「イトーヨーカドー岡山店」跡地 地上37階、高さ約134m、総延床面積約105,000㎡の「杜の街づくりプロジェクト」 2018年9月10日の状況
-杜の街づくりプロジェクト-
岡山市の「両備グループ」は、閉店した「イトーヨーカドー岡山店」跡地を再開発します。超高層タワーマンションやオフィス、店舗など5棟を整備、2021年度の完成を目指します。総事業費は約300億円を予定しています。
引用資料 山陽新聞(2017/12/25)
ヨーカドー跡 マンションなど整備 両備グループが再開発計画発表
事業名は「杜(もり)の街づくりプロジェクト」で、両備グループが100%出資する特別目的会社(SPC)「杜の街づくりプロジェクト1合同会社」が進めます。敷地面積は約16,798㎡、総延床面積は約105,113㎡です。
5棟の中で最大のマンション棟は、地上37階、地下1階、高さ約134m、延床面積約52,000㎡です。総戸数300戸前後を分譲・賃貸する予定です。高さ約134mは、岡山県内最高となります。
「イトーヨーカドー岡山店」は、1998年11月に「ジョイフルタウン岡山」の核テナントとしてオープンしました。2014年12月5日に約400m北にオープンした「イオンモール岡山」との競合などで、2017年2月28日に閉店しました。
杜の街づくりプロジェクトの概要
◆ 所在地-岡山県岡山市北区下石井二丁目10番2号
◆ 階数-(マンション棟)地上37階、地下1階、(オフィス・商業棟)地上9階、地下1階
◆ 高さ-約134m
◆ 敷地面積-約16,798㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約105,113㎡(施設全体)、(マンション棟)約52,000㎡、(オフィス・商業棟)約24,000㎡、
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業施設、駐車場
◆ 総戸数-300戸前後
◆ 建築主-杜の街づくりプロジェクト1合同会社(両備グループが100%出資する特別目的会社)
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 総工費-約300億円
「配置図」です。
「イトーヨーカドー岡山店」跡地を南東側から見た様子です。
南東角から見た様子です。
南側のゲートが開いていました。「イトーヨーカドー岡山店」の解体工事は、2018年1月5日から始まりましたが、地上躯体の解体工事は終わっています。
「三点式パイルドライバ」です。「地中障害物」の撤去を行っていると思われます。
南西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
北側の「岡山ジョイポリス」は、当面は現状維持で営業を続けます。
しかし、メインンテナントの「岡山ジョイポリス」が、2018年9月2日に閉店しました。他のテナントは営業していますが、商業施設としての存続はかなり厳しいと思います。
(追記) 読者の方からメールを頂きました。「岡山ジョイポリス」などが入るアネックス棟は、2018年11月初旬までに全館閉店します。2018年11月6日から解体工事に着手する予定です。
「岡山ジョイポリス」を南西側から見た様子です。
| 固定リンク
« 梅小路公園「賑わい施設」の設置に係る公募の実施! 東隣では「日本通運 梅小路倉庫」の解体工事が進行中! | トップページ | JR岡山駅前 全面リニューアル工事中の「ドレミの街」 「ICOTNICOT(イコットニコット)」に改称して、2018年12月7日に全館オープン! »
「77 岡山県・鳥取県」カテゴリの記事
- 岡山市 新アリーナの新たなイメージ図と概要を公表 最大収容人数10,000人(スポーツ時5,000席以上、コンサート時7,000席~8,000席)(2025.05.04)
- 倉敷市 川崎学園・創業100周年記念事業 川崎医科大学付属病院本館棟全面建て替えなどの「新本館プロジェクト」をスタート!(2025.03.01)
- 岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業 地上31階、高さ約114mの「プラウドタワー岡山」 「タワークレーン」が出現!(2025.01.11)
- 岡山駅前広場が大きく変わる 岡山駅前広場への路面電車乗入れ計画 駅前広場に2面3線の停留場を新設 2027年3月に完成に向けて工事が進む!(2025.01.10)
- 「岡山城」をイメージした新たなランドマーク 地上17階、高さ約87mの 「岡山市新庁舎整備」 「鉄骨建方」がかなり進む!(2025.01.06)