姫路市 概算事業費427億円 「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)及び関連施設の基本設計概要」を兵庫県が公表!
-県立はりま姫路総合医療センター(仮称)-
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」は、「兵庫県立姫路循環器病センター(350床)」と「製鉄記念広畑病院(392床)」の統合再編に伴う新病院の整備プロジェクトです。病床数は兵庫県立病院で最大の736床を計画しています。
整備場所はJR姫路駅東側の再開発地区「キャスティ21」のイベントゾーン高等教育・研究エリアの敷地面積約30,000㎡です。
● 兵庫県が基本設計の概要を公表
兵庫県は、「県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編基本計画」に基づき、播磨姫路圏域において、安定的・継続的に高度で良質な医療を提供するため、2022年度上期の開院を目指し、新病院整備を推進しています。
兵庫県は、2018年8月23日に、「はりま姫路総合医療センター(仮称)及び関連施設整備 基本設計概要」を公表しました。
引用資料 兵庫県・公式HP(2018/08/23)
はりま姫路総合医療センター(仮称)及び関連施設整備 基本設計概要
想定していた概算事業費は342億円でしたが、昨今の建設費の高騰などにより、427億円(建築費343億円、医療機器整備費71億円、設計監理費13億円)と大幅に増額されています。
県立はりま姫路総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-兵庫県姫路市神屋町(キャスティ21イベントゾーン「高等教育・研究エリア」内)
◆ 階数-地上12階、塔屋2階(病院棟)、地上5階(教育研修棟)、地上2階(放射線治療棟)
◆ 高さ-57.5m(病院棟)、26.3m(教育研修棟)、10.3m(放射線治療棟)
◆ 敷地面積-約30,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約58,945㎡(病院棟)、約8,401㎡(教育研修棟)、約1,757㎡(放射線治療棟)
◆ 構造-鉄骨造(病院棟)、鉄筋コンクリート造(教育研修棟、放射線治療棟)
◆ 地震対策-免震構造(病院棟)、耐震構造(教育研修棟、放射線治療棟)
◆ 用途-病院、獨協学園の医療系高等教育・研究機関、兵庫県立大学の医産学連携拠点
◆ 診療科-34科
◆ 病棟数-736床(一般病床720床、精神病床16床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 基本・実施設計-2017年度、2018年度予定
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 開院-2022年度予定
◆ 概算事業費-427億円(建築費343億円、医療機器整備費71億円、設計監理費13億円)
「断面図」です。
「配置図」です。姫路駅からイベントゾーンに至る賑わいの路を形成(2階レベルでのデッキ接続)します。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地をJRの車窓から見た様子です。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地を北東側から見た様子です。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地を南東側から見た様子です。
製鉄記念広畑病院
統合再編新病院の母体となる「製鉄記念広畑病院」です。病床数392床(一般病床362床、救急病床30床)です。
姫路救命救急センター
「製鉄記念広畑病院」には「ヘリポート」があり、「ドクターヘリ」が飛来します。「姫路救命救急センター」を開設しており、中・西播磨の救急医療の最後の砦として救急医療に貢献しています。
ヘリポートには鳥が描かれています。ちなみに兵庫県の県鳥は「コウノトリ」、姫路市の市鳥は「しらさぎ」です。
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