrie Nichol Ltd.、日比谷アメニス、阪急阪神不動産)で構成されています。

 「北街区」に地上28階、地下2階、高さ約150mと地上47階、地下2階、高さ約176mの超高層ビル、「南街区」に地上39階、地下3階、高さ約182mと地上51階、地下2階、高さ約185mの超高層ビルが建設されます。

 総延床面積は都市公園部分を含めると約534,060㎡(北街区約146,900㎡+南街区約374,660㎡+都市公園約12,500㎡)です。

● 想像していたより遥かに素晴らしい!
 私的には、「うめきた2期地区全景」のイメージを最初に見た時に思わずガッツポーズでした! 想像していたより遥かに素晴らしいです。

 超高層タワーマンションが2棟ありますが、大阪中央郵便局跡地の「梅田3丁目計画(仮称)」もほぼ同時期になるので、オフィス床面積の供給過剰を防ぐ意味でも極めて現実的な選択だと思います。


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「土地利用計画図」です。


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「民間宅地の計画諸元」と「都市公園の計画諸元」です。


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「都市公園全景」です。

● 超一等地に都市公園は素晴らしい!
 なんという贅沢! 巨大ターミナル駅前の超一等地に大規模な都市公園が整備されます。実際にイメージを見ると本当に素晴らしいですね!

 私は最初にこの構想を聞いた時は、「うめきたの超一等地に公園なんて有り得ない!もったいない!」と思いましたが、今はこの方がいいと思っています。


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都市公園(北公園)の「うめきたの森」です。


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都市公園(南公園)の「リフレクション広場」です。

● 現実的にはこのイメージの実現は不可能
 現実的にはこのイメージを実現するのは不可能です。たくさんの歩行者で草地がすぐに踏み固められてダメになるからです。このイメージに少しでも近づけるにはどうしたらいいのか? 知恵の出し所ですね。 


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南北公園を繋ぐ歩行者デッキ「ひらめきの道」です。


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道路と公園が一体となった広場「ステッププラザ」です。


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南街区
 「南街区」です。敷地面積約30,429㎡に延床面積約374,660㎡のビル群と「南公園(敷地面積約25,000㎡)」を整備します(撮影日2018年6月28日)。


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北街区
 「北街区」です。敷地面積約15,726㎡に延床面積約146,900㎡のビル群と「北公園(敷地面積約20,000㎡)」を整備します(撮影日2018年6月28日)。



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地上30階、高さ約103mの「クレヴィアタワー大阪本町」 2018年7月10日の建設状況

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-クレヴィアタワー大阪本町-
 
大阪市中央区瓦町三丁目にあった「トーア紡ビル」跡地に、地上30階、塔屋2階、地下0階、高さ103.21mの超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は、「クレヴィアタワー大阪本町」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 クレヴィアタワー大阪本町 

クレヴィアタワー大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町三丁目8番(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩5分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩7分、Osaka Metro堺筋線「北浜」駅徒歩7分、Osaka Metro堺筋線「堺筋本町」駅徒歩7分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部103.21m、軒高98.47m
◆ 敷地面積-1,412.18㎡
◆ 建築面積-720.57㎡
◆ 延床面積-18,346.75㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(低降伏点鋼ダンパーを4階~24階の1フロア当たり4ヶ所に配置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-181戸
◆ 建築主-伊藤忠都市開発、野村不動産
◆ 設計者-(意匠・設備)IAO竹田設計、(構造)鴻池組
◆ 監理者-IAO竹田設計、鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 解体工事-2015年11月09日~2016年09月30日
◆ 着工-2016年10月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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位置図です。


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「クレヴィアタワー大阪本町」の建設現場を南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。西隣の「千寿製薬本社」との間はあまりスペースがありません。


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南西側から引いて見た様子です。



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2018年7月12日 (木)

約1年5ヶ月ぶりに再開 グランフロント大阪 9階の「南館テラスガーデン」に行ってみました!

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グランフロント大阪 南館テラスガーデン-
 「グランフロント大阪」は、「北館」と「南館」に建物が別れていますが、南北それぞれのビルに屋上庭園が整備されています。南館には9階に屋上庭園があり、庭園からは西梅田エリアを中心に観賞できます。

 植栽も綺麗に行われており、ゆったりして雰囲気も良く、おまけに無料です。私は9階の「南館テラスガーデン」を定点観測の場所によく使っていました。

 しかし、諸事情により2017年2月から、「北館、南館」共にテラスガーデンが閉鎖されて、立入禁止になっています。私は、再開園を心待ちにしていましたが、すでに閉鎖から1年半近く経過しました。

● 約1年5ヶ月ぶりに再開!
 再開に向けての工事が行われていましたが、7月10日に試しに行ってみると再開されていました。ネットで調べてもヒットしないので、いつ再開されたのか分かりませんでした。6月28日時点では閉鎖されていたので、再開されたのはそれ以降です。


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約1年5ヶ月ぶりに再開されたグランフロント大阪9階の「南館テラスガーデン」です。


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新たに高いフェンスが設置されました。


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またここから「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の定点観測が出来ます!


