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2018年12月24日 (月)

四条通のシンボル 登録有形文化財「京都四條南座」 耐震・改修工事を終えてリニューアルオープン!

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-京都四條南座-
 「松竹」が保有、経営する直営劇場、「京都四條南座」の現在の建物は、京都の歴史的景観に溶け込んだ劇場として、1996年には国の「登録有形文化財」に登録され、京都市の歴史的意匠建造物にも指定されています。

 1929年(昭和4年)の建築以来、複数回の設備改修や1991年の大規模改修を経ています。しかし、2015年から耐震診断が行われましたが、改正耐震改修促進法の耐震基準を満たしていないことが判明し、初春公演が終わった2016年1月19日から公演は行われず休館となっています。

● 2018年11月1日にリニューアルオープン!
 「京都四條南座」が、3年弱にわたる耐震・改修工事を終え、2018年11月1日にリニューアルオープンしました。11月1日~12月26日まで「吉例顔見世興行」が行われています。

南座耐震補強大規模改修工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区四条通大和大路西入る中之町198
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-1,952.6㎡
◆ 建築面積-1,797.3㎡
◆ 延床面積-6,521.0㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 工事内容-建物全域に亘る耐震補強工事及び設備更新工事
◆ 用途-劇場
◆ 客席数-従来と同程度を予定(従来は1,078席)
◆ 建築主-松竹
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2018年秋
◆ 開場-2018年11月01日


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2018年11月1日にリニューアルオープンした「京都四條南座」です。出来れば、耐震・改修工事に合わせて周辺の「電線類地中化」を行って欲しかったです・・・


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北側から見た様子です。


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顔見世興行の「まねき」
 京都の師走の風物詩である「顔見世興行」が行われています。「顔見世興行」の役者の名前を書いた「まねき」が並べられています。


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勘亭流
 
「まねき」は、「勘亭流」という書体で書かれています。「勘亭流」は江戸時代から興行などで使われる独特の書体で、ジャンルによって書体が異なり、劇場によっても変わるので、南座のまねきは誰にでも書けるものではありません。


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北西側から引いて見た様子です。


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西側から引いて見た様子です。


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アップです。


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大屋根は「軽量瓦」に葺き替えられました。



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