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2018年10月

2018年10月31日 (水)

JR西日本 2019年春から「新快速」に有料座席サービスを導入 本格導入されている「JR東日本」と比べて見た!

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-有料座席サービス-

 首都圏では、JR東日本が「普通列車グリーン車」を普通(快速)列車に連結しています。「東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線」で普通に見られる光景です。「中央快速線等」への導入も決まっています。

 関西圏は、首都圏と比べると通勤距離が短く、混雑率も低いので、JR西日本は導入していませんでした。しかし、JR西日本も遂に有料座席サービスの導入に踏み切ります。

● 2019年春から新快速に有料座席サービスを導入!
 
「JR西日本」は、JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の一部新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入します。近畿エリアの基軸列車である新快速に「快適性」を加え、多様ニーズに応えることで、「住みたい、行きたい」沿線づくりを目指します。

 引用資料 JR西日本(2018/10/24)
 2019年春 新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入します

 有料座席は、12両編成の1両(9号車)に設けます。改造される車両は2編成(2両)となります。着席料金は500円で、空いている席に自由に座ります。「Aシート」の乗車整理券は、着席後に乗務員から購入する方式となります。

 2019年春のサービス開始時は、1日当たりの運転本数が、上下4
本と非常に少ないです。試験導入の意味合いが強く、有料座席の重要の有無を判断すると思われます。

 需要があると判断されると本格導入に踏み切ると思われます。本格導入されると、JR東日本の「Suicaグリーン券売機」のように、新快速が停車するホームに「ICOCA券売機」が設置されると思われます。



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12両編成の「新快速」の1両(9号車)に快適性を高めた有料座席を設けます。


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「Aシート」は、簡易なパーティーションで区切るようです。「つり革」が描かれているので、「Aシート」に座らなかったらドア付近は、普通に入れるようです。試験導入感が半端ないですね(笑)。


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「Aシート」の座席です。


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「京阪電車」が、2017年8月20日からサービスを開始した座席指定の特急車両「プレミアムカー」です。

 
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JR東日本の普通列車グリーン車
 
JR東日本の「普通列車グリーン車」です。「東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線」の1編成(10両~15両)に2両連結されています(一部連結がされていない車両あり)。
  
 
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JR東日本の「普通列車グリーン車」は、2両編成×2層構造になっています。全車自由席なので、平日のラッシュ時には「グリーン券」を購入しても座れない可能性があります。座席に座れなくても、グリーン車のデッキなどに乗車する場合には「グリーン券」が必要です。

● グリーン券情報読み取り部にタッチ
 
座席に座ったら、席の上部にある「グリーン券情報読み取り部」に、グリーン券情報の入った「Suica」をタッチします。赤色だったランプが緑色に変われば手続きが完了です。


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Suicaグリーン券売機
 停車駅のホームには「Suicaグリーン券売機」が設置されています。「グリーン券」は、車内で買うと260円高くなります。なおかつ現金のみの取り扱いとなります。

● JR西日本も将来的には設置?
 本格導入されると、JR西日本も新快速が停車するホームに「ICOCA券売機」が設置されると思われます。その時には、JR東日本と同じく、省力化のために車内で買うと割高になる料金設定が採用されると思われます。



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近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「ザ・パークハウス 神戸タワー」 2018年10月26日の建設状況

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ザ・パークハウス 神戸タワー
 
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が行われました。

 「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
 老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積3,051.00㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。

 跡地には、地上33階、塔屋2階、地下1階、高さ116.95m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。正式名称は「ザ・パークハウス 神戸タワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・パークハウス 神戸タワー

ザ・パークハウス 神戸タワーの概要 
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅より徒歩5分、神戸高速線東西線「西元町」駅より徒歩2分、神戸高速線東西線「高速神戸」駅より徒歩6分、市営海岸線「みなと元町」駅より徒歩6分、市営海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩6分、神戸高速線東西線「花隈」駅より徒歩7分、市営西神・山手線「大倉山」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-116.95m
◆ 敷地面積-3,051.00㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,594.29㎡
◆ 延床面積-39.520.55㎡(容積対象面積27,426.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結) 
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定


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低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。


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東側から見た様子です。地震対策として、大林組独自の「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用します。建物の中央に剛強な心棒を構築し、その外周に柱と梁による柔構造の建物を配置、この2つの建物を「制振装置(オイルダンパー)」で連結させる超高層制振構造です。


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低層部に「ファミリアホール」の外壁を復元する工事も始まっています。


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この仮設の「鉄骨」は何でしょうか?


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北側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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外壁が「養生ネット」を通りて見えます。



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2018年10月30日 (火)

大阪ビジネスパーク(OBP) 地上17階、高さ約94mの「読売テレビ新社屋建設計画」 2018年10月23日の建設状況

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-読売テレビ新社屋建設計画-

 「読売テレビ」は、現在の社屋と同じ「大阪ビジネスパーク(OBP)」内に新社屋を建設して移転します。移転予定地は、「シアターBRAVA(ブラバ)!」跡地+西側の駐車場跡地=12,495.90㎡のかなり広い敷地です。

 「読売テレビ新社屋建設計画」」は、有事であっても正確な情報を迅速に発信できるよう、災害に強い構造の社屋や放送継続のための非常用電源などを整備するとともに、放送局の持つ情報発信力を活かしながら「にぎわい」を創出し、京橋から大阪ビジネスパーク、さらには大阪城公園につながるエリアの活性化を図るものです。

 讀賣テレビ放送
 新社屋ニュース(工事進捗の様子)

 「讀賣テレビ放送」の公式ホームページによると最高部の高さは94.52m、延床面積50,850.01㎡です。テレビ局としてはかなり大きなビルになります。

読売テレビ新社屋建設計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見一丁目3番2号
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部94.52m、軒高85.06m 
◆ 敷地面積-12,495.90㎡
◆ 建築面積-6,995.39㎡
◆ 延床面積-50,850.01㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
◆ 用途-テレビスタジオ、物販店、飲食店
◆ 建築主-讀賣テレビ放送
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 土地整備工事-2016年03月07日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年10月27日
◆ 竣工-2019年01月31日予定
◆ 放送開始-2019年08月28日予定(開局記念日)


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/10/21)
 讀賣テレビ放送株式会社の民間都市再生事業計画を認定 


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西側から見た「読売テレビ新社屋建設計画」の建設現場です。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。この建物はいろいろな構造で建設されています。低層部分は、柱が「RC造(鉄筋コンクリート造)」、梁が「S造(鉄骨造)」の「RCS工法(RCS構法)」を多用しています。


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南東側から見た様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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最高部です。「ytv」のロゴが見えます。


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西側角です。


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南側の道路沿いです。


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エントランス部分です。


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南東側角です。


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北東側から見た様子です。


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「ytv studio」のロゴです。



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「Perfume(パフューム)」の育ての親 「テレビ新広島(TSS)」が、現社屋敷地内に新社屋を建設!

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-テレビ新広島が新社屋-
 
フジテレビ系列の中国地方における基幹局である「テレビ新広島(TSS)」が、広島市南区出汐の現社屋敷地内に新社屋を建設する計画を発表しました。

 1975年の開局当時から使用する現社屋の老朽化に伴う計画で、2020年6月末に竣工、2021年に稼働開始、グランドオープンを予定しています。

 引用資料 産経新聞(2018/10/11)
 テレビ新広島が新社屋建設へ 平成33年オープン

 延床面積約8,000㎡で、平和の象徴・折り鶴をイメージさせる外観で、高度な耐震性を備え、最大3m級の浸水にも耐えれるように想定します。スタジオの大型化や付帯設備、オフィス機能なども充実させます。

 広島の民放では、「広島テレビ放送」がJR広島駅新幹線口前に新社屋「広テレビル」を建設し、2018年9月23日から本放送を開始しました。


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現在の「テレビ新広島(TSS)」の社屋です。「広島テレビ放送」のように移転するのではなく、現社屋敷地内に新社屋を建設します。

 どうして関西人の私が、広島のローカルテレビ局の「テレビ新広島」の社屋の写真を撮影済みかというと「Perfume(パフューム)」つながりです(笑)。


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アクターズスクール広島
 敷地内にある別の棟にテレビ新広島系列の「アクターズスクール広島」があります。アクターズスクールというと「安室ちゃん」や「SPEED」などを送り出した有名な「沖縄アクターズスクール」を思い出しますが、一切関連はありません。

 「Perfume(パフューム)」のメンバーである「あ~ちゃん(西脇綾香)、かしゆか(樫野有香)、のっち(大本彩乃)」は、「アクターズスクール広島」の第1期生です。

 ベビーメタルの「中元すず香(SU-METAL)」や昨年末に乃木坂46を卒業した「中元日芽香」も「アクターズスクール広島」の卒業生です。なんとこの2人は姉妹です。


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広テレビル(広島テレビ放送新社屋)
 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用しています。

 1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
 4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入ります。

 2018年3月16日に「完成記念式典」が開かれ、2018年3月26日から業務開始、2018年3月31日に登記上の本社を移転、2018年9月23日に本放送を開始し移転完了しました。

広テレビル(広島テレビ放送新社屋)の概要
◆ 計画名-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目5番4号
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日(竣工)、2018年03月16日(完成記念式典)
◆ 業務開始-2018年03月26日(経営戦略局、総務部)、2018年09月23日(移転完了)
◆ 建設費-75億円



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2018年10月29日 (月)

HAT神戸 地上35階、高さ131.8mの「サンシティタワー神戸」 オープンした各施設はメチャメチャ豪華!

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-サンシティタワー神戸-

 神戸市の「HAT神戸」に地上35階、地下0階、高さ131.8mの超高層の有料老人ホーム「(仮称)サンシティタワー神戸新築工事」が建設されました。

 場所は、「家電住まいる館YAMADA神戸本店(旧ヤマダ電機テックランド神戸本店)」の西側の用地で、駐車場やフットサルコート(HAT神戸フットサルラボ)などに使用されていた場所です。

 正式名称は「サンシティタワー神戸」です。2017年6月19日に施設が開設されました。敷地内には「高層棟、駐車場棟、介護棟、ホール棟、エントランス棟」の5棟が整備されています。建物1階で中庭を中心として回遊できる配置となっています。

 前回の撮影が2015年11月27日だったので、実に3年ぶりに現地を訪れました。オープンした各施設はメチャメチャ豪華でした。「お金持ちって羨ましい!」と改めて思いました・・・(涙)

サンシティタワー神戸の概要
◆ 計画名-(仮称)サンシティタワー神戸新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通二丁目3番5号
◆ 交通-阪神本線「春日野道」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上35階、地下0階
◆ 高さ-最高部131.8m
◆ 敷地面積-12,431.56㎡
◆ 建築面積-約5,861㎡
◆ 延床面積-約57,391㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-有料老人ホーム
◆ 総戸数・室数-一般居室数483室、介護居室数91室(91床)、一時介護室4室(4床)
◆ 建築主-ヘルスケア・ジャパン
◆ 設計者・監理者-浅井謙建築研究所
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年06月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年04月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 開設-2017年06月19日


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サンシティタワー神戸の「高層棟」を南西側から引いて見た様子です。バックが快晴の青空で一発卒業が出来ました。今回は写真26枚の大作です。


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最高部です。


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「高層棟」を南側から見た様子です。


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「高層棟」を南東側から見た様子です。


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「高層棟」を南西側から見た様子です。


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「高層棟」の下層階を南西側から見た様子です。


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「高層棟」を北西側から見た様子です。


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「高層棟」の下層階を北西側から見た様子です。


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「高層棟」の北西側のエントランスです。


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街区を南西側から見た様子です。


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街区の南側角です。


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この部分がメインの入口になります。


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奥に見えるのは「ホール棟」です。


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「正門」です。


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「正門」を角度を変えて見た様子です。


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街区南西側の植栽です。奥に見えるのは「エントランス棟」です。


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街区を南東側から見た様子です。写真右側に見えるのは「介護棟」です。


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街区を東側から見た様子です。


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街区南東側の歩道です。南東側が「HAT神戸」のメインストリートに面しています。


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植栽の密度を高くして内部が幹線道路から見えないようにしています。


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南東側の歩道を東側から見た様子です。


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街区を西側から見た様子です。


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施設内に「クリニック」や「薬局」まであります。まさに「至れり尽くせり」です。


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街区の北側の「駐車場棟」です。


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「駐車場棟」を北東側から見た様子です。



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御堂筋フロントタワー 「ラサール インベストメント マネージメント インク」が取得 設備や外構のリニューアル工事後にオープン!

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-御堂筋フロントタワー-
 
世界有数の不動産投資顧問会社で、アメリカのイリノイ州シカゴに本社がある「ラサール インベストメント マネージメント インク」は、大阪市北区のオフィスビル「御堂筋フロントタワー」を2018年9月25日付で取得しました。

 「御堂筋フロントタワー」は、御堂筋と曽根崎通が交差する南西角に建設されました。かつて「大阪東映会館」があった場所です。

 「御堂筋フロントタワー」は、2010年に竣工しましたが、諸事情によりビルが開業出来ず、竣工後はビルがずっと閉鎖されていました。ゴタゴタの経緯が知りたい方は、Googleで検索してみて下さい。すぐにヒットします。

● リニューアル工事後にオープン予定!
 「御堂筋フロントタワー」の概要は、地上20階、地下1階、高さ89.1m、延床面積18,201.47㎡です。設備や外構のリニューアル工事を予定しており、物件の価値をさらに高めます。

 
テナント未入居の状態での取得ですが、梅田地区のオフィスビルの空室率が過去最低レベルにあること、今現在大規模な新規供給も限定的であることを背景に、積極的なリーシング活動を通じて早期に安定したキャッシュフローを生むコア物件にできると見込んでいます。


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建設当時に現地に掲示されていた建築計画のお知らせの「配置図、東立面図」です。


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建設当時に現地に掲示されていた建築計画のお知らせの概要です。着工日や竣工日、その他の概要等は変更になっていると思われます。そのため参考程度にして下さい。竣工後の正確な延床面積は18,201.47㎡のようです。


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「御堂筋フロントタワー」を南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。


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南東角から見た下層階の様子です。設備や外構のリニューアル工事を行うために「仮囲い」が設置されています。


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北東角から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西角から見た下層階の様子です。



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2018年10月28日 (日)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2018年10月23日の状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年10月23日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。解体用の「タワークレーン」が2基設置されています。


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建築物等の解体等の作業に関するお知らせ

 「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2018年10月23日 東側です。


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撮影日2018年10月23日 解体されてこの部分が1階低くなっています。


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撮影日2018年10月23日 「Ⅰ期工事」は「コンクリートカッター」などで切断しながら解体しましたが、「Ⅱ期工事」は重機も併用しています。


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撮影日2018年10月23日 南東側です。


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撮影日2018年10月23日 塔屋部分です。かなり小さくなりました。


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撮影日2018年10月23日
 「ワイヤーソー工法」や「コンクリートカッター」などで切断しながら解体するのかと思っていましたが、重機でバリバリ解体していました。重機で解体する方が、作業スピードも速く、なおかつ工費も安いのかも知れません。


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撮影日2018年10月23日 粉塵が舞い上がらないように散水しています。


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撮影日2018年10月23日 西側から見た様子です。



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神戸市 日本イーライリリー 神戸本社 竣工した「LILLY PLAZA ONE BLDG.(リリープラザワンビルディング)」

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-LILLY PLAZA ONE BLDG-

 「イーライリリー・アンド・カンパニー」は、アメリカのインディアナポリス市に本社を置く国際的な製薬会社です。日本法人である「日本イーライリリー」の本社は、神戸市中央区磯上通七丁目の「三宮プラザビル」にありました。

 「磯上公園」の北側に「IPSXパーキング」がありましたが、この土地に「有限会社 建隆マネジメント」が、大型オフィスビル「(仮称)磯上オフィス新築工事」を建設し、「日本イーライリリー」が本社を移転しました。

 支持地盤が浅いこと、転石が多いことから地下階は設けていません。そのため2階が駐車場となっています。地震対策として「免震構造」を採用しています。

● 2018年5月7日に新社屋に移転!
 
