もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2018年11月7日の建設状況
-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。
「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。
引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~
(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定
「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。
「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。デザインが少し変更になっています。
「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。
2台稼働していた「アースドリル掘削機」が1台になりました。
それに伴い、2基あった「安定液タンク」も1基になりました。「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が最終段階を迎えています。
それに代わって、「三点式パイルドライバ」が2台登場しました。「山留め壁」の構築が始まりました。
● 多くの建設現場と工程と逆
多くの建設現場では、先に「三点式パイルドライバ」で「山留め壁」を構築して、次に「アースドリル掘削機」で「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。理由はよく分かりませんが、この現場は順番が逆になっています。
1台目の「三点式パイルドライバ」です。
2台目の「三点式パイルドライバ」です。この段階では「リーダー」を傾けて、「クローラークレーン」として使用しています。
「三点式パイルドライバ」に装着する「三連型アースオーガ」が地上に置かれています。
「旅館業施設計画の概要」です。客室数202戸のホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。ホテルは、1階と4階~8階となります。
「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築計画のお知らせです。
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