大阪モノレール 2018年7月11日に軌道運輸事業「門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間」の特許申請!
-大阪モノレールの延伸計画-
「大阪モノレール」は、大阪府の第三セクター、「大阪高速鉄道(OKT)」が運行しています。「大阪モノレール」の延伸計画について、「大阪府」と「東大阪市」は2015年7月22日に、事業化することで合意していました。
● 2018年7月11日に国土交通大臣に申請
「軌道法」に基づき、大阪モノレールの「門真市駅~(仮称)瓜生堂駅」に至る運輸事業特許の取得に、2018年7月11日に国土交通大臣に対し申請しました。
引用資料 大阪高速鉄道(PDF:2018/07/11)
軌道運輸事業[門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間]の特許申請について
延伸区間は、「門真市駅」から「近鉄奈良線」との交差部までの約8.9kmです。 4駅「(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅」が整備されます。2015年7月時点では、2025年の完成を目指していましたが、開業目標は2029年となりました。
建設費は約286億円(消費税抜き)です。別途、支柱・桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費が約740億円(消費税込み)の見込みです。
大阪モノレールの延伸計画の概要
◆ 区間-門真市~鴻池新田~荒本~瓜生堂
◆ 延長-8.9km
◆ 新駅4駅-(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅
◆ 事業費-約286億円(消費税抜き)、別途、支柱・桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費が約740億円(消費税込み)
◆ 車庫-大阪中央環状線の未利用地を活用
◆ 開業目標-2029年予定
「路線計画図」です。4駅を新設し、(1)地下鉄鶴見緑地線、(2)JR学園都市線、(3)近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)、(4)近鉄奈良線と乗り換えができるようにします。
関西圏の鉄道網は、大阪市一点集中型になっています。そのため郊外での他線への乗り換えが不便です。 大阪モノレールはそれらを解消すると共に、「伊丹空港」への非常に重要なアクセスとなっています。
「都市モノレールのインフラ部・インフラ外部」です。高架橋や軌道なの「道路構造物」は、別途事業として整備します。
「大阪モノレール」の高架橋は、複線でもほとんどの場所で橋脚が1本なのであまり広い用地を必要としません。
● 災害時の意外な弱点が判明
2018年6月18日の午前7時58分頃、大阪府北部で最大震度6弱を観測する地震が発生しました。今回の地震で、モノレールはその独特の構造のため、復旧に非常に時間がかかる事が分かりました。地震はまた必ずやってきます。今回の地震を教訓に大いに改善する必要があります。
THE PAGE 大阪(2018/06/23)
大阪モノレールが全線で運行を再開 復旧に時間を要した理由とは
「大阪モノレール」の代表的な車両である「大阪高速鉄道1000系電車」です。モノレールにはどうしても狭い・遅いのイメージがあります。
でも実際に「大阪モノレール」に乗ると、車内が広くて快適なのでモノレールに対するイメージが大きく変わります。それもそのはずです。「大阪高速鉄道1000系電車」は、車体幅2,980mm 、列車長60,200mm(4両時)もあります。
これは、JR西日本の新快速「JR西日本225系電車」の車体幅2,950mmより少し広いです。1車両当たりの長さは、225系電車の4分の3くらいですが、車体幅の広さが快適な大きな理由です。
平均速度は、モノレールの構造上どうしても遅くなります。それでも最高速度は時速75km出す能力はあります。
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