「日本イーライリリー」は、2018年5月7日に新社屋に移転しました。公式ホームページでは、「日本イーライリリー株式会社 神戸本社」となっています。所在地は「神戸市中央区磯上通5-1-28 LILLY PLAZA ONE BLDG.」です。

 「日本イーライリリー」は、1975年設立以来40年以上にわたり日本本社を神戸市に置いています。新本社には、国内約3,300人の社員のうち約1,000人が働いています。

LILLY PLAZA ONE BLDGの概要
◆ 計画名-(仮称)磯上オフィス新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区磯上通五丁目1番28
◆ 階数-地上10階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-49.82m
◆ 敷地面積-3,490.16㎡
◆ 建築面積-2,437.20㎡
◆ 延床面積-22,886.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(日本イーライリリーの本社)、店舗、駐車場
◆ 建築主-有限会社 建隆マネジメント
◆ 設計者-竹中工務店・昭和設計 設計共同企業体
◆ 監理者-昭和設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月26日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年03月31日
◆ オープン-2018年05月07日(新社屋に移転)


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「LILLY PLAZA ONE BLDG.(リリープラザワンビルディング)」を「磯上公園」から見た様子です。


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新本社には、国内約3,300人の社員のうち約1,000人が働いています。


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南東側から見た様子です。


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筆記体の「Lilly」のロゴです。


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北東側から見た下層階の様子です。建物東側に「エントランス」があります。


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正式名称は「LILLY PLAZA ONE BLDG.(リリープラザワンビルディング)」です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。窓の無い2階が「駐車場」となっています。


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2階の「駐車場」への出入口は南西側にあります。駐車場は「タイムズ」に運営を委託しているようです。



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2018年10月27日 (土)

神戸市 新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事 「国土交通省」が都市再生特別措置法に基づき認定 超高層ツインタワーマンションを含む各棟の詳細が判明!

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-新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業-

 「新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業」で、神戸市は「住友不動産」を代表とするグループを事業者に選定しています。

 「新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業」では、歩道の拡幅や、広場、デッキの整備を行うことで、回遊性の向上を図るとともに、神戸港の雰囲気を満喫できる、新たな景観スポットの創造を目指します。

 また、文化、商業、ビジネス、居住などの様々な機能を複合的に導入することで、賑わいのあるウォーターフロント空間を形成し、神戸の中心エリアと一体となってまちづくりを進めることで、本計画地及び周辺エリアの活性化を図ります。

● 国土交通省が認定!
 
「国土交通省」は2018年10月23日に、都市再生特別措置法の規定に基づき、9月20日付けで「住友不動産、関電不動産開発、SMBC信託銀行、合同会社AQUART神戸、合同会社AQUART PARK神戸、合同会社デカンショライオン、フェリシモ」から申請のあった民間都市再生事業計画(新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2018/10/23)
 民間都市再生事業計画(新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業)を認定 ~ 神戸の新港町に、賑わいのあるウォーターフロント空間を形成 ~

新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町71 他
◆ 事業区域面積-34,877.95㎡
◆ 申請事業者-住友不動産、関電不動産開発、SMBC信託銀行、合同会社AQUART神戸、合同会社AQUART PARK神戸、 合同会社デカンショライオン、フェリシモ
◆ 着工-2019年04月15日予定
◆ 竣工-2024年05月31日予定

住宅棟(A地区)の概要
◆ 階数-(建築物番号1)地上27階、塔屋2階、地下1階、(建築物番号2)地上27階、塔屋2階、地下1階
塔屋2 階
◆ 高さ-(建築物番号1)約102m、(建築物番号2)約102m
塔屋2 階
◆ 敷地面積-(建築物番号1)5,300.07㎡、(建築物番号2)5,300.01㎡
◆ 建築面積-(建築物番号1)約3,040㎡、(建築物番号2)約1,886㎡
◆ 延床面積-(建築物番号1)約37,054㎡、(建築物番号2)約36,984㎡
◆ 容積対象面積-(建築物番号1)約26,487㎡、(建築物番号2)約26,494㎡
◆ 構造-(建築物番号、建築物番号2)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(建築物番号、建築物番号2)共同住宅、物販店舗、飲食店舗
◆ 総戸数-約700戸(建築物番号1+建築物番号2)


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現地に掲示してある超高層ツインタワーマンション(建築物番号1、建築物番号2)の完成予想図です。


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「建築物番号1、建築物番号2」の概要図です。


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「建築物番号3、建築物番号4、建築物番号5、建築物番号6」の概要図です。


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南側の区画(B地区)を南西側から見た様子です。「国土交通省」の認定を受けたので、早速取材に行ってきました(撮影日2018年10月26日)。


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内部の様子です。「地中障害物の撤去」を行っています。工期は2018年11月30日(予定)までとなっていました(撮影日2018年10月26日)。


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仮囲いの透明のアクリル板から見た内部の様子です(撮影日2018年10月26日)。


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南側の区画(B地区)を北西側から見た様子です(撮影日2018年10月26日)。


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南側の区画(B地区)を北東側から見た様子です(撮影日2018年10月26日)。


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南側の区画と北側の区画の間の道路です(撮影日2018年10月26日)。


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北側の区画(A地区)を南西側から見た様子です。超高層ツインタワーマンションは、「A地区」に建設されます(撮影日2018年10月26日)。


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仮囲いの透明のアクリル板から見た内部の様子です。既存建物の解体工事は終わっています(撮影日2018年10月26日)。


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北側の区画(A地区)を南東側から見た様子です(撮影日2018年10月26日)。


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北側の区画(A地区)を北西側から見た様子です(撮影日2018年10月26日)。


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すぐ北側は「浜手バイパス」の高架橋です。この時点では雲一つない快晴でしたが、30分後には、あっという間に空が一面の雲に覆われました。

 雲一つない快晴の日はテンションが上がります。「快晴だ!」と勇んで外出して、現地に着くと空が一面の雲という事がよくあります。都市開発ウォッチングは天気との戦いです(撮影日2018年10月26日)。



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サンテレビジョン JR神戸駅前に本社社屋を移転する「神戸駅前プロジェクト」 2018年10月26日の状況

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-神戸駅前プロジェクト-
 
「サンテレビジョン」は、1969年5月に神戸市長田区で開局、1981年3月から神戸ポートアイランド博覧会に合わせて、現在の神戸国際交流会館内に移転しました。

 「NTT都市開発」は、「サンテレビジョン」及び「聚楽」との間で三者協定を締結し、神戸駅前敷地における放送局とホテルの複合開発について協議を進めることとなりました。

 「サンテレビジョン」は、本社社屋を神戸市中央区のポートアイランドから、JR神戸駅前の住宅展示場敷地内(ABCハウジング神戸駅前住宅公園)に建設予定のビルに移転します。2020年12月に竣工する見通しで、放送切替は2021年上期を予定しています。

 計画名は「神戸駅前プロジェクト」で、概要は、地上12階、地下1階、延床面積約14,000㎡です。社屋移転は、災害時の放送体制を強化するためで、地震などで停電した際、72時間放送を継続できる非常用電源を備え、放送設備も更新します。
 
 ホテルは、客室数250室程度になる見込みで、関東や東北などでホテルやレストランを展開する「聚楽(じゅらく)」が運営します。「聚楽」は、西日本で初めてのホテル進出となります。
 
神戸駅前プロジェクトの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目1番3の一部、外7筆
◆ 階数-地上12階、地下1階
◆ 高さ-55.0m
◆ 敷地面積-約3,000㎡
◆ 建築面積-約1,800㎡
◆ 延床面積-約14,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-事務所(放送局)及びホテル
◆ 客室数-250室程度
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(放送局事業者:サンテレビジョン、 ホテル事業者:聚楽(じゅらく))
◆ 設計者-CAST都市開発
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年01月予定
◆ 竣工-2020年12月予定
◆ 放送切替-2021年上期予定


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「神戸駅前プロジェクト」の建設予定地です。


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「神戸駅前プロジェクト」の建設予定地を西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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前回の撮影は2018年6月22日だったので約4ヶ月ぶりでした。「ABCハウジング神戸駅前住宅公園」はすっかり解体されて更地になっていました。


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街区の東側は「神戸市宇治川ポンプ場」となっています。この部分は再開発の対象外です。


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「神戸駅前プロジェクト」の建築計画のお知らせです(現在は撤去されています)。



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2018年10月26日 (金)

大阪城公園に3館の劇場が誕生 クールジャパンパーク大阪 明石家さんまが命名した「WWホール」の詳細が判明!

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-クールジャパンパーク大阪-
 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりを目指し、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」と本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」の2つの施設を整備しました。

 第一弾として「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」が、2017年6月22日にオープンしました。第二弾として大阪城本丸広場の「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」を改修した「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」が、2017年10月19日にオープンしました。

  第三弾として、大阪城公園の「森ノ宮噴水エリア」の整備を進め、2018年4月20日~5月月31日にかけて便益施設等を順次オープンしました。

● 第四弾は劇場型文化集客施設
 
民間13社と官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」が組成した「クールジャパンパーク準備株式会社」は、劇場型文化集客施設「クールジャパンパーク大阪」を大阪城公園に2019年2月に開業します。

 引用資料 公式ホームページ
 クールジャパンパーク大阪

 「クールジャパンパーク大阪」は、さまざまなジャンルのエンターテインメントの上演に対応する最新鋭の設備環境を整えた大・中・小のキャパシティの異なった3劇場を建設します。3つの劇場の名付け親は、「明石家さんまさん」です。北側から「WWホール、TTホール、SSホール」と命名されました。

 大阪城公園への訪日外国人をはじめとした国内外の来園者をさらに増加へつなげ、世界的な観光都市・エンタテインメントシティ大阪の魅力の向上を図り、大阪および関西全域の経済・産業の成長に貢献することを目指していきます。

WWホールの概要
◆ 計画名-大阪城公園屋内音楽堂整備計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城2番の一部
◆ 交通-JR環状線「森ノ宮」駅徒歩7分、Osaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅徒歩5分、JR環状線「大阪城公園」駅徒歩6分、JR環状線「京橋」駅徒歩18分、京阪電鉄「京橋」駅徒歩19分、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩13分
◆ 階数-地上2階
◆ 建築面積-6,456.93㎡
◆ 建築面積-2,478.62㎡
◆ 延床面積-3,309.00㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 座席数-1,138席+車椅子6
◆ 楽屋数-8室
◆ 建築主-大阪城パークマネジメント株式会社(運営 クールジャパンパーク準備株式会社)
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2018年04月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年02月予定


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「位置図」です。玉造筋沿いの南北に大・中・小キャパシティ異なった3館を建設します。北側から「WWホール、TTホール、SSホール」となります。「TTホール、SSホール」は、一体型になります。


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「WWホール TTホール SSホール 全景」です。


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「WWホール 全景」です。


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WWホールの「内観」です。


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Wホールの「断面図」です。


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WWホールの「座席表」です。1,144席(車いすスペース6席含む)となっています。


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「WWホール」の建設現場を北東側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。


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「WWホール」の建設現場を南東側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。


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「WWホール」の建設現場を南西側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。


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「WWホール」の建設現場を北西側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。



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大阪城公園に3館の劇場が誕生 クールジャパンパーク大阪 明石家さんまが命名した「TTホール、SSホール」の詳細が判明!

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-クールジャパンパーク大阪-

 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりを目指し、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」と本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」の2つの施設を整備しました。

 第一弾として「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」が、2017年6月22日にオープンしました。第二弾として大阪城本丸広場の「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」を改修した「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」が、2017年10月19日にオープンしました。

  第三弾として、大阪城公園の「森ノ宮噴水エリア」の整備を進め、2018年4月20日~5月月31日にかけて便益施設等を順次オープンしました。

● 第四弾は劇場型文化集客施設
 
民間13社と官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」が組成した「クールジャパンパーク準備株式会社」は、劇場型文化集客施設「クールジャパンパーク大阪」を大阪城公園に2019年2月に開業します。

 引用資料 公式ホームページ
 クールジャパンパーク大阪

 「クールジャパンパーク大阪」は、さまざまなジャンルのエンターテインメントの上演に対応する最新鋭の設備環境を整えた大・中・小のキャパシティの異なった3劇場を建設します。3つの劇場の名付け親は、「明石家さんまさん」です。北側から「WWホール、TTホール、SSホール」と命名されました。

 大阪城公園への訪日外国人をはじめとした国内外の来園者をさらに増加へつなげ、世界的な観光都市・エンタテインメントシティ大阪の魅力の向上を図り、大阪および関西全域の経済・産業の成長に貢献することを目指していきます。

TTホールの概要
◆ 計画名-大阪城公園屋内音楽堂整備計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城2番の一部
◆ 交通-JR環状線「森ノ宮」駅徒歩7分、Osaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅徒歩5分、JR環状線「大阪城公園」駅徒歩6分、JR環状線「京橋」駅徒歩18分、京阪電鉄「京橋」駅徒歩19分、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩13分
◆ 階数-地上2階
◆ 建築面積-6,373.97㎡(TTホール・SSホール共有面積)
◆ 建築面積-2,304.43㎡(TTホール・SSホール共有面積)
◆ 延床面積-2,969.81㎡(TTホール・SSホール共有面積)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 座席数-702席+車椅子4
◆ 楽屋数-8室
◆ 建築主-大阪城パークマネジメント株式会社(運営 クールジャパンパーク準備株式会社)
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2018年04月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年02月予定

SSホールの概要
◆ 計画名-大阪城公園屋内音楽堂整備計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城2番の一部
◆ 交通-JR環状線「森ノ宮」駅徒歩6分、Osaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅徒歩4分、JR環状線「大阪城公園」駅徒歩7分、JR環状線「京橋」駅徒歩19分、京阪電鉄「京橋」駅徒歩20分、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩14分
◆ 階数-地上2階
◆ 建築面積-6,373.97㎡(TTホール・SSホール共有面積)
◆ 建築面積-2,304.43㎡(TTホール・SSホール共有面積)
◆ 延床面積-2,969.81㎡(TTホール・SSホール共有面積)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 座席数-300席(オールスタンディング400~500人)
◆ 楽屋数-4室
◆ 建築主-大阪城パークマネジメント株式会社(運営 クールジャパンパーク準備株式会社)
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2018年04月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年02月予定


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「位置図」です。玉造筋沿いの南北に大・中・小キャパシティ異なった3館を建設します。北側から「WWホール、TTホール、SSホール」となります。「TTホール、SSホール」は、一体型になります。


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「WWホール TTホール SSホール 全景」です。


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「TTホール 全景」です。


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TTホールの「内観」です。


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TTールの「断面図」です。


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TTホールの「座席表」です。706席(車いすスペース4席含む)となっています。


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「TTホール」の建設現場を北東側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。


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「TTホール」の建設現場を北西側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。


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「COOL JAPAN PARK OSAKA」のロゴです(撮影日2018年10月23日)。


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「SSホール 全景」です。


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SSホールの「内観」です。椅子席最大300席、オールスタンディング400~500人収容と客席が自由に設定できる空間となっています。


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SSールの「断面図」です。


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「SSホール」の建設現場を南東側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。