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新しいフェンスは、ガラス製で、高さが高く、更に上部がオーバーハングしているので、乗り越えるのはほぼ不可能です。どうしても圧迫感がありますが、安全のためにはしかたがないですね。

 
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以前のフェンスは、高さも低く簡易な造りだったので、その気になれば乗り越える事が出来ました(撮影日2013年4月26日)。


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残念ながら「南館テラスガーデン」がすべてが再開された訳ではありません。


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北西側に高いフェンスが設置されました。


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閉鎖部分を隙間から覗いてみました。絶好の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の定点観測ポイントだったのですが・・・


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北東側にも高いフェンスが設置されました。


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閉鎖部分を隙間から覗いてみました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」のタワークレーンが見えます。


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残念ながら東側の階段を北側に下りることが出来なくなりました。絶好の「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の定点観測ポイントなのですが・・・



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大阪モノレール 2018年7月11日に軌道運輸事業「門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間」の特許申請!

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-大阪モノレールの延伸計画-

 「大阪モノレール」は、大阪府の第三セクター、「大阪高速鉄道(OKT)」が運行しています。「大阪モノレール」の延伸計画について、「大阪府」と「東大阪市」は2015年7月22日に、事業化することで合意していました。

● 2018年7月11日に国土交通大臣に申請
 「軌道法」に基づき、大阪モノレールの「門真市駅~(仮称)瓜生堂駅」に至る運輸事業特許の取得に、2018年7月11日に国土交通大臣に対し申請しました。

 引用資料 大阪高速鉄道(PDF:2018/07/11)
 軌道運輸事業[門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間]の特許申請について

 延伸区間は、「門真市駅」から「近鉄奈良線」との交差部までの約8.9kmです。 4駅「(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅」が整備されます。2015年7月時点では、2025年の完成を目指していましたが、開業目標は2029年となりました。

 建設費は約286億円(消費税抜き)です。別途、支柱・桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費が約740億円(消費税込み)の見込みです。

大阪モノレールの延伸計画の概要
◆ 区間-門真市~鴻池新田~荒本~瓜生堂
◆ 延長-8.9km
◆ 新駅4駅-(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅
◆ 事業費-約286億円(消費税抜き)、別途、支柱・桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費が約740億円(消費税込み)
◆ 車庫-大阪中央環状線の未利用地を活用
◆ 開業目標-2029年予定


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「路線計画図」です。4駅を新設し、(1)地下鉄鶴見緑地線、(2)JR学園都市線、(3)近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)、(4)近鉄奈良線と乗り換えができるようにします。

 関西圏の鉄道網は、大阪市一点集中型になっています。そのため郊外での他線への乗り換えが不便です。 大阪モノレールはそれらを解消すると共に、「伊丹空港」への非常に重要なアクセスとなっています。


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「都市モノレールのインフラ部・インフラ外部」です。高架橋や軌道なの「道路構造物」は、別途事業として整備します。


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「大阪モノレール」の高架橋は、複線でもほとんどの場所で橋脚が1本なのであまり広い用地を必要としません。

● 災害時の意外な弱点が判明 
 2018年6月18日の午前7時58分頃、大阪府北部で最大震度6弱を観測する地震が発生しました。今回の地震で、モノレールはその独特の構造のため、復旧に非常に時間がかかる事が分かりました。地震はまた必ずやってきます。今回の地震を教訓に大いに改善する必要があります。

 THE PAGE 大阪(2018/06/23)
 


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「大阪モノレール」の代表的な車両である「大阪高速鉄道1000系電車」です。モノレールにはどうしても狭い・遅いのイメージがあります。

 でも実際に「大阪モノレール」に乗ると、車内が広くて快適なのでモノレールに対するイメージが大きく変わります。それもそのはずです。「大阪高速鉄道1000系電車」は、車体幅2,980mm 、列車長60,200mm(4両時)もあります。

 これは、JR西日本の新快速「JR西日本225系電車」の車体幅2,950mmより少し広いです。1車両当たりの長さは、225系電車の4分の3くらいですが、車体幅の広さが快適な大きな理由です。

 平均速度は、モノレールの構造上どうしても遅くなります。それでも最高速度は時速75km出す能力はあります。



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2018年7月11日 (水)

マリオット・インターナショナルの高級ホテル「W OSAKA」 地上31階、高さ約117mの「(仮称)心斎橋ホテル計画」に建築計画のお知らせ掲示!

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W OSAKA-
 御堂筋に「積水ハウス」が、超高層ビルを建設、高級ホテル「W(ダブリュー)ホテル」が進出します。ホテル名は「W OSAKA」で、概要は、地上31階、地下1階、高さ117.34mです。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/01/10)
 「Wホテル」日本上陸~「W OSAKA」が2021年、大阪に誕生

 建設予定地は御堂筋の西側で、「ヨドコウ第2ビル」と「日本生命御堂筋ビル」の間です。敷地面積は2,544.46㎡で、駐車場「タイムズ御堂筋南船場」として使用されていましたが、閉鎖されて準備工事が行われています。

● 関西での積水ハウス+マリオットの第三弾!
 
マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域社長は「大阪はインバウンド(訪日外国人)が行き交い、躍動感にあふれている」と1号店に大阪を選んだ理由を述べました。

 「積水ハウス」は、「マリオット・インターナショナル」と組んで関西に高級ホテルの誘致に力を入れています。2010年に「セントレジスホテル大阪」、2014年には「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました。「W OSAKA」はその第三弾です。

 着工は2018年10月予定、竣工は2020年10月末予定、 開業は2021年2月予定です。設計顧問として安藤忠雄建築研究所の「安藤忠雄氏」が参画します。

 「W OSAKA」は、「エクストリームWOWスイート(1室)」、「WOWスイート(2室)」をはじめとした50室のスイートを含め全337室の客室を擁し、各客室のインテリアは、Wホテルならではの斬新でスタイリッシュなデザインコンセプトを貫いています。料金は1泊数万円になる予定です。

