名古屋の中心部・栄のランドマーク 中日ビル(中部日本ビルディング) 地上31階、高さ約170mの超高層ビルに建て替え!
-中日ビル(中部日本ビルディング)-
「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月末をもって「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館し、新ビルに建て替えることを決定しています。
「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。
耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。
● 地上31階、高さ約170mの超高層ビルに建て替え!
「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は12月6日に、「中日ビル(中部日本ビルディング)」の建て替え計画で、新ビルが、地上31階、地下4階、高さ約170m、延床面積約113,000㎡になると発表しました。
中日新聞(2018/12/06)
新・中日ビルは31階建て 24年度完成
新ビルにはオフィス、ホテル、商業施設、多目的ホール、駐車場などが入る予定で、名古屋市から都市再生特別地区の指定を受け、容積率は緩和により現在の948%から1.5倍の1470%を目指します。
中日ビル(中部日本ビルディング)建て替えの概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号
◆ 階数-地上31階、地下4階
◆ 高さ-約170m
◆ 敷地面積-6,591.5㎡
◆ 延床面積-約113,000㎡
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設、多目的ホール、駐車場
◆ 建築主-中部日本ビルディング、中日新聞
◆ 解体-2020年度までに解体予定
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2024年度予定
「中日ビル(中部日本ビルディング)」を北西側から見た様子です。現在の中日ビルは、2019年3月末に閉館し、2020年度までに解体される予定です。
中日ビル(中部日本ビルディング)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号
◆ 階数-地上12階、塔屋4階、地下4階
◆ 高さ-約53m
◆ 敷地面積-6,591.5㎡
◆ 建築面積-5,772.4㎡
◆ 延床面積-84,491.7㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、劇場、文化センター、飲食店、ショッピング街、催事場・宴会場、他
◆ 建築主-中部日本ビルディング、中日新聞
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-1963年11月
◆ 竣工-1966年04月26日
◆ 閉館-2019年03月末予定
外観の特徴である最上階の円盤状の構造物です。
少し角度を変えた様子です。南北に細長いビルです。
| 固定リンク
« うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 Part2・北2工区 2018年12月4日の建設状況 | トップページ | 京都市立芸術大学 JR京都駅すぐ近くの「崇仁地区」に移転 基本設計の概要の公表により、詳細な外観イメージや平面図が公開! »
「71 愛知県」カテゴリの記事
- 名古屋市 ささしまライブ24地区の南側 ウォーターフロント空間 中川運河堀止地区開発「NAKAGAWA CANAL DOORS(仮称)」工事着手!(2024.12.05)
- 名古屋駅周辺のビル6棟を一体開発する「名鉄 名古屋駅地区再開発」 高さ約180mの超高層ビル3棟 2026年度にも解体工事に着手!(2024.12.01)
- 名古屋市 久屋大通駅直結の高い利便性を有し久屋大通公園に臨む複合ビルが誕生 「(仮称)錦三丁目5番に街区計画」の起工式を2024年10月7日に挙行!(2024.10.08)
- 名古屋市 (仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト 複合ビル、大学校舎を整備 一期工区を2025年2月に着工、2027年春のオープン!(2024.10.06)
- デンソー(DENSO) 愛知県西尾市の「善明製作所」に新工場を建設 デジタル化による24時間無人稼働の次世代工場を目指す!(2024.09.16)