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「SSホール」の建設現場を南西側から見た様子です(撮影日2018年10月23日)。



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2018年10月25日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年10月23日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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最高部は10階(11FL)まで到達しています。


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南西側から見た様子です。


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換気装置

 西側のゲートが開いていました。「換気装置」が設置されています。この現場は「逆打ち工法」で建設しています。「逆打ち工法」は地下が閉ざされた空間になります。

 そのため重機の排気ガス、自然発生のガス、作業員の呼吸による二酸化炭素、工事による粉塵等が溜まりやすくなります。作業員の安全のために換気装置が必要になります。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地震対策として「制振構造」を採用しています。「制振装置」がたくさん見えます。


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2種類の「制振装置」が並んでいます。上は「制振間柱」のタイプ、下は「ブレース」と「オイルダンパー」を組み合わせたタイプです。


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北東側から見た様子です。


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アール状の部分です。


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「セットバック」した9階(10FL)部分は、外壁で隠されるようです。完成予想図を見てもそのようになっています。風雨にさらされる鉄骨は、このように「亜鉛めっき 」が施されています。



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曽根崎新地一丁目 オープンした「ホテルモントレ ル・フレール大阪(HOTEL MONTEREY LE FRERE OSAKA)」

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-ホテルモントレ ル・フレール大阪-

 「大阪駅前第3ビル」の道路を挟んだ南側の大阪市北区曽根崎新地一丁目に駐車場「タイムズ曽根崎新地第2」がありました。

 この場所にはかつて「ホテルモントレグラスミアハウス」がありましたが、解体されました。跡地には「(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事」が建設されました。「ホテルモントレグラスミアハウス」跡地に「ホテルモントレ」が戻って来ました。

 ホテルの正式名称は「ホテルモントレ ル・フレール大阪(HOTEL MONTEREY LE FRERE OSAKA)」で、客室数345室、2018年8月27日グランドオープンしました。 

 「ホテルモントレ ル・フレール大阪」は、日本の伝統的な「文様」と「あかり」をテーマに落ち着きのあるハイグレードな和をイメージした宿泊特化型ホテルです。
 
ホテルモントレ ル・フレール大阪の概要
◆ 計画名-(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎新地一丁目13番地
◆ 交通-JR「大阪」駅から徒歩約5分、JR東西線「北新地」駅から徒歩約1分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩約5分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅から徒歩約5分、地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩約4分、阪神電車「梅田」駅から徒歩約5分、阪急電車「梅田」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上17階、地下1階
◆ 高さ-64.5m
◆ 敷地面積-1,326.92㎡
◆ 建築面積-1,019.24㎡
◆ 延床面積-13,746.88㎡(容積対象面積12,699.13㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-345室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年12月12日
◆ 竣工-2018年08月
◆ オープン-2018年08月27日(グランドオープン)


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北西側から見た様子です。


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北西側から見上げた様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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「ホテルモントレ ル・フレール大阪(HOTEL MONTEREY LE FRERE OSAKA)」のロゴです。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。



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2018年10月24日 (水)

大阪ビジネスパーク(OBP)に9棟目の高さ100mを超える超高層ビル 地上16階、高さ約118mの「京阪神 OBPビル 新築工事」 建築計画のお知らせ掲示!

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京阪神 OBPビル 新築工事
 「富士通関西システムラボラトリ」と「KDDI大阪第2ビル」の間に富士通の駐車場がありましが、2017年3月1日に「京阪神ビルディング」が富士通から取得していました。

 「京阪神ビルディング」は、大阪地区での「データセンター」の旺盛な需要に応えるため、「大阪ビジネスパーク(OBP)」に、最高水準の安全性・信頼性・効率性を備えたグローバルで通用するデータセンタービル「京阪神 OBPビル 新築工事」を建築する予定です。

 引用資料 京阪神ビルディング(PDF:2018/05/10)
 固定資産の取得(建築)に関するお知らせ 

 読者の方から ”「京阪神 OBPビル 新築工事」に建築計画のお知らせが掲示された!” というメールを複数頂いていたので、取材してきました。地上16階でまさかの高さ100m超えでした!

 「京阪神 OBPビル 新築工事」が完成すると「大阪ビジネスパーク(OBP)」のほぼ全区画が完成する事になります。最終的には、「大阪ビジネスパーク(OBP)」に高さ100mを超える超高層ビルが9棟、90m台が2棟林立する事になります。

京阪神 OBPビル 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目2番7
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-118.03m
◆ 敷地面積-6,673.00㎡
◆ 建築面積-2,821.28㎡
◆ 延床面積-42,690.36㎡(容積対象面積:38,551.53㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-通信機械室、オフィス、駐車場
◆ 建築主-京阪神ビルディング
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 準備工事-2018年04月10日~2019年02月28日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2019年04月15日予定
◆ 竣工-2021年04月15日予定


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南西側から見た様子です。準備工事が行われています。計画名は「(仮称)京阪神 OBPビル 新築工事」です。「鹿島建設」により2018年4月10日~2019年2月28日(予定)で行われています。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「京阪神 OBPビル 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。「塔屋」が1階あるようです。地上16階で、高さがなんと118.03m! これにはビックリです。塔屋等を無視した単純計算ですが、階高はなんと約7.3mもあります!


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建築計画のお知らせの「配置図」です。「外観イメージ」では、半月形もしくは扇形に見えるのですが、両端がアール状になった長方形に近い形状に変更されています。



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堂島のランドマークだった「堂島ホテル」 「(仮称)堂島ホテル建替計画」に建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)
堂島ホテル建替計画-
 大阪・キタの社交場として親しまれた「堂島ホテル」は、老朽化もあって2016年12月27日夜の宴会利用と館内レストランのディナー営業をもって閉館を迎え、32年の歴史に幕を閉じました。

 「堂島ホテル」は、1984年に開業し、1994年には高級ホテルを目指して大幅に改装されました。客室の内装も豪華で、「いつかは泊まりたい憧れのホテル」として定着していました。

 現在は解体工事が行われています。工事名は「堂島ホテル既存建物解体工事」です。工期は、2017年10月02日~2018年10月31日(予定)となっています。

 1週間前に取材したのですが、読者の方から ”「(仮称)堂島ホテル建替計画」に建築計画のお知らせが掲示された!” というメールを複数頂いていたので、再度取材してきました。

(仮称)堂島ホテル建替計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜二丁目1番2
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-55.30m
◆ 敷地面積-1,607.68㎡
◆ 建築面積-1,178.30㎡
◆ 延床面積-14,083.13㎡(容積対象面積12,817.82㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-(未発表)
◆ 建築主-合同会社アール・アンド・ケイ
◆ 設計者-梓設計、戸田建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2017年10月02日~2018年10月31日予定
◆ 着工-2019年01月05日予定
◆ 竣工-2020年12月20日予定


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南東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。地上躯体の解体工事はほぼ終わっています。解体工事の工期は、2017年10月02日~2018年10月31日(予定)となっています。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)堂島ホテル建替計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。下層階は「堂島ホテル」の雰囲気を継承した重厚なデザインになると言われていましたが、そうはならないようです。ただし、1階の階高は高いです。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年10月23日 (火)

高さの最高限度195mの「堂島二丁目特定街区」 旧電通ビル既存建物解体工事 2018年10月16日の状況

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-旧電通ビル既存建物解体工事-

 日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。

 「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。

 現在は「旧電通ビル既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年3月20日~2019年2月28日(予定)となっています。

大阪都市計画特定街区の決定(堂島二丁目特定街区) 
 「堂島二丁目」において、 国際競争力の強化に資する宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入、にぎわい施設と一体なった緑や文化と触れ合える高質な歩行者空間の整備とあわせて、良好な環境と健全な形態を有する建築物の建設及び有効な空地を確保する等により、適正な街区を形成します。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2018/08/30)
 報道発表資料 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します

 主要用途は東京建物の「ブリリア」を冠する共同住宅ですが、宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入により容積率が割り増しされて、容積率の最高限度が1,200%となります。

 敷地地面積約4,830㎡×1,200%=約57,960㎡ですが、容積対象外面積も含めると8万㎡~9万㎡クラスの超高層ビルが建設可能です。

電通大阪ビル
の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島二丁目4-5
◆ 階数-地上13階、塔屋1階、地下2階
◆ 敷地面積-約4,830㎡
◆ 建築面積-約1,716㎡
◆ 延床面積-約22,866㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-電通
◆ 設計者-槇文彦+株式会社槇総合計画事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1983年03月
◆ 解体工事-2018年03月20日~2019年2月28日予定


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「堂島二丁目特定街区」の範囲です。高さの最高限度は195mとなっています。


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「特定街区を決定する区域」です。


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下層階を北東側から見た様子です。敷地形状は長方形の理想的な形状をしています。敷地面積も約4,830㎡と結構な広さです。


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南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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下層階を南西側から見た様子です。西隣の「新藤田ビル」が敷地に余裕を持って建てられているので、クリアランスが結構あります。


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解体工事の工事名は「旧電通ビル既存建物解体工事」です。解体工事の工期は、2018年3月20日~2019年2月28日(予定)となっています。



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西梅田 地上18階、高さ約70mの複合ビル「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」 2018年10月16日の状況

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-新サンケイビル解体工事-

 大阪市北区梅田二丁目に「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」がありましたが、閉鎖されての解体工事が行われています。

 解体工事の工事名は「新サンケイビル解体工事」で、「竹中工務店」の施工により行われています。解体工事の工期は、「労災保険関係成立票」によると、2018年2月1日~2019年1月31日(予定)となっています。

● (仮称)新サンケイビル立替プロジェクト
 
跡地には、地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ69.745m、延床面積16,961.30㎡のホテル、オフィス、店舗で構成される複合ビル「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」が建設されます。

(仮称)新サンケイビル立替プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田二丁目33-1、33-2、34-1、34-8(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」徒歩3分、JR東西線「北新地駅」徒歩5分・「大阪駅」徒歩6分、阪神電鉄本線「阪神梅田駅」徒歩6分
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-69.745m
◆ 敷地面積-1,738.29㎡
◆ 建築面積-1,052.62㎡
◆ 延床面積-16,961.30㎡(容積対象面積15,303.81㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、店舗
◆ 建築主-サンケイビル
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2018年02月01日~2019年01月31日予定
◆ 着工-2019年02月01日予定
◆ 竣工-2020年09月30日予定


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一つのビルに見えますが、南東側は「サンケイビル別館」です。「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」の解体工事が行われています。


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「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年10月22日 (月)

「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を6階分増築して地上13階に! (仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場 2018年10月16日の建設状況

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-(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場-

 JR大阪駅近くの「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を地上13階てに増築します。既存の駐車場の上に、6階分(延床面積15,790.79㎡)を上乗せして、延床面積35,501.05㎡に増床します。

 計画名は「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」で、用途は「自動車車庫(駐車場)、オフィス」となっています。「 梅田3丁目計画(仮称)」が始まると、「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」が閉鎖されるので、そのための対策だと思われます。

(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19-10の一部、梅田三丁目141-1の一部
◆ 階数-地上13階、地下0階
◆ 高さ-最高部44.785m
◆ 敷地面積-7,121.21㎡
◆ 建築面積-2,910.37㎡(施設全体)、2.55㎡(計画部分)
◆ 延床面積-35,501.05㎡(施設全体)、15,790.79㎡(計画部分)
◆ 容積率対象面積-28,400.84㎡(施設全体)、12,632.63㎡(計画部分)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-自動車車庫(駐車場)、オフィス
◆ 建築主-大阪ターミナルビル、JR西日本(西日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-大阪ステーションシティ駐車場棟増築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、その他)
◆ 着工-2018年04月01日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。撮影日は、9階の「南館テラスガーデン」がまた閉鎖されていました。何かあったのでしょうか?


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アップです。


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最高部です。


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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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アップです。


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撮影日が上記の写真より1週間前ですが、梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です(撮影日2018年10月9日)。


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アップです(撮影日2018年10月9日)。


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「クローラークレーン」で、「鉄骨建方」を行っています(撮影日2018年10月9日)。


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「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part5・南1工区 2018年10月9日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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南1工区

 「南1工区」の範囲です。施工範囲417mで、「大林組・淺沼組JV」」の施工により行われています。「なにわ筋線」が北側に分岐する部分の施工も含まれている事が分かります。


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南1工区
 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「南1工区」です。「南1工区」は、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。


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「南1工区」の北東側です。


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「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」の前あたりです。


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「乗入れ構台」の部分は「駅部工区」です。それより先が「南1工区」となります。


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「南1工区」の中央です。


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「南1工区」の南西側です。「日通ビル(日本通運大阪支店)」は、大阪市中津五丁目に移転後に解体されます。現在、中津五丁目では「日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事」が行われています。



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2018年10月21日 (日)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part4・駅部工区 2018年10月9日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


Kita1511053_3
区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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駅部工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。この季節の晴れた日は、ガラスへの写り込みが酷くて絶望的です・・・

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります。


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横断している「乗入れ構台」のあたりが、「北3工区」と「駅部工区」の境目だと思われます。


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「駅部工区」の北側部分です。


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「駅部工区」の南側部分です。「迂回路」の地下でも工事が行われています。


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「乗入れ構台」の部分までが「駅部工区」です。それより先は「南1工区」です。「南1工区」は、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。



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東京の高級ホテル「パレスホテル」が進出 (仮称)堂島浜プロジェクト 2018年10月16日の建設状況

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討していましたが、「関電不動産開発」と「パレスホテル」は、定期建物賃貸借予約契約を締結しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/06/14)
 大阪市北区堂島浜におけるホテル開発のお知らせ

 1階~13階が客室数212室のホテル、14階~16階が総戸数27戸の高級賃貸 レジデンスの複合施設となります。2020年3月末竣工、初夏の開業を目指します。

 「パレスホテル」は、宿泊主体型の新ブランドを創設し、施設はコンパクトでありながらも洗練されたデザインとサービスで、国内外のゲストに上質で快適なホテルステイを提供します。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番地(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩7分、JR東西線「北新地」駅より徒歩5分、京阪電鉄中之島線「大江橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-212室
◆ 総戸数-27戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ オープン-2020年初夏予定


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年10月20日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2018/10/16 躯体を切断する「ワイヤーソー工法」

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年10月16日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。解体用の「タワークレーン」が2基設置されています。


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建築物等の解体等の作業に関するお知らせ

 「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2018年10月16日 東側です。


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撮影日2018年10月16日 本格的に解体工事が行われています。


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撮影日2018年10月16日 切断面が刃物でスパッと切ったようになっています。


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撮影日2018年10月16日 手前に「コンクリートカッター」が見えます。


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撮影日2018年10月16日
 「ワイヤーソーマシン」で、床面を切断しています。「ワイヤーソーマシン」は、半導体の「インゴット」を1mm程度にスライスして「シリコンウェハ」にする工程でも使用されており、大から小までいろいろな場所で活躍しています。

● ワイヤーソー工法
 「ワイヤーソー工法」は、切断対象物にダイヤモンドワイヤーを環状に巻きつけ高速走行させて切断する工法です。大型コンクリート構造物での大断面切断も容易にでき、しかも騒音・振動・粉じんの発生が少ないのが特徴です。


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撮影日2018年10月16日 「Ⅰ期工事」は「コンクリートカッター」などで切断しながら解体しましたが、「Ⅱ期工事」は重機も併用しています。


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撮影日2018年10月16日 再資源化出来る「鉄筋」などが集められています。


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撮影日2018年10月16日 東側のタワークレーンは「開口部」以外に、「Ⅰ期棟」との隙間からも地上に降ろしていました。


