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2019年1月18日 (金)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工部分 2019年1月15日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。

● 米中貿易摩擦は想像以上に深刻
 昨日、かなりショックなニュースがありました。順風満帆だった「日本電産」が、2019年3月期の決算を従来の最高益予想から一転して6年ぶりの最終減益に下方修正しました。

 日本経済新聞(2019/01/18)
 日本電産・永守会長「尋常でない変化」    

 背景にあるのは中国事業での想定を超える逆風です。中国での需要が急減し、車載向けや家電向けのモーター事業が急激に悪化しているそうです。永守重信会長によると「11、12月と、ガタンガタンと落ち込んだ。」、「尋常でない変化が起きた」そうです。

 米中貿易摩擦に端を発した経済の不確実性が、中国経済を中心とした世界の実体経済に深刻な影響を及ぼしてきているようです。
 これは、「日本電産」に限らず他の企業の中国事業も同じ状況だと予想出来ます。日本企業の決算下方修正が続出しそうで心配です。

 まさか「リーマンショックの再来」にはなならいと思いますが、景気が後退するとプロジェクトの延期や凍結が次々と起きるので、世界の英知でなんとか回避して欲しいです。リーマンショックの悪夢は2度と味わいたくないです。


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「北3工区」の南側です。


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北3工区の未着工だった区間

 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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何かの工事は始まっています。


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東側から見た様子です。


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何かを建込んでいます。


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「シートパイル(鋼矢板)」がダンプトラックで運ばれてきました。


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「シートパイル(鋼矢板)」が東西方向に2列建て込まれています。まだ本工事では無く、準備工事のようです。この段階で「シートパイル(鋼矢板)」を東西方向に建込むのは何のため? 

 まだ「地中障害物」が残っている? 「梅田スカイビル」への通路をこの部分の地上に移設するために、地下空間を先に掘削? よく分かりません・・・


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技研製作所の「サイレントパイラー」で、「シートパイル(鋼矢板)」を建込んでいます。


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「北3工区」の北側を南東側から見た様子です。



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