国土交通省発表 2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績(速報値) 1位「博多港」・2位「那覇港」・3位「長崎港」
-訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績-
1月18日に、「国土交通省」から「2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)」の発表がありました。2018年(1月~12月)の訪日クルーズ旅客数は、前年比3.3%減の244.6万人となりました。
引用資料 国土交通省(2019/01/18)
2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)
方面別に見ると、最大のシェアを持つ中国発の訪日クルーズ旅客が202万人(対前年比7.0%減)と減少、一方で、我が国発着クルーズで入国した訪日クルーズ旅客は7.3万人(対前年比43.1%増)と増加しました。
外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数は、少し前までは「博多港」が2位に圧倒的な差をつけてダントツで日本一でしたが、2年連続減少しています。「博多港」を猛追していた「長崎港」も減少し、「那覇港」に2位の座を明け渡しました。
それでも、外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数は、「博多港、那覇港、長崎港、平良港(宮古島)、石垣港、佐世保港、鹿児島港」などの九州・沖縄の港湾がベスト7を占めています。
外国船社が運航するクルーズ船は、需要が圧倒的に多い中国を母港として、中国→台湾→沖縄→九州→韓国→中国(またはその逆)の東シナ海を運航するルートが主力となっています。
● ベラビスタマリーナ(広島県尾道市)
日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数で、「ベラビスタマリーナ(広島県尾道市)」がいきなり1位になりました。調べてみると独自の小型クルーズ船で、「ベラビスタマリーナ」を母港として、瀬戸内海クルーズ行っているようです。
アメリカの有力紙であるNYタイムズが選ぶ「2019年に行くべき52ヶ所」で、日本から唯一「瀬戸内の島々」が選ばれ、7位にランクインしました。ここ最近、瀬戸内海は海外でも評判が上がっています。
私は世界遺産のベトナムの「ハロン湾」を見て、 ”こんな場所が日本にあったらなあ!” と何度も思った事があります。「ハロン湾」ほどではありませんが、瀬戸内海の島々の風景もかなりレベルが高いと思います。
我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数
順調に伸びていた外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数ですが、前年比5.0%減の1,913 回となりました。今後は今までのような急激な伸びは見込めないと思いますが、上下を繰り返しながらなだらかに伸びて行くと思われます。
外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数
2018年(1月~12月)、外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。
外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数
2018年(1月~12月)、外国船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。
日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数
2018年(1月~12月)、日本船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。
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