日本の4大競馬場の1つである「京都競馬場」 京都競馬場整備将来構想 「グランドスワン」を全面的に建て替え!
-京都競馬場-
日本の4大競馬場の1つである「京都競馬場」は、1908年(明治41年)に島原競馬場で近代競馬が開催されたのを発端とし、その後丹波町須知へ移転を経て1925年(大正14年)に、現在地開設されました。
この間、幾度かスタンド改築を経たものの「グランドスワン」につい ては、1980年の竣工以来38年が経過し、利用者のニー ズに必ずしも合致しなくなっていました。
そこで、京都競馬場開設100周年を迎える2025年の記念事業一環と して、 今後も将来にわたり、地域と調和し快適で魅力的な競馬場 施設であり続けるために、 社会や時代に即したスタンドの改築 ・改修をはじめ 、馬場、厩舎(きゅうしゃ)を含めた施設全体の一的な再整備構想・検討し ています。
引用資料 JRA日本中央競馬会(2018/11/01).
京都競馬場整備将来構想
現在の、グランドスワンの規模は、地上7階、地下1階、延床面積約65,000㎡です。新グランドスワンの規模は、地上6階、地下1階、延床面積約57,000㎡と少し規模が小さくなる予定です。
中央競馬の売上高のピークは1997年の約4兆円でしたが、現在はピーク時の約3分の2まで落ち込んでいます。競馬人口が大幅に減少しているので、グランドスワンの規模縮小は、市場に合わせた妥当な判断だと思います。
「土地利用・施設配置構想図」です。
「棟別工事概要(面積は概数)」です。
京都競馬場
現在の「京都競馬場」です。1980年代に京阪電車の車窓から始めて見た時に、京都競馬場だとは知らなかったので、 ”何? この物凄い白亜の殿堂は? 中央大学多摩キャンパスみたい!” と思いました。
当時、多摩キャンパス(八王子市)に移転したばかりの中央大学の白亜の校舎群は大変話題になっていました。だから最初は大学かと思いました(笑)。
京阪本線淀駅
「京都競馬場」は、京阪本線淀駅のすぐ近くにあります。京阪本線淀駅は、「京阪本線淀駅付近連続立体交差化事業」が完了して、地上の相対式の2面2線から2面4線の立派な高架駅に生まれ変わりました。
臨時改札口
競馬開催時のみ稼働する京阪本線淀駅の「臨時改札口」です。凄い数の改札機が並んでいますが、「GⅠレース」の開催時にはフル稼働します(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
京都競馬場に向かう陸橋です。この先が「ステーションゲート」です(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
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