W OSAKAの概要
◆ 計画名-(仮称)心斎橋ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場四丁目25番11 他22筆
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部117.34m
◆ 敷地面積-2,544.46㎡
◆ 建築面積-2,008.82㎡
◆ 延床面積-35,887.97㎡(容積対象床面積32,515.07㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン、ボールルーム、スパ、プール、ジム他
◆ 客室数-337室(予定)
◆ 建築主-積水ハウス(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 設計者・監理者-日建設計(設計顧問 安藤忠雄)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年10月01日予定
◆ 竣工-2020年10月31日予定
◆ 開業-2021年02月予定


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「ロケーション」です。


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「W OSAKA」となる「(仮称)心斎橋ホテル計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。駐車場「タイムズ御堂筋南船場」は閉鎖されて、2018年10月1日の着工に向けて準備工事が始まっています。

 工事名は「(仮称)心斎橋ホテル計画 解体工事」で、「竹中工務店」の施工により行われています。「地中障害物」の撤去を行っていると思われます。


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南西側から見た様子です。「三点式パイルドライバ」と「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築する部分の「地中障害物」の撤去を行っていると思われます。


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「W OSAKA」となる「(仮称)心斎橋ホテル計画」の建築計画のお知らせです。影が写り込んでしまいました。かなり補正しましたが、これが限界でした。

 概要は、地上27階、塔屋2階、地下1階、高さ約117mと言われていましたが、地上31階、地下1階、高さ117.34mとなりました。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。フロア数を数えてみると塔屋2階とされていた部分も地上31階の中にカウントされているようです。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。敷地の形状は長方形かと思っていましたが、長方形じゃないですね。



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「扇町公園」の近く 地上30階、高さ約107mの「シティタワー東梅田パークフロント」 2018/07/10 外観がほぼ完成!

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-シティタワー東梅田パークフロント-
 
地下鉄堺筋線扇町駅近くの地上4階の「堀川ビル」には、「大日本住友製薬」の子会社の「ニチエイ産業」や「エイコーサービス」が入っていましたが、ビルの北側にあった地上2階の立体駐車場「ニチエイパーキング」と共に「住友不動産」に63億4500万円で売却されました。

 跡地には、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ107.68mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪扇町計画新築工事」が建設されています。正式名称は「シティタワー東梅田パークフロント」となっています。

シティタワー東梅田パークフロントの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪扇町計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪府大阪市北区野崎町26番1(地番)
◆ 交通-Osaka Metro谷町線「東梅田」駅から徒歩10分、Osaka Metro堺筋線「扇町」駅から徒歩4分、Osaka Metro谷町線「南森町」駅から徒歩7分、JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩10分、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から徒歩13分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-107.68m  *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-4,944.52㎡(販売対象面積4,944.57㎡)  
◆ 建築面積-2,642.16㎡
◆ 延床面積-49,808.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(36本)
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-490戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年06月中旬頃
◆ 竣工-2019年01月上旬予定 
◆ 入居開始-2019年06月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「シティタワー東梅田パークフロント」の建設現場です。


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外観がほぼ完成して、2基あったタワークレーンが1基になりました。


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「塔屋」の構築が行われています。



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2018年7月10日 (火)

大阪都市再生環状道路の一部を構成 延長約4.3kmの「淀川左岸線2期事業」 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た建設予定地

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-淀川左岸線2期事業-
 
「淀川左岸線2期事業」は、既に開通済みの1期区間に続くもので、「海老江JCT」から新御堂筋と直結する「豊崎IC」の延長約4.3kmの自動車専用道路です。完成は2026年度予定です。

 全線が堤防沿いの地下に建設される点では「6号大和川線」と似ていますが、こちらは道路構造物と堤防の構造物が一体となっているのが特徴です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 淀川左岸線2期 環境影響に関する説明会の開催について


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「路線概要」です。延長約4.3kmの自動車専用道路です。


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「断面イメージ」です。既存の堤防を強化した「スーパー堤防」となります。「淀川左岸線(2期)」の南側には「淀川南岸線」、上部には「歩行者専用道」が整備されます。


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「淀川左岸線2期事業」の建設予定地です。淀川を横断するのは、東側から「阪急電鉄、国道176号、十三バイパス」です。


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「阪急電鉄」の東側ではまだ工事が始まっていません。


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「十三バイパス」のあたりもまだ工事が始まっていません。


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「大阪市水道局大淀配水場」の北側でものまだ工事が始まっていません。


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西側を見た様子です。


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淀川左岸線延伸部

 「淀川左岸線2期事業」の先には、更に「淀川左岸線延伸部」が計画されています。
「淀川左岸線延伸部」は、政府の「都市再生プロジェクト」に位置付けられた「大阪都市再生環状道路」の一部を構成する道路で、大阪市北区豊崎付近から門真市薭島付近までの延長約8.7km自動車専用道路です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 (仮称)淀川左岸線延伸部について

 この道路は、事業中の大和川線・淀川左岸線及び整備済みの湾岸線、近畿自動車道とともに、延長約60kmの「大阪都市再生環状道路」を形成します。



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「阪神百貨店」のⅠ期部分がオープン Part11・「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の植栽編

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅰ期棟の全景です。2018年6月1日(金)に「阪神百貨店」が部分開業しました。


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新阪急ビル跡地側の植栽です。「Part1~Part10」までUPしてきましたが、今回の「Part11」で最後です。


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「F-34出口」付近です。一番大きな木は、既存の街路樹をそのまま活用しています。


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2階の歩行者デッキから見た様子です。


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小さな公園のような植栽です。


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南側から見た様子です。


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「F-34出口」から「換気塔」の間の植栽です。


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南側から見た様子です。


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2階の歩行者デッキから見た「換気塔」周囲の植栽です。


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「換気塔」の南側の植栽です。


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建物南側の植栽です。



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2018年7月 9日 (月)

JR京都線の「向日町駅」に東口の整備構想 「橋上駅舎、東西自由通路、東口駅ビル、東口駅前広場」を新設!

