うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part5・南1工区 2018年12月4日の建設状況
-JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。
区間別の構造概要と工事の進め方
大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
引用資料 大阪市・公式ホームページ
JR東海道線支線地下化事業
工区割図
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。
各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV
南1工区
「南1工区」の範囲です。施工範囲417mで、「大林組・淺沼組JV」」の施工により行われています。「なにわ筋線」が北側に分岐する部分の施工も含まれている事が分かります。
南1工区
梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「南1工区」です。「南1工区」は、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。
「南1工区」の北東側です。
「阪神高速道路」の出入口です。
「南1工区」の南西側です。
「日通ビル(日本通運大阪支店)」の東側で、ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機」が稼働しています。地中障害物の撤去を行っています。
「日通ビル(日本通運大阪支店)」は、工事に伴い解体されます。
「日通ビル(日本通運大阪支店)」の西側でも本格的に工事が行われています。
| 固定リンク
« 大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2018年12月4日の建設状況 | トップページ | 名古屋市 国際展示場新第1展示館整備事業 アリーナコンサート対応の15,000人の収容規模! »
「91 鉄道編・JR」カテゴリの記事
- JR京橋駅 京橋駅周辺のまちづくり検討調査業務委託 公募型プロポーザルを公告!(2022.06.30)
- JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業 六地蔵駅改良工事の概要が決定 ホームを京都方面へ延伸・移設、ホーム部分の曲線緩和!(2022.06.26)
- JR西日本 広島駅在来線中央口改札横(橋上階)の増床部 2022年7月1日より順次開業!(2022.06.22)
- うめきた2期区域 うめきた(大阪)地下駅に導入するシステム ~デジタル可変案内サイン・世界初のフルスクリーンホームドア~(2022.06.19)
- 松山市 JR松山駅付近連続立体交差事業 高架化される「JR松山駅」の西口デザイン案が公表!(2022.06.15)
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- JR京橋駅 京橋駅周辺のまちづくり検討調査業務委託 公募型プロポーザルを公告!(2022.06.30)
- 世界で最も住みやすい都市ランキング2022 「ウィーン」が 首位に返り咲き 大阪が10位にランクイン! (2022.06.24)
- これにはビックリ! 大阪のランドマーク的な存在「大阪マルビル」を建て替え 地上30階、高さ約123mの現状建物から高層化する予定!(2022.05.14)
- 阪急阪神ホールディングス 「大阪日興ビル」と「梅田OSビル」の一体開発 「大阪日興ビル」の信託受益権の一部を追加取得!(2022.05.13)
- 大阪企業の希望の星 空調のベンツと呼ばれる「ダイキン工業」 2022年3月期の連結決算 売上高3兆円・営業利益3,000億円突破!(2022.05.11)