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撮影日2018年10月16日 「Ⅰ期棟」の壁に衝突させないように、時間をかけてメチャメチャ慎重に降ろしていました。


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撮影日2018年10月16日 塔屋部分です。


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撮影日2018年10月16日 切断面が刃物でスパッと切ったようになっています。


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撮影日2018年10月16日 西側から見た様子です。


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撮影日2018年10月16日 建物北側です。


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撮影日2018年10月16日 「ボーリングマシン」2基が本格稼働していました。



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堂島のランドマークだった「堂島ホテル」 堂島ホテル既存建物解体工事 2018年10月16日の状況

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堂島ホテル既存建物解体工事-
 大阪・キタの社交場として親しまれた「堂島ホテル」は、老朽化もあって2016年12月27日夜の宴会利用と館内レストランのディナー営業をもって閉館を迎え、32年の歴史に幕を閉じました。

 「堂島ホテル」は、1984年に開業し、1994年には高級ホテルを目指して大幅に改装されました。客室の内装も豪華で、「いつかは泊まりたい憧れのホテル」として定着していました。

 現在は解体工事が行われています。工事名は「堂島ホテル既存建物解体工事」です。まだ具体的な発表はありませんが、跡地に約300室のホテルを建設します。外資系の高級ブランドの誘致を検討しており、2020年に開業する予定です。

 ホテルは、フランスホテルチェーン「ACCORHOTELS(アコーホテルズ)」による 「PULLMAN(プルマン)」の出店がウワサされています。「プルマン」は、2018年10月1日に日本初出店となる「プルマン東京田町」をオープンしています。


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南東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。地上躯体の解体工事はほぼ終わっています。


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北西側から見た様子です。


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プルマン東京田町
 「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めています。街区名称は「msb Tamachi(ムスブ田町)」です。

 街区内に、フランスホテルチェーン「ACCORHOTELS(アコーホテルズ)」による 「PULLMAN(プルマン)」が日本初出店しました。客室数143室の「プルマン東京田町」は、2018年10月1日にオープンしました。


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「PULLMAN(プルマン)」のロゴです。



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2018年10月19日 (金)

空港は楽しい! 設備の名称や役割が分かると空港が更に楽しくなる! Part1・VOR/DME編

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-航空保安無線施設等-
 私は中学校1年からの「軍事ヲタ」です。陸・海・空共に好きですが、特に第二次世界大戦以降(1939年以降)の航空機は超高層ビルよりも詳しいかも知れません。

 その関係で民間航空機も大好きです。更にその関係で、空港の航空保安無線施設等の施設にも非常に興味があります。今回はちょっとオタッキーな話になりますがご容赦下さい。

 飛行機で、スマホを利用するには電波を発さない状態(機内モード)にしておく必要があります。機内モードなので、インターネット、通話ができません。

 そのため、景色が面白くない「タキシング(航空機が自らの動力で地上を移動すること)」中は、特にヒマなので寝ている方も多いです。しかし、空港の設備の名称や役割が分かると、タキシング中に見る景色も非常に楽しくなります。

● VOR/DME(ヴォルデメもしくはボルデメと読みます)
 
空港の非常に重要な施設に「VOR/DME(ヴォルデメもしくはボルデメと読みます)」があります。基本的に空港には1基設置されています(成田国際空港のみ2基)。

 「VOR(VHF Omnidirectional Range):超短波全方向式無線標識」は、放射状に広がる方位信号を発信する地上無線局のことです。航空機がどの方向にいるかを知ることが出来ます。
 「DME(Distance Measuring Equipment):距離情報提供装置」は、航空機と地上局との距離を測定する事が出来ます。多くの場合「VOR」と「DME」は併設されています。

 下記の「神戸空港」の写真を見ればよく分かりますが、円周状に設置されている多数の白いレドームが「VOR」で、中央に立つ赤いアンテナが「DME」です。

 「VOR/DME」は、単に空港を離着陸する航空機ばかりでなく、上空や周辺を飛行する航空機に対しても重要な位置情報を提供しています。
 日本上空および日本周辺上空の航空路の通過点や合流点としても「VOR/DME」は非常に重要なポイントとなるため、日本全土に網の目のように張り巡らされています。


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VOR/DME等の概要

 引用資料 国土交通省(PDF)
 VOR/DME等の概要


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VOR/DME等配置図

 引用資料 国土交通省(PDF)
 VOR/DME等配置図

 基本的に空港には1基設置されています。「成田国際空港」のみ例外的に2基(成田VOR/DME、北総VOR/DME)設置されています。


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八尾VOR/DME

 「八尾空港」の「八尾VOR/DME」です。「VOR/DME」は、すぐ近くで見るのは難しいですが、「八尾VOR/DME」はすぐ近くで見る事が出来ます。1995年8月から運用開始されました。


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関西VOR/DME

 「関西国際空港」の「関西VOR/DME」は、「関空展望ホール スカイビュー」からちょっと離れた場所にあり、角度的にも認識が難しいです。

 関西VOR/DME → Googleマップ(衛星写真)


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神戸VOR/DME
 「神戸空港」の「神戸VOR/DME」です。ターミナルビル4階送迎デッキの真正面に見えます。2006年2月の開港と同時に運用開始されました。


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大阪VOR/DME(移転)
 「大阪国際空港(伊丹空港)」にあった「大阪VOR/DME」です。有名な「32L」真下の通称「千里川土手」から滑走路の東側に見えました。航空機の中からも「32L」側から離着陸する場合はよく見えました。

 しかし、Googleマップの衛星写真を見てもこの場所に「大阪VOR/DME」は見当たりません。調べてみると「大阪VOR/DME」は廃止されたようです。

 かつて「大阪VOR/DME」があった場所
 Googleマップ(衛星写真)

● 大阪VOR/DMEの移転先

 読者の方から「大阪VOR/DME」が、伊丹空港の北西側の ”34°48'20.1"N 135°24'13.1"E” に移転しているとメールを頂きました。ありがとうございました。

 新たに「大阪VOR/DME」を設置した場所
 Googleマップ(衛星写真)

 川西市の「自衛隊阪神病院」の真南に移転しています。「大阪国際空港(伊丹空港)」の敷地内から移転した理由を調べてみましたが、分かりませんでした。



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大阪駅前地下道改良事業 スカイウォークに「エレベーター」を設置 2018年10月16日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「スカイウォーク」から見た様子です。


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「スカイウォーク」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。


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「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」から見た様子です。


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引いて見た様子です。



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2018年10月18日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018年10月16日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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一番西側のタワークレーンも「フロアクライミング」が終わりました。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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最高部は10階(11FL)まで到達しています。


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「セットバック」した9階(10FL)部分は、外壁で隠されるようです。完成予想図を見てもそのようになっています。風雨にさらされる鉄骨は、このように「亜鉛めっき 」が施されています。


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南西側から見た様子です。


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南西側の隙間部分です。隙間部分は、「ブレース」の向きを見ると「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」側から吊っている構造になっている事が分かります。


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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北面でも「全面石張り(石材打ち込みのPCカーテンウォール)」の外壁の取り付けが始まりました。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地震対策として「制振構造」を採用しています。これは、「制振間柱」のタイプの「制振装置」です。

 2基並べて設置されていますが、内部に「オイルダンパー」らしきものが見えます。制振間柱のこの部分で「地震エネルギー」を吸収するようです。


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北東側から見た様子です。


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アール状の部分です。


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南東側の隙間部分です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part3・北3工区 2018年10月9日の建設状況 

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区
 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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「北3工区」の南側です。


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「北3工区」の南側を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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北側です。「土留め壁」を支える「切梁」の色を上と下で変えています。


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底では鉄筋の配筋が行われています。


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南側です。横断している「乗入れ構台」のあたりが、「北3工区」と「駅部工区」の境目だと思われます。


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北3工区の未着工だった区間

 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて本格的に工事が始まりました。しかし、撮影時は工事が行われていませんでした。


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「北3工区」の北側です。


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「北3工区」の北側を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。



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2018年10月17日 (水)

訪日外客数 「関西国際空港」の驚異的な復旧により、関西への影響は限定的 10月9日以降は前年比約100~120%で推移!

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-訪日外客数(2018年9月推計値)-
 
「日本政府観光局(JNTO)」は昨日(10月16日)に、2018年9月の訪日外客数を発表しました。「台風第21号」や「北海道胆振東部地震」の影響により、2017年9月の228万人を約12万人下回る前年同月比5.3%減の216万人でした。2018年1月~9月の累計では、前年比10.7%増の2346万8500人となっています。

 2013年1月以来、5年8か月ぶりに訪日外客数が前年同月を下回りました。「台風第21号」の影響による関西国際空港の閉鎖や「北海道胆振東部地震」の影響による新千歳空港の閉鎖等により、航空便の欠航や旅行のキャンセルが発生しました。

 訪日外客数の約7割を占める東アジア市場においては、関西、北海道への訪問者も多く、これにより東アジア市場から両地域への訪日需要が停滞したことが、訪日外客数全体が前年同月を下回る一因となりました。

● 5.3%減に収まったのが逆に凄い!
 2013年1月以来、5年8か月ぶりに記録が途切れたのは残念ですが、「台風第21号」や「北海道胆振東部地震」というダブルパンチの中で、5.3%減に収まったのが逆に凄いと思います。私は10%~15%減を覚悟していました。

 そんな中でも、15市場(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で9月として過去最高を記録しました。


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関西国際空港の全面再開
 「産経新聞」の報道ですが、大阪入国管理局関西空港支局によると、2018年9月に「関西国際空港」から入国した外国人は31万200人(速報値)で、昨年同月の57万1020人から46%減少したそうです。

 引用資料 産経新聞(2018/10/16)
 訪日外国人、被災前に回復 関西への影響「限定的」

 「関西国際空港」は、被災後は官民一体となってインバウンドを呼び戻すためのキャンペーンに取り組んできました。こうした努力もあり、「関西国際空港」の旅客便が全面再開した9月21日以降の入国者数は、台風24号の上陸で滑走路が閉鎖された9月30日を除いて順調に回復しています。

 10月9日以降も前年比約100~120%で推移しており、入管関係者は「心配された風評被害の影響もさほど見られないのではないか」と話しています。

 私は、風評被害は2~3ヶ月続くと思っていましたが、驚異的な回復ぶりでですね。まあ考えてみれば、訪日外客数の約7割を占める東アジアの国々も台風の被害をよく受けています。台風の被害は、復旧すれば安心だという実体験もあるので、風評被害が深刻にならなかったのだと思われます。


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インバウンドの復活
 「産経新聞」によると、「阪急百貨店梅田本店」では、「関西国際空港」の被災から1週間程度は免税品売上高が前年から半減しましたが、全面再開後の9月下旬は前年比を上回るまで回復、最終的には9月全体で2割減にとどまったそうです。

 「高島屋大阪店」も9月の免税品売上高は約2割減りましたが、10月は来客数も戻り、順調だそうです。りそな総合研究所では、インバウンド減による関西の消費額への影響は「当初の見立てよりも少ない300億円程度」と分析しています。


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なんばスカイオが2018年10月17日全面開業
 南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。

 「ネーミング総選挙」が行われ、「なんばスカイオ」が1位になり正式決定しました。「なんばスカイオ」は、2018年9月末に竣工し、2018年10月17日に全面開業します。インバウンド増への強力な援軍が新たに加わります。

なんばスカイオの概要
◆ 計画名-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1番60号
◆ 交通-南海「なんば」駅徒歩1分、地下鉄御堂筋線「なんば」駅徒歩2分、近鉄難波線・阪神なんば線「大阪難波」駅徒歩5分、地下鉄四つ橋線・千日前線「なんば」駅徒歩5分~8分
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール・カンファレンス、医療施設
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日
◆ オープン-2018年10月17日(全面開業)
◆ 事業費-約440億円



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「宮古島」と橋で直結 3,000m×60mの滑走路を備える「下地島空港」 下地島空港旅客ターミナル施設の開業日が2019年3月30日に決定!

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-下地島空港-

 沖縄県の「石垣島」は、世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー」が発表した「人気上昇中の観光地ランキング2018」で1位に輝いています。
 私は、亜熱帯の「石垣島」と「宮古島」は日本の宝だと思っており、将来的には国際的なリゾートになると思っています。

 「宮古島」のすぐ西側の「下地島」に3,000m×60mの滑走路を備えた凄い地方空港があるのをご存知でしょうか? 3,000m×60mの滑走路は日本でも数えるくらいしかありません。

 日本国内での機長養成の需要に応えるための「訓練飛行場」として開設されました。航空機の操縦訓練のために、日本の空港では数少ない、滑走路両端に「ILS(Instrument Landing System:計器着陸装置)」が設置されています。

 人口の少ない離島にあったため「訓練飛行場」としての用途しかありませんでしたが、すぐ東側の「伊良部島」を経由して、「宮古島」と接続する「伊良部大橋」が、2015年1月31日に供用開始された事により状況が一変しました。

 「池間島、来間島」の2島はすでに「宮古島」と橋で結ばれていたので、「宮古島」を中心として、「下地島、伊良部島、池間島、来間島」の5島が橋で結ばれました。 

● 下地島空港旅客ターミナル施設
 宮古島には「宮古空港」がありますが、2,000m×45mのため大型機は離着陸出来ません。5島が橋で結ばれた事により、宝の持ち腐れだった「下地島空港」のポテンシャルが一気に高まりました。

 「三菱地所」が、沖縄県宮古島市伊良部地区で整備を進め、「下地島エアポートマネジメント」が運営予定の下地島空港旅客ターミナル施設について、開業日を2019年3月30日(土)に決定するとともに、「ジェットスター・ジャパン」が、成田=下地島間を1日1往復で就航することを決定しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/10/15)
 下地島空港旅客ターミナル施設開業日決定 ジェットスター・ジャパン 成田=下地島路線開設 ~2019年3月30日、下地島空港に新しい旅客ターミナル施設が開業。成田空港からの定期便就航が決定~

 就航により、首都圏から宮古諸島への交通手段の選択肢が増え、国内屈指のリゾート地として人気の高い宮古諸島へ首都圏および海外からさらなる誘客を目指すとともに、宮古諸島から成田空港を経由して海外へ渡航される利用者の利便性も向上します。

 新しく開業する旅客ターミナル施設は、コンセプト「空港から、リゾート、はじまる。」にふさわしく、溢れるリゾート感を体験してもらえるよう設計しました。
 国際線を受け入れる専用施設を設け、利用者のスムーズな入国・出国動線を確保しており、台湾、香港、韓国等からの国際線定期便・チャーター便の誘致も積極的に取り組んでいきます。

下地島空港旅客ターミナル施設の概要
◆ 在地-沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727番地
◆ 階数-地上1階
◆ 敷地面積-約31,580㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造+CLT造(クロス・ラミネイティド・ティンバー)
◆ 空港施設-チェックインカウンター×12箇所、搭乗ゲート×3か所、到着ロビー国際線・国内線各1か所、飲食店2店舗、物販店3店舗(免税店含む)、バス乗り場、タクシー乗り場、レンタカー受付カウンター、ATM


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「位置図」です。「下地島、伊良部島、宮古島、池間島、来間島」の5島が橋で結ばれています。


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「下地島空港 鳥瞰写真(北側より)」です。


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「国内線搭乗待合室 完成予想CG」です。


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「出発ラウンジ・テラス 完成予想CG」です。



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2018年10月16日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part2・北2工区 2018年10月9日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北2工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北2工区」です。「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。


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「北2工区」の北側です。「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から南側が「北2工区」です。高架橋の直下は「北1工区」になります。


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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。


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ちょっと浅いような気がしますが、コンクリートの床面でしょうか?