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-JR向日町駅-

 正式に決まった訳ではありませんが、「日本電産」は京都市南区の本社ビルと近接する向日市のJR向日町駅東側に、第2本社ビルや傘下企業の本社機能、研究所、ハイテク技術を扱う工場などを進出させる方針を示しています。

 投資規模は全体で2,000億円超を見込みです。「日本電産」としては過去最大で、総勢3,000人~5,000人が働く日本電産グループの一大拠点化を構想しています。

 最寄りの駅は「JR向日町駅」ですが、日本電産側の駅の東側に改札口がありません。そこで、駅の東側に「東口」を整備する構想が持ち上がっています。


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「JR向日町駅」です。島式2面4線の地上駅です。駅舎は線路西側にしかありません。


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このあたりに「東口」を整備する予定です。東側には貨物線跡の低未利用地があります。


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「東口駅ビル」および「東口駅前広場」の整備予定地です。奥に「日本電産本社・中央開発技術研究所」が一部見えます。


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「JR向日町駅東側地域航空写真」です(国土交通省の資料を引用)。


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「JR向日町駅東口関連事業用地」です。敷地面積約8,600㎡を想定しています(国土交通省の資料を引用)。


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「JR向日町駅関連事業基本構想(案)」です。「駅橋上駅舎、東西自由通路、東口駅ビル、東口駅前広場」を新設する予定です(国土交通省の資料を引用)。


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「新たな駅出入口設置時の施設整備イメージ」です。橋上駅舎化され、東西自由通路が新設される予定です。イメージは島式1面2線で描かれていますが、実際は島式2面4線です(国土交通省の資料を引用)。


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現在は改札口が「西口」にしかありません。


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「西口」については、現状の駅前広場用地と橋上駅整備で生じた用地を合わせて、小規模な改良整備を図る予定です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part5・南1工区 2018年6月28日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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南1工区

 「南1工区」の範囲です。施工範囲417mで、「大林組・淺沼組JV」」の施工により行われています。「なにわ筋線」が北側に分岐する部分の施工も含まれている事が分かります。


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南1工区
 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「南1工区」です。「南1工区」は、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。


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「南1工区」の北東側です。


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「三点式パイルドライバ」です。「ソイルセメント柱列壁工法」で「土留め壁」を構築しています。


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「南1工区」の中央および南西側です。


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「日通ビル(日本通運大阪支店)」は、大阪市中津五丁目に移転後に解体されます。現在、中津五丁目では「日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事」が行われています。


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「日通ビル」の西側は更地になっています。「なにわ筋線」はこの部分で北側に分岐します。



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2018年7月 8日 (日)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part4・駅部工区 2018年6月28日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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駅部工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります。


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「駅部工区」の北側部分です。


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アップです。乗入れ構台の「メトロデッキ(覆工板)」で覆われて内部が見えません。


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「駅部工区」の南側部分です。「迂回路」の地下でも工事が行われています。


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「駅部工区」と「南1工区」の境目です。「南1工区」は、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。



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「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を6階分増築して地上13階に! (仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場 2018年6月28日の建設状況

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-(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場-

 JR大阪駅近くの「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を地上13階てに増築します。既存の駐車場の上に、6階分(延床面積15,790.79㎡)を上乗せして、延床面積35,501.05㎡に増床します。

 計画名は「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」で、用途は「自動車車庫(駐車場)、オフィス」となっています。「 梅田3丁目計画(仮称)」が始まると、「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」が閉鎖されるので、そのための対策だと思われます。

(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19-10の一部、梅田三丁目141-1の一部
◆ 階数-地上13階
◆ 高さ-最高部44.785m
◆ 敷地面積-7,121.21㎡
◆ 建築面積-2,910.37㎡(施設全体)、2.55㎡(計画部分)
◆ 延床面積-35,501.05㎡(施設全体)、15,790.79㎡(計画部分)
◆ 容積率対象面積-28,400.84㎡(施設全体)、12,632.63㎡(計画部分)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-自動車車庫(駐車場)、オフィス
◆ 建築主-大阪ターミナルビル、JR西日本(西日本旅客鉄道)
◆ 設計者-ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-(調査中)
◆ 着工-2018年04月01日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」です。


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本格的に工事が始まっています。


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床の構築も始まっています。


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工事前の様子です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。思いっきり湾曲していますが、雰囲気は分かると思います。


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大阪ステーションシティ西梅田駐車場

 今回の増築は、「 梅田3丁目計画(仮称)」が始まると、「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」が閉鎖されるので、そのための対策だと思われます。



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2018年7月 7日 (土)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part3・北3工区 2018年6月28日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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「北3工区」の南側です。


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「北3工区」の南側を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて本格的に工事が始まっています。


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「三点式パイルドライバ」です。「ソイルセメント柱列壁工法」で「土留め壁」を構築しています。


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別角度から見た様子です。


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「北3工区」の北側です。



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大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング リニューアルされた11階の「風の広場」 更に居心地の良い快適な空間に!

