ブラタモリ(2018年7月21日放送)で紹介された門司港駅 復元工事中の「門司港駅」が、2019年3月にグランドオープン!
-門司港駅-
2018年7月21日(土)にNHKのブラタモリで、「#109 関門海峡・門司 ~関門海峡はなぜ“関門”?~」が放送されました。「ブラタモリ」は、私の大好きな番組なので、必ず録画していますが、昨夜やっと見る事が出来ました。
JR九州から「2019年3月 門司港駅グランドオープン」というリリースがありました。UPする予定は無かったのですが、「ブラタモリ」を見て急遽UPしたくなったのでUPします。
● 2019年3月に門司港駅グランドオープン
JR九州は2018年7月25日に、保存修理工事中の鹿児島本線門司港駅が2019年3月に完成し、グランドオープンすると発表しました。
引用資料 JR九州(PDF:2018/07/25)
2019年3月 門司港駅グランドオープン
大正時代初期の1914年に建てられた「門司港駅」は、大正ルネサンスを現代に伝える貴重な建造物として、1988年に鉄道駅としては日本で初めて重要文化財に指定されています。
建設からおよそ100年が経過し、各部で老朽化が進んでいたことから、2012年9月に保存修理工事が開始されました。建設時に比べて屋根周りの飾りが失われているため、その部分を復原し、屋根には天然の石盤を葺きます。
1929年に設置された正面車寄せの庇(ひさし)を撤去、外壁は石貼り風にモルタルを塗るなどして、建設時の姿を再現します。駅のシンボルである「大時計」は新調されます。
保存修理工事前の「門司港駅」です。
正面から見た様子です。正面車寄せの庇(ひさし)は撤去されます。門司港駅のシンボルである「大時計」は、大正7年に取り付けられたことが明らかになり、歴史的価値を尊重し、新調することになりました。
旧門司税関
ブラタモリの冒頭で紹介されていた「門司港レトロ」のシンボルである「旧門司税関」です。昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。
明治以降、石炭の積み出し港として急速に発展した門司には、今も明治、大正につくられたモダンな洋風建築がたくさん残っています。
旧大阪商船
ブラタモリで、当時の門司の繁栄を象徴している建物として紹介されていた「旧大阪商船」です。外壁のタイルに最高級の仕上げである「覆輪目地(ふくりんめじ)」が採用されています。
覆輪目地(ふくりんめじ)
写真はブラタモリの番組内でも紹介された「東京駅丸の内駅舎」の「覆輪目地(ふくりんめじ)」です。目地の中央部が「かまぼこ」のように盛り上がっています。高度な職人技で施工されています。
「関門海峡大橋」もよく見えます。
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