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「北2工区」の中央部です。


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「北2工区」の南側です。


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北側寄りです。


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中央部です。


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「北2工区」と「北3工区」の境目です。



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地上26階、高さ約83mの「ローレルタワー梅田ウエスト」 2018年10月9日の建設状況

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-ローレルタワー梅田ウエスト-

 大阪市福島区の「シティタワー西梅田」の南側に「近鉄不動産」が、地上26階、高さ83.0mの高層マンション「(仮称)福島区福島7丁目マンション」を建設中です。

 建設場所は、「萬世電機」の本社跡地の敷地面積1,492.84㎡です。正式名称が「ローレルタワー梅田ウエスト」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルタワー梅田ウエスト

ローレルタワー梅田ウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)福島区福島7丁目マンション
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目15番1(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、JR東海道本線・大阪環状線「大阪」駅徒歩11分、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分
◆ 階数-地上26階、地下0階
◆ 高さ-83.0m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-1,492.84㎡
◆ 建築面積-685.39㎡
◆ 延床面積-13,545.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム支承×15基、弾性すべり支承×1基、直動転がり支承×2基、オイルダンパー×6基)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-134戸
◆ 建築主-近鉄不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年03月01日~2016年10月31日
◆ 着工-2017年01月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ 入居開始-2019年03月予定


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)」、地震対策として「免震構造(積層ゴム支承×15基、弾性すべり支承×1基、直動転がり支承×2基、オイルダンパー×6基)」を採用しています。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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最高部です。「塔屋」を構築中です。



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2018年10月15日 (月)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 2018/10/09 Part1・北1工区 仮線の設置がほぼ完了!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北1工区の工区位置図と施工ステップ

 「北1工区」の工区位置図と施工ステップです。「梅田貨物線」の現在線を仮線に切り替えて、現在線跡地に「地下函体」を構築します。


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北1工区
 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北1工区」です。「北1工区」は、「奥村組・鉄建建設JV」の施工により行われています。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から北側が「北1工区」です。


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高架橋の直下も「北1工区」になります。


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バラスト軌道で「仮線」の軌道の整備が行われています。第一段階として「梅田貨物線」を現在の位置から東側の「仮線」に移設します。移動量は最大17mです。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋のすぐ北側です。真新しい「バラスト」が敷かれています。仮線の「軌道」はほぼ完成しています。


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更に北側です。こんな立派に整備されていますが、「仮線」なので最終的には撤去されます。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2018年10月9日の建設状況

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ザ・ファインタワー 梅田豊崎-
 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。すでに全戸完売しています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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前週にUPしたばかりですが、違うアングルなので再度UPします。


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アップです。北隣の「ブランズタワー梅田 North」もかなり高くなってきました。


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最高部です。小さなクレーンのみになりました。



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2018年10月14日 (日)

地上51階、高さ約178mの「(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト」 2018年10月9日の建設状況

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(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト
 営業を終了した「ホテルプラザ」は、「旧ホテルプラザ解体工事」という工事名で、「竹中工務店」により地上躯体の解体工事が行われました。

 敷地面積10,337.43㎡を「積水ハウス、三菱地所レジデンス、東急不動産」など5社が、2016年12月20日に取得しました。持ち分比率は、「積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)」です。

 跡地には、地上51階、塔屋2階、地下1階、高さ約178m、延床面積99,513.16㎡、総戸数は871⼾の巨大な超高層タワーマンション「(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト」が建設中です。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/08/22)
 「(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト」始動 JR 大阪駅周辺最大規模 地上51 階建871 ⼾の複合タワーマンション 「うめきた2 期区域」とみどりでつながり「環境配慮」と「地域のにぎわい」創出を目指す

 公式HP → グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト

 超高層タワーマンションは、「ザ・シンフォニーホール」と道路を挟んで向き合う敷地南西側に整備し、北西部の低層棟と一体的に接続します。「なにわ筋」に面した敷地の東側には、多目的広場を設けます。

(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目2番1(地名地番)
◆ 交通-JR京都線・神戸線・宝塚線・大阪環状線「大阪」駅徒歩14分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩10分
◆ 階数-地上51階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約178m
◆ 敷地面積-10,337.43㎡(登記面積・実測面積)、10,184.84㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-3,950.52㎡
◆ 延床面積-99,513.16㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、多目的広場、商業施設、にぎわい⽂化施設、保育施設、防災備蓄倉庫
◆ 総戸数-871戸、他店舗1区画(非分譲)
◆ 建築主-積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年05月15日
◆ 竣工-2021年07月中旬予定
◆ 入居開始-2022年01月下旬予定


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「緑地広場(多目的広場)」パースです。


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「配置図」です。「なにわ筋」に面して、北側から「ローレルタワー サンクタス梅田、(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト、グランドメゾン新梅田タワー」の3棟の超高層タワーマンションが並ぶ事になりますが、「千鳥配置」にして互いのお見合いを出来るだけ無くすようにしています。


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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「(仮称)グランドメゾン新梅田 タワープロジェクト」の建設現場です。


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アップです。


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超高層棟

 超高層タワーマンションは、「ザ・シンフォニーホール」と道路を挟んで向き合う敷地南西側に建設されます。テント屋根の下で、「鉄筋かご」を組んでいます。奥に「安定液プラント」が見えます。


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「鉄筋かご」が並べられています。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」である事が分かります。「TMB掘削バケット」が1基見えます。


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TMB掘削バケット

 ゲートの隙間から「TMB掘削バケット」が見えました。基礎杭は、竹中工務店が開発した円錐状の節(拡径部)を複数設けた「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」が採用されている可能性が高いです。


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「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」の施工順序です。

 引用資料 一般社団法人 日本建築構造技術者協会(PDF)
 多段拡径場所打ちコンクリート杭工法(TMB杭工法)

● TMB杭工法
 「多段拡径場所打ちコンクリート杭(TMB杭:Takenaka Multi-Belled Pile)工法」は、杭の先端や軸部に節(拡径部)を設けることにより、建物重量(押込み力)に対して高い支持性能を発揮する場所打ちコンクリート杭工法です。

 一般的な場所打杭の1.3倍以上の支持力が確保できるため、超高層建物等の大重量構造物に適しています。さらに、拡径部の効果により、地震時に杭に作用する引抜き力や建物に働く浮力などに対しても高い抵抗力を示します。


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目的広場
 「なにわ筋」に面した敷地の北東側には「多目的広場」が建設されます。「多目的広場」の地下では、既存建物の地下外壁を利用して地下躯体の建設が行われています。この部分は地下駐車場になるのでしょうか?


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低層棟

 北西側には「低層棟」が建設されます。


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社会福祉法人恩賜財団済生会

 病院・診療所や福祉施設などを運営する「社会福祉法人恩賜財団済生会」が、朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地の南東角の土地約3,900㎡を取得しています。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建築計画のお知らせです。



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地上39階、高さ約133mの「グランドメゾン新梅田タワー」 2018年10月9日の建設状況

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グランドメゾン新梅田タワー
 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区を「積水ハウス」が複数の建物を集約化して、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)大淀南2丁目計画」を建設しています。

 正式名称は「グランドメゾン新梅田タワー」です。竣工前ですが、総戸数297戸(非分譲住戸29戸含む)が、全戸完売しています。

グランドメゾン新梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大淀南2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩6分、阪神本線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩9分、JR「大阪」駅徒歩12分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩15分、阪急「梅田」駅徒歩16分
◆ 階数-地上39階、塔屋2階  *店舗部分は地上3階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-2,699.65㎡
◆ 建築面積-1,535.23㎡
◆ 延床面積-36,561.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造  *店舗部分は鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-297戸(非分譲住戸29戸含む)、他非分譲店舗・非分譲事務所9区画
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年01月中旬予定
◆ 入居開始-2019年02月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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最高部です。「ヘリポート」が見えます。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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「なにわ筋」側の下層階はガラスになっています。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。



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2018年10月13日 (土)

新駅設置工事に伴い「日本通運大阪支店」が移転 日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事 2018年10月9日の建設状況

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-日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。

 「南1工区」に「日通ビル(日本通運大阪支店)」がありますが、工事に伴い解体されます。そのため「日本通運大阪支店」は、大阪市中津五丁目に移転します。現在「日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事」が行われています。

日本通運株式会社大阪支店 事務所ビル新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中津五丁目4番10、4番7(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-29.600m
◆ 敷地面積-2,195.72㎡
◆ 建築面積-1,388.82㎡
◆ 延床面積-7,904.13㎡(容積対象面積6,475.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-日本通運
◆ 設計者・監理者-日通不動産
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年12月上旬
◆ 竣工-2018年12月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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建物外観はほぼ完成しています。


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屋上部分です。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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世界遺産「清水寺」近く 歴史的価値ある小学校をホテルへとコンバージョン (仮称)元立清水小学校跡地活用計画 2018年10月に新築着工!

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-(仮称)元清水小学校跡地活用計画-

 京都市は、市民の貴重な財産である学校跡地の活用について、「京都市資産有効活用基本方針」の理念の下、「学校跡地の長期・全面的な活用に関する提案の募集要領」を策定し、民間等事業者の活力を生かした提案を広く募集しています。

 「元清水小学校跡地」については,校舎を改修し外観及び主たる機能を保存したうえで,ホテル又はブライダルを主たる事業として活用を進めるため、公募型プロポーザル方式による契約候補事業者の選定を行い、「NTT都市開発」に決定しています。
 
● 2018年10月に着工!
 「NTT都市開発」は、京都市東山区清水において開発を進めている「(仮称)元清水小学校跡地活用計画」について、2018年10月に新築着工しました。

 引用資料 NTT都市開発(2017/07/13)
  歴史的価値ある小学校をホテルへとコンバージョン 2019年度冬開業予定 元清水小学校跡地活用計画 新築工事着手

 元清水小学校開発プロジェクトは、「NTT都市開発」が開発から経営までを行う初の直営ホテル(運営はプリンスホテルへ委託)となります。歴史情緒溢れる清水の地と、そこで人々の記憶を刻んできた建物にふさわしいホテル名を検討します。

 敷地は「清水寺」へ続く松原通に面しており、敷地周辺は路面店が立ち並び季節や時間を問わず国内外からの観光客で賑わっています。

(仮称)元清水小学校跡地活用計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区清水二丁目204番2他
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 階数-最高部18.2m、軒高13.4m
◆ 敷地面積-7,120.67㎡
◆ 建築面積-約3,400㎡ 
◆ 延床面積-約6,800㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン
◆ 客室数-48室(平均客室面積50㎡以上)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(ホテル運営 プリンスホテル)
◆ 基本設計-東急設計コンサルタント
◆ デザイン監修-工藝社A.N.D.
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年10月
◆ 開業-2019年度冬予定


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「建物外観・芝生広場イメージ」です。小学校が素晴らしいホテルに生まれ変わります。


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「客室イメージ」です。平均客室面積50㎡以上となります。


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「元清水小学校跡地」の所在地は、「清水寺」の参道である「松原通」の北側の好立地です。


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南側の「松原通」に面して「ゲスト動線」が設けられます。


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「(仮称)元立清水小学校跡地活用計画」のの建築計画の概要です。


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「(仮称)元立清水小学校跡地活用計画ホテル」の旅館業施設計画の概要です。



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2018年10月12日 (金)

(仮称)福島7丁目ホテル計画 マリオット・インターナショナルのブティックホテル「モクシー大阪新梅田」 2018年10月9日の建設状況

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モクシー大阪新梅田-
 「マリオット・インターナショナル」と「積水ハウス」は、大阪市福島区福島七丁目にブティックホテル「モクシー大阪新梅田」を2020年秋に開業します。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/05/16)
 国内3カ所目のモクシーブランドとなる『モクシー大阪新梅田』2020年に開業 ~スタイリッシュなインテリアと機能的なデザインを擁する新たなホテルが誕生~

 建設場所は、ライオン大阪本店が入っていた「ライオン大阪ビル」跡地です。概要は、地上14階、塔屋1階、地下0階、客室数288室です。モクシーブランドのホテルは、「モクシー東京錦糸町」、「モクシー大阪本町」に次いで3ホテル目となります。

 「モクシー大阪新梅田」は、積水ハウスがプロジェクトマネジメントを担い、積水ハウスとシンガポールの民間最大の不動産デベロッパーである「ファー・イースト・オーガナイゼーション」が建物を所有します。

モクシー大阪新梅田の概要
◆ 計画名-(仮称)福島7丁目ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目22番1(地番)
◆ 交通-JR「福島」駅徒歩5分、JR「大阪」駅徒歩10分
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-49.405m
◆ 敷地面積-1,389.93㎡
◆ 建築面積-741.45㎡
◆ 延床面積-8,813.40㎡(容積対象面積8,337.69㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン、ミーティングスペース、エクササイズルームほか
◆ 客室数-288室(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 建築主-大阪新梅田特定目的会社(積水ハウス、ファー・イースト・オーガナイゼーション)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2018年09月15日
◆ 竣工-2020年11月30日予定
◆ 開業-2020年秋予定


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「モクシー大阪新梅田」となる「(仮称)福島7丁目ホテル計画」の建設現場を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図兼1階平面図」です。



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大阪環状線福島駅近く 阪神電鉄とJR西日本の共同開発「ホテル阪神アネックス大阪」 2018年10月9日の建設状況

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-(仮称)阪神NK共同ビル-

 「神電気鉄道」と「JR西日本」は、阪神電鉄が所有する大阪市福島区の福島五丁目の土地と、その土地に隣接するJR西日本が所有するの土地を、ホテルと商業施設が入居する複合ビル「(仮称)阪神NK共同ビル」として、初めて共同で一体的に開発しています。

 建設地は、大阪環状線の福島駅からは徒歩3分、阪神本線福島駅からも徒歩6分の好立地にありますが、土地の形状などから、十分な活用が図られていませんでした。

 地上1階~12階はホテルゾーンとなります。入居テナントは「阪急阪神ホテルズ」を予定しています。ビジネス客に加えファミリー客をターゲットに据え、254室の宿泊主体型ホテルとし、近接するホテル阪神と一体的運用を図ります。

 地上1階~3階は商業ゾーンとなります。 入居テナントはエイチ・ツー・オーリテイリンググループである「阪急オアシス」を予定しています。

ホテル阪神アネックス大阪
 ホテルの正式名称は「ホテル阪神アネックス大阪」に決まりました。「ホテル阪神大阪」の別館にあたり、韓国や中国など東アジアからの訪日客を狙います。

 客室単価を本館の「ホテル阪神大阪」より比較的(2,000~3,000 円程度)低く設定することで、よりリーズナブルに利用出来るようにします。

 引用資料 阪急阪神第一ホテルグループ
 「ホテル阪神アネックス大阪」2019年5月開業(予定) 

ホテル阪神アネックス大阪の概要
◆ 計画名-(仮称)阪神NK共同ビル
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目52番1、福島七丁目2番1の一部(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、阪神本線「福島」駅徒歩6分
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-46.13m
◆ 敷地面積-2,583.28㎡(阪神所有分約1,785㎡、JR西日本所有分約799㎡)
◆ 建築面積-1,664.44㎡
◆ 延床面積-11,183.87㎡(容積対象面積10,128.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(地上1階~12階)、物販店舗(地上1階~3階)
◆ 客室数-254室
◆ 建築主-阪神電気鉄道、JR西日本不動産開発
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年10月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年05月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年05月予定



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位置図です。このあたりの「阪神電気鉄道本線」は、1993年9月5日に地下化されました。細長い敷地は当時の軌道跡です。


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「JR福島駅」の南側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年10月11日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/10/09 梅田スカイビルから見ると9階と10階の構造が一目瞭然!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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最高部は10階(11FL)まで到達しています。


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「セットバック」した9階(10FL)部分が分かります。


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アップです。


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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最高部です。


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上から見ると一目瞭然ですね。「セットバック」した9階と10階の構造がよく分かります。


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アップです。


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柱の配置を見るとホテルの範囲が分かります。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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アール状の部分です。「全面石張り(石材打ち込みのPCカーテンウォール)」の外壁の取り付けが急ピッチで行われています。



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阪神高速道路がビルを貫通する「TKPゲートタワービル」に隣接 「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」 2018年10月9日の建設状況

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-アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)-

 大阪市福島区に阪神高速道路がビルを貫通している「TKPゲートタワービル」がありますが、そのすぐ北側に「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」が建設中です。

 「ティーケーピー」は、「アパホテル」とフランチャイズ契約を締結し、2019年5月の開業を目指し、2017年12月19日に起工式を執り行いました。

 引用資料 ティーケーピー(2017/12/19)
 TKP、大阪・梅田に関西初のホテル建設 本日起工式開催! 『アパホテル〈TKP大阪梅田〉』(仮称) 2019年5月開業予定 

アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島五丁目43番7他(地名地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩8分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、大阪市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩13分、JR東西線「新福島」駅徒歩5分、阪神電車「福島」駅徒歩4分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.98m、建築物42.98m
◆ 敷地面積-584.65㎡
◆ 建築面積-357.97㎡
◆ 延床面積-2,593.96㎡(容積率対象面積2,329.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-161室(ダブル160室、ツイン1室)
◆ 建築主-ティーケーピー
◆ 設計者-アパマンション
◆ 施工者-アパマンション
◆ 着工-2017年12月19日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月上旬予定
◆ 開業-2019年05月予定


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「アパホテル<TKP大阪梅田>(仮称)」の建設現場を北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。


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西側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)アパホテル<TKP梅田>新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2018年10月10日 (水)

新たな都市伝説 梅田スカイビルの「3棟連結構想」は現在も生きていた! 3棟連結になるその時こそ、「梅田スカイビル」は完成!