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-ノースゲートビルディング11階の風の広場-

 「大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング」11階の「風の広場」のリニューアルが行われ、2018年4月下旬に完成しました。

 広場中央に「人工芝」を敷設し、一部通路部分をウッドデッキにすることで、サポートプラザと一体で人々が集う空間へと生まれ変わりました。

 JR西日本 ニュースリリース(2018/02/23)
 大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング 11階「風の広場」リニューアル工事のお知らせ ~より一層「居心地の良さ」や「癒し」を感じる空間へ~

 今回のリニューアルにより、買い物の合間に、より一層「居心地の良さ」や「癒し」を感じて休憩しやすくなりました。また、芝生エリアなどをイベントスペースとしても活用し、新たな賑わいを創出します。


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英語表記は「Kaze-no-Hiroba Plaza」となっています。


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リニューアルが行われた11階の「風の広場」です。


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「ベンチ」の改良や「パーゴラ(日陰棚)」が設置されました。ここでお弁当を食べている方をよく見かけます。


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反対側から見た様子です。


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広場中央には「人工芝」を配置しています。



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2018年7月 6日 (金)

神戸市の悲願 「大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)」が2018年内に着工 主塔の高さ最大約180mの華麗な3基の斜張橋が美しい!

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-大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)-

 計画中の大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部約21Kmのうち、「六甲アイランド北ランプ~駒栄ランプ」の約14.5kmについて、「国土交通省」は2018年内に着工する方針を明らかにしました。総事業費は5,000億円、完成までに10年程度かかるとされています。

 神戸新聞(2018/07/03)
  阪高湾岸線の西伸、年内着工へ 六アイ北-駒栄

 引用資料 阪神高速道路株式会社 
 大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄) 

 YouTube(2分36秒)
 大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)プロモーションビデオ

 上記のYouTubeの「プロモーションビデオ」を見るとワクワクするような内容です。神戸市はこの「千載一遇」のチャンスを生かしてほしいです。
 時代と逆行するつまらないビルの高さ制限に邁進するのではなく、3基の「斜張橋」をいかに美しく見せるかに注力して欲しいです。そのためには新たなビューポイントも必要です。

● 大阪湾岸道路
 「大阪湾岸道路」は、神戸淡路鳴門自動車道垂水ジャンクションと関西国際空港近くのりんくうジャンクションを結ぶ総延長約80kmです。

 1994年に「六甲アイランド北ランプ」までが開通しましたが、六甲アイランド北ランプから名谷ジャンクションまでの西伸部約21kmが未整備となっています。


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延長約14.5kmの「大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)」のルートです。


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「断面図」です。


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六甲アイランド~ポートアイランド間

 「六甲アイランド」~「ポートアイランド」間です。東側の「灘浜航路」、西側の「新港航路」の高さを確保するために桁下の高さを確保した2連の「斜張橋」が建設されます。

● 新港航路側の桁下はTP+66.8m
 特に新港航路側の桁下の高さは「TP(Tokyo Peil:東京湾平均海面)+66.8mとなっています。現時点での世界最大のクルーズ船も橋の下を航行出来ます。主塔の高さは約180mです。


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ポートアイランド~和田岬間
 
「ポートアイランド」~「和田岬」間です。こちらは「斜張橋」が1基になります。「神戸西航路」は、桁下の高さは「TP(Tokyo Peil:東京湾平均海面)+60.5mとなっています。

 ポートアイランド側の橋の高さが低いのは、神戸空港の「制限表面」と神戸へリポートの「進入表面」により高い構造物を建てる事が出来ないためです。


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神戸空港の制限表面区域

 「神戸空港の制限表面区域」です。神戸空港の「制限表面」により「大阪湾岸道路西伸部」のポートアイランド側は高い構造物を建てる事が出来ません。神戸へリポートの「進入表面」にもなっています。

 引用資料 神戸市・公式ホームページ
 神戸空港周辺における建物等設置の制限について

 制限表面を越える高さの建物等(建物、避雷針、テレビアンテナ等の物件や工事用のクレーン、足場等の仮設の物件、錨泊船、さらに植物の植栽等も含まれます。)を設置することは、原則として「航空法」で禁止されています。


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標準横断図

 「標準横断図」です。片側3車線+非常駐車帯となります。


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斜張橋は美しい!

 空撮写真は「東神戸大橋」ですが、斜張橋はその美しい形状で「白鳥が羽を広げたような美しい形」と例えられます。「斜張橋」は、ケーブルの張り方で「放射型、ファン型、ハープ型」に分かれます。

 写真の「東神戸大橋」はハープ型」になります。「大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)」の3基は、断面図を見る限り「ファン型」のようです。



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新駅設置工事に伴い「日本通運大阪支店」が移転 日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事 2018年6月28日の建設状況

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-日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。

 「南1工区」に「日通ビル(日本通運大阪支店)」がありますが、工事に伴い解体されます。そのため「日本通運大阪支店」は、大阪市中津五丁目に移転します。現在「日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事」が行われています。

日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中津五丁目4番10、4番7(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-29.600m
◆ 敷地面積-2,195.72㎡
◆ 建築面積-1,388.82㎡
◆ 延床面積-7,904.13㎡(容積対象面積6,475.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-日本通運
◆ 設計者・監理者-日通不動産
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年12月上旬
◆ 竣工-2018年12月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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「日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事」の建設現場です。


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アップです。


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「日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年7月 5日 (木)

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ191.675mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年7月4日に着工!

