関西国際空港連絡橋 2月12日と13日の夜間に修復した橋桁の架設 2019年3月中の対面通行規制解除!
-関西国際空港連絡橋-
国土交通省は、「台風第21号」の影響によりタンカー船が衝突した「関西国際空港連絡橋」については、橋桁の損傷の程度が著しいことから再利用可能な一部分を除き、新しい橋桁を製作して架け直す方針としました。
この方針を踏まえ、海上での作業を予定している2019年春頃の天候が安定し、作業に支障が生じなければ、2019年のゴールデンウィークまでに、連絡橋を完全復旧することを目標に作業を進める事になりました。
損傷した「関西国際空港連絡橋」の片方の橋桁は、大阪府堺市にある「IHIインフラシステム」の本社(堺工場)に運ばれています。全長約98m、重さ約1000トンで、衝突の衝撃で穴が開き歪んでいるため修復ができず、新たに作り直しています。
もう片方の橋桁は、和歌山県海南市の「高田機工(和歌山工場)」に陸揚げされています。和歌山の方の「橋桁」は、全長約90mの半分程度が使える状態です。
● 2019年3月中の対面通行規制解除!
「国土交通省」は1月18日に、「台風第21号」の影響でタンカーが衝突した関西空港と対岸を結ぶ連絡橋について、3月中にも対面通行規制を解除できる見通しが立ったと発表しました。
引用資料 国土交通省(2019/01/18)
関西国際空港連絡橋対面通行規制解除の見込みについて ~平成31年3月中の対面通行規制解除~
2月12日および13日の夜間に修復した橋桁の架設を行います。その後の舗装、照明設置等の工事が順調に進めば、3月中には、現在実施している対面通行規制を解除し、上下線各2車線の4車線を確保できる見込みです。6車線での完全復旧については、ゴールデンウィークまでに完了する目標で作業を進めます。
「関西国際空港連絡橋」の空港側の付け根部分にタンカーが衝突しました。2018年9月12日から損傷した「道路桁」をクレーン船で吊り上げて撤去する作業を行いました。
「位置図」です。
「橋桁の工場における組立状況」です。「IHIインフラシステム」の本社(堺工場)での組立状況のようです。
「橋桁の工場における組立状況」です。高田機工の名称が見えるので、「高田機工(和歌山工場)」での組立状況のようです。
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