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-梅田スカイビルの3棟連結構想-

 「新梅田シティ」は、「梅田スカイビル」、「ウェスティンホテル大阪」などで構成される大規模複合施設です。梅田貨物駅の西側のダイハツディーゼルや東芝の施設などがあった敷地に建設されました。

 中心となる「梅田スカイビル」は、地上40階、塔屋1階、地下2階、高さ約173mです。「タワーイースト(東棟)」と「タワーウエスト(西棟)」の2棟で構成されています。「梅田スカイビル」は、当初は、3棟連結で考えられましたが、ホテル棟が自立する事になり2棟連結に変更になりました。


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2018年10月7日から営業を再開した「空中庭園展望台」の40階の「屋内展望フロア」に、「梅田スカイビル」のコーナーありました。

 コーナーは、2018年7月2日のリニューアルオープン時に出来たのでしょうか? それとも2018年10月7日の営業再開時に出来たのでしょうか?


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当初考えられていた「3棟連結構想」の模型です。現在とは90度配置が異なり、開口部が東西方向を向いています。


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この完成イメージは、ほぼ30年ぶりに見ました。当時のワクワク感を思い出しました。「3棟連結構想+1棟」の合計4棟の超高層ビルで構成する物凄いプロジェクトでした。バブル期の計画はどれも本当に凄かった!(笑)


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当時のイメージ図です。


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「3棟連結構想」の「空中庭園展望台」です。懐かしいなあ!


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リフトアップ工法

 「梅田スカイビル」のシンボルとも言える「空中庭園展望台」ですが、リフトアップにより設置されました。重量が約5,000トンあるのですが、それでは重すぎてリフトアップが不可能なため、基礎部分1,040トンを地上で組み立てた後に、4ヶ所で各260トンずつ支えてリフトアップしました。毎分35cmとゆっくりリフトアップされ、約7時間かけて最高部まで到達しました。


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3棟連結構想

 「3棟連結構想」のパネルです。バブル期の「3棟連結構想」の説明だと思って、奇麗に撮影しませんでした。家に帰ってパネルの説明を読んでビックリ仰天しました!


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3棟連結構想は現在も生きていた!
 なんとの「3棟連結構想」は現在も生きていました! 奇麗に撮影しなかったのでボケボケですが、なんとか読めると思います。次回行った時に奇麗に撮影します。


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敷地北側の花野・新里山が建設予定地!

 3棟目の建設予定地です。現在の配置図になっています。バブル期の「3棟連結構想」とは配置がかなり異なりますが、敷地北側の「花野・新里山」が3棟目の建設予定地となっています。実現するかは分かりませんが、是非とも実現して欲しいです!



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梅田スカイビル 「空中庭園展望台」の屋内展望フロアが営業を再開 想像以上に「台風21号」の被害は凄かった!

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-梅田スカイビル-
 
新梅田シティ」は、「梅田スカイビル」、「ウェスティンホテル大阪」などで構成される大規模複合施設です。梅田貨物駅の西側のダイハツディーゼルや東芝の施設などがあった敷地に建設されました。

 中心となる「梅田スカイビル」は、地上40階、塔屋1階、地下2階、高さ約173mです。「タワーイースト(東棟)」と「タワーウエスト(西棟)」の2棟で構成されています。

 頂部が連結されており、円形の「空中庭園展望台」が設けられています。屋上にある屋外の「空中庭園展望台」からは、360度の眺望が楽しめます。
 その独特の形状は周囲から非常に目立ち大阪のランドマークとなっています。1995年には、「第36回BCS賞」を受賞しています。

梅田スカイビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番20他
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩9分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩9分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部173.05m、軒高167.50m
◆ 敷地面積-41,782.75㎡(新梅田シティ全体)
◆ 建築面積-13,732.09㎡(新梅田シティ全体)
◆ 延床面積-216,308.48㎡(新梅田シティ全体)、135,216.84㎡(梅田スカイビル)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-積水ハウス、東芝、ダイハツディーゼル
◆ 設計者・監理者-原広司+アトリエ・ファイ建築研究所、木村俊彦構造設計事務所、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店・鹿島建設・青木建設共同企業体
◆ 着工-1990年06月29日
◆ 竣工-1993年03月25日
◆ オープン-1993年04月


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空中庭園展望台

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」は、1993年の開業から25年を迎え、展望台の全フロアの改装工事を行いました。白色を基調にした内装に一新されています。

 2018年7月2日にリニューアルオープンしました。残念ながら7月2日から大人の入場料が1,000円から1,500円に値上げされました。さすがに1,500円では気軽に入れません・・・

● 台風21号の影響で臨時休業
 「空中庭園展望台」は、2018年9月4日の「台風21号」による影響のため点検及び復旧作業のため臨時休業していました。2018年10月7日から営業を再開しました。

 現在、「空中庭園展望台」の屋上階(屋上)は、「台風21号」による影響のため、復旧作業を行っています。当面は40階の「屋内展望フロア」のみの営業になります。


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2018年10月7日から営業を再開した40階の「屋内展望フロア」です(撮影日2018年10月9日)。


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屋上階(屋上)は、「台風21号」による影響のため、復旧作業を行っています(撮影日2018年10月9日)。


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台風21号は想像を絶する強風だった!
 2018年9月4日の「台風21号」では、大阪市では最大瞬間風速47.4mを観測、45m以上を観測するのは半世紀ぶりでした。「梅田スカイビル」も各部でガラス破損など大きな被害を受けました(撮影日2018年10月9日)。

 日経×TECH(2018/09/05) 複数枚の写真あり
 2018年台風21号梅田スカイビルのガラスも破損、想定超えた強風の爪跡


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アルミカーテンウォールは特注品?

 割れたガラスの部分のアップです。仮に塞がれています。台風から1ヶ月以上経過しましたが、仮設のままです。開業から25年が過ぎており、1枚だけの「アルミカーテンウォール」の交換になるので、特注で製作する必要があるので時間がかかるのだと思われます(撮影日2018年10月9日)。


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「タワーイースト」と「タワーウエスト」を結ぶ「空中庭園展望台」への通路です。足場を組んで復旧作業を行っています。この部分は両棟の「風の通り道」に「ビル風」が加わって猛烈な風が吹いたと思われます(撮影日2018年10月9日)。


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「タワーイースト」と「タワーウエスト」を結ぶ「空中庭園展望台」への通路を内部から見た様子です(撮影日2018年10月9日)。


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この部分は「カラーコーン」で閉鎖れていました(撮影日2018年10月9日)。



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2018年10月 9日 (火)

名古屋市 日本の銀行再編の生き字引「三菱UFJ銀行名古屋ビル(旧東海銀行本店)」 建て替えのために解体工事に着手!

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三菱UFJ銀行名古屋ビル-
 「東海銀行本店」は、1961年に竣工しました。1962年には「BCS賞」を受賞しています。東海地区唯一の都市銀行であった「東海銀行」の本店ビルとして長らく使用されました。

 2002年の「三和銀行」との合併後は、「UFJ銀行本店」として、2006年に「東京三菱銀行」に吸収合併されされた後は、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」して使用されました。正に日本の銀行再編の生き字引のような建物です。

● 三菱UFJ銀行名古屋ビルの解体工事に着手!
 
「三菱UFJ銀行名古屋ビル」は建て替えられます。街区の西側に建設された「広小路クロスタワー」に「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。

 「三菱UFJ銀行」は、建て替えに向け、「三菱UFJ銀行名古屋ビル」の解体工事に着手しました。名称は「(仮称)N3計画解体工事」で、施工者は大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業JVです。

 建設通信新聞(2018/10/01)  
 名古屋ビル建て替え/解体は大林組JV/三菱UFJ銀行

 解体後に建設する新施設の規模は、地上10階、地下2階、延床面積約49,000㎡を想定しています。2019年半ばに着工、2021年半ばの完成、2022年上期の供用開始を予定しています。私は超高層ビルが建設されるのかと思っていましたが、既存建物とほぼ同規模の低層のビルなりました。

 旧三和銀行の拠点であった東京と大阪のビルは建て替え済みです。旧東海銀行の拠点も建て替えられると旧UFJ銀行の東京、名古屋、大阪の拠点がすべて消える事になります。

新ビルの概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 延床面積-約49,000㎡
◆ 建築主-三菱UFJ銀行
◆ 解体工事-2018年09月
◆ 着工-2019年半ば予定
◆ 竣工-2021年半ば予定
◆ 供用開始-2022年上期予定


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「三菱UFJ銀行名古屋ビル」を北東側から見た様子です。

三菱UFJ銀行名古屋ビルの概要
◆ 旧称-東海銀行本店、UFJ銀行本店、三菱東京UFJ銀行名古屋ビル
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 延床面積-約50,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-東海銀行
◆ 設計者-日建設計工務
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-1961年03月01日


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「三菱UFJ銀行名古屋ビル」を南西側から見た様子です。南側は幅が狭いです。「三菱UFJ銀行名古屋ビル」は、北側が広い「L字型」の建物です。


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広小路クロスタワー
 三菱地所が100%出資する「名古屋デベロップメント特定目的会社」と「積水ハウス」は、名古屋市中区の旧大和生命ビル跡地に複合ビル「(仮称)錦二丁目計画」を建設しました。

 「(仮称)錦二丁目計画」は、2018年2月28日に竣工しました。地域の新たなランドマークとなる超高層ビル「広小路クロスタワー」が竣工すると共に、地域に親しまれてきた歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」が保存・改修工事を経て生まれ変わりました。

● 三菱UFJフィナンシャル・グループの名古屋本部機能
 「広小路クロスタワー」のオフィス部分には、「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。

広小路クロスタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)錦二丁目計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目20番15号
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩4分、地下鉄東山線・名城線「栄」駅徒歩7分
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階(新棟)、地上6階、塔屋1階、地下1階(保存棟)
◆ 高さ-97.100m(新棟)、28.521m(保存棟)
◆  敷地面積-4,581.79㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,373.80㎡(新棟)、989.99㎡(保存棟)
◆ 延床面積-45,410.13㎡(新棟)、4,956.82㎡(保存棟)
◆  構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-名古屋デベロップメント特定目的会社(三菱地所が100%出資)、積水ハウス
◆ 設計者・監理者-(新棟)三菱地所設計、竹中工務店、(保存棟)三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2015年08月01日~2016年02月29日
◆ 着工-2016年03月01日(新棟)、2016年06月(保存棟改修工事)
◆ 竣工-2018年02月28日
◆ オープン-2018年03月20日(グランドオープン)、2018年06月11日(三菱UFJフィナンシャル・グループの名古屋本部機能が移転)



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名古屋市 竣工した「広小路クロスタワー」 「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が移転!

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広小路クロスタワー
 三菱地所が100%出資する「名古屋デベロップメント特定目的会社」と「積水ハウス」は、名古屋市中区の旧大和生命ビル跡地に複合ビル「(仮称)錦二丁目計画」を建設しました。

 「(仮称)錦二丁目計画」は、2018年2月28日に竣工しました。地域の新たなランドマークとなる超高層ビル「広小路クロスタワー」が竣工すると共に、地域に親しまれてきた歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」が保存・改修工事を経て生まれ変わりました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/03/01)
 伏見・栄エリアにおける新たなランドマークの誕生 「広小路クロスタワー」竣工、「旧名古屋銀行本店ビル」保存・改修工事完了 -超高層ビルの新築と、歴史的建築物の保存・活用による再開発プロジェクトが竣工-

 両ビルには、新業態を含む5つの商業店舗が2018年3月20日にグランドオープンしました。「広小路クロスタワー」の1階・2階には4つの商業店舗(カフェ・物販、レストラン、スパ等)がオープンしました。

 「旧名古屋銀行本店ビル」には、Plan・Do・See・Tokai がレストラン、ウエディング・パーティー会場を備えた「THE CONDERHOUSE」をオープンしました。

 「広小路クロスタワー」のオフィス部分には、「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。

広小路クロスタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)錦二丁目計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目20番15号
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩4分、地下鉄東山線・名城線「栄」駅徒歩7分
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階(新棟)、地上6階、塔屋1階、地下1階(保存棟)
◆ 高さ-97.100m(新棟)、28.521m(保存棟)
◆ 敷地面積-4,581.79㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,373.80㎡(新棟)、989.99㎡(保存棟)
◆ 延床面積-45,410.13㎡(新棟)、4,956.82㎡(保存棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-名古屋デベロップメント特定目的会社(三菱地所が100%出資)、積水ハウス
◆ 設計者・監理者-(新棟)三菱地所設計、竹中工務店、(保存棟)三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2015年08月01日~2016年02月29日
◆ 着工-2016年03月01日(新棟)、2016年06月(保存棟改修工事)
◆ 竣工-2018年02月28日
◆ オープン-2018年03月20日(グランドオープン)、2018年06月11日(三菱UFJフィナンシャル・グループの名古屋本部機能が移転)

(備考) 延床面積はニュースリリースでは、「広小路クロスタワー」が約44,243㎡、「旧名古屋銀行本店ビル」が約4,875㎡となっています。


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「位置図」です。東側が「広小路クロスタワー(新築工事)」、西側が「旧名古屋銀行本店ビル(保存・改修工事)」です。


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「広小路クロスタワー」の下層階を南東側から見た様子です。


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街区南側の歩道です。


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街区東側の歩道です。


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「広小路クロスタワー」を北東側から見た様子です。


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「広小路クロスタワー」の下層階を北東側から見た様子です。


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「広小路クロスタワー」を南西側から見た様子です。


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「広小路クロスタワー」の下層階を南西側から見た様子です。