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」の入札は公募型プロポーザル方式で実施され、事業予定者に「住友不動産」が決定しており、既存建物は解体済みです。

● 2018年7月4日に着工!
 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

 「建築計画のお知らせ」では最高部の高さが193.00mとなっていましたが、最高部の高さが191.675mとなりました。共同住宅は836戸、ホテルは202戸です。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。


(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸(分譲・賃貸)
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。デザインが少し変更になっています。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設予定地です(撮影日2018年6月4日)。


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アップです(撮影日2018年6月4日)。


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北西側の「曽根崎お初天神商店街」側から見た様子です(撮影日2018年6月4日)。



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阪神高速道路がビルを貫通する「TKPゲートタワービル」に隣接 「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」 2018年6月28日の建設状況

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-アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)-

 大阪市福島区に阪神高速道路がビルを貫通している「TKPゲートタワービル」がありますが、そのすぐ北側に「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」が建設中です。

 「ティーケーピー」は、「アパホテル」とフランチャイズ契約を締結し、2019年5月の開業を目指し、2017年12月19日に起工式を執り行いました。

 引用資料 ティーケーピー(2017/12/19)
 TKP、大阪・梅田に関西初のホテル建設 本日起工式開催! 『アパホテル〈TKP大阪梅田〉』(仮称) 2019年5月開業予定 

アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目43番7他(地名地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩8分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、大阪市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩13分、JR東西線「新福島」駅徒歩5分、阪神電車「福島」駅徒歩4分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.98m、建築物42.98m
◆ 敷地面積-584.65㎡
◆ 建築面積-357.97㎡
◆ 延床面積-2,593.96㎡(容積率対象面積2,329.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-161室(ダブル160室、ツイン1室)
◆ 建築主-ティーケーピー
◆ 設計者-アパマンション
◆ 施工者-アパマンション
◆ 着工-2017年12月19日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月上旬予定
◆ 開業-2019年05月予定


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「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」の建設現場を東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東角の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2018年7月 4日 (水)

グランフロント大阪 閉鎖されている9階の「南館テラスガーデン」 再開園に向けての工事 2018年6月28日の状況

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グランフロント大阪 南館テラスガーデン-
 「グランフロント大阪」は、「北館」と「南館」に建物が別れていますが、南北それぞれのビルに屋上庭園が整備されています。南館には9階に屋上庭園があり、庭園からは西梅田エリアを中心に観賞できます。

 植栽も綺麗に行われており、ゆったりして雰囲気も良く、おまけに無料です。私は9階の「南館テラスガーデン」を定点観測の場所によく使っていました。

 しかし、諸事情により2017年2月から、「北館、南館」共にテラスガーデンが閉鎖されて、立入禁止になっています。私は、再開園を心待ちにしていましたが、すでに閉鎖から1年半近く経過しました。


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2017年2月から閉鎖されている「グランフロント大阪 南館テラスガーデン」です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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新たに高いフェンスが設置されました。


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フェンスのアップです。以前のフェンスは、高さも低く簡易な造りだったので、その気になれば乗り越える事が出来ました。新しいフェンスは、ガラス製で、高さが高く、更に上部がオーバーハングしているので、乗り越えるのはほぼ不可能です。


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北東角に高いフェンスが設置されました。残念ながら再開園しても東側を北側に下りることは出来ないようです。絶好の「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の定点観測ポイントなのですが・・・


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北西側に高いフェンスが設置されました。残念ながら再開園しても北西側は閉鎖されるようです。関係者らしき多くの人が視察していたので、再開が近いかも知れません。


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別角度か見た北西側のフェンスです。


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境界部分の高いフェンスより北側には入れないようです。絶好の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の定点観測ポイントなのですが・・・


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前回UPした時に ”北館9階の「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」のフェンスも工事が行われているようです。” と書きましたが、工事を行っていないようにも見えます。よく分かりません・・・



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part2・北2工区 2018年6月28日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北2工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北2工区」です。「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から南側が「北2工区」です。高架橋の直下は「北1工区」になります。


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「北2工区」の北側です。掘削が始まりました。この部分が遅れているのは、地下に「ガス管、下水道」などが埋まっていたためです。ガス管は仮配管を行い、下水道は上部に切替えました。


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この部分が上部に切替えられた「下水道」だと思われます。


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「北2工区」の中央部です。


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「北2工区」の南側です。


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「北2工区」と「北3工区」の境目です。



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2018年7月 3日 (火)

阪神なんば線「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 2018年秋に着工!

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-阪神なんば線淀川橋梁改築事業-

 阪神なんば線の「淀川橋梁(きょうりょう)」の架け替え工事が2018年秋から始まります。「水面すれすれの橋」として知られ、線路は堤防より低くなっています。

 浸水を防ぐため、桁下を約7m高くします。「淀川橋梁」の架け替えと共に、「淀川橋梁」を挟んだ約2.4kmの連続立体交差化を行います。総事業費は563億円で、2032年度の完成を目指します。

 朝日新聞デジタル(2018/07/02)
 水面すれすれ解消へ 阪神なんば線、淀川橋梁架け替え

 引用資料  国土交通省近畿地方整備局(PDF)
 阪神なんば線淀川橋梁改築事業パンフレット

 「淀川橋梁」は1924年に設置されました。大阪湾最低潮位「O.P.(Osaka Peil)」から桁下までの高さは4.28mで、計画堤防高に3.82m、計画高潮位に0.92m足りません。
 阪神なんば線の線路は、両端の淀川の堤防より1.8m低く、高潮時は線路を横切る形で「防潮扉」を閉じるため、運行が出来なくなります。


