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2018年12月23日 (日)

京都随一の繁華街「四条通」の歩道拡幅 ええー!この状態ですべての工事が完了? ♪ そんなバカなバカな ♪

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-四条通歩道拡幅-

 京都市は、「歩くまち・京都」を掲げる市の重点事業として「四条通」の歩道拡幅を行いました。工期は2014年11月17日のい着工し、2015年10月末に完成しました。

 整備は、基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めました。車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなりました。

 バス停は、東西行き合わせて16ヶ所に分散していましたが、計4ヶ所(西行き2ヶ所、東行き2ヶ所)に集約しました。拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」となり、バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。

 タクシー乗り場は、拡幅した歩道に切り込む形で整備しました。また、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保しました。

● 地上機器の美装化のお披露目
 工事は、2015年10月末に完成しましたが、歩道上の「地上機器」の関連が終わっていませんでした。事業に係る全ての工事が完了したため、2018年9月3日にこれを記念するとともに地上機器の美装化のお披露目を行いました。

 京都市情報館(2018/08/17)
 四条通歩道拡幅事業完了と地上機器美装化のお披露目について 

 私は、このニュースを見た時に、「えーーー! これで完成? これはダメでしょう!」と思いました。思わず頭の中で ♪ そんなバカなバカな バカバカバカ バカな ♪ と歌ってしまいました(涙)。


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歩道幅が6.5mに拡幅されて格段に歩きやすくなりました。


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奇麗になった「バス停」です。


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まるで障害物競走

 しかし、歩道上に「地上機器」がでんと構えています。他の場所ならまだしも、京都随一の繁華街「四条通」です。歩行の邪魔になる上に、ぶつかる可能性があり危ないです。避けて歩く時には障害物競走をしているような感覚です。

 私は、32基すべての「地上機器」が歩道の端に移設されるのかと思っていましたが、かなりの数がそのままの状態で、全ての工事が完了してしまいました。

● どうして歩道の端に移設出来ないのか?
 このあたりの地下には、「阪急京都線」が走っており、その上には「地下道」があります。そのため「地中障害物」の関係で移設できないのかも知れません。

 また、予算の問題もあるのかも知れません。しかし、京都の顔とも言える場所なので、英知を結集してなんとかして欲しかったです。


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歩道の端に移設された場所もあります。その違いがよく分かりません・・・


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「ルイ・ヴィトン 大丸京都店」の前がこの状態では悲しいです。


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「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」の前です。


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地上機器の美装化及び安全対策
 
歩道の中央部にあり景観面と安全面から課題となっていたため、地上機器32基を美装化しました。直方体の機器の上に斜めの台を取り付けました。


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京都の四季の移ろいを描いた「磁器板」が取り付けられています。


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完成するまでは、暫定的な帽子が取り付けられていました。やっつけ感が凄いめちゃめちゃシュールな衝撃軽減の台でした(笑)。



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