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「広小路クロスタワー」と「旧名古屋銀行本店ビル」の境目です。


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「旧名古屋銀行本店ビル」を南東側から見た様子です。「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため、商業店舗として保存・活用されました。


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「旧名古屋銀行本店ビル」を正面から見た様子です。築90年以上の歴史建築物を、建物本体及び外装は最大限現況を活かしつつ、保存・改修工事を実施しました。


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「旧名古屋銀行本店ビル」を南西側から見た様子です。


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外壁はピカピカに美装化されています。


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街区を南西側から見た様子です。



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2018年10月 8日 (月)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North 2018年10月3日の建設状況

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.69㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年01月下旬予定
◆ 入居開始-2020年03月下旬予定 


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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南西側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。 竣工が2019年11月下旬予定 → 2020年1月下旬予定に、入居開始が2020年2月下旬予定 → 2020年3月下旬予定に変更になっています。

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かなり高くなってきました。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2018年10月3日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。すでに全戸完売しています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た下層階の様子です。


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竣工前ですが、すでに全戸完売しています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南側から引いて見た様子です。


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最高部です。小さなクレーンのみになりました。



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2018年10月 7日 (日)

「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を6階分増築して地上13階に! (仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場 2018年10月3日の建設状況

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-(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場-

 JR大阪駅近くの「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を地上13階てに増築します。既存の駐車場の上に、6階分(延床面積15,790.79㎡)を上乗せして、延床面積35,501.05㎡に増床します。

 計画名は「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」で、用途は「自動車車庫(駐車場)、オフィス」となっています。「 梅田3丁目計画(仮称)」が始まると、「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」が閉鎖されるので、そのための対策だと思われます。

(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19-10の一部、梅田三丁目141-1の一部
◆ 階数-地上13階、地下0階
◆ 高さ-最高部44.785m
◆ 敷地面積-7,121.21㎡
◆ 建築面積-2,910.37㎡(施設全体)、2.55㎡(計画部分)
◆ 延床面積-35,501.05㎡(施設全体)、15,790.79㎡(計画部分)
◆ 容積率対象面積-28,400.84㎡(施設全体)、12,632.63㎡(計画部分)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-自動車車庫(駐車場)、オフィス
◆ 建築主-大阪ターミナルビル、JR西日本(西日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-大阪ステーションシティ駐車場棟増築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、その他)
◆ 着工-2018年04月01日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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グランフロント大阪9階の「南館テラスガーデン」から見た様子です。


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アップです。


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「鉄骨建方」の様子です。


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「クローラークレーン」で、「鉄骨建方」を行っています。


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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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アップです。


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「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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アップです。


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「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。



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天神ビッグバンを推進 イオンショッパーズ福岡店 地上5階~8階部分を再開発に伴う一時移転先のオフィススペースとしてリニューアル!

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-イオンショッパーズ福岡店-

 「イオン九州」と「福岡地所」は10月2日に、福岡市の天神北部の商業施設「イオンショッパーズ福岡店」の一部を都心再開発事業「天神ビッグバン」のビル建て替えに伴う一時移転のためのオフィスフロアとして活用する計画を発表しました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2018/10/02)
 新たな空間で天神ビッグバンを推進 イオンショッパーズ福岡店、オフィス・商業の複合施設へ

 「イオンショッパーズ福岡店」は、地上8階、地下2階です。計画では、地上5階~8階部分を再開発に伴う企業や商業施設の一時移転先フロアとして福岡地所に貸し付け、2019年夏に開業予定です。地下1階~地上4階部分は、イオン側が店舗を再編し、2019年春に先行開業します。

 「天神ビッグバン」は、約30棟のビル建て替えを2024年末までに促す事業ですが、現在の入居テナントの一時移転先確保が再開発の課題となっています。
 福岡地所は、「大規模なテナント移転の受け皿ができることで間に合うプロジェクトが一気に増える」と語りました。


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「イオンショッパーズ福岡店」はリニューアルにより、地上5階~8階部分がオフィスフロアとなります。


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創出されるオフィススペースは、地上5階~8階の総オフィス床面積3,518坪という、天神地区でも有数の規模となります。


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「イオンショッパーズ福岡店」の位置図です。下記の「天神明治通り地区」の北側に位置します。


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天神明治通り地区
 「国家戦略特区」として福岡市において認められている、「航空法高さ制限のエリア単位での特例承認」について、「天神明治通り地区」において更なる特例承認が認められるとともに、新たにウォーターフロント地区が追加されることになりました。

引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2017/09/26)
 『天神明治通り地区』と『ウォーターフロント地区』における航空法高さ制限が緩和されました!

これによって、シンボリックなビル建設、建物低層部のゆとりある空間(広場、歩行空間等)の確保や魅力あるまち並みの形成など、プランの自由度が上がり、民間活力を最大限活用したまちづくりが可能となります。

 「福岡市」では、老朽化した民間ビルなどが多く集まる天神地区において、国家戦略特区による規制緩和等を活用し新たな空間と雇用を生み出す「天神ビッグバン」を進めています。



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2018年10月 6日 (土)

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年10月3日の建設状況

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
9月30日に、「大阪城ホール」で開催を予定していた「Perfume(パフューム)」の全国アリーナツアー ”Perfume 7th Tour 2018「FUTURE POP」” 台風24号の影響により中止になりました。

 振替と追加公演が、2019年3月6日(水)と3月7日(木)に決まりました。振替対象公演は3月7日(木)です。今から5ヶ月も先です。もはや2019年のツアーです(笑)。
 「大阪城ホール」はスケジュールがビッシリ詰まっているので、こんなに遅くなるのだと思います。関西には最低でもあと1ヶ所、アリーナ会場を建設が絶対に必要です!

 本題に戻って、児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。デザインが少し変更になっています。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が行われています。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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「拡底バケット」が5基見えます。


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ナックル・パイル?

 グリーンのバケットは、大林組が開発した「ナックル・パイル」を構築するためのバケットのように見えますが、間違っていたらゴメンナサイ・・・

 「ナックル・パイル」は節付き杭で、「グランフロント大阪 南館・タワーA」にも採用されています。竹中工務店が開発した「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」とほぼ同じ工法です。


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ナックル・パイルの施工順序図
 
高層建物は、地震時の転倒モーメント、風荷重などにより、基礎部分となる杭に大きな引抜き力や押込み力が作用します。「節付き杭」は、杭に節を複数付けることにより、押込み時や引抜き時の抵抗力が大幅に増大する高耐力杭となります。

 引用資料 日本建築総合試験所(PDF)
 ナックル・パイルおよびナックル・ウォール工法.



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「安定液タンク」が2基設置されています。


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「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されていました。



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「アーク瓦町ビル(旧:大阪化学繊維会館)」跡地 地上30階、高さ約105mの「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」 「ローレルタワー御堂筋本町」として公式ホームページがオープン!

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-ローレルタワー御堂筋本町-

 大阪市中央区瓦町四丁目に「大阪化学繊維会館」がありました。「大阪化学繊維会館」は「アーク瓦町ビル」に名称変更されました。「アーク瓦町ビル」は、閉鎖されて解体工事が行われました。

 跡地には「近鉄不動産、東急不動産、総合地所」により、 地上30階、地下1階、 高さ101.65mの超高層タワーマンション「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」が建設されます。高さ101.65mは建築物の高さで、塔屋を含めると高さ105mを少し超えるくらいあります。

● 公式ホームページがオープン!
 10月1日に公式ホームページがオープンしました。この段階では「仮称」の場合が多いですが、いきなり「ローレルタワー御堂筋本町」に名称が決定しました。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルタワー御堂筋本町

ローレルタワー御堂筋本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区瓦町四丁目PJ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町四丁目2番1(地番)
◆ 交通-OsakaMetro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-最高部約105m(立面図より推定)、建築物101.65m
◆ 敷地面積-2,175.47㎡(建築確認申請上1,968.22㎡)
◆ 建築面積-1,085.52㎡
◆ 延床面積-24,963.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-241戸
◆ 建築主-近鉄不動産、東急不動産、総合地所
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、長谷工コーポレーション
◆ デザイン監修-イリア
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2017年08月21日~2018年10月10日予定
◆ 着工-2018年08月末日予定
◆ 竣工-2021年02月上旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建設予定地を北西側から見た様子です(撮影日2018年9月19日)。


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「(仮称)中央区瓦町四丁目PJ」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「西立面図」です。高さ101.65mは建築物の高さで、塔屋を含めると高さ105mを少し超えるくらいあります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2018年10月 5日 (金)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2018/10/03 躯体の解体工事が本格的に始まる!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2018年10月3日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。解体用の「タワークレーン」が2基設置されています。


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建築物等の解体等の作業に関するお知らせ

 「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2018年10月3日 角度を変えて見た様子です。


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撮影日2018年10月3日 東側です。


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撮影日2018年10月3日 解体した躯体を東側のタワークレーンで地上に降ろす「開口部」です。


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撮影日2018年10月3日 「コンクリートカッター」で切断した躯体です。


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撮影日2018年10月3日 解体した躯体を西側のタワークレーンで地上に降ろす「開口部」です。


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撮影日2018年10月3日 撤去された「エスカレーター」です。


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撮影日2018年10月3日
 本格的に地上躯体の解体工事が始まりました。「Ⅰ期工事」は「コンクリートカッター」で切断しながら解体しましたが、「Ⅱ期工事」は重機も併用するようです。


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撮影日2018年10月3日 東側の解体用の重機です。「油圧ショベル」にカニバサミのような「コンクリート破砕機」のアタッチメントを取り付けています。


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撮影日2018年10月3日 西側の解体用の重機です。


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撮影日2018年10月3日 塔屋部分です。


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撮影日2018年10月3日 塔屋の最高部です。


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撮影日2018年10月3日 塔屋の西側に「コンクリートカッター」で切断した躯体が並べられています。


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撮影日2018年10月3日 「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」から見た様子です。


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撮影日2018年10月3日 建物北側です。


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撮影日2018年10月3日 「ボーリングマシン」が2基スタンバイしていました。



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「梅小路公園」の隣接地 「日本通運 梅小路倉庫」の跡地 「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店決定!

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-(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路-

 「梅小路公園」周辺は、急速に観光の拠点化が進んでいます。「京都水族館」の開業前までは、ほとんど何も無かったので、凄まじい変化です。

 「三菱地所」と三菱地所グループのホテル事業会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、京都市下京区観喜寺町において「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店を決定しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/10/04)
 ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ、「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店決定   

 建設予定地は、解体工事が行われている「日本通運 梅小路倉庫」の跡地です。「日本通運」が所有する土地に「三菱地所」がホテルを開発し、「ロイヤルパークホテルズ」が経営・運営を行います。開業は2020年秋を予定しています。

 JR嵯峨野線「京都~丹波口」駅間に2019年春に開業を予定している新駅「梅小路京都西」駅から徒歩約1分であり、改札を出て正面に位置する利便性に優れた立地です。

梅小路公園「賑わい施設」
 
「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の西側に隣接して、梅小路公園「賑わい施設」が整備されます。今回の「三菱地所」のニュースリリースで、「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の出店を見越した整備だった事がよく分かりました。

(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路の概要
◆ 所在地-京都府京都市下区観喜寺13番ほか(地番)
◆ 交通-JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅徒歩1分り
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 敷地面積-3,544.24㎡
◆ 延床面積-約10,677㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、飲食施設等
◆ 客室数-約250室
◆ 土地所有者-日本通運
◆ 建物所有者-三菱地所
◆ ホテル経営・運営-ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(三菱地所100%出資)
◆ 着工-2019年春予定
◆ 開業-2020年秋予定


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「広域図」です。


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「日本通運 梅小路倉庫」の解体工事を南西側から見た様子です(撮影日2018年7月31日)。


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「日本通運 梅小路倉庫」の解体工事を南東側から見た様子です(撮影日2018年7月31日)。


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梅小路公園「賑わい施設」
 
「梅小路公園」は、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、その魅力をますます高め、更なる人の流れを生み出すこととされています。

 この間、京都水族館や京都鉄道博物館等の開業を契機に、梅小路公園への来園者数は飛躍的に増えており、今後予定されている「JR梅小路京都西駅」やホテル・商業施設の開業により、来園者数は更なる増加が見込まれます。

 一方で、公園利用者からは、休憩や飲食ができる場所を求める意見が多く寄せられており、このようなニーズはより一層高まっていくと考えられます。

 こうした状況の下、公園利用者の利便性を向上させ、公園及び周辺地域の更なる活性化を図るため、新駅予定地に近接する七条入口広場に、民間事業者からの提案による新たな賑わい施設を設置することとし、施設の整備及び運営を行う事業者を募集します。

 引用資料 京都市情報館(2018/09/07)
 梅小路公園「賑わい施設」の設置に係る公募の実施について

賑わい施設の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町(京都市梅小路公園 七条入口広場東側の敷地) 
◆ 敷地面積-約1,200㎡ 
◆ 募集する施設-(便益施設)飲食店、売店、トイレ、(休養施設)無料の休憩所



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2018年10月 4日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/10/03 「カーテンウォール」の取り付けが始まる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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最高部は10階(11FL)まで到達しています。


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「セットバック」した9階(10FL)部分が分かります。


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西側です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地震対策として「制振構造」を採用しています。これは、「制振間柱」のタイプの「制振装置」です。

 このタイプは横幅が広く、内部に「オイルダンパー」らしきものが2基見えます。制振間柱のこの部分で「地震エネルギー」を吸収するようです。



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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側の隙間部分です。


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隙間部分は1階の柱がまだ構築されていません。「柱」と「梁」を仮設の構造物で支えています。


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北東側から見た様子です。


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アール状の部分です。


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「全面石張り(石材打ち込みのPCカーテンウォール)」の外壁の取り付けが始まりました。


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こちらは一般的な「ブレース」と「オイルダンパー」を組み合わせた「制振装置」です。



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「名古屋テレビ塔」の近く 地上20階、高さ約96mの「東桜一丁目1番地区」 計画提案に係る都市計画の素案の閲覧!

