京都・祇園 「帝国ホテル」が、国の登録有形文化財の「弥栄会館(やさかかいかん)」を高級ホテルに改修!
-祇園甲部-
現在、京都には「祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東」の5つの花街があり、これを総称して「五花街(ごかがい)」と呼んでいます。「花見小路通」の東側には、祇園甲部の本拠地である「祇園甲部歌舞練場」があります。
● 弥栄会館(やさかかいかん)
「日本経済新聞」の11月28日の報道によると、「帝国ホテル」は2020年をめどに京都・祇園に新たにホテルを開業します。国の登録有形文化財の「弥栄会館(やさかかいかん)」をホテルとして改修します。
日本経済新聞(2018/11/28)
京都・祇園に帝国ホテル 20年メド、弥栄会館を改修
日本有数の花街である祇園の中心部に立つ国の登録有形文化財に耐震改修を施し、富裕層向けに宿泊施設として活用します。国内外から観光客が集まる京都市で、不足する高級ホテルの需要を取り込む狙いです。
弥栄会館(やさかかいかん)
「弥栄会館(やさかかいかん)」です。地上5階、地下1階、鉄骨鉄筋コンクリート造で、「大林組」の施工により、1936年に竣工しました。
「弥栄会館」は、国の登録有形文化財となっています。
「弥栄会館」は、外壁に窓の無い部分も多く、ホテルの客室には向いていません。国の登録有形文化財なので、改修時に窓を設置するのは不可能だと思われます。どうするのでしょうか?
祇園甲部歌舞練場
「弥栄会館」と「祇園甲部歌舞練場」は同一敷地内にあります。「祇園甲部歌舞練場は、祇園甲部の本拠地です。
花見小路通(はなみこうじどおり)
「弥栄会館」の西側は、京都・祇園の南北のメインストリート「花見小路通」です。北は三条通から南は安井北門通までの約1kmです。特に「四条通」の南側は、電線類地中化および石畳の整備が完成しており、非常に情緒ある町並みとなっています。
「花見小路通」の南端は、「建仁寺」前の「安井北門通」です。
| 固定リンク
« 福岡ソフトバンクホークス ヤフオクドーム隣に「エンターテイメントビル(仮称)」建設 「さっしー(指原莉乃)」も大喜び 「HKT48劇場」が復活! | トップページ | 南本町四丁目 地上29階、高さ約89mのホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」 2018年11月27日の建設状況 »
「61 京都府」カテゴリの記事
- 京都駅の周辺エリア 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用に係る公募の実施!(2023.03.12)
- パナソニックホールディングス 「関西文化学術研究都市」にある研究開発拠点を売却 門真市の本社エリアに集約!(2023.02.16)
- 「龍谷大学」と付属平安中高の施設設備整備事業を一体的に実施 七条大宮のランドマーク「黎明館」龍谷大学大宮キャンパスに誕生!(2023.01.15)
- JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業 概要・デザインが公開 2025年夏頃に一部供用開始予定、2026年冬頃に全面供用開始予定!(2022.12.18)
- JR向日町駅東口 地上36階、高さ128.5mの「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者を「大林組・大鉄工業JV」に決定!(2022.12.13)