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平面図

 「平面図」です。「淀川橋梁」の架け替えと共に、「淀川橋梁」を挟んだ約2.4kmの連続立体交差化を行います。これにより「阪神なんば線」は、ほぼ立体交差化が完了します。


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縦断図

 事業実施前と事業実施後の「縦断図」です。橋を7m高くし、現在39本ある橋脚を10本に減らして「淀川」の水を流れやすくします。


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福駅側(西淀川区)高架化 施工順序

 「福駅側(西淀川区)高架化 施工順序」です。福駅側は現在は地上を走っていますが、高架橋に生まれ変わります。「福駅」も高架駅となります。


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伝法駅側(此花区)高架化 及び 淀川橋梁部架替 施工順序

 「伝法駅側(此花区)高架化 及び 淀川橋梁部架替 施工順序」です。伝法駅側は現在は「盛土」を走っていますが、高架橋に生まれ変わります。「伝法駅」も高架駅となります。



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大阪環状線福島駅近く 阪神電鉄とJR西日本の共同開発「(仮称)阪神NK共同ビル」 2018年6月28日の建設状況

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-(仮称)阪神NK共同ビル-

 「神電気鉄道」と「JR西日本」は、阪神電鉄が所有する大阪市福島区の福島五丁目の土地と、その土地に隣接するJR西日本が所有するの土地を、ホテルと商業施設が入居する複合ビル「(仮称)阪神NK共同ビル」として、初めて共同で一体的に開発します。

 予定地は、大阪環状線の福島駅からは徒歩3分、阪神本線福島駅からも徒歩6分の好立地にありますが、土地の形状などから、十分な活用が図られていませんでした。

 引用資料 JR西日本(2017/05/09)
 阪神電鉄とJR西日本が初めての共同開発 ~2019年春、ホテルと商業施設が阪神本線・大阪環状線福島駅近くに開業~ 

 地上1階~12階はホテルゾーンとなります。入居テナントは「阪急阪神ホテルズ」を予定しています。ビジネス客に加えファミリー客をターゲットに据え、約250室の宿泊主体型ホテルとし、近接するホテル阪神と一体的運用を図ります。

 地上1階~3階は商業ゾーンとなります。 入居テナントはエイチ・ツー・オーリテイリンググループである「阪急オアシス」を予定しています。

(仮称)阪神NK共同ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目52番1、福島七丁目2番1の一部(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、阪神本線「福島」駅徒歩6分
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-46.13m
◆ 敷地面積-2,583.28㎡(阪神所有分約1,785㎡、JR西日本所有分約799㎡)
◆ 建築面積-1,664.44㎡
◆ 延床面積-11,183.87㎡(容積対象面積10,128.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(地上1階~12階)、物販店舗(地上1階~3階)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-阪神電気鉄道、JR西日本不動産開発
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年10月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年05月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年春予定


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位置図です。このあたりの「阪神電気鉄道本線」は、1993年9月5日に地下化されました。細長い敷地は当時の軌道跡です。


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「JR福島駅」の東側から見た様子です。一気に「鉄骨建方」が進んでいました。


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「JR福島駅」の南側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た様下層階の子です。


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「JR大阪環状線」の高架橋との間隔は、想像していたより狭かったです。


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南西側から見た様子です。


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「鉄骨建方」のアップです。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年7月 2日 (月)

朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地 地上51階、高さ約178mの「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画 2018年6月28日の建設状況

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朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地-
 営業を終了した「ホテルプラザ」は、「旧ホテルプラザ解体工事」という工事名で、「竹中工務店」により地上躯体の解体工事が行われて更地になっています。
 
 跡地は「大淀南二丁目地区」として、ホロニクスグループの医療法人「医誠会」により560病床の急性期高度医療病院が建設される予定でした。 
 地上28階+搭屋、高さ125.5mの「事業棟」と地上14階+搭屋、高さ74.3mの「医療棟」で構成される大規模なプロジェクトでした。しかし、「大淀南二丁目地区」は着工される事はありませんでした。

 敷地面積約10,000㎡を「積水ハウス、三菱地所レジデンス、東急不動産」など5社が、2016年12月20日に取得しました。跡地には超高層タワーマンションが建設されます。

(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画
 
地上51階、塔屋2階、地下1階、高さ約178m、延床面積約99,9990㎡、総戸数は900戸規模の巨大な超高層タワーマンションが建設されます。

 超高層タワーマンションは、「ザ・シンフォニーホール」と道路を挟んで向き合う敷地南西側に整備し、北西部の低層棟と一体的に接続します。「なにわ筋」に面した敷地の東側には、多目的広場を設けます。

 計画名は、「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」で、「積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)」の5者が建築主となります。

(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目2番1(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約178m
◆ 敷地面積-10,337.43㎡
◆ 建築面積-約4,050㎡
◆ 延床面積-約99,9990㎡(容積率対象面積約72,300㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-900戸規模
◆ 建築主-積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年05月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2022年01月21日予定(労災保険関係成立票より)


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建設現場を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。2018年5月15日に着工したようです。

 2つの工事が同時に行われています。労災保険関係成立票によると「(仮称)OM計画解体工事」が2017年12月15日~2018年7月31日(予定)、「(仮称)OM計画新築工事」が2018年5月15日~2022年1月21日(予定)となっています。


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本格的に工事が行われています。


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多目的広場

 「なにわ筋」に面した敷地の北東側には「多目的広場」が建設されます。「多目的広場」の地下では、既存建物の地下外壁を利用して地下躯体の建設が行われています。この部分は地下駐車場になるのでしょうか?


