うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 2018/12/11 「仮線工事」をじっくり見てみました!
-JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。
区間別の構造概要と工事の進め方
大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
引用資料 大阪市・公式ホームページ
JR東海道線支線地下化事業
工区割図
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。
各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV
北1工区の工区位置図と施工ステップ
「北1工区」の工区位置図と施工ステップです。「梅田貨物線」の現在線を仮線に切り替えて、現在線跡地に「地下函体」を構築します。
「北2工区」で、「仮線」の軌道の整備が行われています。
バラスト軌道で単線の軌道の整備が行われています。
更に南側で既存の軌道に合流します。
「分岐器」が設置されており、合流する手前で複線になります。
「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から北側が「北1工区」です。高架橋の直下も「北1工区」になります。
高架橋の直下で、「踏切」の設置工事が行われています。「踏切」は工事用車両専用で、一般には解放されないと思われますが、歩行者には解放されるかも知れません。
東側の側道です。側道は「歩行者専用」なので、踏切を開放したとしても安全上大きな問題は無いと思います。
「踏切」の北側です。
高架橋を過ぎたあたりで、複線に分岐します。
「シーサスクロッシング」の「分岐器」です。
| 固定リンク
« 北大阪健康医療都市(愛称:健都) 国立循環器病研究センター移転建替整備事業 2018/12/11 巨大病院の全容が姿を現す! | トップページ | 北大阪健康医療都市(愛称:健都) グランドオープンしたJR西日本の複合商業施設「VIERRA岸辺健都」 »
「91 鉄道編・JR」カテゴリの記事
- 大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線 JRルート・浮庭橋付近の「道頓堀川左岸側工事」 2025年1月10日の建設状況(2025.01.13)
- 大阪ステーションシティ JR大阪駅(うめきたエリア)地上部「うめきたグリーンプレイス」 2024年10月22日の建設状況(2024.10.28)
- JR大阪駅 大阪駅(うめきたエリア)地上部「うめきたグリーンプレイス」 2024年12月12日に駅前広場一部供用開始、2025年3月に全面開業!(2024.10.20)
- 大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線 ホームは地下4階と地下5階に縦配置の「(仮称)中之島駅」 2024年10月9日の建設状況(2024.10.18)
- 中之島 地上57階、高さ約205mの「(仮称)中之島五丁目3番地計画」 & 地上52階、高さ約196mの「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」(2024.10.13)
「03 グランフロント大阪(うめきた)」カテゴリの記事
- 「イノゲート大阪(2階)」 と「グラングリーン大阪 南館(2階)」を接続する歩行者デッキ 2024年12月23日の建設状況(2025.01.05)
- グラングリーン大阪 うめきた公園の「芝生広場」 オープンから4ヶ月近く経過して「天然芝」で継続的に運営できる目途が立つ!(2024.12.31)
- グラングリーン大阪 全戸完売 地上46階、高さ約172m、総戸数484戸の「THE NORTH RESIDENC」 2024年12月23日の建設状況(2024.12.27)
- グラングリーン大阪 地上47階、高さ約184mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」 2024年12月23日の建設状況(2024.12.24)
- グラングリーン大阪 ヒルトン創業者がすべてのホテルの最高峰と称した「ウォルドーフ・アストリア(Waldorf Astoria)」 2025年4月3日(木)に開業!(2024.12.08)