« 地上30階、高さ約103mの「クレヴィアタワー大阪本町」 2018年7月10日の建設状況 | トップページ | ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事 2018年7月10日の建設状況 »

2018年7月13日 (金)

うめきた2期地区開発事業者 「三菱地所」を代表とするグループに決定 4棟の超高層ビル、総延床面積約534,000㎡!

Kita18071051
-うめきた2期地区開発事業者-

 「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」は、2017年12 月から実施していた「うめきた2期地区開発事業者募集」における開発事業者を「三菱地所」を代表者とするグループに決定しました。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2018/07/12)
 うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/07/12)
 うめきた2 期地区(民間提案街区)開発事業 開発事業者に選定

 開発事業者は土地譲受事業者が9者(三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社)、設計・運営事業者が6者(三菱地所設計、日建設計、SANAA事務所、Gustafson Guthrie Nichol Ltd.、日比谷アメニス、阪急阪神不動産)で構成されています。

 「北街区」に地上28階、地下2階、高さ約150mと地上47階、地下2階、高さ約176mの超高層ビル、「南街区」に地上39階、地下3階、高さ約182mと地上51階、地下2階、高さ約185mの超高層ビルが建設されます。

 総延床面積は都市公園部分を含めると約534,060㎡(北街区約146,900㎡+南街区約374,660㎡+都市公園約12,500㎡)です。

● 想像していたより遥かに素晴らしい!
 私的には、「うめきた2期地区全景」のイメージを最初に見た時に思わずガッツポーズでした! 想像していたより遥かに素晴らしいです。

 超高層タワーマンションが2棟ありますが、大阪中央郵便局跡地の「梅田3丁目計画(仮称)」もほぼ同時期になるので、オフィス床面積の供給過剰を防ぐ意味でも極めて現実的な選択だと思います。


Kita18071052
「土地利用計画図」です。


Kita18071053
「民間宅地の計画諸元」と「都市公園の計画諸元」です。


Kita18071054
「都市公園全景」です。

● 超一等地に都市公園は素晴らしい!
 なんという贅沢! 巨大ターミナル駅前の超一等地に大規模な都市公園が整備されます。実際にイメージを見ると本当に素晴らしいですね!

 私は最初にこの構想を聞いた時は、「うめきたの超一等地に公園なんて有り得ない!もったいない!」と思いましたが、今はこの方がいいと思っています。


Kita18071055
都市公園(北公園)の「うめきたの森」です。


Kita18071056
都市公園(南公園)の「リフレクション広場」です。

● 現実的にはこのイメージの実現は不可能
 現実的にはこのイメージを実現するのは不可能です。たくさんの歩行者で草地がすぐに踏み固められてダメになるからです。このイメージに少しでも近づけるにはどうしたらいいのか? 知恵の出し所ですね。 


Kita18071057
南北公園を繋ぐ歩行者デッキ「ひらめきの道」です。


Kita18071058
道路と公園が一体となった広場「ステッププラザ」です。


Kita18062871
南街区
 「南街区」です。敷地面積約30,429㎡に延床面積約374,660㎡のビル群と「南公園(敷地面積約25,000㎡)」を整備します(撮影日2018年6月28日)。


Kita18062861
北街区
 「北街区」です。敷地面積約15,726㎡に延床面積約146,900㎡のビル群と「北公園(敷地面積約20,000㎡)」を整備します(撮影日2018年6月28日)。



|

« 地上30階、高さ約103mの「クレヴィアタワー大阪本町」 2018年7月10日の建設状況 | トップページ | ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事のうち西側Ⅱ期デッキ躯体工事 2018年7月10日の建設状況 »

03 グランフロント大阪(うめきた)」カテゴリの記事