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超高層棟

 超高層タワーマンションは、「ザ・シンフォニーホール」と道路を挟んで向き合う敷地南西側に建設されます。「オールケーシング掘削機」が見えるので、「地中障害物」の撤去を行っているようです。


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低層棟

 北西側には「低層棟」が建設されます。既存建物の地下躯体の解体工事を行っているように見えます。


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社会福祉法人恩賜財団済生会

 病院・診療所や福祉施設などを運営する「社会福祉法人恩賜財団済生会」が、朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地の南東角の土地約3,900㎡を取得しています。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。「なにわ筋」に面して、北側から「ローレルタワー サンクタス梅田、(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画、グランドメゾン新梅田タワー」の3棟の超高層タワーマンションが並ぶ事にになりますが、「千鳥配置」にして互いのお見合いを出来るだけ無くすようにしています。



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地上39階、高さ約133mの「グランドメゾン新梅田タワー」 2018年6月28日の建設状況


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グランドメゾン新梅田タワー
 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区を「積水ハウス」が複数の建物を集約化して、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)大淀南2丁目計画」を建設しています。

 正式名称は「グランドメゾン新梅田タワー」です。竣工前ですが、総戸数297戸(非分譲住戸29戸含む)が、全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
 グランドメゾン新梅田タワー

グランドメゾン新梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大淀南2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩6分、阪神本線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩9分、JR「大阪」駅徒歩12分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩15分、阪急「梅田」駅徒歩16分
◆ 階数-地上39階、塔屋2階  *店舗部分は地上3階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-2,699.65㎡
◆ 建築面積-1,535.23㎡
◆ 延床面積-36,561.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造  *店舗部分は鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-297戸(非分譲住戸29戸含む)、他非分譲店舗・非分譲事務所9区画
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年01月中旬予定
◆ 入居開始-2019年02月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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「グランドメゾン新梅田タワー」の建設現場です。タワークレーン1基で建設しています。竣工前ですが、全戸完売しています。


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最高部です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。



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2018年7月 1日 (日)

(仮称)福島7丁目ホテル計画 マリオット・インターナショナルのブティックホテル 「モクシー大阪新梅田」の建設予定地

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モクシー大阪新梅田-
 「マリオット・インターナショナル」と「積水ハウス」は、大阪市福島区福島七丁目にブティックホテル「モクシー大阪新梅田」を2020年秋に開業します。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/05/16)
 国内3カ所目のモクシーブランドとなる『モクシー大阪新梅田』2020年に開業 ~スタイリッシュなインテリアと機能的なデザインを擁する新たなホテルが誕生~

 建設予定地は、ライオン大阪本店が入っていた「ライオン大阪ビル」跡地です。概要は、地上14階、塔屋1階、地下0階、客室数288室です。モクシーブランドのホテルは、「モクシー東京錦糸町」、「モクシー大阪本町」に次いで3ホテル目となります。

 「モクシー大阪新梅田」は、積水ハウスがプロジェクトマネジメントを担い、積水ハウスとシンガポールの民間最大の不動産デベロッパーである「ファー・イースト・オーガナイゼーション」が建物を所有します。

モクシー大阪新梅田の概要
◆ 計画名-(仮称)福島7丁目ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目22番1(地番)
◆ 交通-JR「福島」駅徒歩5分、JR「大阪」駅徒歩10分
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-48.30m
◆ 敷地面積-1,389.93㎡
◆ 建築面積-731.50㎡
◆ 延床面積-8,884.46㎡(容積対象面積8,336.73㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン、ミーティングスペース、エクササイズルームほか
◆ 客室数-288室(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 建築主-大阪新梅田特定目的会社(積水ハウス、ファー・イースト・オーガナイゼーション)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2018年09月15日予定
◆ 竣工-2020年11月30日予定
◆ 開業-2020年秋予定


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「モクシー大阪新梅田」となる「(仮称)福島7丁目ホテル計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。「ライオン大阪ビル」の地上躯体の解体は終わっています。


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「(仮称)福島7丁目ホテル計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図兼1階平面図」です。



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地上26階、高さ約83mの「ローレルタワー梅田ウエスト」 2018年6月28日の建設状況

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-ローレルタワー梅田ウエスト-

 大阪市福島区の「シティタワー西梅田」の南側に「近鉄不動産」が、地上26階、高さ83.0mの高層マンション「(仮称)福島区福島7丁目マンション」を建設中です。

 建設場所は、「萬世電機」の本社跡地の敷地面積1,492.84㎡です。正式名称が「ローレルタワー梅田ウエスト」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルタワー梅田ウエスト

ローレルタワー梅田ウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)福島区福島7丁目マンション
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目15番1(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、JR東海道本線・大阪環状線「大阪」駅徒歩11分、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分
◆ 階数-地上26階、地下0階
◆ 高さ-83.0m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-1,492.84㎡
◆ 建築面積-685.39㎡
◆ 延床面積-13,545.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム支承×15基、弾性すべり支承×1基、直動転がり支承×2基、オイルダンパー×6基)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-134戸
◆ 建築主-近鉄不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年03月01日~2016年10月31日
◆ 着工-2017年01月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ 入居開始-2019年03月予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。タワークレーン1基で建設しています。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)」、地震対策として「免震構造(積層ゴム支承×15基、弾性すべり支承×1基、直動転がり支承×2基、オイルダンパー×6基)」を採用しています。


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南西側から見た様子です。



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