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-東桜一丁目1番地区-

 名古屋市は、NTT都市開発から提出された「東桜一丁目1番地区」の都市計画提案を受理し、2018年10月3日に縦覧を開始しました。

 日刊建設工業新聞(2018/10/04)
 NTT都市開発/東桜一丁目1番地区開発(名古屋市)/都市計画提案の縦覧開始

 都市再生特別地区の指定を受け、地上20階、地下1階、高さ約96mの高層複合ビルを建設します。今後、名古屋市が都市計画案を作成、名古屋市都市計画審議会の承認を得て、正式決定します。

 計画地は、東区東桜1と中区錦3にまたがる約1.6haで、街区内には商業ビル「ブロッサ」とオフィスビル「アーバンネット名古屋ビル」、清水建設が担当し取り壊しを進めている旧住友商事名古屋ビルがあります。

 ビルの地下と1階に店舗が入り、2階以上がオフィスになります。久屋大通側の2~4階部分にテラスを設け、街との一体化を図ります。

東桜一丁目1番地区(高層棟A)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市東区東桜一丁目及び中区錦三丁目の各一部
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-約96m
◆ 地区面積-約16,000㎡
◆ 敷地面積-約1,934㎡(高層棟A)
◆ 延床面積-約30,900㎡(高層棟A)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 基本設計・コンサルタント業務-日建設計
◆ 着工-2019年10月予定
◆ 竣工-2022年内予定


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「計画図」です。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ(2018/10/03)
 計画提案に係る都市計画の素案の閲覧(都市再生特別地区/東桜一丁目1番地区)


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「東桜一丁目1番地区」の拡大です。対象は、街区北西側の旧住友商事名古屋ビル跡地の敷地面積約1,934㎡の「高層棟A」です。


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高層棟B(アーバンネット名古屋ビル)

 高層棟Bは、「アーバンネット名古屋ビル」です。地上22階、塔屋2階、地下3階、高さ(最高部)99.58mで、2005年9月28日に竣工しています。

 「高層棟B」は、高さ93mとなっています。最高部は99.58mあるので、「高層棟A」は最高部が100mを超える可能性が高いです。


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久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業

 名古屋市は、全国初の大規模Park-PFIを導入する「久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業」の契約候補者を三井不動産グループに決定しています。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2018/02/14)
 名古屋市/久屋大通公園Park-PFI/三井不ら4社グループにCC

 三井不動産グループの構成企業は、「大成建設、日建設計、岩間造園」です。「久屋大通公園」のうち「北エリア・テレビ塔エリア」の約5.4haを再生します。

 テレビ塔を中心として南北に通じるシンボリックな景観軸を形成するとともに、テレビ塔が映り込む水盤を設置します。また、くつろぎ、憩いの空間として5広場、1テラス合計10,000㎡を設け、多彩なイベントにも利用します。交流、防災・減災インフラとしての機能も重視し、園内や周囲からの視認性を確保、開放感の高い公園を目指します。

 三井不動産グループは、2019年1月に本格的な整備をスタートさせ、2020年4月に「北エリア」、2020年7月に「テレビ塔エリア」の供用開始を目指します。



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2018年10月 3日 (水)

約8.4haの「洛西口駅西地区区画整理事業」 「阪急洛西口駅西地区まちづくり協議会」が、「京阪電鉄不動産」を開発業者に選定!

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-洛西口駅西地区区画整理事業- 

 京都府向日市の阪急洛西口駅西側の約8.4haにホテルを含む複合商業施設を誘致する計画で、地権者でつくる「阪急洛西口駅西地区まちづくり協議会」は10月1日までに、開発業者に「京阪電鉄不動産」を選定しました。

 「京阪電鉄不動産」は今後、土地の買い取りやホテル以外の施設の業者の誘致に当たり、2026年度のまちびらきを目指します。

 引用資料 京都新聞(2018/10/02)
 京阪電鉄不動産を開発業者に 京都・洛西口駅西商業施設

 3社から提案の申し込みがあり、1社が辞退していました。「京阪電鉄不動産」と、中国地方で商業施設の開発や運営を手掛ける企業の2社について、選考に当たりました。

 「京阪電鉄不動産」が示した構想によると、開発区域の北側を「にぎわいゾーン」と位置付け、ホテルのほか飲食などの各種店舗を設けます。

 南側は落ち着いた環境の「うるおいゾーン」として、病院やオフィスなどの立地を想定します。ホテル複合棟と立体駐車場については、「京阪電鉄不動産」が建設しますが、その他のについては事業者を誘致します。


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「洛西口駅西地区区画整理事業」の位置図です。約8.4haの広大な面積の区画整理事業となります(引用資料・向日市公式ホームページ)。


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「洛西口駅西地区区画整理事業」の予定地です。この日のために「洛西口駅」の高架ホームから撮影しておきました。


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阪急電鉄京都本線の「洛西口駅」の西口です。「洛西口駅」は、2003年3月16日に開業、2013年10月26日に上り線ホームが高架化、2016年3月5日に下り線ホームが高架化しています。


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「洛西口駅」の西口を角度を変えて見た様子です。



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竣工した地上38階、高さ約131mの「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」

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-プレミストタワー大阪新町ローレルコート-

 「大和ハウス工業」と「近鉄不動産」は、出版取次販売会社の「大阪屋」の本社ビルを取得し、跡地に超高層タワーマンションを建設しました。

 概要は、地上38階、地下1階、 高さ130.98m、総戸数298戸(別途、管理事務室(防災センター)1戸、ゲストルーム2戸、スカイビューラウンジ(集会室)1戸、パーティールーム(集会室)1戸、オーナーズラウンジ(集会室)1戸、スタジオジム1戸)となっています。

 正式名称は、大和ハウス工業の「プレミストタワー」+近鉄不動産の「ローレルコート」で、「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」となりました。2018年1月下旬に竣工し、2018年3月下旬に入居開始しました。

プレミストタワー大阪新町ローレルコートの概要
◆ 計画名-(仮称)西区新町タワープロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町二丁目1番2(地番)
◆ 交通-地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋」駅徒歩2分、地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅徒歩10分、地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩6分、地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅徒歩8分、地下鉄御堂筋線・四つ橋線・中央線「本町」駅徒歩10分
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 高さ-130.98m
◆ 敷地面積-2,181.69㎡
◆ 建築面積-1,294.05㎡
◆ 延床面積-34,851.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 総戸数-298戸(別途、管理事務室(防災センター)1戸、ゲストルーム2戸、スカイビューラウンジ(集会室)1戸、パーティールーム(集会室)1戸、オーナーズラウンジ(集会室)1戸、スタジオジム1戸)
◆ 建築主-大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年07月21日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月下旬
◆ 入居開始-2018年03月下旬


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南東側から見た様子です。前回の撮影が2017年4月28日だったので、約1年5ヶ月ぶりでした。快晴の青空をバックに一発卒業するのを狙っていました。


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南東側から見た下層階の様子です。


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基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」です。地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用しています。


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敷地東側の植栽です。


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敷地南側の植栽です。


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「新町南公園」越しに見た様子です。


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すぐ南側が「新町南公園」なので、南側の眺望は将来的にも安泰です。


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南西側から見た下層階様子です。


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北西側から見た下層階様子です。


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北東側から見た様子です。眺望があまり期待出来ない北側にはほとんど部屋がありません。



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2018年10月 2日 (火)

大阪ミナミの中心 もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地 エディオンが「エディオンなんば本店(仮称)」の店舗イメージ公開!

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-エディオンなんば本店(仮称)-
 
京都大学高等研究院特別教授の「本庶佑氏」」が、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。本当におめでとうございます。日本人の快挙は自分の事のようにうれしいです。それにしても「京都大学」の理系は凄いですね!

 本題に戻って、大阪ミナミの「もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発」が動き出しています。物販店舗、飲食店が入る地上9階、地下1階、高さ59.40mの商業ビルを建設します。

 「エディオン」は2019年春にも大阪ミナミの「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」に大型店を開業します。すぐ近くには「ビックカメラなんば店」がありますが、増加が続く「インバウンド(訪日外国人)」向けの品ぞろえを充実させて対抗します。

● エディオンなんば本店(仮称)が2019年初夏オープン!
 10月1日に、「エディオン」から「エディオンなんば本店(仮称)」が、2019年初夏にをオープンすると発表がありました。合わせて、店舗イメージも公開されました。

 引用資料 エディオン(2018/10/01)
 「エディオンなんば本店(仮称)」のオープンについて

 「エディオンなんば本店(仮称)」は、エディオン最大の店舗となる売場面積約15,735㎡です。都市型店舗として、若年層に加え、ファミリー層にも休日に買い物をしながら楽しく過ごす事の出来る空間となります。

 また、難波は「関西国際空港」へのアクセスの良さなどから外国人観光客も非常に多く、訪日外国人にも魅力ある商品を取り揃えます。

エディオンなんば本店(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区難波3丁目新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波三丁目25番2の一部、27番22(地名地番)
◆ 階数-地上9階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-59.40m
◆ 敷地面積-4,225.99㎡
◆ 建築面積-2,928.35㎡
◆ 延床面積-22,995.42㎡(容積対象床面積21,129..74㎡)
◆ 売場面積-約15,735㎡(エディオンなんば本店)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店
◆ 建築主-成信(せいしん)
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年03月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年04月中旬予定
◆ オープン-2019年初夏予定


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「エディオンなんば本店(仮称)」の建設現場です(撮影日2018年9月19日)。


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エントランス部分のイメージの拡大です。


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エントランス部分です(撮影日2018年9月19日)。


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南東側のイメージです。電柱・電線が無いと非常にスッキリしますね!


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東側の通りです。「電線類地中化」が行われる予定です(撮影日2018年9月19日)。



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建築計画のお知らせの「東側立面図」です。下層階の一部に「旧:精華小学校」のファサードのデザインを継承しています。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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江之子島地区まちづくり事業 開院した「日本生命病院(公益財団法人日本生命済生会日本生命病院)」

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-江之子島地区まちづくり事業-

 「江之子島地区まちづくり事業」の敷地は、1874年から1926年まで初代の大阪府庁舎が置かれていた場所です。

 その後は旧:大阪府立産業技術総合研究所として使用されていました。先に東側の「阿波座ライズタワーズ マーク20」が、2013年8月14日に竣工しています。

 西側には、地上46階、地下1階、高さ160.620m、総戸数565戸の「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」が建設されました。2016年1月に竣工しています。

 敷地北側には、正式には発表されていませんでしたが、「(仮称)西区阿波座駅前プロジェクト(北ゾーン)」として、地上37階、総戸数440戸の共同住宅1棟と商業施設(独立棟)が計画されていました。

● 日本生命病院
 
しかし、「日生病院」が移転する事に計画変更されました。「病院を核とした新たなまちづくり」ということで、大阪市西区立売堀にある「日生病院」を移転改築し、地上14階の新病院を建設することになりました。

 「新日生病院」は、2015年8月24日に、新病院新設予定地に於いて、「地鎮祭」を執り行い着工し、2017年12月末に竣工しました。

 2018年4月30日に開院し、2018年5月7日から通常外来を開始しました。正式名称は「公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院」と非常に長いです。

公益財団法人日本生命済生会日本生命病院の概要
◆ 計画名-(仮称)新日生病院建設プロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市西区江之子島二丁目1番54号
◆ 交通-Osaka Metro中央線・千日前線「阿波座」駅徒歩5分
◆ 階数-地上14階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部67.99m
◆ 敷地面積-7,351.74㎡(開発区域面積)、7,348.67㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-4,147.99㎡
◆ 延床面積-32,802.76㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-350床
◆ 診療科-循環器内科、消化器内科、総合内科(内分泌・代謝、免疫・アレルギー、呼吸器)、血液・化学療法内科、神経内科、腎臓内科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、心臓血管外科、産婦人科、小児科、神経科・精神科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸部外科、形成再建外科、放射線診断・IVR科、放射線治療科、麻酔・緩和医療科、リハビリテーション科、救急診療科、検査診断科、病理診断科
◆ 建築主-日本生命保険相互会社
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組・大成建設 建設共同企業体
◆ 着工-2015年08月24日(地鎮祭)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2017年12月31日
◆ 開院-2018年04月30日(通常外来開始2018年05月07日)


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北西側から見た上層階の様子です。四角形に見えますが、上層階は二等辺三角形となっています。ヘリポートは「R」表示の離着陸出来ない「ホバリングスペース」となっています。


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北西側から見た下層階の様子です。下層階は四角形です。


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下層階の外壁は、石材打ち込みの「PCカーテンウォール」です。大阪市中央区今橋の日生村のビル群と同じく、花崗岩貼りの重厚な病院になっています。


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下層階は、花崗岩に覆われた端正な外観の「日本生命保険相互会社本館」をオマージュしています。


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南西側から見た下層階の様子です。


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敷地西側です。


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敷地西側の「公開空地」です。


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公開空地の「植栽」です。


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先に竣工した「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」です。2016年1月に竣工しています。



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2018年10月 1日 (月)

「オリックス劇場」の近くの「日鉄住金物産ビル」跡地 地上31階、高さ約105m「(仮称)プレサンスロジェ新町タワー 新築工事」の建築計画のお知らせ

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-(仮称)プレサンスロジェ新町タワー 新築工事-

 「オリックス劇場」や「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」で構成されている「大阪ひびきの街」の南東側に新日鐵住金グループの「日鉄住金物産ビル」がありました。

 「日鉄住金物産ビル」は解体中で、跡地にはプレサンスコーポレーションにより、地上31階、高さ99.99mの超高層タワーマンション「(仮称)プレサンスロジェ新町タワー 新築工事」が建設されます。

 高さ99.99mは、軒高もしくは建築物の高さで、最高部は「南立面図」から推測すると約105mあります。延床面積は15,200.38㎡で、非常にスリムな超高層タワーマンションになります。

(仮称)プレサンスロジェ新町タワー 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町一丁目35番4(地番)
◆ 階数-地上31階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部約105m(南立面図より推測)、軒高99.990m
◆ 敷地面積-1,218..51㎡
◆ 建築面積-633.53㎡
◆ 延床面積-15,200.38㎡(容積対象面積10,438.35㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-プレサンスコーポレーション
◆ 設計者-日企設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年05月上旬予定
◆ 竣工-2023年03月下旬予定


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「(仮称)プレサンスロジェ新町タワー 新築工事」の建設予定地を南東側から見た様子です。既存建物の解体工事が行われています。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)プレサンスロジェ新町タワー 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。高さ99.99mは、軒高もしくは建築物の高さで、最高部は「南立面図」を拡大して測ると約105mあります。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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すぐ北西側に「オリックス劇場」や「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」で構成されている「大阪ひびきの街」があります。



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岡山市 あと少しで竣工 地上21階、高さ約73mの「ハレクロスタワー(グレースタワーⅢ)」

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-ハレクロスタワー(グレースタワーⅢ) -

 岡山市北区の「(仮称)中山下一丁目1番地区第一種市街地再開発事業新築工事」は、JR岡山駅から東側に伸びる幹線道路「桃太郎通り」と南北の幹線道路「柳川筋」が交差する交差点(柳川ロータリー跡)南東角の再開発計画です。

 引用資料 公式ホームページ
 岡山市中山下一丁目1番地区第一種市街地再開発事業 

 2棟で構成され、「A棟」が、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ約73m、地権者所有の「B棟」が地上4階となっています。愛称は、建物が「ハレクロスタワー」、 広場が「はれの広場」に決定しています。

 5階~21階の共同住宅部分は、両備ホールディングスの「グレースタワーⅢ」になります。すでに全戸完売しています。一足早く「B棟」の建築工事が2017年4月6日に完了しています。

ハレクロスタワー(グレースタワーⅢ)の概要
◆ 計画名-(仮称)中山下一丁目1番地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-岡山県岡山市北区中山下一丁目1番101他 2筆
◆ 階数-(A棟)地上21階、塔屋1階、地下1階、(B棟)地上4階
◆ 高さ-約73m
◆ 敷地面積-2,681.12㎡
◆ 建築面積-約1,823㎡
◆ 延床面積-23,684.94㎡(A棟:23,205.26㎡、B棟479.68㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-「A棟」1階(商業)、2階(クリニック)、3階・4階(高齢者施設設)、5階~21階階(共同住宅)、「B棟」1階(商業)、2階~4階(共同住宅)
◆ 総戸数-(A棟)5階・6階:賃貸住宅23戸、7階以上:分譲住宅122戸、(B棟)賃貸住宅6戸
◆ 建築主-岡山市中山下一丁目1番地区市街地再開発組合(両備ホールディングスが参画)
◆ 設計者・監理者-アーキスコープ
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年01月15日(起工式)
◆ 竣工-2018年12月28日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 総事業費- 約75億円(うち補助対象事業費約28億円)


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「施設イメージ」です。


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「ハレクロスタワー(グレースタワーⅢ)」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。


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西側から見た下層階の様子です。地権者所有の地上4階の「B棟は、一足早く2017年4月6日に完了しています。


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建物の北西面です。


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「HARE-CROSS TOWER」のロゴです。


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エントランス部分です。


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東側の「外構工事」の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南東側の「東中山下公園」から見た様子です。



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