「京都駅」の北東側 バブル崩壊後の塩漬けの土地が動き出す 客室数472室の「(仮称)京都七条ホテル計画」 2019年1月4日の建設状況
-(仮称)京都七条ホテル計画-
JR京都駅北東側に、バブル崩壊後ずっと塩漬けになっていた土地があります。「京都新聞」によると、経営破綻した消費者金融大手「武富士」がかつて所有していましたが、バブル経済の崩壊で地価が下落、未開発のまま別会社に売却後、2017年8月に外資系の信託会社名で信託登記されていたそうです。
京都市はホテルの建設ラッシュになっています。この土地も駅に近い好立地と旺盛な宿泊需要で高い稼働率が見込めると判断したとみられ動き出しました。
「京都新聞」によるとホテルは、宴会場などを設けない宿泊主体型の施設で、国内外でホテル事業を手掛ける「共立メンテナンス」が運営するようです。
(仮称)京都七条ホテル計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区七条通間之町東入材木町491番地 他
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部33.93m、軒高31.0m
◆ 敷地面積-2,435.03㎡
◆ 建築面積-1,932.94㎡
◆ 延床面積-16,829.89㎡(容積対象外⾯積946.64㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-472室
◆ 建築主-ウィンチェスター特定目的会社
◆ 設計者-戸田建設、東洋設計事務所
◆ 監理者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2018年08月01
◆ 竣工-2020年03月15日予定
「(仮称)京都七条ホテル計画」の建設現場を北東側から見た様子です。JR京都駅北東側になります。
西隣は駐車場となっています。ここも遠くない先に開発されると思われます。
更に西側です。
内部では「埋蔵文化財発掘調査」が行われていましが、完了して再び駐車場になっています。
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